2010年8月30日月曜日

90歳バースデー

 昨日は、ロバート・マンさんの90歳記念コンサートと、その後バースデーパーティが開かれました。

 コンサートでは、全ての曲目をマンさんが指揮する予定でしたが、自身の体力を考慮して、ベートーヴェン以外は、彼の長年のクワルテット・パートナー(ジュリアード・クワルテット)であったスミルノフ氏が代わりに指揮をされました。


 なぜ彼がこのプログラム(曲目)を選んだのか・・・。

 特にベートーヴェンではその境地というものか・・・演奏が始まって、そして終わったときには、涙がボロボロ出てきて、これはなんの涙なんだろう・・・?
 多分まだ自分は知らない、まだ遥かに遠いところにある何かにかすかに触れてしまったのかもしれません。
 ジュピターの最後でもどこかへ幽体離脱してしまっていた境地でした。


 パーティでの小澤さん、
 「今彼(マンさん)と共に時間を過ごせた人たちが、これがどんなにすごいことなのか、今分からないバカは(←もちろん愛を込めた表現です!)いつか分かるときが来る。もう分かっているヤツは、そういうこと。」

 マンさんという存在そのものが『愛・歓び』と、きっと誰もが感じていると思います。

 私の師匠、原田幸一郎先生も昨日のコンサートとパーティに駆けつけられていました。
 原田先生は、あまりご自身のことを多く語られない先生だったけど、いつだったかレッスンの時に、「東京クワルテットで一ヶ月くらいの合宿期間中、毎日マンさんのレッスンを受けたけど、一度も感動しないことはなかった。毎日が感動だった。マンさんは音楽も人としても神様みたいな方だよ。」と仰られていた話が忘れられない。

祈りを込めて!

 日々、自分の出演する本番としない本番、イベントが続き、なかなかゆっくりPCに向かう時間がとれません!
 書こう!って思う事はいろいろあるのですが~・・・ガク

 というわけで、遡りますが、
 小澤征爾総監督からの大事なお知らせです。 
 「未来の為に」今を大事にしていただきたいです!
 我々は魂と祈りをこめてチャイコフスキーを演奏します。みなさんも一緒に祈りながら聴いてください!
 
 

2010年8月25日水曜日

ふるさと~♪

 23日のオーケストラAプロでスゴイ熱演のあと、昨日はやっとオフ。
 とはいえ、それは自分が直接演奏に関わっているものの話で、フェスティヴァルの催しは、期間中は常にあります。

 早速、昨日は聴衆として『子供のための音楽会』と『ふれあいコンサートⅡ』をハシゴしてきました!

 小澤征爾音楽塾オーケストラでは、友達や後輩たちが本当に全身全霊で真摯に音楽している姿にはいつも初心のようなものを思い起こさせられます。

 個人的に受けてしまったサプライズ。

 コンサートの最後に子供達や聴衆全員で歌った「ふるさと」。
 この歌をきちんと歌ったのって、もしかしたら初めてか小学校の音楽の授業以来か・・・3番の終わりでは思わず涙がぁぁぁ。
 あんなに素晴らしい歌だったなんて。。
 一緒に聞いていたビオリストの茜ねーさんと2人でウルウル笑

 うーん、やられた・・・


 ふれあいコンサートⅡでは、クラリネットの音楽で、ブラームスの五重奏とベートーヴェンの三重奏。
 クラリネッティストのラリー・コムズさんはなんと御歳70歳だとか・・・!それだけでもすごいのに、なんて温かい深い優しい・・・歳を重ねることがこんなにステキな音楽になれることだということを見せ付けられたきがしました。


 もう最後のベートーヴェンではまたまた胸がいっぱいに・・・!!!

 チェロのチンちゃんの演奏もまた本当に素晴らしくて、まるで白い羽をまとった天使たちが彼女を演奏させているようでした。


 さてさて。今日はオペラの2回目本番。
 本番前には小澤征爾監督から我々に直接メッセージもくださる予定。
 ドキドキ・・・!

 今の自分達が今の状況の中でできることを尽くして、よりいい音楽をしたいです♪

2010年8月23日月曜日

いろいろいろいろ♪

 
 松本入りしてから、オペラのリハーサル、Pressリハーサル、公開ゲネプロ、オーケストラAプログラムのリハーサル、そして、昨夜やっとオペラ本番初日。今日はオーケストラAプログラムの本番。

 その間にも、ふれあいコンサートでロバート・マンさん90歳!の室内楽コンサート、そして武満徹メモリアルコンサートも聴き、それぞれにまさに強く優しく熱く魂をゴシゴシ磨かれた感じ。

 いろんな事があった気がするのに、昨日がやっと初本番だった(今回初めて本番服を着た)のが変な気もしたり。


 昨夜の初本番の後には、恒例のオープニング・パーティ。

 小澤さん!


 遠くからズーム撮影で手ブレッ!!

 本来はオペラも小澤さんのはずだっただけに、久しぶりに彼の話し声が聞けて、無性に嬉しく胸がちょっと熱くなってしまいました。
 癌はフリーになったそうで本当に良かったんだけど、ぎっくり腰が本当にしんどそう。とにかく休めるだけ休んでいただきたいです。


 今夜のオーケストラの本番も楽しみ。
 やっぱり暗いピットより広いステージで弾けるのは身体がラクだと思う。
 
 

2010年8月20日金曜日

ただいまサロメ中

 
 
 
 松本に入ってもう9日!



 昨日はやっと、というかなんというか、サロメの公開GPがありました。
 本番はあさって。

 ・・・までの間の、今日と明日は、オーケストラAプロのリハーサル。

 き、切り替えるぞ~~っ

 とりあえず、がんばってます!
 

2010年8月8日日曜日

ハンブルクのお土産


 一時帰国中のたぢお夫妻からお土産もらいました。
(※たぢおは同級生でフライブルク時代を共に生き抜いた戦友であり親友であり。今はドイツ・ヘアフォルトのオーケストラのコンサートマスターですよ!)

 港町ハンブルクのお土産で、(ハンブルクではなく)キール(更に北にある港町)のニシンの缶詰・・・

 ・・・・・かと思いきや、なんとチョコレートだとさ!!!

 確かにミルクチョコと書いてありますがね。。このパッケージ見て、わ~おいしそうなチョコ!とはまぁ誰も思いませんよ~!いくら港湾都市だからってチョコまで魚でアピール・・・なんかね~まだ開けてません。。爆


 ハンブルクといえば、留学前に先生探しで訪れたきり。

 当時既にハンブルクへ留学していた同門の後輩を頼って、2泊しました。1月なのに生暖かく、常に雲がどんより灰色の空だった記憶。実際に私が住んだ街フライブルクはドイツでも最も日照時間が多い街らしい。建築の特徴や、街の色。同じドイツでも北と南の違いを思い出します。
 

2010年8月5日木曜日

"エトワール・ガラ 2010"


 さて、今度は少し遡ります。

 先月29日に、プロコフィエフの合わせの後、オーチャードホールで行われた『エトワール・ガラ2010』公演を観に行ってきました。
 パリ・オペラ座バレエ団の最高位バレリーナに与えられる称号エトワール(=星)。そのエトワールたちが中心になって行われるこの公演は今回が第3回目だそうです。
 ちなみにこれを知ったのは、『徹子の部屋』にエトワールのマチュー・ガニオさんが出演していたのを観たのがキッカケ。いや~ホント、メディアの影響力って大きいですわ。。

 フィギュアスケートを見ていても感じることではあるけど、音楽と動き=音楽の解釈、それを身体でどう表現するか・・・その想像力。今回、日頃ちょっと使い切れていなかった脳のある部分をびんびん刺激された感じでした。彼らはとにかくこちらの想像力を超越していました。

 動きひとつひとつは音楽のフレーズそのもの。

 有名なカルメンやアルルの女、人魚姫などの他、スカルラッティのパ・ドゥ・トゥは最もクラシックでシンプルでその美しさに息をのみ、またバイオリンの生演奏で自作の振り付けでソロで踊られた作品では、曲をよく知っていただけに、その動きと表現=解釈にはこちらのインスピレーションを目覚めさせられました。ホント驚嘆です。

 後半の三銃士ではまさに『ガラ』、豪華スター競演のステージを楽しませてもらえ、深いインスピレーションの刺激から、男性も女性も最高にかっこいいバレリーナたちにキャァキャァし、また観客を喜ばせる公演の工夫にも勉強になり、いろんな面で刺激的でとにかく贅沢な時間でした。
 いや~ちょっとフンパツした甲斐があった、かなりあった!


 さらにサプライズだったのは、さっきも少し触れたけど、バイオリンの生演奏。チケットを買った当初の説明では、「公演の音楽は全て録音を使用いたします。」というものだったのだけど、突然、バロック界の大御所、寺神戸亮さんがステージに登場し、ビーバーのパッサカリアを弾きはじめたこと・・・!!!

 直前のプロコの合わせで、その友人(彼女はバロックバイオリン奏者としても活躍中!)とバロック談義をしていて、ビーバーのパッサカリアも話題にあがっていたところだったから、タイムリーすぎてビックリした・・・!

 なんか、より得しちゃった気分で、もう大満足。


 とにかく・・・バレエ、美しすぎます!!!

2010年8月3日火曜日

せたオケ

 次は、まず今日のこと。

 東京の生徒ちゃんの1人が、先日の発表会から一息つく暇も無く、今日は『せたがやジュニアオーケストラ』というジュニアオケの初舞台を踏んできました。今日はこのオーケストラのお披露目公演の為のプレお披露目・・・だそうで笑、本当のお披露目は12月、今日はその紹介も兼ねた形だそうで、ドヴォルジャークの『新世界』交響曲の第一楽章を演奏しました。

 一度レッスンで弾き方などをチェックしてあげていたので、本番どうなっているか、この目で確認できて良かったです!新世界交響曲もけっこう難しいので、みんな本当によく頑張っていたなぁ。

 生徒ちゃんも、先日の発表会と違って、大勢のみんなで共に演奏する楽しみと醍醐味をすっかり掴んじゃったようです♪味しめたかな!12月のメインコンサートにはますます気合いが入るね!がんばれ!!

