2010年7月25日日曜日

プロコ・デュオ

 今月末に、あるヴァイオリンの発表会に賛助出演いたします。そのある発表会というのも、わたくしのヴァイオリン人生の原点ともいえるところ、物心つく前からここで弾いていたような・・・。

 帰国以来、毎回裏方手伝いで参加していたものの、今年は私も久しぶりに弾こうかな~なんておぼろげに考えてみたものの、ただ弾くのもなんか面白くないしな~、子供達が「わ~ヴァイオリンってすごいな楽しいな!」と思ってもらえるような事が出来ないかなぁなんて思ったところ、夏休みにドイツから2年ぶりに一時帰国する同級生の事が頭をよぎり、ヴァイオリン・デュオでもやっちゃう??とひらめいちゃったワケであります。

 早速その友人に打診したところ、快諾!

 発表会のプログラム製作や時間設定などの問題もあるとのことなので即連絡して、オッケー、これで段取りはとれた。

 というわけで、昨日、その友人の自宅まで行って合わせしてきました。プロコフィエフの二つのヴァイオリンの為のソナタから第1&4楽章。

 もしかしたらこうして彼女と2人だけで弾くのは初めて(アンサンブルなどでは日本でもドイツでもたくさん一緒にやってきたけど)。なのに、なんかとにかく通じるというか、話が早いというか。そして何をおいても、たのすぃ~!

 プロコのこの曲は、『ヴァイオリン・デュオ』の中でも代表的な作品ですが、さすがに内容もしっかりしてます。

 ヴァイオリンだけで、こんな可能性があるんだ!と子供達やみなさんに発見や楽しみを伝えられたら嬉しいんだなぁ。


 夜、合わせの帰りの電車で多摩川を渡るとき、なんと花火大会の真っ最中!!!ドーン・ドーンと打ちあがるキレイなバッチリ見れました!花火大会を見るなんて(見るって、ただの通りすがりだろう?)小学生以来です。

 さてさて、外は酷暑ですが、室内にこもって練習です。ふんふん!

2010年7月17日土曜日

さろめ


 今年のサイトウ・キネン・フェスティヴァルでのオペラ演目は、リヒャルト・シュトラウスの『サロメ』です。

 リヒャルト・シュトラウスのオペラ体験はこれが2つ目になるのですが、その1つ目が『エレクトラ』(『東京のオペラの森』にて)。

 あまりの大編成(私は第"3"ヴァイオリンでした!)のオーケストラ(オケ・ピットの中狭すぎ)、そして全1幕・1時間45分弾きっぱなし、しかもめちゃむずかしい・・・という、強烈な体験だったのですが、その時の記憶が生生しく蘇ることになりそうです。だって、サロメもどうやら全1幕・1時間45分の作品らしいじゃないですか・・・!ドカーン

 もう・・・体力あるもののみが生き残れるって感じです。今から調整しておく必要を切実に感じています。が、がんばるぞ!!

 ところで、当初振るはずだった小澤征爾音楽監督が体調回復の為にオペラ指揮を控え、代わりに若手の素晴らしい指揮者になりました。それもとても楽しみです。と同時に、小澤監督にはムリをせず一日も早い完全復活を心から祈るばかりです!


 写真は、先日食べたもの。頂いたおいしいサンマの干物を焼いてほぐして、青シソとゴマを振りかけて、イタダキマ~ス!おいすぃ~~!やはり家で食べるご飯が一番おいしい!(青シソが多すぎてサンマがよく見えない汗)
 
 

2010年7月16日金曜日

久々に美術館

 どは~っ気がついたらこんなに時間たちすぎ!先月はわりと好調だったのに!爆

 気を取り直して。。

 お仕事やら私用やら、バタバタとしておりましたが、やっと少し一段落?なので、弓の毛換えに渋谷へ行ったのですが、預けてから仕上がりまでに6時間!!

 一体どーしましょ・・・?一度家に帰る手もあったのですが、家の方もちょっとバタついていたので、せっかくなら有意義な時間つぶしをしたい。。。
 
 ということで、渋谷から東横線に乗り込み、みなとみらい駅を降りたところにある横浜美術館へ初めて足を延ばしてみました。今は『印象派とエコール・ド・パリ』展をやっています。
 時代の流れ順に、多すぎず分かりやすく観ていける展示でした。思いがけず、大好きなシャガールの作品もあって、わお!ラッキー!

 見終わったら、恒例のミュージアム・ショップを物色。シャガールの本を購入して、ミュージアム・カフェで軽いランチ、そのままシャガールを読書。

 う~ん窓辺沿いのテーブルで外の景色を眺めながら、いい時間じゃな~い!・・・と思いきや、エアコンが寒すぎて、これ以上ここにじっとしていられません・・・怒

 仕方なく美術館を後にしましたが、きっかけがなければここまで来なかったもしれない美術館へ、絵に会いにこれて、ちょっといい時間だったなー。といっても渋谷から特急でたったの29分なんですけどね!笑
 
 松本へ行く前までに、あとふたつ観に行きたい展覧会があります。
   ワクワク
  
 

2010年7月1日木曜日

モーツァルト?

 先日、マイケル・ジャクソンのTHIS IS ITに駆け込んできました。

 初回公開時に間に合わなかったので追加公開はラッキー!(しかも実家滞在中に行ったので空いていた&偶然その日がレディスデーだったらしく1000円だった!ラッキー!←はいはい)

 改めて、彼の全てに余分なものが一切なくて、どこまでも澄んでいて、話し声がまるでモーツァルトの音楽に聴こえた。

 地球の環境破壊などに対する、もう間に合わない、あと4年で地球を救わなければならない!という彼の強いメッセージは世界中に響くべき。