2014年4月7日月曜日

ステキな季節、4月!

 3月は年度末にふさわしくイベント目白押しで、しかも子供たちからエネルギーと希望をもらいっぱなしでしたが、浸っている暇もなく新年度に突入です。時間は待ってくれません!
 休みもなくオーケストラのお仕事に行ったりしましたが・・・、

  桜、見たい!

 といっても、桜のピークって本当にピンポイントで、毎年タイミングを逃すのですが(しかもこの時期は花粉症なので屋外で優雅に佇むなんてNG!)、今年はささやかに家の近所を少し歩いて目を楽しませてもらいました。

 すると、「保存樹林」にも指定されているかなりの大木を見つけたのですが、枝が伸びて電線にわっさわさと絡まっていました!!

 桜ってむやみに切れない木なのよね・・・。だからなのかも知れませんが、これは今後どうなるのでしょうか??気になります!

 みなさんも、桜、楽しまれましたか?
我が家のベランダではチューリップが春を楽しませてくれています!
 紫のムスカリちゃんたちも大盛況!

 春は、生命のエネルギーがこれでもかと湧き上がってくる感じで、朝目覚めれば、楽しい!と思わされるような、すばらしい季節ですよね!
(これで花粉さえなければもっと最高・・・)



 さらには、束の間の気分転換に、久しぶりにミシンで遊びました!

 コンタクトレンズを入れるミニポーチ製作!!
 全て、家にあった余りもので完成です!
 細かい縫い目などは・・・(汗)ですが、とりあえず、見た目は可愛い♪

 こうした、ちょっとしたことが、大満足させてくれます!



 そうそう、4月から、TV番組もいろいろ一新しているようですね。


 私は星とか宇宙とか好きで、NHK-BSの「コズミックフロント」という番組を時々観るのですが、その番組でこの4月から使われる音楽を、一緒に演奏しています!

 まさか、自分が好きな番組の曲を演奏できるとは思ってもいませんでした!嬉しい!

 4月から、まだ観ていませんが、もしご覧になられたら、音楽にも少し耳を傾けてみてくださいね!笑


 さぁ、4月、この季節を楽しみましょう!


2014年4月6日日曜日

終了しました ~ 未来にはばたくドリームコンサート♪

2014年3月29日(土)
フィリアホール 14:00開演 全自由席1,000円(お問合せ詳細)


~フィリアホール×青葉区民プレゼンツ青少年育成企画 Vol.1~

"未来にはばたく
ドリームコンサート"





《第一部》~青少年1人+プロの演奏家3人で弦楽四重奏を組み演奏。1楽章ごとに青少年が交代。
・モーツァルト:ディヴェルティメントニ長調K.136
・ハイドン:弦楽四重奏曲 第67番ニ長調Op.64-5「ひばり」


《第二部》 ~プロの演奏者のみ
・ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第12番へ長調Op.96「アメリカ」


■公開レッスン&公開リハーサルのご案内■
■料金:無料 (未就学児入場不可)
■カルテットレッスン
3月24日(月) 13:00~15:00【リハーサル室】
定員30名(先着順)・受付にて3/29のチケット提示
■リハーサル
3月28日(金)13:00~15:00【ホール】
チケット不要・どなたでも入場可


中野りな(小3、ヴァイオリン)
大澤佑仁(小4、ヴァイオリン)
三好花奈(中1、ヴァイオリン)

菅谷史, Vn
竹原奈津, Vn
柳瀬省太, Vla
遠藤真理, Vc


<HPより引用>
本年度よりフィリアホールが全面的に青葉区民文化センターに移行したことに伴い、区民が自らプロデュースし、実施する企画を行うことを旨に、区民企画委員を募集し区民企画委員会を立ち上げました。初めての企画は、音楽家を目指す若い芽を伸ばすことを目的としたコンサートです。レッスン風景やリハーサルなども公開しますので、より身近で臨場感あふれる内容となっています。ご家族で是非お楽しみください。【企画・制作】青葉区民企画委員会


フィリアホール×青葉区のすばらしい企画に携わらせていただきます。

応募者の中からオーディションで選考された3人の子供たちと、プロであるすばらしい音楽仲間と共に室内楽の究極形である弦楽四重奏を教えながら演奏します。

若き才能に触れられるのは本当に刺激になり勉強になります!それに、このような企画が、私が子供のころにあったらどんなに良かっただろう!と思うような内容です。

既に第一回目の初回レッスン(リハーサル)が、先日15日(土)に行われ、子供たちの真摯な準備、一緒に弾きながら目を輝かせ、音や呼吸がどんどん変化していく様子にこちらもどんどん熱が入っていきました!

