about...

桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)、桐朋学園大学音楽学部を卒業。いずれも卒業演奏会に出演。その後ドイツ国立フライブルク音楽大学へ留学。ディプロム課程、ソリスト課程をいずれも最優秀の成績で卒業し、ドイツ国家演奏家資格を取得。 これまでに山梨県芸術祭音楽祭にて最高賞の芸術祭賞及び実(みのる)賞受賞、第8回日本クラシック音楽コンクール第3位(1位無し)、ドイツ・マルクノイキルヒェン国際器楽コンクール特別賞受賞、ウイーン・プラハ・ブダペスト国際アカデミーコンクール・クラシック部門第2位、ポーランド・ワルシャワにてウロンスキ国際ヴァイオリンコンクール入賞および審査員特別賞受賞、ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール・セミファイナリストなど。オーケストラのソリストとして活躍。1995年にブルッフ、のちにウィーンのコンツェルトハウスでバッハ、日本でベートーヴェン、ラロ、モーツァルト、ブラームス(二重協奏曲)、ドイツでバーバーの協奏曲を演奏。特に2006年ドイツでの演奏は現地の新聞でも高く評価された。日本でも度々リサイタルを行い、特に2008年の帰国リサイタルは音楽誌でも高く評価され、また2012年にはブラームスのソナタ全曲演奏会を行い、その意欲的なプログラムと深部に迫る音楽表現には多大な賞賛を得た。また、室内楽にも意欲的に取り組み、桐朋学園在学中から桐朋室内楽演奏会の他、JTアートホール、サントリーホールの室内楽シリーズに出演。海外ではドイツの各地でデュオ・リサイタルを数多く行う中、室内楽の演奏会にも頻繁に出演。室内楽を愛する熱意から、2007年6月にはドイツ・フライブルクで室内楽演奏会を企画・出演、大きな成功と成果を収める。、また新たな試みとしては、2012年からは、桐朋の同期生で行う室内楽シリーズ『アンサンブル・ムータ』の発案・企画(出演も)にあたり、第一回目の成功と今後の活動継続に熱い意欲を燃やしている。オラトリオやオペラ、またバロックの演奏にも強い興味を持ち、在独中にはドイツやスイスを中心に積極的に活動。バロックではオラトリオや教会でのコンサートを重ねる中で2007年5月にドイツで行われたバッハの『音楽の捧げもの』のコンサート経験が自身に特に大きな影響を与えた。それらの活動の合間にサロンやホームなど観客と演奏家の位置が同じ空間での演奏会の経験を重ね、コンサートホールと違った新たな空間体験を積む。2007年末、日本へ帰国。桐朋学園大学卒業後からサイトウ・キネン・フェスティヴァルでの活動や、水戸室内管弦楽団や紀尾井シンフォニエッタなどにも出演など、さまざまな場での活動を行っている。現在桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室非常勤講師。