最近あらためて感じること。
ミッションスクールの中学校での生活。
私はキリスト教徒でもないし、なるつもりも予定も無いけど、あの3年間の生活が今の自分に大きな影響を与えてくれているんだなぁと改めて思う今日この頃。
3年間、毎日毎日行われた礼拝。クラスで朝礼と帰りの礼拝、定期的に中学合同、時に全校礼拝(高校まで一貫教育)など。その礼拝のお祈りの中で、必ずといっていい繰り返された言葉。
例えば「世界には飢えや渇きに苦しんでいる人たちがいますが、その方たちにわたくしたち以上の恵みがありますように・・・」
正直、定形文のように、決まり文句のように、「とりあえず」唱えていたかもしれない(笑)。それでも、いつもそういう気持ちや考えに触れながら生活していた事で、それは自分の細胞に染み込んでいくものなんだと思う。
漠然とした大きな発言かもしれないけど、世界から戦争がなくなって欲しい。みんなお互いを認め合って助け合って仲良くなれたらいいのに。音楽にはその力があるはずだし、自分も音楽をやっている以上何かその役に立ちたい、どんな小さなことでも。っていつも思ってきた。
「自分の人生や幸せ」について考えて悩むことは当然あるし、むしろそれは日常のことでもあるけど、『自分が幸せになること』と、『人のために』ということは、正反対のようで同じことなんだという事も、最近改めて感じるようになり、そこでもあの3年間がふと頭をよぎるようになった。
もちろん、このようなキッカケでなくても、あらゆる体験から同じ考えを持つことはできるし、キリスト教に限らず、世界中に共通する考え方だと私は思う。
私の場合はそれが偶然ミッションスクールでの体験によって、よりスムーズに導いてもらえたと思っているし、毎日教えられてきたことが、年齢を重ねてきたことで、実感として結びついてきたのかもしれない。
さぁ、今の自分にできることを精一杯やっていこう。ワクワクしながら!
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