 それにしても今日の驚愕な収穫は、ブーニンが一年間のうちの僅かを、日本の世田谷で暮らしているという事実であります。。。世田谷の、どこだどこだぁ????

 

プロコ終了

 いくつかあるのだけど、順不同でいきます。。。

 まずは、プロコフィエフのデュオ終わりました♪
 ここの発表会で弾いたのが子供時代以来とはいえ、今回はゲストとして花束まで頂いて恐縮でありました。

 生徒たちの演奏を全て聴き、そのまま、はいウチらの番、弾くよ!って感じでそのまま弾いてきましたが、長年の付き合いの同級生との”共奏”は、なんと言ってもこう・・・呼吸が重なる感覚がホント楽しかった、こういうのが醍醐味なんだな、やめられない。

 それもだけど、生徒ちゃんたちの演奏にはこちらも力が入り、昨年からの驚異的な進歩の姿!!毎年ながら本当に感嘆の一言です。学校の勉強、試験、部活、習い事、塾・・・かなり忙しい中で、自分なりに一生懸命努力してきた舞台は、いつも熱い気持ちを思い起こさせてくれます。
 
 結局、生徒ちゃん全員集合の合奏や反省会まで全てに付き合ってくれた友人よ、本当にありがとう!

 帰りの電車で打ち上げるぜ!の勢いが、電車の切符を買おうとして・・
・・・ぬおっ???かっカバンがない!!!ほほほほホールに忘れてきたか・・・・!!!!!!

 ・・・・・・・友人には1人で東京へ戻ってもらい、私は再び会場へ・・・。嗚呼、なんという締めくくり。
 
 
 やはり何事にもオチが必要であります。  は~・・・
 
 

2010年7月25日日曜日

プロコ・デュオ

 今月末に、あるヴァイオリンの発表会に賛助出演いたします。そのある発表会というのも、わたくしのヴァイオリン人生の原点ともいえるところ、物心つく前からここで弾いていたような・・・。

 帰国以来、毎回裏方手伝いで参加していたものの、今年は私も久しぶりに弾こうかな~なんておぼろげに考えてみたものの、ただ弾くのもなんか面白くないしな~、子供達が「わ~ヴァイオリンってすごいな楽しいな!」と思ってもらえるような事が出来ないかなぁなんて思ったところ、夏休みにドイツから2年ぶりに一時帰国する同級生の事が頭をよぎり、ヴァイオリン・デュオでもやっちゃう??とひらめいちゃったワケであります。

 早速その友人に打診したところ、快諾!

 発表会のプログラム製作や時間設定などの問題もあるとのことなので即連絡して、オッケー、これで段取りはとれた。

 というわけで、昨日、その友人の自宅まで行って合わせしてきました。プロコフィエフの二つのヴァイオリンの為のソナタから第1&4楽章。

 もしかしたらこうして彼女と2人だけで弾くのは初めて(アンサンブルなどでは日本でもドイツでもたくさん一緒にやってきたけど)。なのに、なんかとにかく通じるというか、話が早いというか。そして何をおいても、たのすぃ~!

 プロコのこの曲は、『ヴァイオリン・デュオ』の中でも代表的な作品ですが、さすがに内容もしっかりしてます。

 ヴァイオリンだけで、こんな可能性があるんだ!と子供達やみなさんに発見や楽しみを伝えられたら嬉しいんだなぁ。


 夜、合わせの帰りの電車で多摩川を渡るとき、なんと花火大会の真っ最中!!!ドーン・ドーンと打ちあがるキレイなバッチリ見れました!花火大会を見るなんて(見るって、ただの通りすがりだろう?)小学生以来です。

 さてさて、外は酷暑ですが、室内にこもって練習です。ふんふん!

2010年7月17日土曜日

さろめ


 今年のサイトウ・キネン・フェスティヴァルでのオペラ演目は、リヒャルト・シュトラウスの『サロメ』です。

 リヒャルト・シュトラウスのオペラ体験はこれが2つ目になるのですが、その1つ目が『エレクトラ』(『東京のオペラの森』にて)。

 あまりの大編成(私は第"3"ヴァイオリンでした!)のオーケストラ(オケ・ピットの中狭すぎ)、そして全1幕・1時間45分弾きっぱなし、しかもめちゃむずかしい・・・という、強烈な体験だったのですが、その時の記憶が生生しく蘇ることになりそうです。だって、サロメもどうやら全1幕・1時間45分の作品らしいじゃないですか・・・!ドカーン

 もう・・・体力あるもののみが生き残れるって感じです。今から調整しておく必要を切実に感じています。が、がんばるぞ!!

 ところで、当初振るはずだった小澤征爾音楽監督が体調回復の為にオペラ指揮を控え、代わりに若手の素晴らしい指揮者になりました。それもとても楽しみです。と同時に、小澤監督にはムリをせず一日も早い完全復活を心から祈るばかりです!


 写真は、先日食べたもの。頂いたおいしいサンマの干物を焼いてほぐして、青シソとゴマを振りかけて、イタダキマ~ス!おいすぃ~~!やはり家で食べるご飯が一番おいしい!(青シソが多すぎてサンマがよく見えない汗)
 
 

2010年7月16日金曜日

久々に美術館

 どは~っ気がついたらこんなに時間たちすぎ!先月はわりと好調だったのに!爆

 気を取り直して。。

 お仕事やら私用やら、バタバタとしておりましたが、やっと少し一段落?なので、弓の毛換えに渋谷へ行ったのですが、預けてから仕上がりまでに6時間!!

 一体どーしましょ・・・?一度家に帰る手もあったのですが、家の方もちょっとバタついていたので、せっかくなら有意義な時間つぶしをしたい。。。
 
 ということで、渋谷から東横線に乗り込み、みなとみらい駅を降りたところにある横浜美術館へ初めて足を延ばしてみました。今は『印象派とエコール・ド・パリ』展をやっています。
 時代の流れ順に、多すぎず分かりやすく観ていける展示でした。思いがけず、大好きなシャガールの作品もあって、わお!ラッキー!

 見終わったら、恒例のミュージアム・ショップを物色。シャガールの本を購入して、ミュージアム・カフェで軽いランチ、そのままシャガールを読書。

 う~ん窓辺沿いのテーブルで外の景色を眺めながら、いい時間じゃな~い!・・・と思いきや、エアコンが寒すぎて、これ以上ここにじっとしていられません・・・怒

 仕方なく美術館を後にしましたが、きっかけがなければここまで来なかったもしれない美術館へ、絵に会いにこれて、ちょっといい時間だったなー。といっても渋谷から特急でたったの29分なんですけどね!笑
 
 松本へ行く前までに、あとふたつ観に行きたい展覧会があります。
   ワクワク
  
 

2010年7月1日木曜日

モーツァルト?

 先日、マイケル・ジャクソンのTHIS IS ITに駆け込んできました。

 初回公開時に間に合わなかったので追加公開はラッキー!(しかも実家滞在中に行ったので空いていた&偶然その日がレディスデーだったらしく1000円だった!ラッキー!←はいはい)

 改めて、彼の全てに余分なものが一切なくて、どこまでも澄んでいて、話し声がまるでモーツァルトの音楽に聴こえた。

 地球の環境破壊などに対する、もう間に合わない、あと4年で地球を救わなければならない!という彼の強いメッセージは世界中に響くべき。

2010年6月15日火曜日

伝わるもの

 例年より遅いとは言え、ついに関東も梅雨入りしましたね・・・楽器の調子も例年にもれなくスゴイ事になってます。。○| ̄|_

 今月に既に2つ、友人のコンサートを聴きに行くことができました。
 実家の老犬介護と東京での仕事の慌しい合間に、タイミング良く行くことが出来たのはラッキーです。

 ひとつ目は、ヴァイオリンの榎本麻衣子ちゃん、ふたつ目はピアノの草冬香ちゃん。

 榎本麻衣子ちゃんは子供のころから師匠が二代にわたって同じで、親同士も仲良しです♪ウイーンに留学後、一度帰国。一念発起でウイーン交響楽団の試験を受けたら合格!すごすぎ!今再びウイーンで活躍です。

 草 冬香ちゃんは、以前にもご紹介したことがありますが(コンサート)、フライブルクで知り合い、共に学び、お互い帰国後も一緒に演奏会で共演したりの仲間。

 私自身、帰国して2年以上が経ち、いろいろな事を感じ考え探す中で、今回ふたりの演奏を聴けたことは今の私にとってまさにベストタイミングでした。

 麻衣子ちゃんは、まさにヨーロッパの空気が満タンで、また全ての音が説得力のある言葉で語られ、おそらくその場にいた全ての人が強く納得させられたに違いありません。何か、私の中でも答えと確信へ導かれた気がします。

 冬ちゃんは、私と同じように帰国して1年半ほど。その優しく誠実で温かい人柄に加え、なにか以前よりもっと深く濃いものを感じました。色合いに深みが増したというか。


 演奏する際に、その作品について勉強することは基本中の基本ですが、その演奏者自身の人間あるいは人生が大きく影響するという事が、どうしてもはずせない気がするし、もし隠そうとしても不可能とさえ思えます。

 奏者のことを知っていれば、どんな人かあらかじめ情報があるわけだから、演奏を聴きながらよりそれが伝わるのは当然としても、まったく知らない人の演奏を、例えばテレビなんかで見たとしても、本当におおまかなものなら何となくだけど想像できる気がするのです。


