先日、バルトーク『コントラスツ』の合わせに行ってきました。
私はこの曲をドイツで2度演奏していて、今回で3回目になります。
生まれて初めて取り組む作品ではなく、
過去に経験した作品を再び演奏する時に必ず感じることがあって、
毎回、以前と違う印象を受けるんです、作品は全く同じなのに。
それは、以前と違う自分というのが一つの大きな要因だろうし、
また一緒に弾く仲間が違えばそれはもう、作品が違うの?と思うほど
自分の中で新鮮に生まれ変わり、新たな発見もたくさん出てきます。
また、毎回違うばかりではなく、以前からの思いの確信を強める事もあり。
だから同じ曲を何度弾いても、決して同じ演奏ではなく、
音楽は、自分と同じ生きものだな、と改めて思いました。
来月1日に「今」の「この3人」からしか出てこない音楽・・・本当に楽しみ!
写真は、この作品を献呈された
ジャズ・クラリネット奏者のベニー
・グットマン(右)&巨匠ヴァイオリ
ニストのヨーゼフ・シゲティ(左)、
そしてピアニストでもあるベーラ・
バルトーク本人の3人での様子。
この3人による演奏の貴重な録音
も残されています。
いや~・・・写真見たら気が引き締まりました・・!笑 がんばろー♪
グッドマン足組んでる〜!さすがjazzman。。!
返信削除いやー、私も写真見たらなんだか不思議な気持ちになりました。一緒に演奏する仲間が変わると、本当に違う曲みたい。そういう意味の化学変化は人や気分や天気や時間帯なんかでも変わって来るから、なんともワクワクですな♪
おもいつぷりんすさん♪コメントありがとう♪
返信削除そうだねぇ。
詰まるところ、音楽も私たちも自然界に存在している生き物そのもの、って感じかな。バルトークの音楽もまさにそうだしね!
本番でもいいインスピレーションが降りてきますように・・・!
ほんとワクワクです♪
この写真のB.グッドマン、懐かしい気持ちで見ました。大概がこのファッションで演奏していましたね。何といってもジャズの黄金期を作った巨匠、仲間も凄い人ばかりでした。写真を見ていたら伝説の「スイング・スイング」を聴きたくなりました。そうそう、Mozartのコンチェルトもレコーディングしているんでした。
返信削除いやーなんとも凄い写真です。
cuv789さん
返信削除この時代は巨匠ばかりで、しかもその巨匠同士が交流しているのだから、とにかく圧倒されます。以前に、オイストラフとメニューインが一緒にバッハのドッペルを弾いている映像を見た時もあまりの衝撃に言葉を失いました・・・笑 「類は友を呼ぶ」がいい意味で体現されている気がします。
このバルトークの曲もさすがにジャズのスイングとリズム感を感じさせる作品で、弾いていても楽しいです♪