2009年6月20日土曜日
キーファー先生
6月ももう下旬です。梅雨の合間の晴れ・・・があるとは言え、音楽家には厳しい季節。。楽器が参ります。
でも今月は自由な時間が少しとれているので、コンサートに行ったり友達と会ったり、予定通りアレクサンダーテクニークのレッスンや整体にも行ってきました。
アレクサンダーでは、ただ座った時と、ただ立った時の姿勢をチェックしていただきました。いや~自分が一番自然と思っているのって、だいぶズレがあるようです。意識を生活に取り入れて、また忘れないうちにレッスンに行ってチェックしてもらおうと思っています。
整体でも随分ラクになり、先月の初回に比べたら大分良くなってきているとの事。いや~ほんと助かります!
整体といえば、ドイツにいた時にコンクール直前にぎっくり腰をしてしまい、無理してポーランドまでコンクールに行った後に我が師匠に紹介された整体の先生のことを思い出しました。
この先生は、とてもおとなしく繊細でやさしい感じの方で、ドイツ語についての話をしていたら「そうだね、あなたがドイツ語を話しているとき身体が硬くなりますね!」といわれたりして・・・あはは・・・すいません、必死で。。笑
同じ門下生のドイツ人がやはり彼のところへ通っていたのですが、発表会の後の打ち上げの時に面白い話をしていました。
「彼は、音楽の事は分からないけど、音楽もスポーツも同じだと思うって言うの。ムダな練習を100回するよりも、頭の中でのイメージトレーニングを10回する方がよほど効果あるのではって。」
うん、そうだね。それは私にも話してくれてたな。
「今日の昼間に行ってきたんだけど、私が今夜現代曲を弾くのにすごい不安だって言ったら、じゃぁ今そこで寝ながら頭の中で一回演奏してみたら?って。=イメージトレーニング」
ほう。
「私、ただ寝ながら頭の中で曲を弾き始めたのよ。そしたら途中で一瞬止まって分からなくなっちゃったのね。その瞬間、離れていた先生が『今何が起きたんですか?』って言うのよ!私ただ寝てただけで何も言ってないし何も表現してないのに・・・!信じられない・・・!」
その先生は、彼女の思考が止まったことで身体が緊張したのか、力が入ったのか、何かの変化を敏感に感じ取ったのでしょうか。でも彼女の身体に触れていたわけでもないし・・・。すごい感性(?)です。。繊細だとは思っていたけど・・・。
整体というと、時々この話を思い出してしまいます。ちなみにその先生の名字がKieferさんといって、訳すと「アゴ」なんですが・・・汗 ドイツでは面白い名字の方が多い気がしますが、この先生も・・・ね。笑
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整体かマッサージに行きたいこの頃。
返信削除欧州ではビビって行けていません(涙)
でもそんな繊細に察知してくれる先生、いいなぁ。ご自分は疲れないのかしら…?
苗字というと、私は元同僚の「大根」くんが衝撃的でした。スーパーに行く度思い出しちゃって…笑。
「部屋男」さんも変な名前だなぁと思っちゃう。FRには「ウサギ男通り」もあったっけね…。
ヨーロッパの整体はアジア人の我々にはソフトすぎて物足りないものが殆どみたいで、どちらかというとマッサージって感じみたいだよ。この先生は整体に近かった。診療所が、独立して引っ越してから場所が分からないんだけど・・・FRのGanter Bierの周辺かも。どこかいいところがあるといいねぇ。でもオイルマッサージとかでもすごい気持ちいいよね!
返信削除名字、ほんと面白いよね!大根はスゴイ・・・!私の聞いたものでは「良い肉」さんが衝撃だったよ!昔肉屋だったのかな・・・笑