 自分自身、聴いた人に喜びの深さを伝えられる演奏家になりたいなぁと思っているけど、それだけの人間というか、経験を積み重ねるには、まだまだこれから気の遠くなるほど先の長い階段をのぼり続けなければいけません。走ったり転んだり一息ついたりしながら、生涯でどこまで行けるのだろうか・・・途方にくれるような楽しみがそこにある気がしています。
 
 

2010年6月13日日曜日

das Erdbeben - じしん

 昼頃に地震があった。ちょうど家にいたのだけど、マンションの上階なので、震度1や2でもそれより大きく揺れを大きく感じる。

 ドイツへ行ってまだ間もない頃、同じ地域に住む友達と電話で話していたら、ドンと揺れたことがあった。

「え・・?いま揺れた??」  「揺れた揺れた!地震だ。。」

 ヨーロッパでめずらしい地震にさっさと遭遇して驚いた事を思い出した。でも日本で経験するような長く大きなものとは違っていた。

 ヨーロッパでの建造物全てがアジアとは違っているけど、結局、地震がないからできることだよな~~、と羨ましく思う。地震がないからできる建築、維持。

 窓辺(外側)や塀の上に、きれいなお花のプランターを乗せて置いておくのが当たり前な光景も羨ましい。わたしもこれやりたい!って。笑

 食器棚の上に、そのまま高級なツボがどーんと置いてあったりとか。うーん。これは別に羨ましいワケでもないけど・・・危ないって思っちゃうのがやっぱりアジア人。。

 日本では、常に「地震がきたら落ちて危ない」ということが既に無意識に組み込まれているんだなぁと実感。


 そういえばまだ留学する随分前だけど、ウィーンを訪れた時に、楽友協会Musikvereinの楽屋というか楽器室というか学員室というか、の中にたまたま入る機会があったのだけど、大きな棚(2mはあるだろうか?)の上に、そのままチェロが置かれているのを見て、ええええ????それ、あり????と見たことの無い光景に固まった事も思い出した!笑 突然揺れて落っこちるなんて概念がないわけだから、そりゃぁ置いておいてもいいわけですよねー。

 私もドイツにいる間に、楽器をちょっとの間出しておいても大丈夫(もちろん家で)って感覚になってた事に帰国してから気がつき、は!いかんいかん!とケースの蓋を閉めるようになった。
 
 

2010年6月9日水曜日

漠然と見えてくるもの・・・

 気がつけば、というかずっと自覚していますが、模索し続けています。何をって?漠然といえば、音楽のこと、人生のことから、具体的な企画とか・・・何しろいろいろさまざまです。でもそれら全てが繋がっていること。
 この1年くらいは、特にそれらと真正面から向かい合う時間だったような気がします。

 見えそうで見えない、見えないようで見えそう。
 ロボットではない、はたまた仙人でも神様でもない、ただの生きた人間。紆余曲折したりつまづいたり、また背中を押されたりしながら頼りなくもそれなりに一生懸命歩いていきます。

 急がば回れ。落ち着いて自分の足で踏みしめて。
 道らしき道がない、どっちに進む?なんて時なんかは、むしろ足を止めて一息入れながらじっくり周囲の景色を堪能しちゃったりするのがミソなのかもしれません。

 そうしているうちに、見えてくるものなんですねぇ。おや・・・?って感じ。

 周囲の人から見たら、何あんなところで休んでんだ?腰落ち着けてる場合かよ?って不思議がられるかもしれませんけど。

 いいんです。どうせ突っ走らなきゃいけないときも必ずあるんです。

 大切なのは、休んでいるときも突っ走るときも、自分が自分であることに確信と喜びを持っていられること。そうすれば、どんな状況でも見失うことなく進めるはずだから。

 ってなんか語ってますかね、私。笑

 ゆっくり歩いたり時間を見つめたりしたりしているうちに、だんだん視界がクリアになってきつつあるもので、グングン歩きたくなってきたみたい。というのも、歩くにふさわしい道になりつつある。さらに一番いい道を見出せるかは、これまた私次第なんですけど。

 でもそれも大丈夫そうですよ。ずっと向こうに何かが見える!いろんなもの、探していたものや知らない新しいものまで・・・!!

 うん、自分に期待!


 ・・・とまぁ、まさに、「漠然」でした。チャンチャン
 
 

2010年6月3日木曜日

ファイト!!

 先日、フライブルクで知り合ったちゃありーさん一家を囲んで、悪友・・・いや素晴らしき仲間達が集まりました!


 嗚呼~~っ
 なんて幸せそうなちゃありーさん!
 私も念願の豪くん、そして母になってますます艶やかになったよっしーにも会えて感激!!


 それにしても、
 ここまでパパの顔になってしまうんですねぇ!(ってその顔見えないけど・・・)

  う~むむむ・・・。。。
 家族や友達という名の最高の仲間たち。
 どんな栄誉や裕福さよりも何よりも、本当の幸せってこういうところにあるのだ!!
 て、よく言われることですけど。改めて思いました。



   ちゃありーさん、がんばれ!!!!!!!!!!


  今度また演奏聴いてもらうときに向けて腕を磨くぞおお。
 
 

2010年6月1日火曜日

りにゅーある

 今日から6月。今年の梅雨入りは例年より少し遅いようですね。
 ブログを始めてから一度もデザインを変えたことがなかったのですが、ちょっとだけ変えてみました。
 私の好きな○(まる)いもの笑、好きな色たち。
 梅雨に入っても湿った空気を吹き飛ばして明るく元気に過ごしていけますように♪
 マイペース更新ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします☆ 

2010年5月28日金曜日

曲(作品)の作られ方

 先ほどの、彩乃ちゃんの妹君ヴィオリストと学生時代に新曲のカルテットをやっていた事を振り返ったのだけど、作曲家の池田亮司さんの録音を担当したことがあり、それがとても変わっていた事を思い出しました。

 新国立劇場のバレエの音楽の為の収録ということだったのだけど、行ってみたら、なんとこれといった楽譜がなく、一人一人が即興で音を5つくらい並べて弾いて、順番に、前の奏者が弾いたものからインスピレーションで更に即興して、それを次の人が更に・・・という具合で進めていったり、それぞれが自分のモティーフを何秒という感覚を空けてバラバラに弾き続けたり、池田さんが即興で奏でたメロディーを鸚鵡(おうむ)返しに演奏したり・・・と、とにかくこれは一体どうなるんだ?という収録をしました。

 どうやらこれらはマテリアルとして採集(!)され、これを池田さんが最終的に組み合わせて作品にするということ。作曲と言うより、もはやアートを作り出す作業のようにさえ感じます。

 その後私はドイツへ留学してしまったので情報が遅れたのですが、それがCD化されたようで(Ryoji Ikeda:OP)、自分で聴いてみては、は~~~~~~・・・こうなるんですか・・・!!!
 まるで未知の、そしてどこか非現実的なようでいて、いや現実的なのか、なんとも不思議な世界が目の前にあり、新しい感覚を覚えたものです。

 当時、現代曲や新曲の演奏をよくやっていましたが、これらの作業は色々な概念が覆される事が多く、脳みそのストレッチになり個人的には好きでした。何かまた新しい作品に触れてみたいと思うキッカケになった彼女との再会。 
 
 

2010年5月26日水曜日

日吉にて

 今月15日(土)に、高校からの同級生の島田彩乃ちゃんのピアノ・リサイタルを聴きに行ってきました!

 彼女とは不思議な縁で、私の両親と彼女のお父様が学生時代からの親しい友人なのです!そして彼女の妹さんはヴィオラ弾きで、大学時代は現代曲や新曲演奏のカルテットで何度も一緒に演奏した仲。その彼女とも今回久しぶりに再会しました!

 彩乃ちゃんは高校時代からとにかく優秀で、ピアノやソルフェージュが常にトップであるだけでなく、将来フランスへ留学する為にフランス語もしっかり勉強していたので、同じフランス語の授業では、彼女のようにデキる生徒がいた為に、その他わたくしのようにデキない生徒との間に差ができてしまい、先生から比較されて大変な目に遭いました、爆笑!!(始めからドイツ語をとっていれば良かった・・・)

 彼女は長年パリで学んだ後、今はドイツのライプツィヒへと勉強の場を移し(これまた移り甲斐のある対照的な街へ!)、フランスものからドイツものの勉強の幅が増し、今回は前半ではバッハやハイドンなどをその音色や表現の変化に富みながら聞かせてくれました!
そしてなんと言っても後半はショパンのバラード1~4番制覇という大仕事を成し遂げ、本当に聴き応えのある素晴らしいコンサートでした!!