レッスンやリハーサルの見学は、演奏会を聴くのとはまた違い、そこまでの課程、室内楽の行い方、レッスンの様子を見られるのは貴重な機会だと思います。

そして、それを見た上で演奏会を聴けば、感動もひとしおとなるでしょう。
もちろん演奏会だけお聴きになるだけでも、子供たちの輝く姿、また彼らからのエネルギーを受けながら共に奮闘する我々の姿もご覧いただければと思います。


今まで、受講生として先生方からいろいろなことを提供していただいてきた自分が、もはや逆の立場になったことへの驚きも少なからず。
これまでの先生方の費やしてきてくださった労力などを実際に経験し、改めてありがたく思いました。感謝してもしきれません。

そして、教えることが、結局自分に教えられるということ。
最近は年齢のせいか、そのような立場や機会が増えてきて、それを痛感しています。


演奏会は29日(土)14時からです。
ぜひ足をお運びください!


 
遅くなってしまいましたが、おかげさまで大盛況のうちに終了いたしました!

こうして、子供たちに室内楽の指導を、しかも殆ど公開の状態で行うこと、おまけに一緒に弾きながら・・・、初めての経験でしたが、なんとも充実の濃い数日間となりました。
子供たちはまるでスポンジのように、目を輝かせてぐんぐん吸収していきます。なので、これはいつも思うことですが、教える側、接する側として大きな責任も感じます。子供たちはみな同じように同じだけの無限の可能性を持っていますから、それがどのように生かされ延ばされるかは、彼らが身を置く環境そのものによると実感します。
今回も、子供たちには、ヴァイオリンや音楽についてだけでなく、こういう時間に接する先生方の姿というのが彼らには強く刻み込まれるだろうと思い(自分の子供のころを振り返り)、彼らに少しでもプラスになる影響を与えられたらいいなと思って過ごしました。

また、教える=教えられる、と言うように、レッスンすることで勉強になり、結果として自分に教えられるということです。講師のみの演奏のリハーサルを行いながら、あ、これ子供たちに言ったことだよね!なんてことは多々ありました。

それから、なんといっても、今回の経験を通して、自分がこれまで受講してきた講習会などにおいて、先生方のご苦労・ご尽力を思い知ることに繋がり、あらためて感謝の思いに至りました。そして、これから自分にできる限り、それを還元していきたいと思いました。


今回の3人の子供たちとは短い期間でしたが、とにかくかわいらしくて、今後の成長がますます楽しみです!
そして、今回の企画第一回目を発案・実行された企画委員の方々のご尽力に、そしてこのような機会を与えていただけたことに、心から感謝申し上げます。

2014年3月20日木曜日

子供たち(桐朋)の『鑑賞会』のお知らせ♪



桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室「お茶の水教室」主催

『鑑賞会』

2014年3月23日(日)

18時開演(17時半開場)

日経ホール 入場料1,000円





2013年度から母校である桐朋学園大学の子供のための音楽教室の先生として、子供たちにヴァイオリン・アンサンブルを教えていますが、その初めての発表の場が今月23日(日)にあります。

幼稚園~小学1、2年生のうちからアンサンブルを学べるのは本当に素晴らしいことだと思いますし、それを教える・伝える難しさも痛感しています。また、子供たちは純粋にこちらの教えたことを受け取ってくれるので、その分責任の大きさも痛感です。
この一年間、初めてのことだらけで試行錯誤の連続。それでも子供たちや親御さんたちは一生懸命ついてきてくださり、ひたすら感謝の思いです。
本番で、かれらが一生懸命、のびのび演奏してくれたらいいなぁと、今から祈るような思い。ドキドキとワクワクを交錯しています!

ご興味のある方、子供たちの一生懸命な姿を応援しにいらしてください♪

2014年3月1日土曜日

終了しました ~ ピアノ・トリオ @ベーゼン ♪

2014年3月1日(土)
ベーゼンドルファー東京サロン(03-6681-5189)
16:30開演 (16時会場) 3,000円(当日Credit card決済)


"Wiener-Abend Vol.10"

~ベートーヴェンの跡~

*シューベルト : ピアノ三重奏曲 変ロ長調 作品99
*ブラームス : ピアノ三重奏曲 ロ長調 作品8


富永 峻 Shun TOMINAGA, ピアノ Pf
竹原 奈津 Natsu TAKEHARA, ヴァイオリン Vn
三宅 進 Susumu MIYAKE, チェロ Vc

