2009年12月21日月曜日

♪終了しました~船橋にて♪

2009年12月11日(金)

船橋市三咲公民館 14時開演 無料(要申込)

"ヴァイオリンとピアノによる名曲コンサート"

ベートーヴェン : ピアノとヴァイオリンの為のソナタ D-dur Op.12-2
クライスラー : 美しきロスマリン、愛の悲しみ、愛の喜び
バルトーク : ルーマニア民族舞曲
R.シュトラウス : ピアノとヴァイオリンの為のソナタ



 またまた光栄なことに、5月にもお世話になったピアニスト樋口かおりさんから、彼女の地元でのコンサートへの出演のお誘いを受け、デュオ・コンサートが開かれます!ここの会場での定期的に開かれているコンサート・シリーズの一環のようです。
 もともと2人とも『デュオ・コンサート』のつもりで、大好きな"室内楽"作品(ソナタなど)を主にプログラム構成したのですが、コンサートの題名がいつの間にか『名曲コンサート』となっていた・・・!う、うーん、もちろんどれも名曲ではあるが・・・金曜日の昼下がりに誰にでも楽しんで頂けるもの・・・と、もう一度検討し直し、プロコフィエフをクライスラーに変更しました!コンサートはプログラミング・構成が本当に重要なので、このように状況によって柔軟な対応も大切になってきます。
 今はこの為のリハーサルを2人で行っていますが、あと一週間、作品をより練っていって、本番では楽しいのは勿論、いい演奏をお届けできるように、充実した時間を過ごしていきたいと思います。


 もー、は?リポート?ってくらい過去になっちゃってます、ごめんなさい!でもでも、リポートいたしますっ!
 コンサート、当日だけなぜか冷たい雨に降られると言う悪天候だったにも関わらず、しかも入場無料にも関わらず(天気が悪いから行くのやめよう、となり易い)、満席のお客様に恵まれて、またまた楽しいステージを過ごすことができました!しっかし、会場の音響の面では、なかなか、修行の場・・・という音の吸収率・・・!たっぷりドレープのカーテン(しかもコールテン生地!)が奏者の周りに大量に張り巡らされており、いやはや~最後のリヒャルト・シュトラウスの壮大な音の世界もギュンギュン吸ってくれていたのが、なかなかのものでした!苦笑 それでもプログラムには緩急つけてトークを挟みながら全体的な流れとしては楽しんでいただけたかなぁなんて思ったりしています。(^^)
 こうして、今回もピアニストの樋口かおりちゃんのお陰で、このような機会を経験できたこと、本当にありがたく心から感謝です。それに、どんな舞台でもそれぞれに学ぶことが多くて多くて・・・!本番を踏むたびに自分の課題を真正面から突きつけられて、クー・・・と悔しかったり、そこからまたやる気が沸いたり、何にしても最高のエッセンスをもらえます。あぁなんて幸せなんでしょうか~!
 この度もこうして、自分が最高の仲間や機会に恵まれて大好きな音楽を伝える役目に立てることに心から感謝。みなさまに御礼を申し上げます!

 

2009年11月30日月曜日

つ、続き・・・?

 ・・・って、どんだけ時間経ってるの??もう11月も終わりです・・・
 あは~、すみません。。
 仕事で風邪をもらって寝込んでいたりの空白の時間が多かったのですが、まぁその辺は今は置いておいて、とにかくこのテーマを完結させねば!

 要するに、ドライブ先でヌーボー解禁を知って急所ワイナリーへ行き、試飲を楽しんだ、という話です。まとめすぎ??苦笑


 はい。
 大泉方面→勝沼方面へは富士山が臨めます!いいでしょう~この眺め!


 目指すワイナリーは『ぶどうの丘』というだけあって、ほんとに丘にある!丘を上ったり下ったり上ったり・・・上りきって、着きました!!敷地内の並木が紅葉し始めている!(まだ11月始め。全般的に紅葉は殆どまだでした。)


あああ~~、ホントに来たのね、ここに!!!


 実は帰国してからというもの、こうしてワイナリーへ行き、試飲をしてワインを楽しむ日をひそかに夢に描いていたのですが(いやホントに)、唐突にその夢が今叶おうとしているわけ!

 というのも、ドイツにいる間にワインがすっかり好きになりました。ドイツといえばビール、かもしれませんが、ワイン(特に白)もかなりの特産です!各地のワインをボトル3ユーロ(400円程度)も出せば充分おいしく楽しめて、いや~あれはホント最高でしたよ!正に、水より安い??

 日本ではドイツのワイン、しかも私がいたバーデン地方のものは身近では殆どお目にかかれません。あぁあの味が私にとっての懐かしくおいしい味・・・遠い目

 しかし、日本のワインも捨てたものでは無い!何しろ、今や山梨ワインは海外にも輸出され、フランスでは既にブランド化しているというではありませんか!



 いや~~・・・そんなワケで、念願のワインの試飲!!ワインに囲まれ、お気に入りを探す!!没頭。




 専用の試飲用グラス。
(ガラスじゃないけど)




 個人的にめちゃくちゃ興奮しました~!は~予想以上に楽しかった!!
 (しかし、ドライバーは飲めない・・・やはり電車などで行くべき所・・・)


 気晴らしのドライブ。最後には~思いがけず~夢叶い~。純粋に嬉しい一日となりました。う~ん、やっぱりこういう生活のメリハリって大切ですねぇ!
 秋の行楽日和に、最高の一日を過ごせて気持ちが爽快になりました!

