2010年11月25日木曜日

♪終了しました~デュオ&ソロ♪

2010年11月14日(日)
『さくらさくら』 14時開演 入場料1000円

  第2回室内楽コンサート
"ピアノとヴァイオリンのお部屋"


ヴァイオリン / 竹原奈津
ピアノ / 小宮尚子

フランク : ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調
クライスラー : レチタティーヴォとスケルツォ・カプリス
クライスラー : 愛の悲しみ・喜び  その他


 2年前帰国リサイタルで共演を果たしてくださったピアニストの小宮尚子さん!
尚ちゃんはフライブルクでも同時期に過ごし、一緒に室内楽も楽しんだ同志であり、また音楽を本当の意味で共有できるかけがえのない仲間の1人です。
今回は彼女のゆかりの土地で再び2人で音楽できることになりました♪親しみある作品とピアノとヴァイオリンそれぞれのソロ作品、そして王道のフランク・ソナタ。ステキな時間になりますように・・・!


 ♪終了いたしました
 リポートがすっかり遅くなりました!汗
 ここでのこのコンサートはタイトルにもあるように2回目ですが、終わってみて、また更に3回目・・・と気持ちが続いてしまうようなステキな時間でした!!
 今回は、アゴ当てと肩当てを一新してから初のソロ本番だったので、ある意味ひとつの実験というか、本番でどうだろうという事が試せる貴重な場でもありました。実際に、本番では練習やリハーサルでは起きない現象や症状が現れ、やはり本番の経験が何よりの収穫になりました。よりいい効率で音楽ができる体勢を引き続き求めていきたいと思います。
 それから、座って弾くオーケストラ、座って弾く室内楽、そして立って弾くソロなどの、それぞれで音のバランスの取り方が様々で、その切り替えや塩梅のいい経験にもなりました。やはり色々な種類を経験できることは本当に有難く幸せ、そして大切なことだと改めて実感。
 ピアニストの小宮尚子ちゃんとも、いろいろなイマジネーションやインスピレーションを分かち合える貴重な仲間として、本番でも新しい音楽を共有できて本当に感謝です!! 

2010年11月12日金曜日

そういえば、どうなった??

 大変なことに気がつきました。
 時既に遅しです。

 上野で開かれていたシャガール展に行きそびれたってこと!

 8月に、この酷暑と夏休みの混雑で倒れそうと思い、うーん松本から帰ってきて涼しくなったら行こう。なんて思っていたのでした。
 10月11日まででした。忙しくてすっかり頭の中から飛んでいました。


 ガーン・・・


 なぜ思い出したかっていうと、時々頭の中をめぐる、私をシャガールの魅力にはまらせた『ブルー・コンサート』があった青山ユニマット美術館のこと。

 (ついでに、なぜそれが頭をめぐったかというと、どうやら、今フランクやっているのでパリの芸術のことを思い描いていた為・・・のようです。)


 むむ~。昨年3月末で閉館してしまったあの美術館の、素晴らしい作品たちは一体どうなっているのでしょうか・・・?

 調べても情報つかめず。

 分かることは、多くの方が私と同じように作品の行方と美術館の今後を気にされているということばかりです。
 
          過去記事→『ブルー・コンサート

 

 さてさて、明日はいよいよ福島入り。
 東京より寒いみたいだから、着ていくものを気をつけなければ。。
 

2010年11月11日木曜日

げいじゅつのあき

 
 いよいよ寒くなってきましたね!

 芸術の秋のおかげか、9月に松本から帰った直後からナンダカンダと忙しく日々を過ごしております。

 今月は特にバリエーションがあり、ソロ(ピアノとのデュオと、完全な独奏)の本番、オーケストラのお手伝い、そして室内楽の弦楽四重奏がふたつ!

 ひとつのカルテットでのお仕事本番(演奏時間たった15分!)は8日に終わったのですが、月末にあるカルテットのコンサートの合わせもし、今週の残りは14日にあるコンサートのピアニストとのリハーサルのラストスパート。

 それが終わったらひとまず整体に行って身体を調整し、オーケストラのリハーサルに出ながらカルテットの合わせとレッスンを受けます!
 
 レッスン!楽しみ!!

 このカルテットは自主的に仲間が集まって演奏するもので、お仕事とはちょっと異なります。日々仕事に追われる中で、自分達で自分達のペースで音楽を追求できる楽しみは、もはや贅沢!

 とりあえず、まずは同じく贅沢な14日のソロのコンサートに向けて、アクセル全快といかねば♪

 目の前のことと、全体のバランスをうまくとりながら進めていくって作業には未だに苦戦ですが、充実の幸せをかみしめながら、乗り切りたいと思います!


 観に行きたい絵とかあるものの時間と体力が間に合わない・・・
 こんな時に身体がふたつ欲しい!笑
 
  

2010年10月12日火曜日

久しぶりすぎですが、

 
 あっひゃ~・・・

 あれよあれよと月日がたち・・・

 サイトウキネン後半戦のレポートがすっとんだまま、一ヶ月以上も過ぎているではあ~りませんか!?

 松本最終日本番、終演後に最後のパーティ、そのまま先輩ご夫妻の車で夜中に東京へ戻りまして、次の日の朝からオーケストラのお手伝いの仕事が開始!ひょ~っ!
 急なお仕事も舞い込んだり、その間にピアニストとのデュオの合わせや、生徒ちゃんたちのレッスン、一時帰国中の友達と久々の再会を果たしたり、友人の新築祝いの初訪問したり、歯医者さんに行ったり、実家へ行ったり、風邪ひいたり(爆)・・・というものが間あいだに食い込みながら、ほとんどが休みなくオケのお仕事に追われておりました。。そういう明日も本番です。

 先日はやっと、およそ2ヶ月ぶりに整体へ行けたのですが、思っていた以上にガチガチガタガタだったようで・・・。その好転反応か、昨日の本番中にも目の奥・頭の芯の異常な痛みに襲われたり。。今日は大分収まってきましたが。

 そんな中、今日は、先週の本番前に行ってきた乳がん検診の結果報告を聞きに行ってきましたが、昨年同様めでたく異常なし!よっしゃ~。自分の健康管理もしていかねば、です。


 松本のリポートも(今更??)したいのですが、先に、今月17日に行われる予定だったデュオのコンサートが、都合により日時変更になったので、そのお知らせです。

 来月の11月14日(日)14時開演に再決定いたしました。

 フランクのソナタを中心に、親しみのある小品を組み込んで構成しています。また詳細は別にご案内いたしますね♪


 さてーー。明日もメキメキがんばるぞ~~!
 
 

2010年8月31日火曜日

サロメ終了、そして


 昨夜は、ついにサロメ最終公演を終えました。

 やっぱり演奏って生き物だな~って思います。それがこんなに多くの人たちで1つのものを作り上げるオペラでは、特に毎回の生き物度も大きいな~と。
 全4回公演でしたが、毎回がこんなに違うものになるのかと驚くほど。

 個人的にはオペラ演奏はすごく好き。環境がハードなので心身ともにウケるストレスも大きいけど(狭い暗いなどで身体に負担が大きいとか)、具体的なシーンを具体的な音楽表現で盛り上げる仕事は楽しい。
 次にオペラが弾けるのはいつになるのかなぁ・・・


 一息つく間もなく、今日からいよいよオーケストラB&Cのリハーサル開始。
 小澤征爾総監督によるチャイコフスキーからリハーサルは始まります。

 オペラで帰った人、B&Cプログラムから新しく参加する人。今日からまた空気も少し変わりそう。

 気分も一新、音楽していきます!
 

