2014年3月20日木曜日

子供たち(桐朋)の『鑑賞会』のお知らせ♪



桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室「お茶の水教室」主催

『鑑賞会』

2014年3月23日(日)

18時開演(17時半開場)

日経ホール 入場料1,000円





2013年度から母校である桐朋学園大学の子供のための音楽教室の先生として、子供たちにヴァイオリン・アンサンブルを教えていますが、その初めての発表の場が今月23日(日)にあります。

幼稚園~小学1、2年生のうちからアンサンブルを学べるのは本当に素晴らしいことだと思いますし、それを教える・伝える難しさも痛感しています。また、子供たちは純粋にこちらの教えたことを受け取ってくれるので、その分責任の大きさも痛感です。
この一年間、初めてのことだらけで試行錯誤の連続。それでも子供たちや親御さんたちは一生懸命ついてきてくださり、ひたすら感謝の思いです。
本番で、かれらが一生懸命、のびのび演奏してくれたらいいなぁと、今から祈るような思い。ドキドキとワクワクを交錯しています!

ご興味のある方、子供たちの一生懸命な姿を応援しにいらしてください♪

2014年3月1日土曜日

終了しました ~ ピアノ・トリオ @ベーゼン ♪

2014年3月1日(土)
ベーゼンドルファー東京サロン(03-6681-5189)
16:30開演 (16時会場) 3,000円(当日Credit card決済)


"Wiener-Abend Vol.10"

~ベートーヴェンの跡~

*シューベルト : ピアノ三重奏曲 変ロ長調 作品99
*ブラームス : ピアノ三重奏曲 ロ長調 作品8


富永 峻 Shun TOMINAGA, ピアノ Pf
竹原 奈津 Natsu TAKEHARA, ヴァイオリン Vn
三宅 進 Susumu MIYAKE, チェロ Vc

 1月11日に出演させていただいた、ピアニスト冨永峻さん×ベーゼンドルファー企画の"ヴィーナー・アーベント=ウィーンの夕べ"シリーズ。今年度の最後の回に再び出演させていただきます。しかも今回は素晴らしいチェリスト三宅進さんを更にゲストに迎えられ、曲目もかなり豪華です。どっぷりウイーンに浸かれます。
個人的に、近年もっとも弾いてみたいピアノ三重奏曲が、このシューベルトの変ロ長調だったので、ものすごく嬉しい!のですが、それと同時にこの大曲、いや難曲にオタケビをあげそうになっております。聴いているととてもシンプルですきな旋律やモティーフが、弾いてみるとなぜか超絶(?)弾きにくい!それを感じさせずにいかにも心地よく聴かせられることができるように、そのための技術・イメージ・体力・・・あぁ、修行僧のようになってきました(笑)
ブラームスのこの曲も初めて弾きます。この名曲を弾ける機会が遂にきた、しかも素晴らしい共演者とともに・・・!リハーサルは至福のときです。幸せを噛みしめています。

中野坂上駅から直結しております、ぜひ足をお運びください!



リポートが遅くなってしまいました!(本日3月20日!)
みなさまのお陰で、ステキな時間を共有することができました!足をお運びくださった方々、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。

しつこいようですが(?)一曲目からこのシューベルトを演奏するのは、難しさをさらに増幅させるように、至難なものでした~!しかし、素晴らしい作品に、素晴らしい共演者と向かい合い、それを演奏会でお客様と共有できたことが最高の幸せです。それはブラームスにおいても同じです。今回は大先輩である三宅さんがぐいぐい引っ張ってくださり、おかげで「学ぶ」ということをより強く多くこなせた時間でした。勉強できる→成長できるって幸せです!
そして忘れてはならないのは、ベーゼンドルファー東京でのスタッフの方々の全面的協力。このコンサートをよりスムーズに、ステキなものにしてくださった最大の要因のひとつです。会場とプレゼンターのタッグというのは、いまや欠かせない関係性のひとつだと思います。ベーゼンの方々へ心より感謝申し上げます。

そして、今回とても胸にのこったキーワード。
コンサートの最後に三宅さんがお話してくださった中に、三宅さんが学生時代に比べ、今の若い人たちは演奏する機会(そしてそこから収入を得ることが厳しい)が断然少ないこと。そして、演奏する機会、経験がなにより大切だということ。このようなお話をしてくださったことはとても大きな意味があったと思いました。

得ること、学ぶこと、思考すること、この先の具体的なビジョンを描くこと、等々、多くにおいて影響を与えられた時間となりました。これからも歩みを前へ進めていこうと思います!