 う~ん同級生の素晴らしい活躍はとても刺激と励みになります!終演後には、将来は2人でデュオしようねーっ!って盛り上がってきました♪


 そうそう、アンコールのドビュッシーも良かったな~!!他にも卒業以来のクラスメイトに会えたのが嬉しかった☆
 
 

2010年5月10日月曜日

♪終了しました~ベルネにて♪

2010年4月18日(日)


 わたなべ音楽堂ベルネザール
 14:30開演 2,800円


 "竹原奈津・田中拓未
       デュオ・コンサート"


ハイドン : ピアノとヴァイオリンの為のソナタ
シューマン : ピアノとヴァイオリンの為のソナタ 第1番
ベートーヴェン : ピアノとヴァイオリンの為のソナタ
             第9番 『クロイツェル』



 これまで既に何度も出演させていただき、また今回もこのような機会を与えて頂けた事、そしてここでも再びご紹介できることに心から感謝です。
 フライブルク時代の仲間であるピアニスト田中拓未君が、帰国後から積極的に続けてこられているベルネザールでのサロンコンサートシリーズ。その中で今回はわざわざ2人のデュオコンサートと銘打ってコンサートを企画してくださいました。
 ハイドンとベートーヴェンの9番が初めて取り組む作品なのでドキドキです。特にクロイツェルはあまりに有名だし大曲で、遂にこの時(弾く時)がきたか・・・!という覚悟を持って頑張っています。あと今年はシューマン・イヤーなので大好きなこの曲をまた弾けるのは大いなるヨロコビ!
 木でできた50席の素敵な空間でまたみなさまと音楽を共有できるのを楽しみに、一生懸命がんばりたいと思います♪

♪終了いたしました

 というか・・・およそ一ヶ月近く前の報告・・・!申し訳ありませんっ!
 実は実家の犬が17歳半にもなるのですが、最近まさに老犬介護のレベルアップ著しく、ブログ更新時間を愛犬に占領されておりました~^^;しかし犬ともいえど家族の一員なので、一緒にいられる時間は大切にしたいものです♪

 という前置き(言い訳)は終えて、コンサートのリポートです。
 この日は久しぶりの晴天に恵まれて、カラッとした空気とお日様に応援されているような気持ちの良い日でした。1年ぶりのこの会場も、お、来たね!という感じで迎えてくれて、スグに馴染んで気持ちが良かったです♪
 まず一曲目のハイドンは、今まで聴いたこともなく、弾くのも当然初めてだったのですが、さすがはハイドン!モーツァルトの影響も垣間見ながら(あるいはモーツァルトがハイドンの影響を?はたまた時代?色々ですね~)、オペラのシーンを思い浮かべたりしながら、楽しく演奏できました。シューマンはこれまで大好きで何度も演奏してきたのですが、共演者が違うたびに新しい局面を見出し、新しい音楽が出てきます。そしてベートーヴェンのクロイツェル・ソナタ。2人のリハーサルがあまり充分取れなかった中で初めて取り組んだこの作品は、本番もなかなか大きな山として聳えて(そびえて)いました・・・!ベートーヴェン特有の強く突き進む精神性を演奏の開始から受け止め切れなかったのか、自分の中で100%納得しきれないうちに進んでいってしまいました。しかしこの作品とこうして交流できたことは大きなものとなりました。また近い将来この作品を演奏したいと今は感じています。
 そうそう、今回は、会場の形状もあって、普段と違う位置で演奏してみました。普段はピアニストと縦に並んで立つのですが、今回はピアノのくぼみの前に立つ形で、ピアニストとの距離が大きくなり私からはピアニストの手は全く見えないのですが、コンタクトは取りやすく、ピアノの音は全面的に聴こえやすいという状況です。この位置で演奏した経験は初めてか2回目くらいだと思いますが、これがここの会場ではいい感じにいきました!場所や状況によっての臨機応変さって大切ですね!新しい経験もドキドキ楽しいです。
 あ、今回は写真がないです~残念!

 さて、次は夏の松本に向けてになりそうです。これから夏までにジメジメした梅雨が到来しますね。楽器にとっては最悪な状況で、毎年この時期が来るとジレンマに陥り、楽器屋さんに言って「鳴らなさすぎだから調整して!」とお願いしては「この湿度ではこれ以上無理!」というやりとりの繰り返しです!笑 今年も、分かっていてもやっぱり楽器屋さんにかけこんでしまうかも??
 

2010年4月12日月曜日

ふと考察。

 ベートーヴェンの曲っていつもすごく自分の中に共鳴しやすくて、例えばドイツに住んでいた事でより共感しやすいからなのかとか、彼が田園交響曲について「自然を書いたのではなく、自然に対する人間の感動を書いたのだ」ということに何より納得したりとか、いろいろ考えるのだけど、特に彼のソナタを弾いている時に感じる事が多いのは、苦悩と葛藤と怒りのような強い精神。なのにその思いを必ず強い希望へのエネルギーへ変えて昇華させる。
 耳が不自由になり、絶望の縁に追いやられて生きることへの絶望感に沈んでから、音楽に再び希望を見出し最後まで生ききる彼人生そのものである気がするけど、そこにあるものとは。

 音楽家として致命的な耳の障害を与えられ、生の放棄を覚悟するまでに追い込まれたからこそ、生きていること(生かされていること)の奇跡と素晴らしさに気がつき、ただその事への感動を得て、神に対する「絶対的な」感謝がそこにあった。衝撃的な感動だっただろう。

 生きている事は本当に奇跡であり本当に素晴らしいこと。いい事も悪いことも全て、生きているから経験するわけで、その経験全てが生きる魂を豊かにしてくれる神様からのプレゼントでしかない。
 ベートーヴェンはそれを神様に絶対的に感謝していたに違いない。それも彼の性格だからきっと中途半端ではなかっただろう。それだけに彼の魂は、生きながら神様の傍に在ったと思う。
 
 今度のクロイツェル・ソナタでも、彼のあらゆる感情と感動と希望に溢れた楽しみを五感、六感で受け止めて聴衆へのパイプ役になれるように、こんな小さな自分でも少しでも精一杯役目を果たしたいと思うと同時に、彼という存在を楽しみたいと思う。彼が今生きていたら友達になりたいとさえ思うが、しかし彼は友達になってくれるかどうか・・・?笑
 

2010年3月30日火曜日

♪終了しました~ハギモトハルヒコ♪

2010年3月29日(月)

日本大学カザルスホール 18時開演

ハギモトハルヒコ夢コンサート ザ・ファイナル

バッハ:前奏曲とフーガハ長調BWV545
  浅井寛子(オルガン)
ベートーベン:チェロ・ソナタ第2番ト短調
  堤剛(チェロ)、児玉桃(ピアノ)
ブラームス:弦楽六重奏曲 第1番変ロ長調作品18
  豊嶋泰嗣、島田真千子(バイオリン)、川本嘉子、大島亮(ビオラ)、山崎伸子、辻本玲(チェロ)
シェーンベルク:浄夜 作品4
  指揮:山田和樹 演奏:夢コンサートオーケストラ
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.364
  指揮:山田和樹、独奏:堀米ゆず子(バイオリン)、今井信子(ビオラ)、夢コンサートオーケストラ



 このコンサートシリーズと、カザルスホールの最後の公演となった今回・・・。
 本来は小澤征爾さんが指揮を務めるはずだったものですが、療養中のため、ブザンソン指揮コンクールで優勝した山田和樹さんが代役を務められ、そうそうたるメンバーが集結して、3時間にも及んで最後が来るのが信じられない気分でコンサートの終わりを迎えました。

 カザルスホールは学生時代から何かと縁があり、毎年のようにオーケストラとして(コンサートマスターとしても)参加したビオラスペース、室内楽演奏会、卒業演奏会・・・こんなすばらしいホールで何度も演奏できたこと、本当に幸せだと思います。


 そのホールが取り壊されるって本当??う~ん信じられない・・・反対の署名運動とかあったんでしょうか?私はその経緯を知らなかったのですが、何か出来ることはなかったのだろうか・・・。悲しいです。

 このホールが最後なんだ~と思うと、とりあえず身体に染み込ませておこうと思いました。この景色は勿論、空気、音、全ての五感で記憶します。

 それにしても、このパイプオルガンはどこへ行くんだろう?ドレープカーテンに見えるけど実は石で出来ている壁ともおさらばなのか~・・・(お分かりの方いらっしゃいますか?笑)

 コンサートもホールも、最後を噛み締めながら会場を後にしました。


 そういえば、今回はリハーサルが母校・桐朋学園で行われ、学生時代のいつものオケのリハーサルの光景に懐かしいような、なぜか当たり前のような・・・笑

 やっぱり母校っていいです!!仙川は庭みたいな感じだもんな~。でも来るたびに街が発展しすぎていてついていけないけど・・・苦笑

 例えホールはなくなっても、時空を飛び越えて私たちの中に残ってくれる音楽。そんな音楽を伝えられる役目に自分がいられることに、心から感激・感謝です。

 さて、次の音楽の場へ向かってGO♪

 

2010年3月26日金曜日

ヒラーさん

 
 先日は久しぶりの方とお会いしてランチしてきました♪

 ドイツのStuttgart音大のリート(歌)クラスのピアニストを40年務められているロベルト・ヒラーさん。

 次は、今年中にドイツで会えたら(ドイツ訪問が実現したら)嬉しいな~。その時にはまたランチしようと約束してきました♪音大の斜め向かいにある、彼の行きつけの店で。笑

 久しぶりにドイツ語を話して楽しかったのと同時に、普段使わないと口が忘れてしまう事も痛感・・・!ドイツ語、忘れないように勉強していたい。
 
 

2010年3月17日水曜日

♪終了しました~ヴァイオリン・デュオ♪

2010年3月13日(土)

”ヴァイオリン・デュオ・コンサート”

開演:14時、18時(2回公演)
3.500円(コーヒー・ケーキ付き♪)
カフェ・ギャラリー・出(IZURU)
お問い合わせ03-3300-1436


 L.ボッケリーニ:デュオ Op.5
 W.A.モーツァルト:鏡のカノン
 B.バルトーク:44のデュオより
 E.エルガー:愛の挨拶
 成田為三:浜辺の歌
 F.クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォカプリス(ソロ)   他



 今回はちょっとめずらしいというか、母娘でヴァイオリン2台のデュオ(二重奏)のミニコンサート!
 会場になるカフェ・ギャラリー・出(IZURU)は、満席で30席余りでお花や絵も飾られたステキな空間です。ここはコンサートが開かれる他、展示会やギャラリーとしても様々な場を提供されていて、今回も素敵なご縁で、ここでこのような演奏の場を頂きました♪
 むふふ・・・これまた私の大好きなアットホーム空間であります!こういう編成でのコンサートはめずらしいと思うのですが、アットホーム空間に馴染めるような、親しみやすいプログラムを組んでみました。母娘のトークで楽しく解説しながら進行したいと思っています♪
 またオーナー西尾さんのおいしいコーヒーとケーキも出ます!一緒に頂きながら談笑できる時間も楽しみです~(食い気・・・?汗)

