2010年3月29日(月)
日本大学カザルスホール 18時開演
ハギモトハルヒコ夢コンサート ザ・ファイナル
バッハ:前奏曲とフーガハ長調BWV545
浅井寛子(オルガン)
ベートーベン:チェロ・ソナタ第2番ト短調
堤剛(チェロ)、児玉桃(ピアノ)
ブラームス:弦楽六重奏曲 第1番変ロ長調作品18
豊嶋泰嗣、島田真千子(バイオリン)、川本嘉子、大島亮(ビオラ)、山崎伸子、辻本玲(チェロ)
シェーンベルク:浄夜 作品4
指揮:山田和樹 演奏:夢コンサートオーケストラ
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.364
指揮:山田和樹、独奏:堀米ゆず子(バイオリン)、今井信子(ビオラ)、夢コンサートオーケストラ
このコンサートシリーズと、カザルスホールの最後の公演となった今回・・・。
本来は小澤征爾さんが指揮を務めるはずだったものですが、療養中のため、ブザンソン指揮コンクールで優勝した山田和樹さんが代役を務められ、そうそうたるメンバーが集結して、3時間にも及んで最後が来るのが信じられない気分でコンサートの終わりを迎えました。
カザルスホールは学生時代から何かと縁があり、毎年のようにオーケストラとして(コンサートマスターとしても)参加したビオラスペース、室内楽演奏会、卒業演奏会・・・こんなすばらしいホールで何度も演奏できたこと、本当に幸せだと思います。
そのホールが取り壊されるって本当??う~ん信じられない・・・反対の署名運動とかあったんでしょうか?私はその経緯を知らなかったのですが、何か出来ることはなかったのだろうか・・・。悲しいです。
このホールが最後なんだ~と思うと、とりあえず身体に染み込ませておこうと思いました。この景色は勿論、空気、音、全ての五感で記憶します。
それにしても、このパイプオルガンはどこへ行くんだろう?ドレープカーテンに見えるけど実は石で出来ている壁ともおさらばなのか~・・・(お分かりの方いらっしゃいますか?笑)
コンサートもホールも、最後を噛み締めながら会場を後にしました。
そういえば、今回はリハーサルが母校・桐朋学園で行われ、学生時代のいつものオケのリハーサルの光景に懐かしいような、なぜか当たり前のような・・・笑
やっぱり母校っていいです!!仙川は庭みたいな感じだもんな~。でも来るたびに街が発展しすぎていてついていけないけど・・・苦笑
例えホールはなくなっても、時空を飛び越えて私たちの中に残ってくれる音楽。そんな音楽を伝えられる役目に自分がいられることに、心から感激・感謝です。
さて、次の音楽の場へ向かってGO♪
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