2012年 10月 21日 (日)
海のみえるホール(聖ステパノ学園内、大磯駅前) 14時開演
2,000円 (収益金はエリザベスサンダースホームに寄付されます)
第6回エリザベスサンダーホーム
"チャリティーコンサート"
~ピアノ四重奏の響き~ 潮風にのせて
ショパン:ノクターン
クライスラー:愛のよろこび
シューマン:ピアノ四重奏曲
島田玲:オリジナル曲『香』
ピアソラ:グラン・タンゴ
昭和の名曲:美空ひばり、石原裕次郎、ビートルズ
ピアノ:島田 彩乃
ヴァイオリン:竹原 奈津
ヴィオラ:島田 玲
チェロ:高木 慶太
昨年に引き続き、また素晴らしい会場で、素晴らしい景色のホールで素晴らしい仲間と素晴らしいお客様と事業団の素晴らしい方々と、この時間を共にすることができました!
昨年のアンケートにより、日本の曲も聴きたいというご意見をいくらか頂戴し、今回は島田彩乃・玲姉妹が自身の手で!いくつかの曲をピアノ四重奏の編成用にアレンジしてくれました!
やはりよく知られた曲や歌などは何度聴いてもいいし、本当にリラックスして聴いていただけます。またその反面というか、シューマンのピアノ四重奏曲のような本格的なクラシックでも、やはり名作であるこの作品の雄大さ、奥深さなど、本当に全身で聴いて楽しんでくださっているのが演奏している我々にも本当に強く伝わってきて、こんなにお客さんと一緒に音楽に向かって盛り上がれる雰囲気って、なかなかないかもしれません。演奏家冥利に尽きるような素晴らしい体験でした。
そして事業団のスタッフの方々も本当に心から私たちを温かく迎え入れてくださり、喜んでくださって、私たちは音楽という素晴らしいものを演奏し、それを喜んでいただけるという、なんて最高に幸せな者なんだろうと改めて感謝しました!
みなで心の豊かさを共有するという素晴らしい時間、そしてエリザベスサンダースホームのような素晴らしい環境ではぐくまれる子供たちへ私たちにできることなど、いろんな事を考え、感激させられた時間でした。みなさまに心から感謝申し上げます!
2012年11月11日日曜日
2012年11月10日土曜日
終了しました~アンサンブル・ムータ!
2012年 7月 12日 (木)
横浜みなとみらいホール(小) 19時開演 3,000円(全自由席)
桐朋43期生による
"アンサンブル・ムータ ~ Ensemble MUTA"
第一回室内楽演奏会
モーツァルト:4手の為のアンダンテと5つの変奏曲 ト長調 K.501
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
ピアノ:島田彩乃、宮崎明香
ヴァイオリン:竹原奈津、田島高宏
ヴィオラ:渡邊信一郎
チェロ:渡邊方子
桐朋時代から活発で音楽大好きで仲がよく、それでいて個性が炸裂していたような学年でしたが、卒業してそれぞれが国内外のいろんなところで学び経験を積み、今またあらためて私たちが桐朋で学んだという原点、室内楽という原点への熱い想いが募り、今年の元旦にピアニストの島田彩乃さんが「同期で室内楽演奏会をしたいなぁ」という一言に宮崎明香さんと私が賛同し、それがきっかけとなり一気にこのような演奏会の開催までに至りました。
皆それぞれが世界各地で研鑽・活動を重ねている中でのリハーサル時間の捻出も大変でしたが、その限られた中での音楽の作り上げ方、そしてこの顔合わせが一同に会するなんて高校卒業以来なのに、なんだろう?言わなくてもお互いの音楽ですぐに理解し合えるような・・・というこれがやはり皆同じ桐朋で学んだという素地・基礎であることを強く強く実感させられたのでした!
仕事ではなく(もちろん仕事でも全身全霊ですが!笑) 色んな事を忘れて、ただ最高の仲間と音楽の事だけに没頭できるなんて、こんな贅沢なことってあるんでしょうか??