2010年8月30日月曜日

90歳バースデー

 昨日は、ロバート・マンさんの90歳記念コンサートと、その後バースデーパーティが開かれました。

 コンサートでは、全ての曲目をマンさんが指揮する予定でしたが、自身の体力を考慮して、ベートーヴェン以外は、彼の長年のクワルテット・パートナー(ジュリアード・クワルテット)であったスミルノフ氏が代わりに指揮をされました。


 なぜ彼がこのプログラム(曲目)を選んだのか・・・。

 特にベートーヴェンではその境地というものか・・・演奏が始まって、そして終わったときには、涙がボロボロ出てきて、これはなんの涙なんだろう・・・?
 多分まだ自分は知らない、まだ遥かに遠いところにある何かにかすかに触れてしまったのかもしれません。
 ジュピターの最後でもどこかへ幽体離脱してしまっていた境地でした。


 パーティでの小澤さん、
 「今彼(マンさん)と共に時間を過ごせた人たちが、これがどんなにすごいことなのか、今分からないバカは(←もちろん愛を込めた表現です!)いつか分かるときが来る。もう分かっているヤツは、そういうこと。」

 マンさんという存在そのものが『愛・歓び』と、きっと誰もが感じていると思います。

 私の師匠、原田幸一郎先生も昨日のコンサートとパーティに駆けつけられていました。
 原田先生は、あまりご自身のことを多く語られない先生だったけど、いつだったかレッスンの時に、「東京クワルテットで一ヶ月くらいの合宿期間中、毎日マンさんのレッスンを受けたけど、一度も感動しないことはなかった。毎日が感動だった。マンさんは音楽も人としても神様みたいな方だよ。」と仰られていた話が忘れられない。

祈りを込めて!

 日々、自分の出演する本番としない本番、イベントが続き、なかなかゆっくりPCに向かう時間がとれません!
 書こう!って思う事はいろいろあるのですが~・・・ガク

 というわけで、遡りますが、
 小澤征爾総監督からの大事なお知らせです。 
 「未来の為に」今を大事にしていただきたいです!
 我々は魂と祈りをこめてチャイコフスキーを演奏します。みなさんも一緒に祈りながら聴いてください!
 
 

2010年8月25日水曜日

ふるさと~♪

 23日のオーケストラAプロでスゴイ熱演のあと、昨日はやっとオフ。
 とはいえ、それは自分が直接演奏に関わっているものの話で、フェスティヴァルの催しは、期間中は常にあります。

 早速、昨日は聴衆として『子供のための音楽会』と『ふれあいコンサートⅡ』をハシゴしてきました!

 小澤征爾音楽塾オーケストラでは、友達や後輩たちが本当に全身全霊で真摯に音楽している姿にはいつも初心のようなものを思い起こさせられます。

 個人的に受けてしまったサプライズ。

 コンサートの最後に子供達や聴衆全員で歌った「ふるさと」。
 この歌をきちんと歌ったのって、もしかしたら初めてか小学校の音楽の授業以来か・・・3番の終わりでは思わず涙がぁぁぁ。
 あんなに素晴らしい歌だったなんて。。
 一緒に聞いていたビオリストの茜ねーさんと2人でウルウル笑

 うーん、やられた・・・


 ふれあいコンサートⅡでは、クラリネットの音楽で、ブラームスの五重奏とベートーヴェンの三重奏。
 クラリネッティストのラリー・コムズさんはなんと御歳70歳だとか・・・!それだけでもすごいのに、なんて温かい深い優しい・・・歳を重ねることがこんなにステキな音楽になれることだということを見せ付けられたきがしました。


 もう最後のベートーヴェンではまたまた胸がいっぱいに・・・!!!

 チェロのチンちゃんの演奏もまた本当に素晴らしくて、まるで白い羽をまとった天使たちが彼女を演奏させているようでした。


 さてさて。今日はオペラの2回目本番。
 本番前には小澤征爾監督から我々に直接メッセージもくださる予定。
 ドキドキ・・・!

 今の自分達が今の状況の中でできることを尽くして、よりいい音楽をしたいです♪

2010年8月23日月曜日

いろいろいろいろ♪

 
 松本入りしてから、オペラのリハーサル、Pressリハーサル、公開ゲネプロ、オーケストラAプログラムのリハーサル、そして、昨夜やっとオペラ本番初日。今日はオーケストラAプログラムの本番。

 その間にも、ふれあいコンサートでロバート・マンさん90歳!の室内楽コンサート、そして武満徹メモリアルコンサートも聴き、それぞれにまさに強く優しく熱く魂をゴシゴシ磨かれた感じ。

 いろんな事があった気がするのに、昨日がやっと初本番だった(今回初めて本番服を着た)のが変な気もしたり。


 昨夜の初本番の後には、恒例のオープニング・パーティ。

 小澤さん!


 遠くからズーム撮影で手ブレッ!!

 本来はオペラも小澤さんのはずだっただけに、久しぶりに彼の話し声が聞けて、無性に嬉しく胸がちょっと熱くなってしまいました。
 癌はフリーになったそうで本当に良かったんだけど、ぎっくり腰が本当にしんどそう。とにかく休めるだけ休んでいただきたいです。


 今夜のオーケストラの本番も楽しみ。
 やっぱり暗いピットより広いステージで弾けるのは身体がラクだと思う。
 
 

2010年8月20日金曜日

ただいまサロメ中

 
 
 
 松本に入ってもう9日!



 昨日はやっと、というかなんというか、サロメの公開GPがありました。
 本番はあさって。

 ・・・までの間の、今日と明日は、オーケストラAプロのリハーサル。

 き、切り替えるぞ~~っ

 とりあえず、がんばってます!
 

2010年8月8日日曜日

ハンブルクのお土産


 一時帰国中のたぢお夫妻からお土産もらいました。
(※たぢおは同級生でフライブルク時代を共に生き抜いた戦友であり親友であり。今はドイツ・ヘアフォルトのオーケストラのコンサートマスターですよ!)

 港町ハンブルクのお土産で、(ハンブルクではなく)キール(更に北にある港町)のニシンの缶詰・・・

 ・・・・・かと思いきや、なんとチョコレートだとさ!!!