 1月11日に出演させていただいた、ピアニスト冨永峻さん×ベーゼンドルファー企画の"ヴィーナー・アーベント=ウィーンの夕べ"シリーズ。今年度の最後の回に再び出演させていただきます。しかも今回は素晴らしいチェリスト三宅進さんを更にゲストに迎えられ、曲目もかなり豪華です。どっぷりウイーンに浸かれます。
個人的に、近年もっとも弾いてみたいピアノ三重奏曲が、このシューベルトの変ロ長調だったので、ものすごく嬉しい!のですが、それと同時にこの大曲、いや難曲にオタケビをあげそうになっております。聴いているととてもシンプルですきな旋律やモティーフが、弾いてみるとなぜか超絶(?)弾きにくい!それを感じさせずにいかにも心地よく聴かせられることができるように、そのための技術・イメージ・体力・・・あぁ、修行僧のようになってきました(笑)
ブラームスのこの曲も初めて弾きます。この名曲を弾ける機会が遂にきた、しかも素晴らしい共演者とともに・・・!リハーサルは至福のときです。幸せを噛みしめています。

中野坂上駅から直結しております、ぜひ足をお運びください!



リポートが遅くなってしまいました!(本日3月20日!)
みなさまのお陰で、ステキな時間を共有することができました!足をお運びくださった方々、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。

しつこいようですが(?)一曲目からこのシューベルトを演奏するのは、難しさをさらに増幅させるように、至難なものでした~!しかし、素晴らしい作品に、素晴らしい共演者と向かい合い、それを演奏会でお客様と共有できたことが最高の幸せです。それはブラームスにおいても同じです。今回は大先輩である三宅さんがぐいぐい引っ張ってくださり、おかげで「学ぶ」ということをより強く多くこなせた時間でした。勉強できる→成長できるって幸せです!
そして忘れてはならないのは、ベーゼンドルファー東京でのスタッフの方々の全面的協力。このコンサートをよりスムーズに、ステキなものにしてくださった最大の要因のひとつです。会場とプレゼンターのタッグというのは、いまや欠かせない関係性のひとつだと思います。ベーゼンの方々へ心より感謝申し上げます。

そして、今回とても胸にのこったキーワード。
コンサートの最後に三宅さんがお話してくださった中に、三宅さんが学生時代に比べ、今の若い人たちは演奏する機会(そしてそこから収入を得ることが厳しい)が断然少ないこと。そして、演奏する機会、経験がなにより大切だということ。このようなお話をしてくださったことはとても大きな意味があったと思いました。

得ること、学ぶこと、思考すること、この先の具体的なビジョンを描くこと、等々、多くにおいて影響を与えられた時間となりました。これからも歩みを前へ進めていこうと思います!

2014年2月21日金曜日

終了しました ~ メシアン × 武満徹 ♪

2014年2月21日(金)
城西病院ロビー 19時開演(18時半会場) 入場料無料(当日先着70名)

第99回 "ホスピタリティ・コンサート"
~現代の名曲~


*O. メシアン : 世の終わりのための四重奏曲
*武満 徹 : カトレーンⅡ


市川直子 Naoko ICHIKAWA, ピアノ Pf
小川道子 Michiko OGAWA, クラリネット Cl
竹原奈津 Natsu TAKEHARA, ヴァイオリン Vn
鎌田茉莉子 Mariko KAMATA, チェロ Vc


城西病院:ホスピタリティ・コンサート

荻窪にある城西病院では、ロビーで本格的なコンサートを、無料で開催されており、今回でもう99回目だそうです!ピアノの楽器は、あの名器ベヒシュタイン。私もここで演奏できることが楽しみでなりません。なお、場所柄、メシアンの、世の終わり・・・という和訳を、時の終わり・・・と表記されてという配慮もなされております。そもそも、通常では、いわゆるポピュラーで親しみやすく楽しい曲目を求められるはずですが、ここではそれにこだわらず、より本格的なものを(しかも無料で)提供するという、深いご理解と熱意のもとに構成されていることを、私もひしひしと感じています。
お近くの方や、足をのばしてでも、この時間を共有したいと思ってくださる方がいらっしゃいましたら、是非ともおいでください!


~終了しました~


企画者の平木さまのお話によると、10年近く続いているこのコンサート・シリーズで、いわゆる近現代のプログラムが組まれたのは初めてのことだったようです。そして定員(と予想)を大幅に越える入場数だったことにその企画者ご本人が一番驚かれたほど!それはこのコンサートシリーズに対する聴衆からの、これまでに築かれた信頼の表れだと思いました。そんな熱意あるお客さま、素晴らしい共演者、そして会場と一体となり、また支えられての、コンサートでした。みなさまに感謝申し上げます!ありがとうございました!

