2009年2月28日土曜日

♪終了しました~シューマン♪

2009年2月28日(土)

19時開演  サロン・ド・キャフェ・クレチュール (03-3725-5005)

"小林五月のシューマン in Createur /Vol.1"


  ~Schumann~

スケルツォ、ジーグ、ロマンツェとフゲッタ Op.32
夜想曲集 Op.23
ピアノとヴァイオリンの為のソナタ 第1番 イ短調 Op.105



小林五月, Piano
竹原奈津, Violin : 共演

ピアニスト小林五月さん!着実な活動と実績を重ねられ、3、4年程前から?なんとシューマン・チクルスを始められました!ピアノ作品を全て・・・なんと壮大で気の遠くなるようなチャレンジ!以前に五月さんは「今私はシューマンに恋をしている!」とおっしゃられていた程、その思いは並でないことはこの実行力で充分すぎるほどスゴイです!東京文化会館(小)で続けられているこのコンサートシリーズ今月17日に第5回目迎えられ、またその傍らでCD録音も続けられ、そのCDはレコード芸術でも賞にもノミネート。コンサートやCD、活動など気になる方是非ココご覧ください。そんな実力・実績共に尊敬の大先輩がこんな若輩者のわたくしめなんぞを共演者に選んでくださり、なんと幸せモノな私でしょうか・・・。クラシックのコンサートを定期的に行われているサロン・ド・キャフェ・クレチュールにても小林五月さんのシューマンシリーズが開始され、その一回目に室内楽作品も取り入れるということで、ピアノとヴァイオリンの為のソナタを。この曲は私の中でも思い入れの深い作品。最後にこの曲を弾いたのはもう数年前になり、今回再び演奏するにあたって色々な事が発見できそうです。この度、演奏の後にはお食事も別にご用意されるようです(要予約)。ご興味のある方、こちらへお問い合わせしてみてくださいませ。(Tel番号は上記)


♪終了いたしました
ドイツではホームコンサートで弾く機会も多かったのですが、個人のお宅に人が集まって部屋にイスを敷き詰め、時には奏者と聴衆がぶつかるくらい接近した状態のことも。奏者に聴いている人の反応が丸ごと届き、また奏者の息遣いも聴衆に全て伝わります。音楽を共有する実感が持てる、私の大好きな空間。コンサートが終わった後は、皆で持ち寄った食べ物やそのお宅が用意した食事を、ワインとお喋りと共に楽しみながらコンサートの余韻に浸ります。あぁなんて贅沢・・・!今回のコンサートは正にそれを思い起こさせるシチュエーションでした。サロン・ド・キャフェ・クレチュールは温かい雰囲気、店内満席で24席。終わってからオーナーのお食事を堪能、酒の肴は音楽の話題でますますいい気分に・・! 今回のシューマンのソナタは丁度10年前の1999年1月24日に初めてリサイタルを開いた時に取り上げた作品で、当時とにかくハマって弾いていた曲。まるで意図的かのようにあれから丁度10年・・・今改めて取り組んでみると以前と違う感じ方や見え方に気づき、自分のこの10年という年月を感じられたのは何とも有意義な機会でした。小林五月さんとはリハーサルの数は少なかったものの、だからこそ(?)本番はお互いの呼吸に、これでもかと言うほど反応し合い、まさにライブ!弾いていてもほとばしるものがありました!この機会を与えてくださった小林五月さん、そして支えてくださる皆様に心から感謝です、ありがとうございました!あ、シューマンの作品を弾いたのが久しぶりだったのですが・・・いや~彼の複雑な精神状態を汲めば汲むほどこちらの精神も疲労困憊しそうでした~っ「シューマン!」

2009年2月24日火曜日

ここで弾く?

 実は私、かつて中学~高校時代にかけて、大相撲に熱狂していました。っていきなり何のカミングアウトだぁ・・・?!笑(ちなみに若貴時代です、はい。。)
 当時の私はとにかく中継で取り組みを観ないと気が済まず、なぜなら深夜に放送される総集編やニュースのスポーツコーナーではカットされてしまうところが非常に重要だったからです。各取り組みの力士たちが花道に登場する姿、土俵際に座って順番待ちしている力士の表情、土俵上で塩をまく姿、何度も顔を見合わせてから遂に立ちあうまでの流れ・・・それらの様子を一人一人見ては、今日は調子が良さそうだな、とか何か思いつめてるんじゃないか・・と、そこまで見て初めて「相撲を観る」と言えたワケで・・・と、当時を僅かに振り返っただけでこんなに熱く語ってしまう自分。本当に好きだったんだなぁ~まるで没頭していましたね!我ながら感心します、どこから来るんだそのエネルギーは・・・!?ガクッ

 そんな私のあまりの相撲好きを見かねた両親が、私の高校入学祝いとして、タイマイをはたいて両国国技館での升席での相撲観戦に連れて行ってくれたんですね~!(ちなみに私の影響だったかどうか、年の近い従姉妹も相撲に熱狂し、二人の相撲熱の上昇はもう誰も止められない状態に!という訳で彼女も一緒に観戦へ♪)
 演奏会に足を運んで生演奏を聴く臨場感ではありませんが、いつも平面(TV)でしか見た事の無かった両国国技館へ初めて行き、関取達のノボリを見て、あの会場の空気、目の前で見る取り組み・・・全てが立体的に(当たり前なんですが、言わば空気までが立体的に!)感じたのは今でも忘れられません!