 確かにミルクチョコと書いてありますがね。。このパッケージ見て、わ~おいしそうなチョコ!とはまぁ誰も思いませんよ~!いくら港湾都市だからってチョコまで魚でアピール・・・なんかね~まだ開けてません。。爆


 ハンブルクといえば、留学前に先生探しで訪れたきり。

 当時既にハンブルクへ留学していた同門の後輩を頼って、2泊しました。1月なのに生暖かく、常に雲がどんより灰色の空だった記憶。実際に私が住んだ街フライブルクはドイツでも最も日照時間が多い街らしい。建築の特徴や、街の色。同じドイツでも北と南の違いを思い出します。
 

2010年8月5日木曜日

"エトワール・ガラ 2010"


 さて、今度は少し遡ります。

 先月29日に、プロコフィエフの合わせの後、オーチャードホールで行われた『エトワール・ガラ2010』公演を観に行ってきました。
 パリ・オペラ座バレエ団の最高位バレリーナに与えられる称号エトワール(=星)。そのエトワールたちが中心になって行われるこの公演は今回が第3回目だそうです。
 ちなみにこれを知ったのは、『徹子の部屋』にエトワールのマチュー・ガニオさんが出演していたのを観たのがキッカケ。いや~ホント、メディアの影響力って大きいですわ。。

 フィギュアスケートを見ていても感じることではあるけど、音楽と動き=音楽の解釈、それを身体でどう表現するか・・・その想像力。今回、日頃ちょっと使い切れていなかった脳のある部分をびんびん刺激された感じでした。彼らはとにかくこちらの想像力を超越していました。

 動きひとつひとつは音楽のフレーズそのもの。

 有名なカルメンやアルルの女、人魚姫などの他、スカルラッティのパ・ドゥ・トゥは最もクラシックでシンプルでその美しさに息をのみ、またバイオリンの生演奏で自作の振り付けでソロで踊られた作品では、曲をよく知っていただけに、その動きと表現=解釈にはこちらのインスピレーションを目覚めさせられました。ホント驚嘆です。

 後半の三銃士ではまさに『ガラ』、豪華スター競演のステージを楽しませてもらえ、深いインスピレーションの刺激から、男性も女性も最高にかっこいいバレリーナたちにキャァキャァし、また観客を喜ばせる公演の工夫にも勉強になり、いろんな面で刺激的でとにかく贅沢な時間でした。
 いや~ちょっとフンパツした甲斐があった、かなりあった!


 さらにサプライズだったのは、さっきも少し触れたけど、バイオリンの生演奏。チケットを買った当初の説明では、「公演の音楽は全て録音を使用いたします。」というものだったのだけど、突然、バロック界の大御所、寺神戸亮さんがステージに登場し、ビーバーのパッサカリアを弾きはじめたこと・・・!!!

 直前のプロコの合わせで、その友人(彼女はバロックバイオリン奏者としても活躍中!)とバロック談義をしていて、ビーバーのパッサカリアも話題にあがっていたところだったから、タイムリーすぎてビックリした・・・!

 なんか、より得しちゃった気分で、もう大満足。


 とにかく・・・バレエ、美しすぎます!!!

2010年8月3日火曜日

せたオケ

 次は、まず今日のこと。

 東京の生徒ちゃんの1人が、先日の発表会から一息つく暇も無く、今日は『せたがやジュニアオーケストラ』というジュニアオケの初舞台を踏んできました。今日はこのオーケストラのお披露目公演の為のプレお披露目・・・だそうで笑、本当のお披露目は12月、今日はその紹介も兼ねた形だそうで、ドヴォルジャークの『新世界』交響曲の第一楽章を演奏しました。

 一度レッスンで弾き方などをチェックしてあげていたので、本番どうなっているか、この目で確認できて良かったです!新世界交響曲もけっこう難しいので、みんな本当によく頑張っていたなぁ。

 生徒ちゃんも、先日の発表会と違って、大勢のみんなで共に演奏する楽しみと醍醐味をすっかり掴んじゃったようです♪味しめたかな!12月のメインコンサートにはますます気合いが入るね!がんばれ!!

 それにしても今日の驚愕な収穫は、ブーニンが一年間のうちの僅かを、日本の世田谷で暮らしているという事実であります。。。世田谷の、どこだどこだぁ????

 

プロコ終了

 いくつかあるのだけど、順不同でいきます。。。

 まずは、プロコフィエフのデュオ終わりました♪
 ここの発表会で弾いたのが子供時代以来とはいえ、今回はゲストとして花束まで頂いて恐縮でありました。

 生徒たちの演奏を全て聴き、そのまま、はいウチらの番、弾くよ!って感じでそのまま弾いてきましたが、長年の付き合いの同級生との”共奏”は、なんと言ってもこう・・・呼吸が重なる感覚がホント楽しかった、こういうのが醍醐味なんだな、やめられない。

 それもだけど、生徒ちゃんたちの演奏にはこちらも力が入り、昨年からの驚異的な進歩の姿!!毎年ながら本当に感嘆の一言です。学校の勉強、試験、部活、習い事、塾・・・かなり忙しい中で、自分なりに一生懸命努力してきた舞台は、いつも熱い気持ちを思い起こさせてくれます。
 
 結局、生徒ちゃん全員集合の合奏や反省会まで全てに付き合ってくれた友人よ、本当にありがとう!

 帰りの電車で打ち上げるぜ!の勢いが、電車の切符を買おうとして・・
・・・ぬおっ???かっカバンがない!!!ほほほほホールに忘れてきたか・・・・!!!!!!

 ・・・・・・・友人には1人で東京へ戻ってもらい、私は再び会場へ・・・。嗚呼、なんという締めくくり。
 
 
 やはり何事にもオチが必要であります。  は~・・・
 
 

2010年7月25日日曜日

プロコ・デュオ

 今月末に、あるヴァイオリンの発表会に賛助出演いたします。そのある発表会というのも、わたくしのヴァイオリン人生の原点ともいえるところ、物心つく前からここで弾いていたような・・・。

 帰国以来、毎回裏方手伝いで参加していたものの、今年は私も久しぶりに弾こうかな~なんておぼろげに考えてみたものの、ただ弾くのもなんか面白くないしな~、子供達が「わ~ヴァイオリンってすごいな楽しいな!」と思ってもらえるような事が出来ないかなぁなんて思ったところ、夏休みにドイツから2年ぶりに一時帰国する同級生の事が頭をよぎり、ヴァイオリン・デュオでもやっちゃう??とひらめいちゃったワケであります。

 早速その友人に打診したところ、快諾!

 発表会のプログラム製作や時間設定などの問題もあるとのことなので即連絡して、オッケー、これで段取りはとれた。

 というわけで、昨日、その友人の自宅まで行って合わせしてきました。プロコフィエフの二つのヴァイオリンの為のソナタから第1&4楽章。

 もしかしたらこうして彼女と2人だけで弾くのは初めて(アンサンブルなどでは日本でもドイツでもたくさん一緒にやってきたけど)。なのに、なんかとにかく通じるというか、話が早いというか。そして何をおいても、たのすぃ~!

 プロコのこの曲は、『ヴァイオリン・デュオ』の中でも代表的な作品ですが、さすがに内容もしっかりしてます。

 ヴァイオリンだけで、こんな可能性があるんだ!と子供達やみなさんに発見や楽しみを伝えられたら嬉しいんだなぁ。


 夜、合わせの帰りの電車で多摩川を渡るとき、なんと花火大会の真っ最中!!!ドーン・ドーンと打ちあがるキレイなバッチリ見れました!花火大会を見るなんて(見るって、ただの通りすがりだろう?)小学生以来です。

 さてさて、外は酷暑ですが、室内にこもって練習です。ふんふん!