実際に聴きに来てくださったお客様の感想に、「若々しくて音楽の情熱を感じて、本当に元気をもらったし、楽しかった。帰路の道中でも心がとても軽くてワクワクしていた!」というご意見を多くいただきました!私たちの楽しさが伝わったんだと思ってみんなで本当に嬉しく、これが本当に醍醐味だと実感したのです。
この企画はシリーズ化を目指して、今回は第一回目の旗揚げ公演。
同期生で作り上げるというのが全てのコンセプトです。今回はスタッフ、ステマネ、プログラム解説なども含めて全員が同期生で行うことができました。
もちろんこれから同期生以外の方も含めて、さらに多くの方々のお力をお借りいただく事になると思いますが、音楽を愛する仲間と、音楽の素晴らしさを伝えるひとつの手段として、このシリーズが細くても長く続いていきますように・・・
我々もがんばりますので、応援どうぞよろしくお願いいたします!
横浜みなとみらいホール(小) 19時開演 3,000円(全自由席)
桐朋43期生による
"アンサンブル・ムータ ~ Ensemble MUTA"
第一回室内楽演奏会
モーツァルト:4手の為のアンダンテと5つの変奏曲 ト長調 K.501
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
ピアノ:島田彩乃、宮崎明香
ヴァイオリン:竹原奈津、田島高宏
ヴィオラ:渡邊信一郎
チェロ:渡邊方子
桐朋時代から活発で音楽大好きで仲がよく、それでいて個性が炸裂していたような学年でしたが、卒業してそれぞれが国内外のいろんなところで学び経験を積み、今またあらためて私たちが桐朋で学んだという原点、室内楽という原点への熱い想いが募り、今年の元旦にピアニストの島田彩乃さんが「同期で室内楽演奏会をしたいなぁ」という一言に宮崎明香さんと私が賛同し、それがきっかけとなり一気にこのような演奏会の開催までに至りました。
皆それぞれが世界各地で研鑽・活動を重ねている中でのリハーサル時間の捻出も大変でしたが、その限られた中での音楽の作り上げ方、そしてこの顔合わせが一同に会するなんて高校卒業以来なのに、なんだろう?言わなくてもお互いの音楽ですぐに理解し合えるような・・・というこれがやはり皆同じ桐朋で学んだという素地・基礎であることを強く強く実感させられたのでした!
仕事ではなく(もちろん仕事でも全身全霊ですが!笑) 色んな事を忘れて、ただ最高の仲間と音楽の事だけに没頭できるなんて、こんな贅沢なことってあるんでしょうか??
実際に聴きに来てくださったお客様の感想に、「若々しくて音楽の情熱を感じて、本当に元気をもらったし、楽しかった。帰路の道中でも心がとても軽くてワクワクしていた!」というご意見を多くいただきました!私たちの楽しさが伝わったんだと思ってみんなで本当に嬉しく、これが本当に醍醐味だと実感したのです。
この企画はシリーズ化を目指して、今回は第一回目の旗揚げ公演。
同期生で作り上げるというのが全てのコンセプトです。今回はスタッフ、ステマネ、プログラム解説なども含めて全員が同期生で行うことができました。
もちろんこれから同期生以外の方も含めて、さらに多くの方々のお力をお借りいただく事になると思いますが、音楽を愛する仲間と、音楽の素晴らしさを伝えるひとつの手段として、このシリーズが細くても長く続いていきますように・・・
我々もがんばりますので、応援どうぞよろしくお願いいたします!
2012年5月21日月曜日
セザンヌ展と大エルミタージュ美術館展
先日は、私の好きな美術館の一つ、国立新美術館で開催されている、セザンヌ展と、大エルミタージュ美術館展をハシゴして観てきました。
何年か前に、横浜で開催されていた印象派展を観に行った時に、セザンヌの風景画に惹きこまれて以来、彼の住んでいたエクサン・プロヴァンスにも思いを馳せるようになり、今回のこの展覧会も楽しみにしていました。
また、エルミタージュ美術館も、今最も訪れてみたいところの一つで、サンクト・ペテルブルクに行ってエルミタージュ美術館へ行く、というのが今の夢なんです、実は。自分でも不思議ですが、あの美術館を一目見て知ったその瞬間から惹きこまれています。それはきっと私だけではないでしょう。多くの人を惹き付ける、それほどの魅力がそこには確かにあるのです。
さて、そんな私の好きなものばかりが同時に味わえるという贅沢極まりない一日!
気合いを入れて平日朝から行きました!
・・・が、もう混みこみ・・・!!