 両時間帯ともあと僅かにチケットがありそうです!お近くの方や、本格的なコンサートへ出かけるのは気がひけるけど、気軽に生演奏の音に触れたいわ~という方、是非お出かけください♪(お問い合わせ先は上記)



♪終了いたしました♪
 先日のデュオコンサート、みなさまのお陰で、小さなカフェに2回とも満席で大盛況に終了いたしました。

 始めのコーヒー&ケーキタイムでは、この後一体どこで弾くんだ??とみなさま不思議に思われていたそうで(「あそこのキッチンで弾くしかないだろう・・・しかし狭すぎる!」など爆)、後でテーブルを片付けて椅子を並べ直してスペースを作り、「んだよね~!ホッ」という流れから始まりました!笑

 しかし本当に満席で演奏スペースも限られていましたが、みなさまの熱気に後押しされて、私たちもいろんなバリエーションのプログラムをなんとか弾ききることができました。
 今まで経験した中で、最も密集度の高いコンサートでしたが、やはり演奏者・聴衆のお互いの呼吸が感じ取り合える空間って、とてもやりがいがあります。

 また、どういう状況でも演奏をすることで、毎回自分の課題がはっきりさせられます。本番と言うのは、課題が出ること・課題の再確認が殆どで、その課題が克服される時は、本番の回数のうちのナンパーセントでしょうか・・・。本当に地道な流れです。
 そして演奏家もまた人間。腕を磨くことは、人生山アリ谷アリと並行することは免れません・・・ロボットではないですから。でもそう生きながらじわじわと求め続けていくことは、果てしないようでいて、けっこう気持ちのいいものかも・・・!周りの方々にも忍耐強く見守り支えていただく事にいつも感謝しています。


 今回も、お仲間を誘って、或いはお一人でも足を運んでくださったり、普段は演奏会に行ったことが無いけど是非行ってみたいという方や、中学の時の親友夫婦とか、多くの方が本当に気持ちよく来てくださり、そのみなさまに少しでも楽しんでいただけたのであれば、演奏家冥利につきます・・・♪



 みなさま、本当にありがとうございました!
これからもどうぞ宜しくお願いいたします♪

 

2010年3月4日木曜日

「世界を治療しよう」

 


 "Heal The World"  ~マイケル・ジャクソン

      DVD『ライヴ・イン・ブカレスト』より 日本語歌詞引用


 君の心の中に
 愛があるのを僕は知っている
 そこは明日よりも
 うんと明るい場所だろう
 努力すれば
 泣く必要なんてないのがわかる
 ここで君は感じるだろう
 苦しみも悲しみもないことを

 あらゆる生命に慈しみを持てば
 そこへ行く道は見つかる
 ほんの小さな空間を見つけて
 住みやすい場所にすれば・・・

*世界を治療しよう
 より良い場所にしよう
 僕と君と
 そしてすべての人類のために
 人生を深く見つめれば
 死んでいく人々がいるのがわかる
 より良い場所にしよう
 僕と君のために

 理由を知りたければ
 愛は嘘はつかない
 愛は強いもの
 喜びに満ちた恵みが与えられる
 努力すれば
 僕らは至上の喜びの中に見るだろう
 もう恐れることはない
 存在することをやめても
 いつも感じてるんだ
 僕らが成長するのに充分なだけ愛はある
 だからより良い世界を築こう
 より良い世界を・・・

* (繰り返し)

 僕らが思い描いてきた夢が
 やさしい顔で姿を現し
 僕らがかつて信じた世界が
 再び優雅に輝きだす
 どうして僕らは生命を痛めつけ続けるのか
 大地を傷つけることは魂の虐待に過ぎないのに
 明らかなことさ
 世界は神の光で満ち溢れているんだ

 僕らは空高く翔
 永遠の魂を手に入れよう
 僕の心の中では君たちみんなが兄弟なんだ
 恐れのない世界を築き
 共に幸せの涙を流そう
 世界の国々が剣を
 鋤に持ち換える様子を思い描こう
 みんなきっと行けるさ
 あらゆる生命に慈しみを持てば
 ほんの小さな空間を見つけて
 住みやすい場所にすれば・・・

 人生を注意深く見つめれば
 死んでいく人たちがいるのがわかる
 より良い場所にしよう
 僕と君のために

 僕と君のために

* (繰り返し)



  世界が愛と平和で満ち溢れますように・・・!

 

2010年2月17日水曜日

今年は生誕200年 by ・・・

 
 なんだか毎年偉大な作曲家達の節目の年でありますが、今年はショパンとシューマンの生誕200年だそうですねぇ!
 お2人とも同じ年にお生まれだったとは~!あ、あとマーラー生誕150年だそうです♪

 ショパンは弦楽器には殆ど縁が無いのですが、シューマンは演奏する上で馴染み深いです。

 高校時代に何人かの先輩方が演奏するシューマンのソナタの1番を、なぜか何度も耳にする機会があり、その度にこの曲に強く惹かれていました。そして大学2年の前期試験の課題にその曲が含まれていることを知っていたので、当時から「その時の試験ではあの曲を演奏するんだ!」と既に自分の中で当然のように決めていました。
 そして実際その時期が来て、やはり当然のようにその曲に取り組み、その時期の本番やコンクール、リサイタルやマスタークラスなどあらゆる場でこの曲を弾き続けていきました。

 ・・・こうして書いてみても、ホント、よほど好きだったんでしょうねぇ。笑

 シューマンは、精神病に苦しんでいた事も有名ですが、それもこれも、本当~に優しくて幸せで、夢を見ることのできるピュアな人だったんだろうなぁと思います。
 そして彼のその精神の繊細さが音楽にも反映されていて、その瞬間・瞬間の気持ちの移り変わりのめまぐるしさが、このソナタ1番には強く現れている気がします。

 なので、「あの曲はいまいちよく分からん・・・」という仲間もいるのですが、私は彼という人をものすごく身近に感じられる、彼と自分を繋いでくれる糸のように、この作品に身を委ねるのがやっぱり好きです。


 昨年にもこのソナタを久しぶりに演奏する機会がありましたが、今年も4月に、そして秋ごろには2番のソナタに初挑戦する機会に恵まれそうですっ!

 愛すべきシューマン!

 今年は改めて彼への敬愛とともに、彼のあたたかさ、優しさ、夢の世界に浸れると思うと、単純に、幸せだな~って思っています♪
 

 うーんしかし、シューマンというと欠かせないのが、妻・クララ、そしてブラームス・・・ですよね~。でもこれを始めるとキリがないので(笑)、また別の機会に!
 
 

2010年2月12日金曜日

本当の新年

 2月4日は、旧暦でいう『新年』ですよね~。
 帰国して2年が経っています。あっという間でしたが、まだ2年?という感じもします。
 環境が変わるときは動きが大きかったり多かったりでバタバタとしますが、ひとつひとつ大切にしていくことでそれらが充実した身になる経験になっていきます。
 この2年間も本当に濃かったです。そしてまた新しいスタートをきれるぞ!という手応えを感覚的に得ている今日この頃!何しろ2月4日の新年をしっかりと迎えましたから♪

 これからまた自分の為の新たな学びのテーマを模索→具体化という感じで歩んでいけたらいいぞ!と少々鼻息荒め!?笑 色んな形でそれを皆さんにもお伝えしていけたらいいと思っています。
 なので、これからも応援お願いいたしますね~♪

 あ、手始めは3月13日に母と小さなカフェでデュオコンサートがあります☆お近くの方、そうでない方も、美味しいケーキとコーヒーめがけて足をお運びください!(演奏会のご案内は追って掲載いたします)
 
 

2010年1月8日金曜日

回復祈願

 
 昨日の昼過ぎに、小澤征爾先生の初期・食道がんの知らせを受けて、ビックリしました!
 各TV局のニュースでも大きく取り上げられていて、彼の一般社会にまでの影響力の大きさ、存在の大きさも改めて実感したのですが、ご本人が記者会見なさっている様子を見て、とにかくこの6ヶ月間いい治療に励まれて、完全復活を応援・お祈りするしかない!と力強く思いました。

 食道がんの発症は、女性よりも男性の方が5倍ほど?(不確かで申し訳ありませんが)高いようで、また初期発見で完治の確立が非常に高いようです。
 記者会見では、小澤先生のお兄様も10年以上前に初期・食道がんになり、今もピンピンなさっているから、自分もしっかり伝統を受け継いでいるなぁ!なんて仰っておられましたが。

 3月末のハギモトハルヒコ夢コンサートには、他の方に代役で出演していただいて、公演は行われるとのこと。皆で小澤先生の無事回復を祈りながらのコンサートにもなりそうです。

 これまでも何度も体調を崩されて療養なさっては、パワフルに復活される小澤先生。今回もみんなでパワー送り続けますから、夏まで治療に専念して完璧に治って、また元気なお姿で戻ってきてくださいね!!お待ちしています!!!
  

2010年1月1日金曜日

2010年

 新年明けましておめでとうございます!

 2010年!みなさまは、どんな新年を迎えられましたか?

 5年のドイツ留学から帰国して2年が経ちました。日本のペースにもようやく慣れてきて、またここまで多くの方々の優しく温かいお力添えを感じない瞬間はありませんでした。

 昨年末も、予定外に忙しくなったりして年末までバタバタしていたものの、がんばって30日には実家へ行き、簡単ながらも年末年始の為の年越し蕎麦、お雑煮とオセチ作りなどを手伝ったり、やっとこさ年賀状をイソイソと書いたりして、久しぶりに日本の年末年始をのんびり堪能して過ごしました。

 ドイツでの年越しを思い返したりもしました。
 クリスマスが年間最大行事のため、新年はちょっとした(?)お祭りのネタのような感じですが、特徴としては花火をならしまくる、街中で爆竹やロケット花火を投げ合う・・・というきわめてギリギリ危険な遊びで騒いで年越しを祝います。
 大抵は仲間で集まってシャンパン片手に花火もして盛り上がりますが、ある年は熱を出して、ベッドの中で外の花火の音を聞きながら一人で新年を迎えたことも・・・サミシー!笑
 あは~っいろんな体験を思い出します!