2010年7月17日土曜日

さろめ


 今年のサイトウ・キネン・フェスティヴァルでのオペラ演目は、リヒャルト・シュトラウスの『サロメ』です。

 リヒャルト・シュトラウスのオペラ体験はこれが2つ目になるのですが、その1つ目が『エレクトラ』(『東京のオペラの森』にて)。

 あまりの大編成(私は第"3"ヴァイオリンでした!)のオーケストラ(オケ・ピットの中狭すぎ)、そして全1幕・1時間45分弾きっぱなし、しかもめちゃむずかしい・・・という、強烈な体験だったのですが、その時の記憶が生生しく蘇ることになりそうです。だって、サロメもどうやら全1幕・1時間45分の作品らしいじゃないですか・・・!ドカーン

 もう・・・体力あるもののみが生き残れるって感じです。今から調整しておく必要を切実に感じています。が、がんばるぞ!!

 ところで、当初振るはずだった小澤征爾音楽監督が体調回復の為にオペラ指揮を控え、代わりに若手の素晴らしい指揮者になりました。それもとても楽しみです。と同時に、小澤監督にはムリをせず一日も早い完全復活を心から祈るばかりです!


 写真は、先日食べたもの。頂いたおいしいサンマの干物を焼いてほぐして、青シソとゴマを振りかけて、イタダキマ~ス!おいすぃ~~!やはり家で食べるご飯が一番おいしい!(青シソが多すぎてサンマがよく見えない汗)
 
 

2010年7月16日金曜日

久々に美術館

 どは~っ気がついたらこんなに時間たちすぎ!先月はわりと好調だったのに!爆

 気を取り直して。。

 お仕事やら私用やら、バタバタとしておりましたが、やっと少し一段落?なので、弓の毛換えに渋谷へ行ったのですが、預けてから仕上がりまでに6時間!!

 一体どーしましょ・・・?一度家に帰る手もあったのですが、家の方もちょっとバタついていたので、せっかくなら有意義な時間つぶしをしたい。。。
 
 ということで、渋谷から東横線に乗り込み、みなとみらい駅を降りたところにある横浜美術館へ初めて足を延ばしてみました。今は『印象派とエコール・ド・パリ』展をやっています。
 時代の流れ順に、多すぎず分かりやすく観ていける展示でした。思いがけず、大好きなシャガールの作品もあって、わお!ラッキー!

 見終わったら、恒例のミュージアム・ショップを物色。シャガールの本を購入して、ミュージアム・カフェで軽いランチ、そのままシャガールを読書。

 う~ん窓辺沿いのテーブルで外の景色を眺めながら、いい時間じゃな~い!・・・と思いきや、エアコンが寒すぎて、これ以上ここにじっとしていられません・・・怒

 仕方なく美術館を後にしましたが、きっかけがなければここまで来なかったもしれない美術館へ、絵に会いにこれて、ちょっといい時間だったなー。といっても渋谷から特急でたったの29分なんですけどね!笑
 
 松本へ行く前までに、あとふたつ観に行きたい展覧会があります。
   ワクワク
  
 

2010年7月1日木曜日

モーツァルト?

 先日、マイケル・ジャクソンのTHIS IS ITに駆け込んできました。

 初回公開時に間に合わなかったので追加公開はラッキー!(しかも実家滞在中に行ったので空いていた&偶然その日がレディスデーだったらしく1000円だった!ラッキー!←はいはい)

 改めて、彼の全てに余分なものが一切なくて、どこまでも澄んでいて、話し声がまるでモーツァルトの音楽に聴こえた。

 地球の環境破壊などに対する、もう間に合わない、あと4年で地球を救わなければならない!という彼の強いメッセージは世界中に響くべき。

2010年6月15日火曜日

伝わるもの

 例年より遅いとは言え、ついに関東も梅雨入りしましたね・・・楽器の調子も例年にもれなくスゴイ事になってます。。○| ̄|_

 今月に既に2つ、友人のコンサートを聴きに行くことができました。
 実家の老犬介護と東京での仕事の慌しい合間に、タイミング良く行くことが出来たのはラッキーです。

 ひとつ目は、ヴァイオリンの榎本麻衣子ちゃん、ふたつ目はピアノの草冬香ちゃん。

 榎本麻衣子ちゃんは子供のころから師匠が二代にわたって同じで、親同士も仲良しです♪ウイーンに留学後、一度帰国。一念発起でウイーン交響楽団の試験を受けたら合格!すごすぎ!今再びウイーンで活躍です。

 草 冬香ちゃんは、以前にもご紹介したことがありますが(コンサート)、フライブルクで知り合い、共に学び、お互い帰国後も一緒に演奏会で共演したりの仲間。

 私自身、帰国して2年以上が経ち、いろいろな事を感じ考え探す中で、今回ふたりの演奏を聴けたことは今の私にとってまさにベストタイミングでした。

 麻衣子ちゃんは、まさにヨーロッパの空気が満タンで、また全ての音が説得力のある言葉で語られ、おそらくその場にいた全ての人が強く納得させられたに違いありません。何か、私の中でも答えと確信へ導かれた気がします。

 冬ちゃんは、私と同じように帰国して1年半ほど。その優しく誠実で温かい人柄に加え、なにか以前よりもっと深く濃いものを感じました。色合いに深みが増したというか。


 演奏する際に、その作品について勉強することは基本中の基本ですが、その演奏者自身の人間あるいは人生が大きく影響するという事が、どうしてもはずせない気がするし、もし隠そうとしても不可能とさえ思えます。

 奏者のことを知っていれば、どんな人かあらかじめ情報があるわけだから、演奏を聴きながらよりそれが伝わるのは当然としても、まったく知らない人の演奏を、例えばテレビなんかで見たとしても、本当におおまかなものなら何となくだけど想像できる気がするのです。


 自分自身、聴いた人に喜びの深さを伝えられる演奏家になりたいなぁと思っているけど、それだけの人間というか、経験を積み重ねるには、まだまだこれから気の遠くなるほど先の長い階段をのぼり続けなければいけません。走ったり転んだり一息ついたりしながら、生涯でどこまで行けるのだろうか・・・途方にくれるような楽しみがそこにある気がしています。
 
 

2010年6月13日日曜日

das Erdbeben - じしん

 昼頃に地震があった。ちょうど家にいたのだけど、マンションの上階なので、震度1や2でもそれより大きく揺れを大きく感じる。

 ドイツへ行ってまだ間もない頃、同じ地域に住む友達と電話で話していたら、ドンと揺れたことがあった。

「え・・?いま揺れた??」  「揺れた揺れた!地震だ。。」

 ヨーロッパでめずらしい地震にさっさと遭遇して驚いた事を思い出した。でも日本で経験するような長く大きなものとは違っていた。

 ヨーロッパでの建造物全てがアジアとは違っているけど、結局、地震がないからできることだよな~~、と羨ましく思う。地震がないからできる建築、維持。

 窓辺(外側)や塀の上に、きれいなお花のプランターを乗せて置いておくのが当たり前な光景も羨ましい。わたしもこれやりたい!って。笑

 食器棚の上に、そのまま高級なツボがどーんと置いてあったりとか。うーん。これは別に羨ましいワケでもないけど・・・危ないって思っちゃうのがやっぱりアジア人。。

 日本では、常に「地震がきたら落ちて危ない」ということが既に無意識に組み込まれているんだなぁと実感。


 そういえばまだ留学する随分前だけど、ウィーンを訪れた時に、楽友協会Musikvereinの楽屋というか楽器室というか学員室というか、の中にたまたま入る機会があったのだけど、大きな棚(2mはあるだろうか?)の上に、そのままチェロが置かれているのを見て、ええええ????それ、あり????と見たことの無い光景に固まった事も思い出した!笑 突然揺れて落っこちるなんて概念がないわけだから、そりゃぁ置いておいてもいいわけですよねー。