特に始めに観たセザンヌ展は人が多すぎて、正直なところセザンヌの空気感やテンポ感などにどっぷり浸るまでに及ばず・・・(^^;)
彼は、度を越えるほどの頑固さと不器用さで、それゆえに周囲の理解を得られないことも多かったようですが、そこには彼の絶対的な深い深い愛情があったのだということ、筆のタッチひとつひとつに慈しみと温かみを感じました。
そして気がつけば人ごみの中に居ることも忘れ、彼が実際に使っていた絵の具のパレットからは絵に対する情熱が溢れるエネルギーを感じ、少し切なくて温かい、そんな気持ちで観終わりました。
このままエクサン・プロヴァンスの気分に浸ってもいいのですが、やはりここまで来たからには・・・!
今度は2階で同時開催されている、大エルミタージュ美術館展でGO!!
うってかわって、古典的な宗教画、そして肖像画、そしてだんだんフランス印象派やキュービズムなど、いろいろな段階と画家の作品が次々と現れてきました。セザンヌのりんごも一枚ありました^^ 絵画の歴史というのは、こうして影響しあって時代と共に変化を遂げてきたんだと言う事を改めて認識し、それを楽しむことができました。
やはり今回の目玉であるマティスの『赤い部屋』、良かったな~。
TVで観たのは、始めは全て緑色で仕上げたマティスが、そのあと部屋の中の部分を赤に塗りなおし、絵の依頼主もそれを喜んだという話。赤い部屋と、窓の外の緑が、見るものへ程よい高揚感とリラックス感を与えるのだそう。
また今回の展示では、展示室の壁紙の色の演出も良かったです。セザンヌ展では緑、エルミタージュ展では赤。雰囲気とキャラクターが出ていたと思います。
絵を見ると、自分の中の想像力や精神的な部分に強く触れてくるものがあり、非常に大きな影響を受けます。
作者の中にあるイメージや思いを、自分の魂を絞って削って一筆ふとふでに託している、その創造エネルギーたるや、やはり作曲家と通じる部分があると思うし、そこにある景色を自分なりの表現で筆にのせていくあたりは演奏者と通じる部分があるのかもしれません。
今回もそんなことも改めて感じながら、とにかく大好きなふたつを偶然にも同時に堪能することができ(両手に花??笑)、嬉しい時間だったと同時に、いつか実際に訪れる事がありますように、とますます強く夢を抱く、そんな時間でした。
エクサン・プロヴァンス、そしてサンクト・ペテルブルクに思いを馳せて・・・
ステキな時間をありがとうございました♪
やはり今回の目玉であるマティスの『赤い部屋』、良かったな~。
TVで観たのは、始めは全て緑色で仕上げたマティスが、そのあと部屋の中の部分を赤に塗りなおし、絵の依頼主もそれを喜んだという話。赤い部屋と、窓の外の緑が、見るものへ程よい高揚感とリラックス感を与えるのだそう。
また今回の展示では、展示室の壁紙の色の演出も良かったです。セザンヌ展では緑、エルミタージュ展では赤。雰囲気とキャラクターが出ていたと思います。
絵を見ると、自分の中の想像力や精神的な部分に強く触れてくるものがあり、非常に大きな影響を受けます。
作者の中にあるイメージや思いを、自分の魂を絞って削って一筆ふとふでに託している、その創造エネルギーたるや、やはり作曲家と通じる部分があると思うし、そこにある景色を自分なりの表現で筆にのせていくあたりは演奏者と通じる部分があるのかもしれません。
今回もそんなことも改めて感じながら、とにかく大好きなふたつを偶然にも同時に堪能することができ(両手に花??笑)、嬉しい時間だったと同時に、いつか実際に訪れる事がありますように、とますます強く夢を抱く、そんな時間でした。
エクサン・プロヴァンス、そしてサンクト・ペテルブルクに思いを馳せて・・・
ステキな時間をありがとうございました♪
2012年5月10日木曜日
ロベール・ドアノー写真展
昨日、東京都写真美術館で5月13日(日)まで開催中の『生誕100年記念写真展 ロベール・ドアノー』展を観てきました。
どんな方なのか、この写真展の公式サイトから引用させていただきますと・・・、
『フランスの写真家、ロベール・ドアノー (Robert Doisneau, 1912年4月14日~1994年4月1日)は、生来の自由な精神と類まれな洞察力で日常の小さなドラマをとらえ、"ドアノー劇場"とでもいうべき独自の世界によって写真史上に大きな足跡を残しました。稀代の演出家ともいえるドアノーが作り出した軽妙洒脱な人間ドラマは、忌憚のない人間賛歌として見るものを幸福感に満ちた世界へいざない、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。人間に対する際限のない愛情と好奇心が生み出す忍耐と視線、写真表現に対する飽くなき実験精神。作品のどれもが、"写真の世紀"ともいわれた20世紀を見事に反映しています。』