 ・・・はい、そうですね、なんでこんな話をするかと言うとですね、まさか自分が将来両国国技館の中心で楽器を弾くことになろうとは!です。あれから10年以上経った今、あれ以来の両国国技館。こんな形で再来するなんて夢にも思っていなかったので不思議な感覚でしたが、でも当時の様子を思い出しました。あ~ここに『満員御礼』の旗が掲げられるのよね、とか、あの辺に座って観てたっけ?と周囲を見回して(相撲の)記憶を辿りながら弾くのはなーんとも変な感じ!人生には面白いことってありますねぇ♪

 ちなみに、普段は入れない力士の控え室も見れちゃいました☆お風呂も大きいし、ここで言うのもナンですが、お手洗いの○器の大きいこと・・・!キャ~すみません!いやホントに、さすがお相撲さんサイズですっ!他にも色々見ながら、当時培った相撲知識がポロポロと蘇ったりして。まさか私の中でヴァイオリンと相撲が繋がるとは、ビックリです。


 ・・・それにしても当時のあの周りが見えなくなるまで熱中するエネルギー、10代パワー恐るべし!(今欲しい??)
 

2009年2月20日金曜日

大好きエリアス

 2009年の今年は、ヘンデル没後250年、ハイドン没後200年、メンデルスゾーン生誕200年と、大作曲家たちの節目の年が重なっているようですが、こうして改めて見ると、なんだか歴史の流れを深々と感じては不思議な気持ちになります。ヘンデルもハイドンもとても長寿(ヘンデル74歳、ハイドン77歳)で、ハイドンが亡くなった年にメンデルスゾーンが生まれているという事ですよね(もっと細かく言えば、ハイドンが亡くなるおよそ3ヶ月弱前にメンデルスゾーンが生まれている)。まぁそれを言ったら他の作曲家もたくさんいるわけで、こんな事を考えていたらキリがないものの、でも考えてみるのは面白い。

 生誕200年のメンデルスゾーン。今月の3日が彼の誕生日だったので、改めてメンデルスゾーンについて思い返してみました。メンデルスゾーンの作品、とっても好きです!ドイツにいた時もライプツィヒにある彼の家を訪ねて、いろんな妄想を膨らませながら彼がここで生きていたんだなぁという事をより身近に感じたりしてきました。彼の音楽は、彼がとても恵まれて育ったためかよく満たされていて、聴いていて元気に幸せになります!そして私にとって思い出深い作品の一つに、メンデルスゾーンの作品があります。オラトリオ『エリアス』。

 ドイツへ行って間もない頃、地元の大きい合唱団の演奏会でのオーケストラを弾く仕事をしたのですが、その時の演目がこの曲。まだ言葉も良く分からなかったし、仕事がどのように進められていくのかなど、色々なことが初めてで新鮮にドキドキしていたのを覚えていますが、本番は大きい教会で行われ、真冬1月の教会の中ではどれほど厳しい寒さが襲ってくるのかを、まさに身をもって体験。その真冬の石作りの建物の中での『エリアス』の響きが、私を大きく包み込んでくれました。生まれて初めてヨーロッパの教会で聴衆ではなく奏者の一員として体験したあの響きが、あまりにカルチャーショックで感動したんですね。こんなに美しい響きがあるんだ・・・!

 それからというもの。折に触れてはCDを聴き、感動!を繰り返しています。また2007年のサイトウ・キネン・フェスティヴァルでは改めてこの作品を弾く機会に恵まれ、とにかく私としては幸せいっぱいでした。先日、日本に帰国以来久しぶりにCDを聴きたくなり、そうか~メンデルスゾーンは200年前の今月生まれていたのかぁと感慨にふけってみたり。彼はヘンデルやハイドンと違って短命(38歳)でしたが、まるでモーツァルトのように、その短い生涯でこんなに天才的な素晴らしい作品を世に残してくれたことに心から感謝したいです。