 私もドイツにいる間に、楽器をちょっとの間出しておいても大丈夫(もちろん家で)って感覚になってた事に帰国してから気がつき、は!いかんいかん!とケースの蓋を閉めるようになった。
 
 

2010年6月9日水曜日

漠然と見えてくるもの・・・

 気がつけば、というかずっと自覚していますが、模索し続けています。何をって?漠然といえば、音楽のこと、人生のことから、具体的な企画とか・・・何しろいろいろさまざまです。でもそれら全てが繋がっていること。
 この1年くらいは、特にそれらと真正面から向かい合う時間だったような気がします。

 見えそうで見えない、見えないようで見えそう。
 ロボットではない、はたまた仙人でも神様でもない、ただの生きた人間。紆余曲折したりつまづいたり、また背中を押されたりしながら頼りなくもそれなりに一生懸命歩いていきます。

 急がば回れ。落ち着いて自分の足で踏みしめて。
 道らしき道がない、どっちに進む?なんて時なんかは、むしろ足を止めて一息入れながらじっくり周囲の景色を堪能しちゃったりするのがミソなのかもしれません。

 そうしているうちに、見えてくるものなんですねぇ。おや・・・?って感じ。

 周囲の人から見たら、何あんなところで休んでんだ?腰落ち着けてる場合かよ?って不思議がられるかもしれませんけど。

 いいんです。どうせ突っ走らなきゃいけないときも必ずあるんです。

 大切なのは、休んでいるときも突っ走るときも、自分が自分であることに確信と喜びを持っていられること。そうすれば、どんな状況でも見失うことなく進めるはずだから。

 ってなんか語ってますかね、私。笑

 ゆっくり歩いたり時間を見つめたりしたりしているうちに、だんだん視界がクリアになってきつつあるもので、グングン歩きたくなってきたみたい。というのも、歩くにふさわしい道になりつつある。さらに一番いい道を見出せるかは、これまた私次第なんですけど。

 でもそれも大丈夫そうですよ。ずっと向こうに何かが見える!いろんなもの、探していたものや知らない新しいものまで・・・!!

 うん、自分に期待!


 ・・・とまぁ、まさに、「漠然」でした。チャンチャン
 
 

2010年6月3日木曜日

ファイト!!

 先日、フライブルクで知り合ったちゃありーさん一家を囲んで、悪友・・・いや素晴らしき仲間達が集まりました!


 嗚呼~~っ
 なんて幸せそうなちゃありーさん!
 私も念願の豪くん、そして母になってますます艶やかになったよっしーにも会えて感激!!


 それにしても、
 ここまでパパの顔になってしまうんですねぇ!(ってその顔見えないけど・・・)

  う~むむむ・・・。。。
 家族や友達という名の最高の仲間たち。
 どんな栄誉や裕福さよりも何よりも、本当の幸せってこういうところにあるのだ!!
 て、よく言われることですけど。改めて思いました。



   ちゃありーさん、がんばれ!!!!!!!!!!


  今度また演奏聴いてもらうときに向けて腕を磨くぞおお。
 
 

2010年6月1日火曜日

りにゅーある

 今日から6月。今年の梅雨入りは例年より少し遅いようですね。
 ブログを始めてから一度もデザインを変えたことがなかったのですが、ちょっとだけ変えてみました。
 私の好きな○(まる)いもの笑、好きな色たち。
 梅雨に入っても湿った空気を吹き飛ばして明るく元気に過ごしていけますように♪
 マイペース更新ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします☆ 

2010年5月28日金曜日

曲(作品)の作られ方

 先ほどの、彩乃ちゃんの妹君ヴィオリストと学生時代に新曲のカルテットをやっていた事を振り返ったのだけど、作曲家の池田亮司さんの録音を担当したことがあり、それがとても変わっていた事を思い出しました。

 新国立劇場のバレエの音楽の為の収録ということだったのだけど、行ってみたら、なんとこれといった楽譜がなく、一人一人が即興で音を5つくらい並べて弾いて、順番に、前の奏者が弾いたものからインスピレーションで更に即興して、それを次の人が更に・・・という具合で進めていったり、それぞれが自分のモティーフを何秒という感覚を空けてバラバラに弾き続けたり、池田さんが即興で奏でたメロディーを鸚鵡(おうむ)返しに演奏したり・・・と、とにかくこれは一体どうなるんだ?という収録をしました。

 どうやらこれらはマテリアルとして採集(!)され、これを池田さんが最終的に組み合わせて作品にするということ。作曲と言うより、もはやアートを作り出す作業のようにさえ感じます。

 その後私はドイツへ留学してしまったので情報が遅れたのですが、それがCD化されたようで(Ryoji Ikeda:OP)、自分で聴いてみては、は~~~~~~・・・こうなるんですか・・・!!!
 まるで未知の、そしてどこか非現実的なようでいて、いや現実的なのか、なんとも不思議な世界が目の前にあり、新しい感覚を覚えたものです。

 当時、現代曲や新曲の演奏をよくやっていましたが、これらの作業は色々な概念が覆される事が多く、脳みそのストレッチになり個人的には好きでした。何かまた新しい作品に触れてみたいと思うキッカケになった彼女との再会。 
 
 

2010年5月26日水曜日

日吉にて

 今月15日(土)に、高校からの同級生の島田彩乃ちゃんのピアノ・リサイタルを聴きに行ってきました!

 彼女とは不思議な縁で、私の両親と彼女のお父様が学生時代からの親しい友人なのです!そして彼女の妹さんはヴィオラ弾きで、大学時代は現代曲や新曲演奏のカルテットで何度も一緒に演奏した仲。その彼女とも今回久しぶりに再会しました!

 彩乃ちゃんは高校時代からとにかく優秀で、ピアノやソルフェージュが常にトップであるだけでなく、将来フランスへ留学する為にフランス語もしっかり勉強していたので、同じフランス語の授業では、彼女のようにデキる生徒がいた為に、その他わたくしのようにデキない生徒との間に差ができてしまい、先生から比較されて大変な目に遭いました、爆笑!!(始めからドイツ語をとっていれば良かった・・・)

 彼女は長年パリで学んだ後、今はドイツのライプツィヒへと勉強の場を移し(これまた移り甲斐のある対照的な街へ!)、フランスものからドイツものの勉強の幅が増し、今回は前半ではバッハやハイドンなどをその音色や表現の変化に富みながら聞かせてくれました!
そしてなんと言っても後半はショパンのバラード1~4番制覇という大仕事を成し遂げ、本当に聴き応えのある素晴らしいコンサートでした!!

