2012年12月15日(土)
16:30開場 17:00開演 3,500円(全自由席)
カワイ表参道サロン『パウゼ』 詳細
"竹原奈津&草冬香デュオ・リサイタル"
~ブラームスのピアノとヴァイオリンの為のソナタ全曲演奏会~
ヨハネス・ブラームス:
ピアノとヴァイオリンの為のソナタ
* 第1番 ト長調 『雨の歌』Op.78
* 第2番 イ長調 Op.100
* 第3番 ニ短調 Op.108
竹原 奈津,Vn
草 冬香,Pf
もう年をまたいでしまいました。。
カワイ表参道サロン『パウゼ』でのHPで、写真つきでリポートを載せてくださっていますので、こちらも併せてご覧ください!
『竹原奈津&草冬香/ブラームス:ヴァイオリンソナタ全曲リサイタル』
実は・・・、10月半ばに左足小指を扉にひっかけてヒビが入ってしまうという、音楽家にとって一年で最もハイシーズン"芸術の秋"には痛すぎる失態!
普段はあまりない旅公演も重なり九州から北海道まで飛び回っていました。都内の電車移動はおろか、歩くだけでも死にそうに辛かったのに、今から振り返っても一体どうやって乗り切ったのだろう?と不思議になるくらいです。
ただでさえ忙しい時期な上に足の怪我で疲労はピーク。
その頂点にこのブラームス全曲リサイタルという、よくもまぁ怖いもの知らずで挑んだと思います。さすがに自分を褒めてあげたい・・・(笑)
しかし、今回ちゃんとした共演は初めての草冬香ちゃんとは、同じフライブルクで過ごした仲間という以上になにか第六感のような部分でも共鳴し合うような、リハーサルをしていても不思議な感覚に陥ることもしばしば・・・なんというか、本当に"音楽"に没頭することができた数少ない貴重な共演者でした。
もう学生時代のように、日々練習するだけが仕事、とはいかない日々ですが、その分、まだまだ青いとは言え、重ねてきた人生経験などが大きく作用する年齢にもなってきました。今回はそれを実感するステージだった気がします。
とても辛く忍耐の要する準備期間でしたが、そんな事は吹っ飛んだ充実感を得ることができたことに感謝です。
そしてその機会を与えてくれた共演者の草冬香ちゃん、公演を支えてくれた会場の甘利さん始めスタッフのみなさん、年末の忙しい時期に足を運んでくださったお客さま一人ひとりのお陰です。
中には、お仕事がありながら、最後の曲、第3番の3楽章から!駆けつけて聴いてくださった方もいらっしゃり、どんなに嬉しく励まされたことでしょうか。
いつもみなさまに支えられて自分が存在することに心から感謝をして、これからも日々を大切に過ごしていきたいと思っています。
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