彼の作品を初めてこうしてじっくり観ました。
人々の日常の自然なひとコマ、自然な表情、見ていて思わず笑ってしまう瞬間(しかも共感を持って!)が次から次へと、現代と違ってとてもアナログでひとつひとつがリアリティを持った時代の、そこにある匂いまで感じ取れる、本当に惹きつけられっぱなしな写真たちでした。
また見ごたえの一つに、20世紀に活躍した偉大な芸術家たちとの交流、またドアノーの人柄ゆえに、その偉大な彼らがドアノーの前ではカメラをも意識することなく素の表情を見せていて、歴史的にはこういうイメージを持たれているあんな方も、実はこんな人柄なのかも・・・と想像させられるものも。私自身も力を抜いて素の状態でそんな偉大な人と一緒にそこにいる気(錯覚)にさえ陥れる・・・、なんて幸せなんでしょう(笑)
うーん。リアリズム。20世紀。
なにか、やっぱり良い時代だったのかも。
ひとまずは、今すぐヨーロッパに行きたくなりました!昨夏に少し奮発して買ったカメラも持って!(もちろんヴァイオリンも一緒に!笑)
どんな方なのか、この写真展の公式サイトから引用させていただきますと・・・、
『フランスの写真家、ロベール・ドアノー (Robert Doisneau, 1912年4月14日~1994年4月1日)は、生来の自由な精神と類まれな洞察力で日常の小さなドラマをとらえ、"ドアノー劇場"とでもいうべき独自の世界によって写真史上に大きな足跡を残しました。稀代の演出家ともいえるドアノーが作り出した軽妙洒脱な人間ドラマは、忌憚のない人間賛歌として見るものを幸福感に満ちた世界へいざない、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。人間に対する際限のない愛情と好奇心が生み出す忍耐と視線、写真表現に対する飽くなき実験精神。作品のどれもが、"写真の世紀"ともいわれた20世紀を見事に反映しています。』
彼の作品を初めてこうしてじっくり観ました。
人々の日常の自然なひとコマ、自然な表情、見ていて思わず笑ってしまう瞬間(しかも共感を持って!)が次から次へと、現代と違ってとてもアナログでひとつひとつがリアリティを持った時代の、そこにある匂いまで感じ取れる、本当に惹きつけられっぱなしな写真たちでした。
また見ごたえの一つに、20世紀に活躍した偉大な芸術家たちとの交流、またドアノーの人柄ゆえに、その偉大な彼らがドアノーの前ではカメラをも意識することなく素の表情を見せていて、歴史的にはこういうイメージを持たれているあんな方も、実はこんな人柄なのかも・・・と想像させられるものも。私自身も力を抜いて素の状態でそんな偉大な人と一緒にそこにいる気(錯覚)にさえ陥れる・・・、なんて幸せなんでしょう(笑)
うーん。リアリズム。20世紀。
なにか、やっぱり良い時代だったのかも。
ひとまずは、今すぐヨーロッパに行きたくなりました!昨夏に少し奮発して買ったカメラも持って!(もちろんヴァイオリンも一緒に!笑)
2012年5月7日月曜日
終了しました~20世紀のパリ♪
2012年4月25日(水)
¥4,500 (シートチャージ& 1ドリンク込)
"20世紀のパリ"
~ストラヴィンスキーを取り巻く同時期のフランス音楽~
・ドビュッシー : 第一狂詩曲
Debussy : Premier Rhapsodie
・ストラヴィンスキー : 協奏的二重奏曲
Stravinsky : Duo Concertante
・ミヨー : ヴァイオリンとクラリネットとピアノの為の組曲 作品157b
Milhaud : Suite pour violon, clarinette et piano Op.157b
・ドビュッシー : 月の光
Debussy : Clair de Lune
・フォーレ : シシリエンヌ
Faure : Sicilienne
・マスネ : タイスの瞑想曲
Massenet : Meditation de Thais
・ストラヴィンスキー : 組曲『兵士の物語』
Stravinsky : Histoire du Soldat pour clarinette, violon et piano
澤田智子 Tomoko SAWADA / Piano
小川道子 Michiko OGAWA / Clarinett
竹原奈津 Natsu TAKEHARA / Violin
♪チケット予約などのお問い合わせ
THEGLEE事務局:ticket@theglee.jp 03-5261-3124、03-5261-3123
いつもいろんな方々から演奏会の出演をさせていただいておりますが、今回は久しぶりに自ら企画に携わっています!