 う~ん同級生の素晴らしい活躍はとても刺激と励みになります!終演後には、将来は2人でデュオしようねーっ!って盛り上がってきました♪


 そうそう、アンコールのドビュッシーも良かったな~!!他にも卒業以来のクラスメイトに会えたのが嬉しかった☆
 
 

2010年5月10日月曜日

♪終了しました~ベルネにて♪

2010年4月18日(日)


 わたなべ音楽堂ベルネザール
 14:30開演 2,800円


 "竹原奈津・田中拓未
       デュオ・コンサート"


ハイドン : ピアノとヴァイオリンの為のソナタ
シューマン : ピアノとヴァイオリンの為のソナタ 第1番
ベートーヴェン : ピアノとヴァイオリンの為のソナタ
             第9番 『クロイツェル』



 これまで既に何度も出演させていただき、また今回もこのような機会を与えて頂けた事、そしてここでも再びご紹介できることに心から感謝です。
 フライブルク時代の仲間であるピアニスト田中拓未君が、帰国後から積極的に続けてこられているベルネザールでのサロンコンサートシリーズ。その中で今回はわざわざ2人のデュオコンサートと銘打ってコンサートを企画してくださいました。
 ハイドンとベートーヴェンの9番が初めて取り組む作品なのでドキドキです。特にクロイツェルはあまりに有名だし大曲で、遂にこの時(弾く時)がきたか・・・!という覚悟を持って頑張っています。あと今年はシューマン・イヤーなので大好きなこの曲をまた弾けるのは大いなるヨロコビ!
 木でできた50席の素敵な空間でまたみなさまと音楽を共有できるのを楽しみに、一生懸命がんばりたいと思います♪

♪終了いたしました

 というか・・・およそ一ヶ月近く前の報告・・・!申し訳ありませんっ!
 実は実家の犬が17歳半にもなるのですが、最近まさに老犬介護のレベルアップ著しく、ブログ更新時間を愛犬に占領されておりました~^^;しかし犬ともいえど家族の一員なので、一緒にいられる時間は大切にしたいものです♪

 という前置き(言い訳)は終えて、コンサートのリポートです。
 この日は久しぶりの晴天に恵まれて、カラッとした空気とお日様に応援されているような気持ちの良い日でした。1年ぶりのこの会場も、お、来たね!という感じで迎えてくれて、スグに馴染んで気持ちが良かったです♪
 まず一曲目のハイドンは、今まで聴いたこともなく、弾くのも当然初めてだったのですが、さすがはハイドン!モーツァルトの影響も垣間見ながら(あるいはモーツァルトがハイドンの影響を?はたまた時代?色々ですね~)、オペラのシーンを思い浮かべたりしながら、楽しく演奏できました。シューマンはこれまで大好きで何度も演奏してきたのですが、共演者が違うたびに新しい局面を見出し、新しい音楽が出てきます。そしてベートーヴェンのクロイツェル・ソナタ。2人のリハーサルがあまり充分取れなかった中で初めて取り組んだこの作品は、本番もなかなか大きな山として聳えて(そびえて)いました・・・!ベートーヴェン特有の強く突き進む精神性を演奏の開始から受け止め切れなかったのか、自分の中で100%納得しきれないうちに進んでいってしまいました。しかしこの作品とこうして交流できたことは大きなものとなりました。また近い将来この作品を演奏したいと今は感じています。
 そうそう、今回は、会場の形状もあって、普段と違う位置で演奏してみました。普段はピアニストと縦に並んで立つのですが、今回はピアノのくぼみの前に立つ形で、ピアニストとの距離が大きくなり私からはピアニストの手は全く見えないのですが、コンタクトは取りやすく、ピアノの音は全面的に聴こえやすいという状況です。この位置で演奏した経験は初めてか2回目くらいだと思いますが、これがここの会場ではいい感じにいきました!場所や状況によっての臨機応変さって大切ですね!新しい経験もドキドキ楽しいです。
 あ、今回は写真がないです~残念!

 さて、次は夏の松本に向けてになりそうです。これから夏までにジメジメした梅雨が到来しますね。楽器にとっては最悪な状況で、毎年この時期が来るとジレンマに陥り、楽器屋さんに言って「鳴らなさすぎだから調整して!」とお願いしては「この湿度ではこれ以上無理!」というやりとりの繰り返しです!笑 今年も、分かっていてもやっぱり楽器屋さんにかけこんでしまうかも??
 

2010年4月12日月曜日

ふと考察。

 ベートーヴェンの曲っていつもすごく自分の中に共鳴しやすくて、例えばドイツに住んでいた事でより共感しやすいからなのかとか、彼が田園交響曲について「自然を書いたのではなく、自然に対する人間の感動を書いたのだ」ということに何より納得したりとか、いろいろ考えるのだけど、特に彼のソナタを弾いている時に感じる事が多いのは、苦悩と葛藤と怒りのような強い精神。なのにその思いを必ず強い希望へのエネルギーへ変えて昇華させる。
 耳が不自由になり、絶望の縁に追いやられて生きることへの絶望感に沈んでから、音楽に再び希望を見出し最後まで生ききる彼人生そのものである気がするけど、そこにあるものとは。

 音楽家として致命的な耳の障害を与えられ、生の放棄を覚悟するまでに追い込まれたからこそ、生きていること(生かされていること)の奇跡と素晴らしさに気がつき、ただその事への感動を得て、神に対する「絶対的な」感謝がそこにあった。衝撃的な感動だっただろう。

 生きている事は本当に奇跡であり本当に素晴らしいこと。いい事も悪いことも全て、生きているから経験するわけで、その経験全てが生きる魂を豊かにしてくれる神様からのプレゼントでしかない。
 ベートーヴェンはそれを神様に絶対的に感謝していたに違いない。それも彼の性格だからきっと中途半端ではなかっただろう。それだけに彼の魂は、生きながら神様の傍に在ったと思う。
 
 今度のクロイツェル・ソナタでも、彼のあらゆる感情と感動と希望に溢れた楽しみを五感、六感で受け止めて聴衆へのパイプ役になれるように、こんな小さな自分でも少しでも精一杯役目を果たしたいと思うと同時に、彼という存在を楽しみたいと思う。彼が今生きていたら友達になりたいとさえ思うが、しかし彼は友達になってくれるかどうか・・・?笑
 

2010年3月30日火曜日

♪終了しました~ハギモトハルヒコ♪

2010年3月29日(月)

日本大学カザルスホール 18時開演

ハギモトハルヒコ夢コンサート ザ・ファイナル

バッハ:前奏曲とフーガハ長調BWV545
  浅井寛子(オルガン)
ベートーベン:チェロ・ソナタ第2番ト短調
  堤剛(チェロ)、児玉桃(ピアノ)
ブラームス:弦楽六重奏曲 第1番変ロ長調作品18
  豊嶋泰嗣、島田真千子(バイオリン)、川本嘉子、大島亮(ビオラ)、山崎伸子、辻本玲(チェロ)
シェーンベルク:浄夜 作品4
  指揮:山田和樹 演奏:夢コンサートオーケストラ
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.364
  指揮:山田和樹、独奏:堀米ゆず子(バイオリン)、今井信子(ビオラ)、夢コンサートオーケストラ



 このコンサートシリーズと、カザルスホールの最後の公演となった今回・・・。
 本来は小澤征爾さんが指揮を務めるはずだったものですが、療養中のため、ブザンソン指揮コンクールで優勝した山田和樹さんが代役を務められ、そうそうたるメンバーが集結して、3時間にも及んで最後が来るのが信じられない気分でコンサートの終わりを迎えました。