                やっと、完・・・

2009年11月10日火曜日

続き、車を走らせて

 
 はい、続けますよ~!笑 (完全に音楽からかけ離れています・・)

 今回は自分が演奏するわけでもなく、何とも気楽な山梨滞在♪
 おまけに少し休みが続いていたので、秋の連休、ドライブってしまおう!!・・・といっても運転は私ではなく両親なんですが・・・苦笑

 長坂・大泉方面にある母のオススメのケーキ屋さん(喫茶店)へGO!その前にランチをお隣のお蕎麦屋さんで・・・という案で、車を走らせることおよそ30分。紅葉は殆どまだでしたが、木々の緑、山々の中を走り抜ける景色は本当に気持ち良くて、まさに爽快!

 そしてすぐ到着!しかーしいきなりお蕎麦屋さんが閉まっていた為(なんだこの出足は・・・汗)、もう一度来た道を戻って、他の食事処を探したところ、周辺で唯一営業していたお店『木亭』さんに入りました。

 これがおいしかったです!私はメンチカツ定食を頼みましたが、他にもたくさんメニューがあり、ボリュームもけっこうあり、しかもほっとする優しいお味で、食欲増進、キレイに平らげて元気モリモリに!
 (というか、やっぱり日本は食べ物がおいしいっ!定食もすばらしい!)


 なにより木々に囲まれた静かなところ、いいわ~!んん?なんだかこの感じ、懐かしい・・・?


 その後、目的のケーキ屋さんへ。
 ここの『ウィーンのザッハトルテよりおいしいザッハトルテ』が、既に売り切れ・・・入店できてホッとしたのも束の間、今日はタイミング逸してる感が否めない気が・・・。

 しかし。他の3種類のおいしいケーキとおいしいコーヒー、落ち着いたきれいな店内、木々に囲まれた景色を眺めながら、いや~日頃の疲れが取れます!!
 窓辺のお花と外の景色、キレイでしょう?



 もうここまでで既に、山梨ならではの自然の中での時間を堪能していたところですが、そこの店内にあった新聞に目を通した両親が・・・知ってしまいました~、前日がワインのヌーボー解禁日だったことを・・・そう、山梨といえばワイン!山梨ワインもヌーボー解禁・・・!!

 ってことで、予定を変更!(というか追加。)
 ここから勝沼へ行くぞー!目的は、もちろんワインの試飲であります!!!熱くなってきたぞ・・・笑 ※ドライバーは飲めません=犠牲者

 そして、いよいよドライブのクライマックスへ続く・・・♪ ←大袈裟

2009年11月8日日曜日

甲府室内合奏団第34回定期演奏会

 さて、やっと少し巻き戻します!

 今月1日は、昨年もお世話になった甲府室内合奏団の第34回定演でした♪今回は、ほんと~に久しぶりにタダの一聴衆として客席で堪能してきました~!

 今回のプログラムは、オール弦楽アンサンブルでまとめられ、中には2つのヴァイオリン、4つのヴァイオリンのソロが入り、見ても聴いても楽しい編成でした!
 特に最後のメンデルスゾーンでは高度なアンサンブル力が求められる作品でしたが、前半のバロックから時代が変わり、しかし古典を引き継いでいるメンデルスゾーンの音色と空気が冒頭からフワーっと広がり、この作品の魅力を本当によく表現してくださっていました!
 個人的にもメンデルスゾーンがとても好きなため、その思いもあらためて強まることに☆

 私が生まれる前からずっと活動を続けられているこの合奏団!継続するって大変なことだと思うし、今年の定演では、ここ数年の課題でもあった(?)アンサンブル力が格段に上がった成果が見えて、『継続は力なり』とはいうものの、ただ続けるだけでなく成長していける素晴らしさを目の当たりにしました。敬服です!


 来年はいよいよ35周年!この節目を記念するにふさわしい演奏会にするべく、今回の終演後の打ち上げの時にもう準備にとりかかり始めていました!!
 なになに??こ、これは記念ならではのビッグイベントに発展しそうな予感!?!?いや~どんな演奏会になるのか今から本当に楽しみ!!皆さんも乞うご期待くださいませーーーっ♪♪♪


 あ、その打ち上げにもちゃっかり参加させていただいてきました!出席できない団員さんも多くいましたが、大いに盛り上がりましたよ!少人数ならではの家族のような空気がとにかくいいんですよね~!

 写りたいんだか写りたくないんだか良く分からない(爆笑)記念写真パシャッ(^^)v ※わたくし撮影



さっ!この次は、せっかくの山梨滞在を堪能するべくドライブに出かけ・・・続く♪
 

2009年11月6日金曜日

ジャルスキーとL'arpeggiata

 この一週間の出来事。2、3回に分けて書いていこうと思いますが、その前に昨日の事。

 フライブルク時代に親友が進めてくれた一枚のCDとそのグループ『L'arpeggiata』。バロックスタイルで、何しろ完全に力が抜けて明るくて澄んだその音楽、音色に完全に虜に!!なにかと聴いては元気にさせられてきましたが、なんとその彼らが来日するというではありませんか~~!!!

 慌てて調べてチケットをとったら、なんとなんと、最後の2枚!!!!!き、奇跡だ・・・!!母と2人分、滑り込みで生L'arpeggiataに会えるチャンスを手に入れられたのでした。感涙!!

 そしてそのコンサートが昨日、銀座の王子ホールにて。
 母が体調を崩したので、これまたフライブルク時代の友人で、以前にも一緒に共演したり歌舞伎を観に行ったりしているクラリネットの小川道子さんを誘ったら、彼女はこのグループを知らないにも関わらず、すごく興味を持って楽しみに来てくれました♪


 いやはや・・・・・・・もう、ブラボー!!!!!


 なんでしょう・・・?この方々の在り方というか、人間力というか、懐の大きさというか・・・ただ音楽が好きで、力が抜けていて・・・。
 コンサートが終わったときには、お客さんがみんな日頃憧れてはいてもそれを忘れていた奔放さ、自由さを完全に取り戻して生きいきワクワクになっていました!!