 さてさて、今年はどんな年になるでしょうか?
 あらゆる経験ができること、それが最高の幸せであり、今年もますます多くの経験を積んで人生を豊かにしていけたらいいなぁと思っています。
 そしてそれが、豊かな音楽を奏でられることに繋がっていきますように。


 そう。2010年が、人々の『心』の豊かな年になりますように!


 マイペースでやっていますが(笑)、今年もどうぞよろしくお願いいたします!みなさまと音楽を通じてつながれますように♪
 

2009年12月21日月曜日

♪終了しました~船橋にて♪

2009年12月11日(金)

船橋市三咲公民館 14時開演 無料(要申込)

"ヴァイオリンとピアノによる名曲コンサート"

ベートーヴェン : ピアノとヴァイオリンの為のソナタ D-dur Op.12-2
クライスラー : 美しきロスマリン、愛の悲しみ、愛の喜び
バルトーク : ルーマニア民族舞曲
R.シュトラウス : ピアノとヴァイオリンの為のソナタ



 またまた光栄なことに、5月にもお世話になったピアニスト樋口かおりさんから、彼女の地元でのコンサートへの出演のお誘いを受け、デュオ・コンサートが開かれます!ここの会場での定期的に開かれているコンサート・シリーズの一環のようです。
 もともと2人とも『デュオ・コンサート』のつもりで、大好きな"室内楽"作品(ソナタなど)を主にプログラム構成したのですが、コンサートの題名がいつの間にか『名曲コンサート』となっていた・・・!う、うーん、もちろんどれも名曲ではあるが・・・金曜日の昼下がりに誰にでも楽しんで頂けるもの・・・と、もう一度検討し直し、プロコフィエフをクライスラーに変更しました!コンサートはプログラミング・構成が本当に重要なので、このように状況によって柔軟な対応も大切になってきます。
 今はこの為のリハーサルを2人で行っていますが、あと一週間、作品をより練っていって、本番では楽しいのは勿論、いい演奏をお届けできるように、充実した時間を過ごしていきたいと思います。


 もー、は?リポート?ってくらい過去になっちゃってます、ごめんなさい!でもでも、リポートいたしますっ!
 コンサート、当日だけなぜか冷たい雨に降られると言う悪天候だったにも関わらず、しかも入場無料にも関わらず(天気が悪いから行くのやめよう、となり易い)、満席のお客様に恵まれて、またまた楽しいステージを過ごすことができました!しっかし、会場の音響の面では、なかなか、修行の場・・・という音の吸収率・・・!たっぷりドレープのカーテン(しかもコールテン生地!)が奏者の周りに大量に張り巡らされており、いやはや~最後のリヒャルト・シュトラウスの壮大な音の世界もギュンギュン吸ってくれていたのが、なかなかのものでした!苦笑 それでもプログラムには緩急つけてトークを挟みながら全体的な流れとしては楽しんでいただけたかなぁなんて思ったりしています。(^^)
 こうして、今回もピアニストの樋口かおりちゃんのお陰で、このような機会を経験できたこと、本当にありがたく心から感謝です。それに、どんな舞台でもそれぞれに学ぶことが多くて多くて・・・!本番を踏むたびに自分の課題を真正面から突きつけられて、クー・・・と悔しかったり、そこからまたやる気が沸いたり、何にしても最高のエッセンスをもらえます。あぁなんて幸せなんでしょうか~!
 この度もこうして、自分が最高の仲間や機会に恵まれて大好きな音楽を伝える役目に立てることに心から感謝。みなさまに御礼を申し上げます!

 

2009年11月30日月曜日

つ、続き・・・?

 ・・・って、どんだけ時間経ってるの??もう11月も終わりです・・・
 あは~、すみません。。
 仕事で風邪をもらって寝込んでいたりの空白の時間が多かったのですが、まぁその辺は今は置いておいて、とにかくこのテーマを完結させねば!

 要するに、ドライブ先でヌーボー解禁を知って急所ワイナリーへ行き、試飲を楽しんだ、という話です。まとめすぎ??苦笑


 はい。
 大泉方面→勝沼方面へは富士山が臨めます!いいでしょう~この眺め!


 目指すワイナリーは『ぶどうの丘』というだけあって、ほんとに丘にある!丘を上ったり下ったり上ったり・・・上りきって、着きました!!敷地内の並木が紅葉し始めている!(まだ11月始め。全般的に紅葉は殆どまだでした。)


あああ~~、ホントに来たのね、ここに!!!


 実は帰国してからというもの、こうしてワイナリーへ行き、試飲をしてワインを楽しむ日をひそかに夢に描いていたのですが(いやホントに)、唐突にその夢が今叶おうとしているわけ!

 というのも、ドイツにいる間にワインがすっかり好きになりました。ドイツといえばビール、かもしれませんが、ワイン(特に白)もかなりの特産です!各地のワインをボトル3ユーロ(400円程度)も出せば充分おいしく楽しめて、いや~あれはホント最高でしたよ!正に、水より安い??

 日本ではドイツのワイン、しかも私がいたバーデン地方のものは身近では殆どお目にかかれません。あぁあの味が私にとっての懐かしくおいしい味・・・遠い目

 しかし、日本のワインも捨てたものでは無い!何しろ、今や山梨ワインは海外にも輸出され、フランスでは既にブランド化しているというではありませんか!



 いや~~・・・そんなワケで、念願のワインの試飲!!ワインに囲まれ、お気に入りを探す!!没頭。




 専用の試飲用グラス。
(ガラスじゃないけど)




 個人的にめちゃくちゃ興奮しました~!は~予想以上に楽しかった!!
 (しかし、ドライバーは飲めない・・・やはり電車などで行くべき所・・・)


 気晴らしのドライブ。最後には~思いがけず~夢叶い~。純粋に嬉しい一日となりました。う~ん、やっぱりこういう生活のメリハリって大切ですねぇ!
 秋の行楽日和に、最高の一日を過ごせて気持ちが爽快になりました!

                やっと、完・・・

2009年11月10日火曜日

続き、車を走らせて

 
 はい、続けますよ~!笑 (完全に音楽からかけ離れています・・)

 今回は自分が演奏するわけでもなく、何とも気楽な山梨滞在♪
 おまけに少し休みが続いていたので、秋の連休、ドライブってしまおう!!・・・といっても運転は私ではなく両親なんですが・・・苦笑

 長坂・大泉方面にある母のオススメのケーキ屋さん(喫茶店)へGO!その前にランチをお隣のお蕎麦屋さんで・・・という案で、車を走らせることおよそ30分。紅葉は殆どまだでしたが、木々の緑、山々の中を走り抜ける景色は本当に気持ち良くて、まさに爽快!

 そしてすぐ到着!しかーしいきなりお蕎麦屋さんが閉まっていた為(なんだこの出足は・・・汗)、もう一度来た道を戻って、他の食事処を探したところ、周辺で唯一営業していたお店『木亭』さんに入りました。

 これがおいしかったです!私はメンチカツ定食を頼みましたが、他にもたくさんメニューがあり、ボリュームもけっこうあり、しかもほっとする優しいお味で、食欲増進、キレイに平らげて元気モリモリに!
 (というか、やっぱり日本は食べ物がおいしいっ!定食もすばらしい!)


 なにより木々に囲まれた静かなところ、いいわ~!んん?なんだかこの感じ、懐かしい・・・?


 その後、目的のケーキ屋さんへ。
 ここの『ウィーンのザッハトルテよりおいしいザッハトルテ』が、既に売り切れ・・・入店できてホッとしたのも束の間、今日はタイミング逸してる感が否めない気が・・・。

 しかし。他の3種類のおいしいケーキとおいしいコーヒー、落ち着いたきれいな店内、木々に囲まれた景色を眺めながら、いや~日頃の疲れが取れます!!
 窓辺のお花と外の景色、キレイでしょう?



 もうここまでで既に、山梨ならではの自然の中での時間を堪能していたところですが、そこの店内にあった新聞に目を通した両親が・・・知ってしまいました~、前日がワインのヌーボー解禁日だったことを・・・そう、山梨といえばワイン!山梨ワインもヌーボー解禁・・・!!

 ってことで、予定を変更!(というか追加。)
 ここから勝沼へ行くぞー!目的は、もちろんワインの試飲であります!!!熱くなってきたぞ・・・笑 ※ドライバーは飲めません=犠牲者

 そして、いよいよドライブのクライマックスへ続く・・・♪ ←大袈裟

2009年11月8日日曜日

甲府室内合奏団第34回定期演奏会

 さて、やっと少し巻き戻します!

 今月1日は、昨年もお世話になった甲府室内合奏団の第34回定演でした♪今回は、ほんと~に久しぶりにタダの一聴衆として客席で堪能してきました~!

 今回のプログラムは、オール弦楽アンサンブルでまとめられ、中には2つのヴァイオリン、4つのヴァイオリンのソロが入り、見ても聴いても楽しい編成でした!
 特に最後のメンデルスゾーンでは高度なアンサンブル力が求められる作品でしたが、前半のバロックから時代が変わり、しかし古典を引き継いでいるメンデルスゾーンの音色と空気が冒頭からフワーっと広がり、この作品の魅力を本当によく表現してくださっていました!
 個人的にもメンデルスゾーンがとても好きなため、その思いもあらためて強まることに☆

 私が生まれる前からずっと活動を続けられているこの合奏団!継続するって大変なことだと思うし、今年の定演では、ここ数年の課題でもあった(?)アンサンブル力が格段に上がった成果が見えて、『継続は力なり』とはいうものの、ただ続けるだけでなく成長していける素晴らしさを目の当たりにしました。敬服です!