 カザルスホールは学生時代から何かと縁があり、毎年のようにオーケストラとして(コンサートマスターとしても)参加したビオラスペース、室内楽演奏会、卒業演奏会・・・こんなすばらしいホールで何度も演奏できたこと、本当に幸せだと思います。


 そのホールが取り壊されるって本当??う~ん信じられない・・・反対の署名運動とかあったんでしょうか?私はその経緯を知らなかったのですが、何か出来ることはなかったのだろうか・・・。悲しいです。

 このホールが最後なんだ~と思うと、とりあえず身体に染み込ませておこうと思いました。この景色は勿論、空気、音、全ての五感で記憶します。

 それにしても、このパイプオルガンはどこへ行くんだろう?ドレープカーテンに見えるけど実は石で出来ている壁ともおさらばなのか~・・・(お分かりの方いらっしゃいますか?笑)

 コンサートもホールも、最後を噛み締めながら会場を後にしました。


 そういえば、今回はリハーサルが母校・桐朋学園で行われ、学生時代のいつものオケのリハーサルの光景に懐かしいような、なぜか当たり前のような・・・笑

 やっぱり母校っていいです!!仙川は庭みたいな感じだもんな~。でも来るたびに街が発展しすぎていてついていけないけど・・・苦笑

 例えホールはなくなっても、時空を飛び越えて私たちの中に残ってくれる音楽。そんな音楽を伝えられる役目に自分がいられることに、心から感激・感謝です。

 さて、次の音楽の場へ向かってGO♪

 

2010年3月26日金曜日

ヒラーさん

 
 先日は久しぶりの方とお会いしてランチしてきました♪

 ドイツのStuttgart音大のリート(歌)クラスのピアニストを40年務められているロベルト・ヒラーさん。

 次は、今年中にドイツで会えたら(ドイツ訪問が実現したら)嬉しいな~。その時にはまたランチしようと約束してきました♪音大の斜め向かいにある、彼の行きつけの店で。笑

 久しぶりにドイツ語を話して楽しかったのと同時に、普段使わないと口が忘れてしまう事も痛感・・・!ドイツ語、忘れないように勉強していたい。
 
 

2010年3月17日水曜日

♪終了しました~ヴァイオリン・デュオ♪

2010年3月13日(土)

”ヴァイオリン・デュオ・コンサート”

開演:14時、18時(2回公演)
3.500円(コーヒー・ケーキ付き♪)
カフェ・ギャラリー・出(IZURU)
お問い合わせ03-3300-1436


 L.ボッケリーニ:デュオ Op.5
 W.A.モーツァルト:鏡のカノン
 B.バルトーク:44のデュオより
 E.エルガー:愛の挨拶
 成田為三:浜辺の歌
 F.クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォカプリス(ソロ)   他



 今回はちょっとめずらしいというか、母娘でヴァイオリン2台のデュオ(二重奏)のミニコンサート!
 会場になるカフェ・ギャラリー・出(IZURU)は、満席で30席余りでお花や絵も飾られたステキな空間です。ここはコンサートが開かれる他、展示会やギャラリーとしても様々な場を提供されていて、今回も素敵なご縁で、ここでこのような演奏の場を頂きました♪
 むふふ・・・これまた私の大好きなアットホーム空間であります!こういう編成でのコンサートはめずらしいと思うのですが、アットホーム空間に馴染めるような、親しみやすいプログラムを組んでみました。母娘のトークで楽しく解説しながら進行したいと思っています♪
 またオーナー西尾さんのおいしいコーヒーとケーキも出ます!一緒に頂きながら談笑できる時間も楽しみです~(食い気・・・?汗)

 両時間帯ともあと僅かにチケットがありそうです!お近くの方や、本格的なコンサートへ出かけるのは気がひけるけど、気軽に生演奏の音に触れたいわ~という方、是非お出かけください♪(お問い合わせ先は上記)



♪終了いたしました♪
 先日のデュオコンサート、みなさまのお陰で、小さなカフェに2回とも満席で大盛況に終了いたしました。

 始めのコーヒー&ケーキタイムでは、この後一体どこで弾くんだ??とみなさま不思議に思われていたそうで(「あそこのキッチンで弾くしかないだろう・・・しかし狭すぎる!」など爆)、後でテーブルを片付けて椅子を並べ直してスペースを作り、「んだよね~!ホッ」という流れから始まりました!笑

 しかし本当に満席で演奏スペースも限られていましたが、みなさまの熱気に後押しされて、私たちもいろんなバリエーションのプログラムをなんとか弾ききることができました。
 今まで経験した中で、最も密集度の高いコンサートでしたが、やはり演奏者・聴衆のお互いの呼吸が感じ取り合える空間って、とてもやりがいがあります。

 また、どういう状況でも演奏をすることで、毎回自分の課題がはっきりさせられます。本番と言うのは、課題が出ること・課題の再確認が殆どで、その課題が克服される時は、本番の回数のうちのナンパーセントでしょうか・・・。本当に地道な流れです。
 そして演奏家もまた人間。腕を磨くことは、人生山アリ谷アリと並行することは免れません・・・ロボットではないですから。でもそう生きながらじわじわと求め続けていくことは、果てしないようでいて、けっこう気持ちのいいものかも・・・!周りの方々にも忍耐強く見守り支えていただく事にいつも感謝しています。


 今回も、お仲間を誘って、或いはお一人でも足を運んでくださったり、普段は演奏会に行ったことが無いけど是非行ってみたいという方や、中学の時の親友夫婦とか、多くの方が本当に気持ちよく来てくださり、そのみなさまに少しでも楽しんでいただけたのであれば、演奏家冥利につきます・・・♪



 みなさま、本当にありがとうございました!
これからもどうぞ宜しくお願いいたします♪

 

2010年3月4日木曜日

「世界を治療しよう」

 


 "Heal The World"  ~マイケル・ジャクソン

      DVD『ライヴ・イン・ブカレスト』より 日本語歌詞引用


 君の心の中に
 愛があるのを僕は知っている
 そこは明日よりも
 うんと明るい場所だろう
 努力すれば
 泣く必要なんてないのがわかる
 ここで君は感じるだろう
 苦しみも悲しみもないことを

 あらゆる生命に慈しみを持てば
 そこへ行く道は見つかる
 ほんの小さな空間を見つけて
 住みやすい場所にすれば・・・

*世界を治療しよう
 より良い場所にしよう
 僕と君と
 そしてすべての人類のために
 人生を深く見つめれば
 死んでいく人々がいるのがわかる
 より良い場所にしよう
 僕と君のために

 理由を知りたければ
 愛は嘘はつかない
 愛は強いもの
 喜びに満ちた恵みが与えられる
 努力すれば
 僕らは至上の喜びの中に見るだろう
 もう恐れることはない
 存在することをやめても
 いつも感じてるんだ
 僕らが成長するのに充分なだけ愛はある
 だからより良い世界を築こう
 より良い世界を・・・

* (繰り返し)

 僕らが思い描いてきた夢が
 やさしい顔で姿を現し
 僕らがかつて信じた世界が
 再び優雅に輝きだす
 どうして僕らは生命を痛めつけ続けるのか
 大地を傷つけることは魂の虐待に過ぎないのに
 明らかなことさ
 世界は神の光で満ち溢れているんだ

 僕らは空高く翔
 永遠の魂を手に入れよう
 僕の心の中では君たちみんなが兄弟なんだ
 恐れのない世界を築き
 共に幸せの涙を流そう
 世界の国々が剣を
 鋤に持ち換える様子を思い描こう
 みんなきっと行けるさ
 あらゆる生命に慈しみを持てば
 ほんの小さな空間を見つけて
 住みやすい場所にすれば・・・

 人生を注意深く見つめれば
 死んでいく人たちがいるのがわかる
 より良い場所にしよう
 僕と君のために

 僕と君のために

* (繰り返し)



  世界が愛と平和で満ち溢れますように・・・!