※写真はメンデルスゾーンの家を訪れた時のもの。一室にあるクラヴィコード。エリアスの譜面。本人の胸像。   
       

2009年2月18日水曜日

聴いてきました♪

この一週間に二つの演奏会へ行ってきました。

昨日17日には、ピアニスト小林五月さんのリサイタル。

"シューマン・チクルス vol.5"  Robert Schumann Zyklus Vol.5
東京文化会館(小) 19時開演
シューマン:
 @スケルツォ、ジーグ、ロマンツェとフゲッタ 作品32
 @夜想曲集 作品23
 @交響的練習曲(遺作付き) 作品13

 シューマンのピアノ作品全曲という壮大なプロジェクトの第5回目でした。ますます深い洞察力と解釈、そしてそれに伴う的確な演奏力・・・!シューマンの世界にどっぷり引きずり込まれていきました。彼女はいつも決して緊張やナーバスなく、ただあるのみ・・・という状態でその世界に誘ってくださるのです。演奏家としてそうあれること、憧れます。終演後の打ち上げでは来週の土曜日の本番についても話しながら楽しく盛り上がり、ピアノとヴァイオリンのソナタではまたシューマンのデュオならではの世界を繰り広げられたらいいな・・・と実感がふつふつと沸いてきて、楽しみでドキドキしてきました!


前後が逆になってしまいますが、13日にはベルリン放送交響楽団の演奏会へ行ってきました。

"マレク・ヤノフスキ指揮 ベルリン放送交響楽団"
サントリーホール(大) 19時開演
ベートーヴェン:
 @『エグモント』序曲
 @ヴァイオリン協奏曲 作品61
 @交響曲第7番 イ長調 作品92
 出演:樫本大進

 フライブルクで、特に音大時代が重なっていたことで、ヴァイオリニストの樫本大進くんとはとても親しくして頂き、ご飯食べたり遊んだりドライブしたり夜通し室内楽の初見大会したり、日本で私のリサイタルにまで足を運んでくださったり・・!と色々な事を共に過ごさせて頂きました。私が日本に帰国した後も彼の演奏会に足を運ぶのがいつも楽しみです。今回は初めて日本でコンツェルトを聴きましたが、とにかく音がキレイで何よりこの作品が生きいきと浮かび上がり、もう単純に「生きているって嬉しい!」という喜びを得ました。そしてそれはオーケストラの演奏にも同じ事を感じ、指揮のヤノフスキは若々しくテンポも推進力に満ち(もう80歳を超えていると聞きビックリ!!)、オーケストラの奏者達も全身で音楽をしていた姿が胸に強くぶつかってきました。仕事でオーケストラを弾く機会も多い今日この頃、改めてオーケストラのあり方などについても考えさせらる事に。終演後は僅かな時間でしたが大進くんや、聴きに来ていた他のフライブルク時代の友人達と一緒にカンパイして楽しくお喋りして帰宅しました。帰路ではオーケストラのアンコールのブラームスが心に染みていました・・・素晴らしかったです。ドイツが懐かしかった。

 身近な演奏家、憧れの演奏家たちを目の当たりにすること、そして交流すること。それがどれだけいい刺激であり栄養剤であるか・・・。ここ東京にいると、日々、多すぎるほどの情報と雑踏に揉まれて本当に大切なことが見えにくくなっているような気がしますが、純粋に自分に耳を傾け、音楽に対する気持ちに誠実である事をいつも確かめていたいと思う今日この頃です。
                    
              

2009年2月12日木曜日

ルクレールさん

 ジャン・マリー・ルクレール Jean-Marie Leclair (1697 - 1764)

 この作曲家の曲が、どうやら私は好きみたいです。彼の作品をたくさん知っているワケではありませんが、ドイツにいた頃、友達と二人でヴァイオリン・デュオの演奏会を教会で開催したことがあり、曲目を決める為にとりあえずいろいろ弾いてみよう!と、学校の図書館で手当たり次第借りてきた楽譜の中にルクレールがいました。実際にその演奏会の冒頭に彼の曲を取り上げたのですが、とにかく、なんと言うか、「わ~好きだな~!」という気持ち。ルクレールの作品がすっかり好きになってしまいました。その後クリスマスの礼拝でオルガンとの演奏をしたのですが、そこでもなぜかルクレールのソナタを取り上げました。後で知ったのですが割りと有名な作品だったようで、どおりで「いい曲~」と思ったわけ。

 ルクレール・・・好みだわ。(作品が、ですよ。笑)

 ルクレールはフランスの作曲家ですが、もともと舞踏家でダンスを教えていたそうです。そして同時にヴァイオリニストでもあり、当時はダンスの先生が踊りを教えつつ踊りの音楽も弾いていた為(当時のヴァイオリンはとても小さくポケットにしまっていたんですよ!)彼もきっとそうしていたかも知れません!って私の想像ですけど。彼はヴァイオリンの為の作品を多く残しています。