 ・・・と、言葉でうまく表現するのは難しいけど、彼らは、自然体であることを大きく包み込んで安心させてくれる感じです。

 また今回のコンサートの主役の1人、カウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーさん。初めて彼の存在を知りましたが、美しい容姿だけでなく、その歌、その人柄、全てがそう在るべき素晴らしさでした・・・!こんな素晴らしい存在に触れられるって、ほんと~~~~に変えがたい経験になりますね!!もっともっとこういう素晴らしいものに触れていきたいって思いました。


 なんだか、昨夜は帰路から、やたらに前向きで元気な自分がいて、音楽の力ってすごいなー!


 いままでCDを聴いては元気付けられ、安心させてくれていた彼らに、実際に接することができたこと、最高の時間でした!まだ夢のよう・・・この興奮はしばらく冷めそうにありませんっ♪♪う~ん、神様に感謝ですねー!
 
 一緒に行ってくれた小川道子さんもすっかり彼らに心奪われ元気付けられ、このコンサートのリポートをしてくださるかもしれません・・・!?


 ってことで(?笑)、次回は、1日にあった甲府室内合奏団の演奏会の様子から振り返っていきま~す♪アセアセ(^^;)
 
 

2009年10月29日木曜日

あっという間に!

 
 あっという間に10月も終わり!ということは、今年は残りあと2ヶ月・・・!わ~早すぎですね~っ!

 今月半ばは2週間ほどオーケストラのお仕事漬けでした。現代曲で今までに無い経験(奏法というか)をしたり、すばらしいソリストたちとの共演では、魂の奥深くに眠っている繊細で美しく正直な部分を躊躇なくワシ掴みにされて心を震わせられたり、ハードな曲で体力も神経も相当消耗したり、いろんな面でめまぐるしく忙しかったと振り返ります。

 その後、漢方薬の先生に初診から3週間ぶりに診てもらったら、前回より少しだけど力がついているとのこと!ピース☆かなりの多忙だったのに前よりいいって、けっこうスゴイかも。でも手のひらのアレルギーは治癒に時間がかかるから気長に、と。・・・ですよね~気長にがんばります!


 さて!
 もう11月に入りますが、昨年はソリストで出演させて頂いた甲府室内合奏団の定期演奏会が1日にあります!(宣伝!)
 今年は弦楽アンサンブルのみでプログラムが構成されていて、いろんな作品が楽しめそうです!お近くの方や興味のある方、お気軽に足をお運びくださいませ!わたくしも参りますよ~♪
(詳細は画像をクリックして拡大して見てくださいませ♪)


 さ、2009年あと2ヶ月、元気にいきましょー!インフルエンザはもとより、風邪も流行っているので、うがい・手洗い・マスク、それに何より体力つけて、バッチリ撃退しましょうね!
 

2009年10月8日木曜日

変えます!

 
 突然ですが、漢方薬で体質改善を始めました!

 今年の5、6月以降、体調のすぐれない日が多く、この疲れやすさ、どうも今までと様子が違う・・・。整体に通ったり、水を変えてみたり・・・それでもまだいまいち。なにか根本的なものな気がする。そして遂に、このままではいけない、どうにかしたい!という強い思いに至りました!

 もともと子供の頃からアトピーがあり、漢方は経験済み。その素晴らしさも認識済みですが、なにせ、お高い!継続するには苦しいものが・・・!しかし、最近では病院で処方していただき保険がきいて手に入れることができるんですね!

 音楽家の生活は不規則で体力勝負。身体の中から健康に強くしなければ、その場しのぎは利かなくなります。
 だからやっぱり、基本的な生命力!それを養うのには漢方が最適ではないかな。だから、その漢方がこんなに安く手に入れられるのが嬉しくて、それに漢方に頼るだけでなく、自分の生活習慣の見直しにもなるから、あ~ほんと楽しい!

 といってもまだ始めたばかり。楽しみながら頑張ってみようと思います!
 
 体調不良や病気とかって、自分を変えられるいいチャンスなんですよね~!
スイッチ、入りましたよ~♪
 

2009年10月3日土曜日

おもしろい形

 
 9月はなんだか慌しく過ぎました。松本から引き続き、ソロが2つ続いて終わった気がします。。それに、合間にあったオケのお手伝いと最後のソロが地方公演で、全体的に移動も多かった・・・。
 次は12月11日のコンサートの準備に向けてになるので、少しゆとりがあると言えばあります(?)が、曲目にリヒャルト・シュトラウスのソナタが入り、今からかなり気合い入れての準備が~っっ!この曲は2005年のリサイタル以来。久しぶりに楽譜を開いてみたら、も~これこそ体力勝負って感じ!んでも、こういう目標があると、また引き締まって日々を送れるので本当にありがたいです。


 ところで、今日、近所の野菜直売所で、おもしろいもの見つけました!

 この形!!かぼちゃみたい!!でもパプリカなんですよ!!あまりに面白い&カワイくて、つい買ってしまいました!
 そして久しぶりに、野菜のソテーとチーズと赤ワインで晩餐を満喫。
 おいしい食べ物とおいしいワインを家で楽しめるのってホント~に幸せ♪ああ、ささやかです・・・


 あとついでに。
 久しぶりに覗いてみたら、いつの間に載せられていました~(^^;) 先月の、アグネスホールでのランチタイムコンサートのリポートです♪
ランチタイムコンサートヒストリー

 実は開始の途端におこしてしまったハプニングのことまで書いてくれています・・・いや~隠せませんねぇ(^_^;) まぁでもおかげで和んで頂けたようで、終了後には「あれが良かった!」と褒められたり・・・びみょ~?笑

 何はともあれ、改めて、みなさまお世話になりました、ありがとうございました!
 