今回は桐朋の高校からの同級生のピアニスト澤田智子さんとの初共演。それもこれもフライブルク時代からの仲間、小川道子さんを通じて高校以来の再会と共に実現したという・・・。ご縁というのは不思議であります。
また会場は昨年末にオープンしたばかりのライブハウスTheGLEE神楽坂。ここでのコンサートもどんな雰囲気になるのか楽しみです。テーブルと1ドリンク込で、リラックスして寛いでいただける事と思っています。
お仕事帰りにも間に合う、19:30開演となっております。お酒と共に、ステキな空間で音楽を聴きながら日常を忘れてみませんか??是非足をお運びください!
終了しました♪
小さな会場だったとはいえ、満員のお客様に恵まれ、みなさまのお陰でコンサートを無事に終えることができました!応援してくださった方々、本当にありがとうございました!
今回のような会場、そしてこのようなスタイルは初めての試みで、試行錯誤しながらといった部分も多かったのですが、経験できるあらゆる事が糧になるので心から感謝です。
今回は、会場にあるプロジェクターを使わせていただけるということで、『兵士の物語』では少し、聴いて頂く方々へのストーリーのイメージの助けにと、絵本の絵を流しながら演奏という事も試みてみました。しかしある程度、演奏時間に合わせて編集した上映とはいえ、生演奏という生ものに毎回カンペキに一致させるまでの事は難しく、どのくらいお客様に伝えることができたのか、またこの会場でそれをするのであれば更なる工夫や別の方法も模索しても良かったのでは、という貴重なご意見もいただき、音楽以外の演出でもいかにお客様にシンプルかつ想像力をかきたてるものを提供できるか、という事についても勉強させられました。 音楽でも絵でも、奏者や描き手の世界がそのまま聴衆に伝わるもの。また演奏家は作曲家の世界を伝えるパイプのよう役目でもあり、その世界をどれだけ自分の中で咀嚼・消化できているかが最大の仕事となります。伝えることがどれだけの大仕事であり大きな責務であるのか、改めて骨にまで染みるありがたい経験となりました。
いつも応援してくださる方がた、足を運んでくださる方々、貴重なご意見をいただける方々に心から感謝いたします。ありがとうございます!
さてさて!次は来月のプログラムに向けての準備です。曲がコマコマと多いので、ますます準備の質を問われそうです!さぁがんばろう!
しかしながら、単純な自分が今回も改めて思ったこと。音楽はやっぱりいい!!
2012年4月14日土曜日
あっという間・・・ 4月25日(水)
あまりにブログ更新をさぼりすぎて、昨年の夏のサイトウキネンあたりからの事も書けてないうちに桜の満開のピークも過ぎようとしています・・・この調子だとあっという間に一年が経ってしまう・・・!?
そんな頼りない私のブログをも、時々のぞいてくださる方もいるようで、ありがたい気持ちと申し訳ない気持ちでなんと心が痛いやら。。
でもそこで、「がんばって更新しなきゃ」と力みすぎずに、少しずつでもやっていこうと思い直しているところです。相変わらずマイペース更新ですが、それでも見てあげてもいいよという方、どうぞ宜しくお願いします。
ひとまず、今月の演奏会のインフォメーションをページの冒頭に載せさせていただきました。
4月25日(水)の夜19:30からです。昨年末に新しくできたばかりのライブハウス TheGLEE 神楽坂 というところで、飯田橋駅から徒歩2~3分です。
テーブルと1ドリンク付でライブハウスでの公演というのは初めての体験で、今からどうなるかドキドキです。
もともとストラヴィンスキーの『兵士の物語』をやりたい・・・というところからイメージが広がり、今回の様なテーマ "20世紀のパリ" と落ち着きました。
ピアノ・クラリネット・ヴァイオリンという編成の作品は限られていてあまり聴く機会も少ないかもしれませんが、鍵盤楽器、管楽器、弦楽器なので最小オーケストラのような機能も果たせるような・・・聴いていて楽しいと思います。
また、他にもそれぞれのデュオやソロも織り交ぜ、音楽とお飲み物で気分転換していただくにはバッチリ!な内容になることを期待しています。
お仕事帰りにも間に合う19:30開演です。是非足をお運びください!
お問い合わせ:THEGLEE事務局
ticket@theglee.jp 03-5261-3123、03-5261-3124
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