2010年6月13日日曜日

das Erdbeben - じしん

 昼頃に地震があった。ちょうど家にいたのだけど、マンションの上階なので、震度1や2でもそれより大きく揺れを大きく感じる。

 ドイツへ行ってまだ間もない頃、同じ地域に住む友達と電話で話していたら、ドンと揺れたことがあった。

「え・・?いま揺れた??」  「揺れた揺れた!地震だ。。」

 ヨーロッパでめずらしい地震にさっさと遭遇して驚いた事を思い出した。でも日本で経験するような長く大きなものとは違っていた。

 ヨーロッパでの建造物全てがアジアとは違っているけど、結局、地震がないからできることだよな~~、と羨ましく思う。地震がないからできる建築、維持。

 窓辺(外側)や塀の上に、きれいなお花のプランターを乗せて置いておくのが当たり前な光景も羨ましい。わたしもこれやりたい!って。笑

 食器棚の上に、そのまま高級なツボがどーんと置いてあったりとか。うーん。これは別に羨ましいワケでもないけど・・・危ないって思っちゃうのがやっぱりアジア人。。

 日本では、常に「地震がきたら落ちて危ない」ということが既に無意識に組み込まれているんだなぁと実感。


 そういえばまだ留学する随分前だけど、ウィーンを訪れた時に、楽友協会Musikvereinの楽屋というか楽器室というか学員室というか、の中にたまたま入る機会があったのだけど、大きな棚(2mはあるだろうか?)の上に、そのままチェロが置かれているのを見て、ええええ????それ、あり????と見たことの無い光景に固まった事も思い出した!笑 突然揺れて落っこちるなんて概念がないわけだから、そりゃぁ置いておいてもいいわけですよねー。

 私もドイツにいる間に、楽器をちょっとの間出しておいても大丈夫(もちろん家で)って感覚になってた事に帰国してから気がつき、は!いかんいかん!とケースの蓋を閉めるようになった。
 
 

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