 さ、また明日からがんばるぞーっ!!
 

2009年9月30日水曜日

♪終了しました~ギターと♪

2009年9月25日(金)


19時開演 2800円
山梨県民文化ホール(小)


"相川達也ギター・リサイタル"

 F.モレノ・トローバ : マドローニョス
 F.ターレガ : アルハンブラの思い出
 N.パガニーニ : ソナタ・コンチェルタータ
 M.ジュリアーニ : グランド・ソナタ


ゲスト:竹原奈津, Violine


 山梨出身・音楽家の大先輩である、ギタリスト相川達也さんのリサイタルにゲスト出演させていただきます!前半はギターのソロ、私は後半のパガニーニとジュリアーニの作品で共演です。陽気なイタリア出身の作品を、情熱のスペインのギターと演奏できるなんて、初めてで本当に楽しみです!お近くの方やお時間のある方、是非いらしてください♪


♪終了いたしました♪
いや、最近、レポートが遅れがちであります・・・汗

 今回、人生で初めてギターとの共演。クラシックギターって音量が小さくて、耳が慣れるのに、またバランスをとるのに工夫が必要でした。といっても結局、相手の音を良く聴くことに限るのですが。もうひとつ初めての出会いは、ジュリアーニの作品。結構な大作で、こなす仕事も多かったのだけど、弾くほどに味が出てきてすっかり気に入ってしまいました!普段はクラシックな作品が多いだけに、久しぶりに南の暖かい国の作品は実に心地のよいものです!

 あと、最近整体に通い続けて、身体のゆがみがとれてきた効果もあるのか、肩が本来あるべき位置に戻ってきたようで、そうなると楽器の構えに影響がでてきました。前回のアグネスの本番の時には、なんでうまく楽器がはまらないんだろう?と苦労してガックリ。その直後に再び調整で整体にいったら、まったくもって身体が変わってしまいました。でもその経過のお陰で、改めていろいろ調整しなおして、より自然な形で演奏できるように試みてみました。それが今回の本番で少し見えてきた気がして、「楽器を弾く」面でも大切な収穫があったこと、本番でなければ試せない事ってたくさんあるから、本当に嬉しく感謝でした。

 相川さんや周りの方々、いらしてくださった方、家族など、みなみなさまに心から感謝申し上げます!それに、今回少し実家での時間があったので、世話しながらもそのなんともいえない姿で癒してくれる、愛犬ランマルにも感謝~?笑 涼しくなってきた途端に太って、お尻が大きくなってきたね!
 
(頂いたお花たち。上:ピンクと白のトルコキキョウ、中:いとこがくれたもの)

 

2009年9月16日水曜日

♪終了しました~アグネス♪

2009年9月16日(水)


12:00~12:30 (11:45開場) 入場無料
アグネスホール
(アグネス・ホテル&アパートメント)



"ランチタイムコンサート"


第54回 『ドイツに学んだ俊英二人による、ブラームスのソナタ』

 エルガー : 愛の挨拶
 ブラームス : ピアノとヴァイオリンの為のソナタ第1番<雨の歌>


伊藤憲孝, Piano
竹原奈津, Violine

ランチタイムコンサートヒストリー

♪終了いたしました
 今回のこの公演に出演するまでの流れは、とても偶然の流れ&ご縁が重なっていたように思えます。当初、友人の紹介によって伊藤さんから出演のお誘いを頂いたのですが、その時点で伊藤さんとは全く面識が無く、初顔合わせは、直近の初合わせの時・・・という感じになっていました。しかし、サイトウキネンで仲良くなった友達が実は伊藤さんと中学からの同級生、しかも松本入りの直前に二人で飲んで、このコンサートの話もしたとか!いろいろ繋がってきました!
 かなり本番近くになってのリハーサルとなって、限られた時間での準備となり、また我々二人が直接会ってからも短時間でしたが、その人から奏でられる音楽って、その人自身だな~って言っても過言ではないかと・・・。と今回二人で強く実感したことでした。ただ同じ時間をお喋りして過ごすよりもずっと早く、そしてずっと確かにその人を知ることができてしまいます。

 何はともあれ、今回の公演でも、会場の方、企画の方、またお客様のみなさま、そして何よりこの機会に誘って頂いた伊藤さん、本当に心から感謝申し上げます!そしてこれからまた気持ちを新たに、自分の音を求めて頑張っていこうと思います!
 

2009年9月11日金曜日

♪終了しました~サイトウ・キネン♪

2009年8月~9月

   "サイトウ・キネン・フェスティバル松本"

♪ブリテン:『戦争レクイエム』 ~ 8月25、27、28、30日(詳細)

♪オーケストラコンサートBプログラム ~ 9月4、6、7日 (詳細)

   ラヴェル : 道化師の朝の歌
   ラヴェル : シェエラザード
   ブラームス : 交響曲第2番 ニ長調 作品73


 先日7日にプログラム終了(青少年の為のオペラ公演は8&9日)し、その後実家で別のリハーサルを行ってから、やっっと東京に戻ってきました~!遅くなってしまいましたが、振り返ってみようと思います。

 ブリテンの戦争レクイエムでは、小澤監督の大切な仲間が2人立て続けに亡くなった事も重なり、始めの2回はその追悼公演となったり、戦争への重いテーマがズシンズシンと圧し掛かってきました。それでも最後にはやっと純粋にこの作品の音楽が自然に流れていったようでした。

 ブリテン最終公演後に友人と夕食を食べに行ったお店が、なんと貸切り・・・!ガーン どーする?とプラプラ歩いていたら、中心にある広場で、なんとお祭りが!!といっても、ビアガーデン的なもので、ステージではゴスペルが歌われ、ドイツのソーセージやビール、お好み焼きなどの屋台が並び、「ここっきゃないでしょー!」と意気投合♪ドイツ・ビールとドイツ・ソーセージでカンパイ!ここどこ?笑 いや~空の下でのビールはほんっとおいしいです!!