 

2010年2月17日水曜日

今年は生誕200年 by ・・・

 
 なんだか毎年偉大な作曲家達の節目の年でありますが、今年はショパンとシューマンの生誕200年だそうですねぇ!
 お2人とも同じ年にお生まれだったとは~!あ、あとマーラー生誕150年だそうです♪

 ショパンは弦楽器には殆ど縁が無いのですが、シューマンは演奏する上で馴染み深いです。

 高校時代に何人かの先輩方が演奏するシューマンのソナタの1番を、なぜか何度も耳にする機会があり、その度にこの曲に強く惹かれていました。そして大学2年の前期試験の課題にその曲が含まれていることを知っていたので、当時から「その時の試験ではあの曲を演奏するんだ!」と既に自分の中で当然のように決めていました。
 そして実際その時期が来て、やはり当然のようにその曲に取り組み、その時期の本番やコンクール、リサイタルやマスタークラスなどあらゆる場でこの曲を弾き続けていきました。

 ・・・こうして書いてみても、ホント、よほど好きだったんでしょうねぇ。笑

 シューマンは、精神病に苦しんでいた事も有名ですが、それもこれも、本当~に優しくて幸せで、夢を見ることのできるピュアな人だったんだろうなぁと思います。
 そして彼のその精神の繊細さが音楽にも反映されていて、その瞬間・瞬間の気持ちの移り変わりのめまぐるしさが、このソナタ1番には強く現れている気がします。

 なので、「あの曲はいまいちよく分からん・・・」という仲間もいるのですが、私は彼という人をものすごく身近に感じられる、彼と自分を繋いでくれる糸のように、この作品に身を委ねるのがやっぱり好きです。


 昨年にもこのソナタを久しぶりに演奏する機会がありましたが、今年も4月に、そして秋ごろには2番のソナタに初挑戦する機会に恵まれそうですっ!

 愛すべきシューマン!

 今年は改めて彼への敬愛とともに、彼のあたたかさ、優しさ、夢の世界に浸れると思うと、単純に、幸せだな~って思っています♪
 

 うーんしかし、シューマンというと欠かせないのが、妻・クララ、そしてブラームス・・・ですよね~。でもこれを始めるとキリがないので(笑)、また別の機会に!
 
 

2010年2月12日金曜日

本当の新年

 2月4日は、旧暦でいう『新年』ですよね~。
 帰国して2年が経っています。あっという間でしたが、まだ2年?という感じもします。
 環境が変わるときは動きが大きかったり多かったりでバタバタとしますが、ひとつひとつ大切にしていくことでそれらが充実した身になる経験になっていきます。
 この2年間も本当に濃かったです。そしてまた新しいスタートをきれるぞ!という手応えを感覚的に得ている今日この頃!何しろ2月4日の新年をしっかりと迎えましたから♪

 これからまた自分の為の新たな学びのテーマを模索→具体化という感じで歩んでいけたらいいぞ!と少々鼻息荒め!?笑 色んな形でそれを皆さんにもお伝えしていけたらいいと思っています。
 なので、これからも応援お願いいたしますね~♪

 あ、手始めは3月13日に母と小さなカフェでデュオコンサートがあります☆お近くの方、そうでない方も、美味しいケーキとコーヒーめがけて足をお運びください!(演奏会のご案内は追って掲載いたします)
 
 

2010年1月8日金曜日

回復祈願

 
 昨日の昼過ぎに、小澤征爾先生の初期・食道がんの知らせを受けて、ビックリしました!
 各TV局のニュースでも大きく取り上げられていて、彼の一般社会にまでの影響力の大きさ、存在の大きさも改めて実感したのですが、ご本人が記者会見なさっている様子を見て、とにかくこの6ヶ月間いい治療に励まれて、完全復活を応援・お祈りするしかない!と力強く思いました。

 食道がんの発症は、女性よりも男性の方が5倍ほど?(不確かで申し訳ありませんが)高いようで、また初期発見で完治の確立が非常に高いようです。
 記者会見では、小澤先生のお兄様も10年以上前に初期・食道がんになり、今もピンピンなさっているから、自分もしっかり伝統を受け継いでいるなぁ!なんて仰っておられましたが。

 3月末のハギモトハルヒコ夢コンサートには、他の方に代役で出演していただいて、公演は行われるとのこと。皆で小澤先生の無事回復を祈りながらのコンサートにもなりそうです。

 これまでも何度も体調を崩されて療養なさっては、パワフルに復活される小澤先生。今回もみんなでパワー送り続けますから、夏まで治療に専念して完璧に治って、また元気なお姿で戻ってきてくださいね!!お待ちしています!!!
  

2010年1月1日金曜日

2010年

 新年明けましておめでとうございます!

 2010年!みなさまは、どんな新年を迎えられましたか?

 5年のドイツ留学から帰国して2年が経ちました。日本のペースにもようやく慣れてきて、またここまで多くの方々の優しく温かいお力添えを感じない瞬間はありませんでした。

 昨年末も、予定外に忙しくなったりして年末までバタバタしていたものの、がんばって30日には実家へ行き、簡単ながらも年末年始の為の年越し蕎麦、お雑煮とオセチ作りなどを手伝ったり、やっとこさ年賀状をイソイソと書いたりして、久しぶりに日本の年末年始をのんびり堪能して過ごしました。

 ドイツでの年越しを思い返したりもしました。
 クリスマスが年間最大行事のため、新年はちょっとした(?)お祭りのネタのような感じですが、特徴としては花火をならしまくる、街中で爆竹やロケット花火を投げ合う・・・というきわめてギリギリ危険な遊びで騒いで年越しを祝います。
 大抵は仲間で集まってシャンパン片手に花火もして盛り上がりますが、ある年は熱を出して、ベッドの中で外の花火の音を聞きながら一人で新年を迎えたことも・・・サミシー!笑
 あは~っいろんな体験を思い出します!

 さてさて、今年はどんな年になるでしょうか?
 あらゆる経験ができること、それが最高の幸せであり、今年もますます多くの経験を積んで人生を豊かにしていけたらいいなぁと思っています。
 そしてそれが、豊かな音楽を奏でられることに繋がっていきますように。


 そう。2010年が、人々の『心』の豊かな年になりますように!


 マイペースでやっていますが(笑)、今年もどうぞよろしくお願いいたします!みなさまと音楽を通じてつながれますように♪