 来年はいよいよ35周年!この節目を記念するにふさわしい演奏会にするべく、今回の終演後の打ち上げの時にもう準備にとりかかり始めていました!!
 なになに??こ、これは記念ならではのビッグイベントに発展しそうな予感!?!?いや~どんな演奏会になるのか今から本当に楽しみ!!皆さんも乞うご期待くださいませーーーっ♪♪♪


 あ、その打ち上げにもちゃっかり参加させていただいてきました!出席できない団員さんも多くいましたが、大いに盛り上がりましたよ!少人数ならではの家族のような空気がとにかくいいんですよね~!

 写りたいんだか写りたくないんだか良く分からない(爆笑)記念写真パシャッ(^^)v ※わたくし撮影



さっ!この次は、せっかくの山梨滞在を堪能するべくドライブに出かけ・・・続く♪
 

2009年11月6日金曜日

ジャルスキーとL'arpeggiata

 この一週間の出来事。2、3回に分けて書いていこうと思いますが、その前に昨日の事。

 フライブルク時代に親友が進めてくれた一枚のCDとそのグループ『L'arpeggiata』。バロックスタイルで、何しろ完全に力が抜けて明るくて澄んだその音楽、音色に完全に虜に!!なにかと聴いては元気にさせられてきましたが、なんとその彼らが来日するというではありませんか~~!!!

 慌てて調べてチケットをとったら、なんとなんと、最後の2枚!!!!!き、奇跡だ・・・!!母と2人分、滑り込みで生L'arpeggiataに会えるチャンスを手に入れられたのでした。感涙!!

 そしてそのコンサートが昨日、銀座の王子ホールにて。
 母が体調を崩したので、これまたフライブルク時代の友人で、以前にも一緒に共演したり歌舞伎を観に行ったりしているクラリネットの小川道子さんを誘ったら、彼女はこのグループを知らないにも関わらず、すごく興味を持って楽しみに来てくれました♪


 いやはや・・・・・・・もう、ブラボー!!!!!


 なんでしょう・・・?この方々の在り方というか、人間力というか、懐の大きさというか・・・ただ音楽が好きで、力が抜けていて・・・。
 コンサートが終わったときには、お客さんがみんな日頃憧れてはいてもそれを忘れていた奔放さ、自由さを完全に取り戻して生きいきワクワクになっていました!!

 ・・・と、言葉でうまく表現するのは難しいけど、彼らは、自然体であることを大きく包み込んで安心させてくれる感じです。

 また今回のコンサートの主役の1人、カウンターテナーのフィリップ・ジャルスキーさん。初めて彼の存在を知りましたが、美しい容姿だけでなく、その歌、その人柄、全てがそう在るべき素晴らしさでした・・・!こんな素晴らしい存在に触れられるって、ほんと~~~~に変えがたい経験になりますね!!もっともっとこういう素晴らしいものに触れていきたいって思いました。


 なんだか、昨夜は帰路から、やたらに前向きで元気な自分がいて、音楽の力ってすごいなー!


 いままでCDを聴いては元気付けられ、安心させてくれていた彼らに、実際に接することができたこと、最高の時間でした!まだ夢のよう・・・この興奮はしばらく冷めそうにありませんっ♪♪う~ん、神様に感謝ですねー!
 
 一緒に行ってくれた小川道子さんもすっかり彼らに心奪われ元気付けられ、このコンサートのリポートをしてくださるかもしれません・・・!?


 ってことで(?笑)、次回は、1日にあった甲府室内合奏団の演奏会の様子から振り返っていきま~す♪アセアセ(^^;)
 
 

2009年10月29日木曜日

あっという間に!

 
 あっという間に10月も終わり!ということは、今年は残りあと2ヶ月・・・!わ~早すぎですね~っ!

 今月半ばは2週間ほどオーケストラのお仕事漬けでした。現代曲で今までに無い経験(奏法というか)をしたり、すばらしいソリストたちとの共演では、魂の奥深くに眠っている繊細で美しく正直な部分を躊躇なくワシ掴みにされて心を震わせられたり、ハードな曲で体力も神経も相当消耗したり、いろんな面でめまぐるしく忙しかったと振り返ります。

 その後、漢方薬の先生に初診から3週間ぶりに診てもらったら、前回より少しだけど力がついているとのこと!ピース☆かなりの多忙だったのに前よりいいって、けっこうスゴイかも。でも手のひらのアレルギーは治癒に時間がかかるから気長に、と。・・・ですよね~気長にがんばります!


 さて!
 もう11月に入りますが、昨年はソリストで出演させて頂いた甲府室内合奏団の定期演奏会が1日にあります!(宣伝!)
 今年は弦楽アンサンブルのみでプログラムが構成されていて、いろんな作品が楽しめそうです!お近くの方や興味のある方、お気軽に足をお運びくださいませ!わたくしも参りますよ~♪
(詳細は画像をクリックして拡大して見てくださいませ♪)


 さ、2009年あと2ヶ月、元気にいきましょー!インフルエンザはもとより、風邪も流行っているので、うがい・手洗い・マスク、それに何より体力つけて、バッチリ撃退しましょうね!
 

2009年10月8日木曜日

変えます!

 
 突然ですが、漢方薬で体質改善を始めました!

 今年の5、6月以降、体調のすぐれない日が多く、この疲れやすさ、どうも今までと様子が違う・・・。整体に通ったり、水を変えてみたり・・・それでもまだいまいち。なにか根本的なものな気がする。そして遂に、このままではいけない、どうにかしたい!という強い思いに至りました!

 もともと子供の頃からアトピーがあり、漢方は経験済み。その素晴らしさも認識済みですが、なにせ、お高い!継続するには苦しいものが・・・!しかし、最近では病院で処方していただき保険がきいて手に入れることができるんですね!

 音楽家の生活は不規則で体力勝負。身体の中から健康に強くしなければ、その場しのぎは利かなくなります。
 だからやっぱり、基本的な生命力!それを養うのには漢方が最適ではないかな。だから、その漢方がこんなに安く手に入れられるのが嬉しくて、それに漢方に頼るだけでなく、自分の生活習慣の見直しにもなるから、あ~ほんと楽しい!

 といってもまだ始めたばかり。楽しみながら頑張ってみようと思います!
 
 体調不良や病気とかって、自分を変えられるいいチャンスなんですよね~!
スイッチ、入りましたよ~♪
 

2009年10月3日土曜日

おもしろい形

 
 9月はなんだか慌しく過ぎました。松本から引き続き、ソロが2つ続いて終わった気がします。。それに、合間にあったオケのお手伝いと最後のソロが地方公演で、全体的に移動も多かった・・・。
 次は12月11日のコンサートの準備に向けてになるので、少しゆとりがあると言えばあります(?)が、曲目にリヒャルト・シュトラウスのソナタが入り、今からかなり気合い入れての準備が~っっ!この曲は2005年のリサイタル以来。久しぶりに楽譜を開いてみたら、も~これこそ体力勝負って感じ!んでも、こういう目標があると、また引き締まって日々を送れるので本当にありがたいです。


 ところで、今日、近所の野菜直売所で、おもしろいもの見つけました!

 この形!!かぼちゃみたい!!でもパプリカなんですよ!!あまりに面白い&カワイくて、つい買ってしまいました!
 そして久しぶりに、野菜のソテーとチーズと赤ワインで晩餐を満喫。
 おいしい食べ物とおいしいワインを家で楽しめるのってホント~に幸せ♪ああ、ささやかです・・・


 あとついでに。
 久しぶりに覗いてみたら、いつの間に載せられていました~(^^;) 先月の、アグネスホールでのランチタイムコンサートのリポートです♪
ランチタイムコンサートヒストリー

 実は開始の途端におこしてしまったハプニングのことまで書いてくれています・・・いや~隠せませんねぇ(^_^;) まぁでもおかげで和んで頂けたようで、終了後には「あれが良かった!」と褒められたり・・・びみょ~?笑

 何はともあれ、改めて、みなさまお世話になりました、ありがとうございました!
 
 さ、また明日からがんばるぞーっ!!
 

2009年9月30日水曜日

♪終了しました~ギターと♪

2009年9月25日(金)


19時開演 2800円
山梨県民文化ホール(小)


"相川達也ギター・リサイタル"

 F.モレノ・トローバ : マドローニョス
 F.ターレガ : アルハンブラの思い出
 N.パガニーニ : ソナタ・コンチェルタータ
 M.ジュリアーニ : グランド・ソナタ


ゲスト:竹原奈津, Violine


 山梨出身・音楽家の大先輩である、ギタリスト相川達也さんのリサイタルにゲスト出演させていただきます!前半はギターのソロ、私は後半のパガニーニとジュリアーニの作品で共演です。陽気なイタリア出身の作品を、情熱のスペインのギターと演奏できるなんて、初めてで本当に楽しみです!お近くの方やお時間のある方、是非いらしてください♪


♪終了いたしました♪
いや、最近、レポートが遅れがちであります・・・汗

 今回、人生で初めてギターとの共演。クラシックギターって音量が小さくて、耳が慣れるのに、またバランスをとるのに工夫が必要でした。といっても結局、相手の音を良く聴くことに限るのですが。もうひとつ初めての出会いは、ジュリアーニの作品。結構な大作で、こなす仕事も多かったのだけど、弾くほどに味が出てきてすっかり気に入ってしまいました!普段はクラシックな作品が多いだけに、久しぶりに南の暖かい国の作品は実に心地のよいものです!