 一日オフをおいて、さっそく最終プログラムのオーケストラBが開始。休憩に入っても小澤監督と打ち合わせされるシーンも。
 なんといっても、これまでのブリテンとはまるで別世界の音楽。ラヴェルではシェエラザードを歌われたスーザン・グラハムさん、素晴らしすぎ!だし、なんてチャーミングな方だったでしょうか!あんな方と共演できた事がまた最高に幸せなひとつでした。
 ブラームス、この2番は特に好きな曲で、いつか弾いてみたい!って思っていた作品。今回それがここで叶ってしまい、本当に感謝感激でした。ブラームスはやっぱりドイツを感じずにいられません!

 最後に、ドイツからの参加、ブリテンではプルト・パートナーとしても一緒に弾いた桐朋時代の旧友との打ち上げで、〆のおしんこ。彩りがなんてきれいなの!!やっぱり日本食は素晴らしいよね♪

 このどっぷり音楽漬けから音楽パワーを吸収したところで、またこれから体力つけながら、がんばっていきましょー!!
 

2009年9月4日金曜日

生中継♪

 
 すっかりリポートが遅れてしまいました・・・
 戦争レクイエムが終わり、オーケストラプログラムBの本番がもう今夜!フェスティヴァルも佳境に入ってきました。今日は公開GPも行われ、最終チェックもし、あとは本番に託すのみです。

 取り急ぎのお知らせですが、今夜の演奏会が松本市内の松本城のスクリーンと、東京の六本木ヒルズのスクリーンで生中継されます。
 また、明後日6日はNHK BShiで生中継されます。また午前11時から小澤征爾監督、サイトウ・キネンの特集や昨年の公演のVTRなども放送されるようです。どうぞご覧ください~♪

 このプログラム一曲目の、ラヴェル『道化師の朝の歌』の譜面。ここから音楽が始まります。
 

2009年8月28日金曜日

今夜のフジで

 
 昨夜、戦争レクイエムの2回目の本番が終わり、全4回公演の半分が終了。
 お友達のお誕生日でもあり、シャンパンでカンパイしました。

 今日は、夜の3回目の公演の前に、お昼に恒例の蕎麦パーティ!
 毎年ながら、開催にご協力いただいている多く方々、本当にすごいです。おかげで、青空の下、芝生の上でのびやかに舌鼓、お腹いっぱいです♪



 その蕎麦パーティに、フジテレビのキャスター、滝川クリステルさんがいらしていて、小澤総監督とやりとりをしていました。今夜のフジテレビ系『ニュースJAPAN』(23:58~)で放送されます。戦争についてがテーマのようです。お時間のある方、是非ご覧ください。
 
 

2009年8月25日火曜日

本番初日

 
 松本に入って、早一週間。
 今日は、ブリテンの戦争レクイエムの本番初日でした。昨日には一般公開でGPを行い、今日の終演後にはオープニングパーティも。

 この作品はとても大編成で、また変わっています。小編成の室内オーケストラと、大きなオーケストラの二つに分かれて演奏されます。舞台では、中心の室内オーケストラを囲むように大オーケストラが周りを埋め尽くし、後ろには混声合唱団とその中心にソプラノ、また室内オーケストラの中で指揮者を挟んでテノールとバリトン、そして会場の最上階の見えないところに子供の合唱団もいます。とにかく大編成!(※写真は、室内オーケストラとテノール・バリトンのリハーサル)

 また15日に反戦を詠ったところでタイムリーというか、実に・・・重い作品です。弾く度に魂にのしかかってきます。また聴衆も、普通のコンサートとは違った反応だと感じました。聴き終わったときには、ただの感動とはいかない何かが心にしっかりと足跡を残しているに違いありません。そしてそこに今回この作品が演奏される意味・意義があるのです。

 なんということか、小澤征爾総監督の長年の音楽のパートナーであるウィリアム(ビル)・バーネルさんが今月3日に亡くなったそうです。今までサイトウキネンだけでなく音楽塾などでもオペラのキャスト紹介の時にいつも彼がいたので、私の中でも馴染みがありました。2日に小澤監督がビルの自宅へ見舞いに行き、冗談など元気に会話を交わした、その次の日に息を引き取られたとのこと。
 今日のレクイエムは、小澤監督の意向で、ビルに捧げられました。舞台では、皆が胸元にこの白いリボンを付けて。こんなタイミングでレクイエムだなんて悪い皮肉にも思えてますます悲しい・・・。

 小澤征爾監督の、渾身(魂身)の舞台を、一回一回魂に刻み込んで舞台を過ごしたいと思います。
 
 あ、今年の松本はいつもより涼しいです。
 

2009年8月15日土曜日

8月15日

 
 今日2009年8月15日は、64回目の終戦記念日でした。

 戦争体験者がどんどん少なくなっている今日。多くのメディアなども、今あらためて戦争の悲惨さなどを伝える内容のものを目にします。

 世界で唯一の原爆を受けた国、世界で唯一の戦争をしない国、日本。

 この国に生まれた意味もムダにしたくない。

 世界中の様々な国の、様々な文化を持つ人たちが、お互いを自分と同じように認めあって、手を取り合えるように!

 それは、世界中の一人一人の、ささやかな日常から生まれること。

 戦争のない世の中。それが私の一番の願いです。
 
 

2009年8月12日水曜日

「サーカス」

 
 旅先で思いがけず、シャガール美術館発見!