コンサートの後はみなでおいしいお食事とお酒をいただき、音楽からオリンピックの話題まですっかり盛り上がり、話は尽きません。帰宅が1時過ぎ、まだ脳ミソからアドレナリンが出ているのを、片付けをしたりしながら少しずつ静めていき、就寝したのは3時。そして今朝はマンション共同の排水溝清掃で、我が家が一番最初だったので、早起き→清掃が来る前までに洗濯2回済ませました~(笑)




ところで!ここのピアノが名器ベヒシュタインだということは先に記させていただきましたが、中の板には、あのフジコ・ヘミングさんの直筆サインと・・・なんとキスマークがつけられたまま状態が保たれています!2003年のもののようなのでもう11年目ですね!特にコーティングされているわけでも無さそうだったのでますます驚きました!
(写真の右下がキスマークです。見えますでしょうか?)


次は一週間後3月1日(土)のシューベルト×ブラームスのトリオ。その前にはオーケストラのお仕事でいわき往復もあります。
モードはすっかり切り替わっています!!自分がどこまでできるのか?尽くしたいと思います。


それから、今回のコンサートでステキな写真をとってくださった中村さま、ありがとうございました。

2014年1月19日日曜日

終了しました ~ "ドナウの春" @ベーゼンドルファー東京♪

2014年1月11日(土)
16:30開演(16:00開場) 3,000円
会場・お申込先: ベーゼンドルファー東京 03-6681-5189


ヴィーナー・アーベント vol.8
"ドナウの春"

ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンの為のソナタ 第5番『春』ヘ長調 作品24

ブラームス:ピアノとヴァイオリンの為のソナタ 第2番 イ長調 作品100


バルトーク:ヴァイオリンとピアノの為のソナタ第1番


竹原奈津、Vn
富永峻、Pf


ベーゼンドルファーによるコンサートのご案内はこちら


2014年最初のコンサート。フライブルク留学時代の仲間、ピアニストの富永峻さんが主催するコンサートシリーズに出演させていただきます。

"ヴィーナー・アーベント (Wiener Abend)" は、ウイーンの夕べ、という意味。ウィーン発祥のピアノの名器"ベーゼンドルファー"のサロンはその素晴らしいピアノがいくつも並び、その贅沢な空間で、その名器の音を堪能することができる、そんなシリーズです。またベーゼンドルファーの音色が弦楽器との相性も良く、その響きを肌で感じていただけると思います。

フライブルクからもローカル電車で1時間ほどのところにあるドナウ川の源流(Donauesshingen)から、オーストリアを通りハンガリーへと続くドナウ川下りを楽しんでいただけるような、しかも新春らしい春の輝きとエネルギーに溢れるプログラムを組んでみました。

一年の始めに良い時間をお届けできるよう、心身ともにエネルギーを注いでがんばります。
定員30名ですが、40名程度まで余裕があります、どうぞ足をお運びください!



いつもながらリポートがすっかり遅くなってしまいました(TT)
でも、この日の演奏会のことは私の中にとても強く刻み込まれています。
というのも、なんといっても、バルトーク。
高校~大学にかけてバルトークにハマりにハマっていた私ですが、この曲を弾く時がいざやってきて、本当に興奮しました。そして...ハードでした!もちろんバルトークの作品を弾くのはいつもハードです。
留学時代の師匠が、コンサートでこの曲を演奏し、本当に素晴らしい演奏で興奮しながら楽屋に会いに行ったら、今回、とあるアクシデントにより、たった二週間で仕上げた。とのお話を聞き仰天したのですが、今それを振り返り、改めて仰天してしまいます。私がその何倍の時間をかけても師匠のような演奏には追い付けないのですから!

さて、今回の会場は、ウィーン発祥のピアノの名器『ベーゼンドルファー』のサロン会場。その名器たちに囲まれた空間はとても贅沢で、コンサートの後には、実際に触らせて頂けたりしましたよ!
決して広くはない会場ですが、響きはなかなか良いのも嬉しいです。

3月1日(土)には、再びこの贅沢な会場で、贅沢なプログラム~ピアノ・トリオでシューベルト&ブラームス~をお届けする運びとなっています。

今の自分が一体どこまで到達できるのか...常にチャレンジ&エンジョイだと思います。
これからも、応援よろしくお願いいたします!