2009年4月22日水曜日

太郎の神話

 
 先週のTV番組『美の巨人たち』は岡本太郎の巨大壁画『明日の神話』についてを観て・・・

ガツンときた岡本太郎の言葉:
 「感動した自分を乗り越えなければならない。乗り越えられようが乗り越えられまいがそういう意思を持つことが大切。」

ガツンときた事:
 乗り越えようとしている彼のエネルギーのすさまじさ。そのエネルギーが戦争の悲惨さを訴える気持ちとして爆発している姿。ちなみに彼の有名な言葉「芸術は爆発だ」の爆発とは、全生命が瞬間にひらききること→原爆の事を示しているとのこと。


 最近感じたこと。作品を書き上げた作曲家のエネルギーの凄さ。日頃、その作品に感動し、あれやこれやと創造を膨らませてみたりしても、何のこっちゃ何も足りていない。それ以前にまず、無から作り上げた作曲家のエネルギーの大きさをまず感じ、さらにそれを伝える身としてそれ以上にエネルギーを持って作品に向かい合わなければいけない。
 


  ・・・まずは何か食べようっと。。
 
 

2 件のコメント:

  1. 太郎さんの言葉はなんだか胸が熱くなるよね。
    昔、「自分の中に毒を持て」っていう本を読んで衝撃を受けて以来、凹んだ時などに読んでドイツでの生活を乗り越えたのを思い出しました。

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  2. おみつさん

    毒、かぁ。以前に美輪明宏さんが、完全に悟ってしまったら生きている楽しみや生きている意味さえ無くなったから、悟りは捨てたと言っていたよ。生きることは毒を持つ事なのかな。

    うーん、やっぱり一つ一つの言葉にエネルギーがあるねぇ!

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