九州・湯布院の金鱗湖畔にある『マルク・シャガール ゆふいん金鱗湖美術館』



 喜び勇んで足を運びました!

 シャガールの絵は、以前に訪れた青山ユニマット美術館(すでに閉館・・・)で観たブルー・コンサート以来惹かれ続け、見るたびにググッと吸い込まれていきます。(「ブルー・コンサート」記事参照)

 ここには、シャガールの作品集「サーカス」の38点が展示。

 

 おっ!ヴァイオリニストの女性を発見♪シャガールのモノクロ版画は初めて観ました。
 

 湖畔にある美術館、一階のテラスにはカフェもあって、静かにくつろげる所でしたよ。シャガールは旅先での思いがけないヨロコビとなりました☆☆☆
 

2009年8月1日土曜日

Klavier Trio♪

 
 先月30日に、またまた樫本大進くんの演奏会へ行ってきました。今回は母が早々チケットを取っていてくれました!行けてよかった~^^

 この日は、演奏会の前に2つほど他の用事もあって密度の濃い日でしたが、その一日の最後を締めくくるこの演奏会は最高に楽しめました!

  『夢のトリオ2009 ~Maestro & friends~』 (紀尾井ホール 19時)

  シューベルト:ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 D.898
  ブラームス:ピアノ三重奏曲 第1番 ロ長調 Op.8

  ピアノ:チョン・ミョンフン
  ヴァイオリン:樫本 大進
  チェロ:趙 静

 実はメンバー3人それぞれに個人的な思いがあるんです。

 ミョンフン氏は桐朋時代にあった第一回別府アルゲリッチ音楽祭での指揮者。当時の桐朋にミョンフン旋風を巻き起こし、みなが彼の音楽と人柄に心から感動と敬意を持って過ごしたあの期間は一生の思い出です!
 チェロの趙静は、彼女は日本へ来て間もない頃に、二人一緒にソリストとしてヴィヴァルディのデュオやヘンデルのパッサカリアを演奏したのを機に、アノ頃から変わらず家族ぐるみで彼女との関係が続いていること。
 ヴァイオリンの樫本大進くんについては以前に書きましたが(「聴いてきました♪」参照)、主にはフライブルクで共に一番充実して過ごした時期の事。

 3人が融合して「夢のトリオ」として素晴らしい音楽を聴かせてくれました!そんな舞台は、見ていても楽しかった!

 ミョンフン氏は言わずと知れた巨匠指揮者ですが、本来はチャイコフスキーコンクールピアノ部門第2位という輝かしい経歴を持つ、実際に超実力派ピアニストなんですね~!神は二物をを与えてしまった・・・すごすぎ!

 トリオ全体としては、大進くんがノビノビとキレのある演奏と音楽運びで全体をリードしていた感じでした。とは言え、トリオとして本当に素晴らしかったです!いい演奏を聴けると本当に幸せになれるから音楽ってすごいわ~。

 終演後に楽屋で戯れて(?)きました笑。特に静ちゃんには久しぶりに会えて嬉しかった~!両手で手を握られて、思わず私は微妙な体勢になっております・・・?ハハハ

 そういえば大進くんはベルリン・フィルのコンマスに就任!9月から正式スタートとの事。今後の活躍にも幅が増し、ますます楽しみです♪



 そうだ、この日は、フライブルクでも散々仲良くお世話になった同級生のピアニストねーちゃん(※あだ名)が一時帰国中だったので、新宿で会って話に花を咲かせまくってきました!来年あたり、彼女とドイツでの演奏会が実現しそう!ワクワクだ~♪

 ・・・と将来に希望を抱きながら、まずは日々を元気に乗り切らねば!だって日々の積み重ねが将来を作るから。もう8月、今年もあっと言う間に過ぎそう・・・だけど、いつも感謝して、地道な毎日、月日、年月・・・と続いていきますように♪
 
 

2009年7月26日日曜日

♪終了しました~歌と共に♪

2009月7月24日(金)
ルーテル東京教会(新大久保) 18:30開演 2500円

"坂本真由美ソプラノ・リサイタル"

バッハ、ヘンデル、モーツァルト、ヴォルフ、バーンスタイン、その他より


 昨年末に知り合ったソプラノの坂本真由美さん、今回彼女のリサイタルにゲスト出演させて頂く事になりました♪バッハやヘンデル、モーツァルトの歌曲で歌と一緒に、またバッハの無伴奏やモンティのチャルダッシュのソロも弾かせて頂きます。ルーテル東京教会はとても響きがよく、日本で、響きの良い教会で演奏できる嬉しさで一杯。坂本さんのステキな歌声が空間を満たしてくれます!



   終了いたしました♪
 もうおとといですが、無事に終了いたしました~!
 ドイツから帰国して5年の、元気いっぱい坂本真由美さんと、そこを落ち着いてベストのサポートをしてくださるピアノの服部さんのお二人と本当に楽しい舞台を過ごすことができました!また、ここの礼拝堂も残響があって演奏しやすかったです!特に器楽に向いているかもしれないと思いました。日本でこういう所で演奏できて(バッハの無伴奏も弾けたし♪)嬉しかった!

 ちょっと余談ですが、最近新しい整体に行き始めてから身体が変わってきたようで、例えば1回目に行ったすぐ後から、今まで使っていた枕が突然合わなくなったりしていたのですが、弾くときの体勢も少し変化してきたかもしれません。今までの感じだと少し違和感を感じるような・・・。それにアレクサンダーテクニークや、水戸で大先輩から頂いたアドヴァイスの一言などの影響も重なってか、今まで求めてきた事の1つが少し見えた気がしました。しかし、それは何度も本番を重ねながら自分のものにしていくのであって、今すぐに急変化というわけにはいかないけれど・・・今までの身体のクセや習慣を変えるのは大変な事です。それに、突然何年か前に習ったエスター・ペレーニ先生が力説していた右手の使い方の意味が分かった気もしました。ってちょっとマニアックでごめんなさい~!