 デュオの作品は二人のやりとりが実に軽妙で弾いていてとても楽しい。音だけ聴いていると片方が旋律を弾き、片方が下を支えているように聴こえるのが、実は巧に交互に入れ替わって弾いている!なんて使い方がウマイです。さすが舞踊家?踊りも二人コンビで踊ったりしますよね♪やりとりの面白さを心得ていると言うか。
 それから、ソナタでもデュオでもとても苦労したのが、装飾音の入れ方(または即興)。日頃フランス・バロックに馴染んでこなかった身、スタイルも身体に入っておらず、知っている限りの方法で装飾してみればそれはもう笑っちゃうようなコッケイさ!これはいろんな演奏を知るしかない!とCDなど何度も聴いては真似してみたり、詳しい人に教えてもらったり。独特のリズムの感じ方(イネガリやヘミオラ)なども勉強になりました。普段はなかなか触れない分野ですが、それでもそういう機会になると興味が強く沸き没頭してしまう。やっぱり好きみたいです。

 ドイツでいろんなバロックの作品を弾く機会に恵まれた事は私にとって大きな宝物であり気付きでした。最近やっと、当時弾いたデュオ作品のCDが手に入ったので、やっぱり好きだな~さすがウマイな~と楽しく聴いています。 (私が友人と弾いた演奏とはだいぶ違う感じ・・・当たり前ですが!苦笑)
 また石の教会の響きで演奏する機会があったらいいな♪

2009年2月1日日曜日

♪終了しました~バルトーク♪

2009年2月1日(日)
14:30開演 サロン・テッセラ 3,000円

"小川道子 クラリネット・リサイタル"

ノルベルト・ブルグミュッラー
  :クラリネットとピアノのための二重奏曲
ヨハネス・ブラームス
  :クラリネットソナタ Op.120-1 f-moll
アルバン・ベルク
  :クラリネットとピアノの為の4つの小品Op.5
ジャン・フランセ
  :主題と変奏
べ−ラ・バルトーク
  :コントラスツ



Clarinet, 小川道子 Michiko OGAWA
Piano, 草冬香 Fuyuka KUSA
Violin, 竹原奈津 Natsu TAKEHARA

音大時代の2つ下の後輩でありながら、ドイツのフライブルクで知り合ったクラリネット奏者の小川道子さん。フライブルクで充実の3年を過ごし、2008年3月に帰国、この度待望の帰国リサイタルです!"フライブルク"は本当に不思議なほどいい仲間の出会いを導いて繋いでくれる地であり、彼女も私にとってその1人。私は後半のバルトークで共演させて頂ける事に。ピアニストがこれまたフライブルク仲間で、2008年末に帰国したばかりの素晴らしい演奏家!私の共演するバルトークのコントラスツについては、クラリネットもヴァイオリンも2つの楽器を使い分けて演奏されるところが見所(聴き所)のひとつかもしれません♪また会場のサロン・テッセラはあのサントリーホールの設計と同じ永田音響設計による、とってもステキな空間ですよ。

  

♪終了いたしました♪
 コンサート。お客さんに見て(聴いて)頂くのは演奏会の場ですが、そこまでには多くの事の流れがあります。思いつくだけでも、まず日取りを決め、会場を確保するところから始まり、共演者との相談、プログラミング、チラシ・チケット・パンフレット作り、そこへ重要な宣伝(集客!)=会計・・・・と考える事と多くの作業が次から次へと出てきます。大きなコンサートなどマネージメントのついている演奏会ではそれらの作業は彼らにしてもらえるので演奏者は演奏することに専念すればいいのですが、自分で演奏会を運営しようと思ったらそれら全てを演奏者が行う訳で。はっきり言って練習なんて最後の最後になるくらい大変です。そんな状況の中で音楽に向かい合うのにどれだけの集中力と頭の切り替えが必要でしょうか。今回の演奏会は小川道子さんが全て自分で行い成し遂げた、思い入れたっぷりのコンサートでした!私の出番は最後のバルトーク1曲なのでそれまでの演奏を客席で聴く事はできませんでしたが、終わって彼女は「今の自分の全てを音楽にのせて出し切った」という達成感に満ちていたのが印象的でした。お客さんを目の前にして自分を発揮するのはそう簡単な事ではなく、それはオリンピック選手などを見ていても分かります。今の自分の生き様をさらす場、それを音楽を通じてお客さんが受け、その反応を演奏者が受け、共感したり何か感じて考える事は、演奏者と聴衆がその場を「共有」する事になります。
 それにしてもバルトークのコントラスツ!何度弾いても本当に楽しくて、何よりスリリング!!!ひゃ~!それから特筆すべきは、ピアニストの草冬香さん。このプログラム全曲を見事に弾ききって演奏会を盛り立てていた事に感服、ブラボーです!!お疲れ様でした♪初めて弾いたサロン・テッセラも本当にステキな所でした☆☆☆☆☆
(写真は終演後の3人と、頂いたお花は私をイメージして作ってくださったオレンジのブーケ。)