 何はともあれ、いつも求め続ける事って大切だと思いました!これからまた、よりよい音を奏でられる事を目指して・・・!今回はその面でも、最近の中で新しい感覚を得られた貴重な機会でした。坂本さん、服部さん、楽しい時間ありがとうございました!!


※写真 / 上=ゲネプロ中の教会、下=頂いたお花!

2009年7月15日水曜日

初収穫よ、カラスさん。

 
 久々のゴーヤ・レポートです!

 水戸から帰省後の記事で、ゴーヤすくすく成長も、水戸滞在中になんとカラスに実を2つもとられたと書きましたが、そのレポートです。
 ともかく、かわいいゴーヤちゃん達を留守中に獲られたのには本当にショック・・・!その証拠に、プランターの前に置いてあった別の鉢が倒れ、黒い羽が落ちていて・・・それを見てなおガックリ。。。

   ゆ、ゆるさん~~~~っ!!


 ・・・とはいえ、まぁそれでも、仲良く並んで成長していた2つの実は、カラスにつつかれても必死に耐えしのいだようで(?)、勝利のキズを負いながら私の帰りを待っててくれましたっ!

 ただいまっ!ありがとうっ!涙



さっそく、初・収穫祝!


 豚肉がなかったのでチャンプルは諦め、まずはシンプルにゴーヤだけで頂くことに!ゴマ油で炒めて、だし醤油とすりゴマをからめて出来上がり!ゴーヤの苦味と、ゴマの甘みが絶妙っす!こりゃビールのお供ですわ・・・!笑




 う~ん、満足。
 すっかりご機嫌で、次の収穫はいつになりそうかな~!と次の日の朝ワクワクしてプランターを見ると・・・、ん??あれ・・・?どこ・・・??


   ・・・な、ないーーーー!!!!


     昨日までいたゴーヤちゃんが・・・!
        すくすく成長していたゴーヤちゃんが・・・!!!!

 またしても・・・昨日の今日で、カラスに持っていかれました・・・。
 その証拠にやっぱり黒い羽が足元に・・・。。なんともはや・・・がくーん



 ・・・考えました。
 一体、カラスを寄せ付けないためにはどうしたらいいのか・・・!?!?!?


 東京でのカラスの被害と言えば、ごみ置き場荒らし問題。以前TVで、ごみにかけるネットやごみ袋に、カラスの苦手な唐辛子のカプサイシンを練り込んでみたところ、カラスがこなくなった!というニュースを思い出し、「これだ・・・!!」


カラスさん、これでも欲しい??

 




(大マジメです。。)

 
 
 

2009年7月8日水曜日

箱根のやまぼうし

 昨日足利から戻ってきたばかりですが、今日は箱根に日帰りしてきました。
 箱根は有名なレジャースポットですよね~!今日の私も・・・ではなく、なんと30分演奏する為に、箱根の山を越えて芦ノ湖畔まで足を延ばしてきたのです!

 というのも、かつて映画「007」でボンド・ガールを務めた女優の浜美枝さんが企画する箱根ツアーがあり、その中のイベントの1つに、彼女のステキなお宅「やまぼうし」(見てください、まず敷地の入口から雰囲気ステキすぎでしょう!)での時間があり、浜美枝さん宅に訪れたツアー参加者たちに音楽を楽しんでリラックスしていただく・・・というそこのお役目だった訳です!
 これは、前回もこの演奏を務めたフライブルク同期の、チェリスト豊原さやかちゃんから声をかけて頂きました!2人で演奏できたのも久しぶりで本当に楽しかった~!

 浜美枝さん・・・もちろん初めて生でお目にかかれ、いや~やっぱりステキな方でした!すっかりミーハー、記念の1枚をお願いしたら、本当に快く引き受けてくださり感激!(良かったねぇ・・!)


 そして、浜さんのそのお宅「やまぼうし」のまたなんとステキな!ものすごく太い梁に支えられた温かい空間は和風なのにドイツを思い出させられたり・・・。彼女が少しずつ集められた陶芸品などが見られるお部屋や、奥には囲炉裏のあるお部屋もあったようですが、あ~今回そこを見るのを忘れてきました・・・ガーン!

 
 お客様は11名ほどで、本来は箱根ツアーが目的の方々なのですが、音楽の時間にリラックスして、それでいて本当によく耳を傾けてくださり、最後のおまけアンコールのリベルタンゴでは大喜びしてくださいました!浜さんも本当に無邪気に声を上げて喜んでくださって、私の大好きな「聴衆と奏者の近い空間」が、しかもこんなにステキで温かい空間で持てたこと、最高の贅沢でした。

 
 今日は箱根の山の天気が大荒れで、途中の山道では霧と強風で嵐になり、芦ノ湖は台風の時の海のように荒れていて、波がザッパーン!!でも、鉄道で箱根のより奥へ進み、バスで山を越えていく景色が、なんだかドイツの黒い森(Schwarz Wald)と重なって、懐かしい錯覚に陥ったり。

 30分演奏の為に費やされた往復の時間は大したものでしたが、それでも何より楽しく幸せな時間だったと思います♪
 
 やっぱり音楽を共有できるって、本当に幸せ!!
 
 

2009年7月7日火曜日

♪終了しました~水戸定期♪

  2009年7月4日(土)、5日(日)

  "水戸室内管弦楽団第76回定期演奏会"

水戸芸術館コンサートホールATM
4日(土)18:30開演/5日(日)14:00開演 詳細

 ♪ドビュッシー(カプレ編曲):こどもの領分
 ♪ハイドン:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ハ長調
   Hob.VIIa-1  *ヴァイオリン独奏:豊嶋泰嗣
 ♪ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92

※同内容で7月6日(月)に水戸室内管弦楽団第1回足利市民会館定期演奏会  19時開演 詳細


 ♪終了いたしました♪
 ひゃ~今回はご案内メッセージを書かないまま演奏会が終了してしまいました・・・ごめんなさい~っ!

 ・・・気を取り直して。

 日本ではNHK交響楽団と水戸室内管弦楽団(MCO)の二つのみでしか指揮をとっていない準・メルクル氏。MCOとは今回で4回目の共演だそうです。私は初めてだったのでとても楽しみにしていました!実際目の前に現れたマエストロはとてもやさしく繊細な笑顔で、まるでガラスのような瞳が印象的。それでいて音楽への情熱がすごく熱く、また子供の為のコンサート&リハーサルではお茶目な一面も!なんとヴァイオリンとピアノでも音楽院を卒業していらっしゃるというスゴイ経歴から、楽器紹介コーナーでのヴァイオリンパートの『赤とんぼ』演奏でとっさにメンバーと一緒に弾いてくださったのはサプライズなアドリブでした!

 個人的にはベートーベンの7番交響曲は私の中で最も回数多く弾いているオーケストラ作品かも・・・いつでもこの曲は超ポジティブ・エネルギー炸裂といった感じで、演奏する際は熱演以外にありえませんっ、なので演奏後は毎度ヘトヘトになります~!でも今回も水戸でも足利でも多くのお客さまが本当に興奮して喜んでくださっているのが何よりの喜びとなって、またエネルギーを頂きました!本当にありがとうございました!

 今回は水戸の終演後にそのままバスで足利市へ移動し、そこでまた歓迎セレモニーを受け、次の日本番をこなし、移動が多いと疲れも溜まりますが、最後の夜は足利に残った宿泊組(終演後すぐ帰省する方や、そのまま成田へ行く方達も!ハードだ・・・)が集まって、ホテルの裏の80年の老舗居酒屋さんで美味しい食べ物とお酒を頂いて、みんなで今回のMCOの一週間にカンパイして大いに盛り上がってみんな発散してきました!やっぱり本番後のビールは最高!笑


 結局夜遅くまで打ち上げで騒いで、今朝どうしても早朝に東京に戻らなければいけなかったので、ものすごい睡眠不足です・・・今夜は早く寝ないと!そして明日は箱根へ日帰りで行ってきます!またリポートしま~す!


 おまけ1.数日いない間にゴーヤがものすごい成長で、食べられる状態に!他にも2,3個育っていたのはカラスに食べられてしまったようで・・・消えていた!が~ん・・・


 おまけ2.水戸のバーで頂いたカクテル、真ん中のソルティードック風のものは、『水戸の梅』。おいしかった~☆
 
 
 

2009年6月29日月曜日

2本の映画

 
 今月は、少しあったゆとりの時間を自分の為に過ごそうと決めていた私ですが、整体やらだけで終わらせるのは勿体無い!
 そこで、映画を2本観てきました!

MAMMA MIA マンマ・ミーア
LA BOHÈME ラ・ボエーム


 マンマ・ミーアは話題のミュージカル映画、もうDVDも発売されているようですが、日本で上映される前からずっと気になっていた作品でした。
 友人宅でリハーサルの帰りにとっさに立ち寄ったのですが、あ~~ホントに観て良かった!!ありきたりですが、元気パワーをたくさんもらえました。ちょっと変な表現かもしれないけど、のびのび悩んで、のびのび苦しんで、のびのびはじけて、のびのび幸せになって・・・という生き方を見られた気がする。うん、のびのび精一杯生きたい!
 ギリシャの島の景色はほんとステキだったし、メリル・ストリープややっぱりかっこいい☆



 ラ・ボエームはプッチーニの傑作オペラ。そのままオペラが実写映画になっているものです。今年はなんとプッチーニ生誕150年で、その記念公開だそうです。
 数年前、いやもっと前・・・?に小澤征爾監督の音楽塾でこのオペラをやったのが強い思い出で、ミミとロドルフォの悲しい別れにみんな弾きながら涙したものですが、実際この作品を弾ききる・表現しきるのは、当時の我々にはまだ難しすぎた気もしていて、時が経つほどにこの作品の魅力にはまっていきます。なんといってもオーケストラが本当に素晴らしく、とにかくあらゆる効果があり室内楽的で、これぞ演奏家の腕が試さるっ!
 また今回のスクリーンでは、私が弾いた時にムゼッタ役で歌っていたアニャ・ネトレプコが主役のミミを歌い演じていました。彼女のデビューはセンセーショナルで、ドイツにいた時にもCD屋で彼女のポスターや等身大のパネルが店頭に飾ってあるのをよくみましたが、あの時のムゼッタ役もハマリ役すぎて、周りの歌い手がかすんでしまうほど!
 う~ん、ラ・ボエーム、やっぱりいいです!スクリーンでどっぷり世界に浸ってきました♪あ、普段オケ・ピットで弾いていると舞台が見れなくて結局ステージで何が行われているかわからないまま終わる事が殆どなので、こうしてオペラを実写版で見られるのは一種の贅沢。


 さ、二人の愛の世界からまた現実世界に戻って、がんばるぞ~!映画っていいです!かなりのリフレッシュとパワーをもらって、いや~いい6月だった!
 
 

2009年6月25日木曜日

25日の教え

 
 
 



これって・・・弓のこと?