 あと、最近整体に通い続けて、身体のゆがみがとれてきた効果もあるのか、肩が本来あるべき位置に戻ってきたようで、そうなると楽器の構えに影響がでてきました。前回のアグネスの本番の時には、なんでうまく楽器がはまらないんだろう?と苦労してガックリ。その直後に再び調整で整体にいったら、まったくもって身体が変わってしまいました。でもその経過のお陰で、改めていろいろ調整しなおして、より自然な形で演奏できるように試みてみました。それが今回の本番で少し見えてきた気がして、「楽器を弾く」面でも大切な収穫があったこと、本番でなければ試せない事ってたくさんあるから、本当に嬉しく感謝でした。

 相川さんや周りの方々、いらしてくださった方、家族など、みなみなさまに心から感謝申し上げます!それに、今回少し実家での時間があったので、世話しながらもそのなんともいえない姿で癒してくれる、愛犬ランマルにも感謝~?笑 涼しくなってきた途端に太って、お尻が大きくなってきたね!
 
(頂いたお花たち。上:ピンクと白のトルコキキョウ、中:いとこがくれたもの)

 

2009年9月16日水曜日

♪終了しました~アグネス♪

2009年9月16日(水)


12:00~12:30 (11:45開場) 入場無料
アグネスホール
(アグネス・ホテル&アパートメント)



"ランチタイムコンサート"


第54回 『ドイツに学んだ俊英二人による、ブラームスのソナタ』

 エルガー : 愛の挨拶
 ブラームス : ピアノとヴァイオリンの為のソナタ第1番<雨の歌>


伊藤憲孝, Piano
竹原奈津, Violine

ランチタイムコンサートヒストリー

♪終了いたしました
 今回のこの公演に出演するまでの流れは、とても偶然の流れ&ご縁が重なっていたように思えます。当初、友人の紹介によって伊藤さんから出演のお誘いを頂いたのですが、その時点で伊藤さんとは全く面識が無く、初顔合わせは、直近の初合わせの時・・・という感じになっていました。しかし、サイトウキネンで仲良くなった友達が実は伊藤さんと中学からの同級生、しかも松本入りの直前に二人で飲んで、このコンサートの話もしたとか!いろいろ繋がってきました!
 かなり本番近くになってのリハーサルとなって、限られた時間での準備となり、また我々二人が直接会ってからも短時間でしたが、その人から奏でられる音楽って、その人自身だな~って言っても過言ではないかと・・・。と今回二人で強く実感したことでした。ただ同じ時間をお喋りして過ごすよりもずっと早く、そしてずっと確かにその人を知ることができてしまいます。

 何はともあれ、今回の公演でも、会場の方、企画の方、またお客様のみなさま、そして何よりこの機会に誘って頂いた伊藤さん、本当に心から感謝申し上げます!そしてこれからまた気持ちを新たに、自分の音を求めて頑張っていこうと思います!
 

2009年9月11日金曜日

♪終了しました~サイトウ・キネン♪

2009年8月~9月

   "サイトウ・キネン・フェスティバル松本"

♪ブリテン:『戦争レクイエム』 ~ 8月25、27、28、30日(詳細)

♪オーケストラコンサートBプログラム ~ 9月4、6、7日 (詳細)

   ラヴェル : 道化師の朝の歌
   ラヴェル : シェエラザード
   ブラームス : 交響曲第2番 ニ長調 作品73


 先日7日にプログラム終了(青少年の為のオペラ公演は8&9日)し、その後実家で別のリハーサルを行ってから、やっっと東京に戻ってきました~!遅くなってしまいましたが、振り返ってみようと思います。

 ブリテンの戦争レクイエムでは、小澤監督の大切な仲間が2人立て続けに亡くなった事も重なり、始めの2回はその追悼公演となったり、戦争への重いテーマがズシンズシンと圧し掛かってきました。それでも最後にはやっと純粋にこの作品の音楽が自然に流れていったようでした。

 ブリテン最終公演後に友人と夕食を食べに行ったお店が、なんと貸切り・・・!ガーン どーする?とプラプラ歩いていたら、中心にある広場で、なんとお祭りが!!といっても、ビアガーデン的なもので、ステージではゴスペルが歌われ、ドイツのソーセージやビール、お好み焼きなどの屋台が並び、「ここっきゃないでしょー!」と意気投合♪ドイツ・ビールとドイツ・ソーセージでカンパイ!ここどこ?笑 いや~空の下でのビールはほんっとおいしいです!!

 一日オフをおいて、さっそく最終プログラムのオーケストラBが開始。休憩に入っても小澤監督と打ち合わせされるシーンも。
 なんといっても、これまでのブリテンとはまるで別世界の音楽。ラヴェルではシェエラザードを歌われたスーザン・グラハムさん、素晴らしすぎ!だし、なんてチャーミングな方だったでしょうか!あんな方と共演できた事がまた最高に幸せなひとつでした。
 ブラームス、この2番は特に好きな曲で、いつか弾いてみたい!って思っていた作品。今回それがここで叶ってしまい、本当に感謝感激でした。ブラームスはやっぱりドイツを感じずにいられません!

 最後に、ドイツからの参加、ブリテンではプルト・パートナーとしても一緒に弾いた桐朋時代の旧友との打ち上げで、〆のおしんこ。彩りがなんてきれいなの!!やっぱり日本食は素晴らしいよね♪

 このどっぷり音楽漬けから音楽パワーを吸収したところで、またこれから体力つけながら、がんばっていきましょー!!
 

2009年9月4日金曜日

生中継♪

 
 すっかりリポートが遅れてしまいました・・・
 戦争レクイエムが終わり、オーケストラプログラムBの本番がもう今夜!フェスティヴァルも佳境に入ってきました。今日は公開GPも行われ、最終チェックもし、あとは本番に託すのみです。

 取り急ぎのお知らせですが、今夜の演奏会が松本市内の松本城のスクリーンと、東京の六本木ヒルズのスクリーンで生中継されます。
 また、明後日6日はNHK BShiで生中継されます。また午前11時から小澤征爾監督、サイトウ・キネンの特集や昨年の公演のVTRなども放送されるようです。どうぞご覧ください~♪

 このプログラム一曲目の、ラヴェル『道化師の朝の歌』の譜面。ここから音楽が始まります。
 

2009年8月28日金曜日

今夜のフジで

 
 昨夜、戦争レクイエムの2回目の本番が終わり、全4回公演の半分が終了。
 お友達のお誕生日でもあり、シャンパンでカンパイしました。

 今日は、夜の3回目の公演の前に、お昼に恒例の蕎麦パーティ!
 毎年ながら、開催にご協力いただいている多く方々、本当にすごいです。おかげで、青空の下、芝生の上でのびやかに舌鼓、お腹いっぱいです♪



 その蕎麦パーティに、フジテレビのキャスター、滝川クリステルさんがいらしていて、小澤総監督とやりとりをしていました。今夜のフジテレビ系『ニュースJAPAN』(23:58~)で放送されます。戦争についてがテーマのようです。お時間のある方、是非ご覧ください。
 
 

2009年8月25日火曜日

本番初日

 
 松本に入って、早一週間。
 今日は、ブリテンの戦争レクイエムの本番初日でした。昨日には一般公開でGPを行い、今日の終演後にはオープニングパーティも。

 この作品はとても大編成で、また変わっています。小編成の室内オーケストラと、大きなオーケストラの二つに分かれて演奏されます。舞台では、中心の室内オーケストラを囲むように大オーケストラが周りを埋め尽くし、後ろには混声合唱団とその中心にソプラノ、また室内オーケストラの中で指揮者を挟んでテノールとバリトン、そして会場の最上階の見えないところに子供の合唱団もいます。とにかく大編成!(※写真は、室内オーケストラとテノール・バリトンのリハーサル)

 また15日に反戦を詠ったところでタイムリーというか、実に・・・重い作品です。弾く度に魂にのしかかってきます。また聴衆も、普通のコンサートとは違った反応だと感じました。聴き終わったときには、ただの感動とはいかない何かが心にしっかりと足跡を残しているに違いありません。そしてそこに今回この作品が演奏される意味・意義があるのです。

 なんということか、小澤征爾総監督の長年の音楽のパートナーであるウィリアム(ビル)・バーネルさんが今月3日に亡くなったそうです。今までサイトウキネンだけでなく音楽塾などでもオペラのキャスト紹介の時にいつも彼がいたので、私の中でも馴染みがありました。2日に小澤監督がビルの自宅へ見舞いに行き、冗談など元気に会話を交わした、その次の日に息を引き取られたとのこと。
 今日のレクイエムは、小澤監督の意向で、ビルに捧げられました。舞台では、皆が胸元にこの白いリボンを付けて。こんなタイミングでレクイエムだなんて悪い皮肉にも思えてますます悲しい・・・。

 小澤征爾監督の、渾身(魂身)の舞台を、一回一回魂に刻み込んで舞台を過ごしたいと思います。
 
 あ、今年の松本はいつもより涼しいです。
 

2009年8月15日土曜日

8月15日

 
 今日2009年8月15日は、64回目の終戦記念日でした。

 戦争体験者がどんどん少なくなっている今日。多くのメディアなども、今あらためて戦争の悲惨さなどを伝える内容のものを目にします。

 世界で唯一の原爆を受けた国、世界で唯一の戦争をしない国、日本。

 この国に生まれた意味もムダにしたくない。

 世界中の様々な国の、様々な文化を持つ人たちが、お互いを自分と同じように認めあって、手を取り合えるように!

 それは、世界中の一人一人の、ささやかな日常から生まれること。

 戦争のない世の中。それが私の一番の願いです。
 
 

2009年8月12日水曜日

「サーカス」

 
 旅先で思いがけず、シャガール美術館発見!

九州・湯布院の金鱗湖畔にある『マルク・シャガール ゆふいん金鱗湖美術館』



 喜び勇んで足を運びました!

 シャガールの絵は、以前に訪れた青山ユニマット美術館(すでに閉館・・・)で観たブルー・コンサート以来惹かれ続け、見るたびにググッと吸い込まれていきます。(「ブルー・コンサート」記事参照)

 ここには、シャガールの作品集「サーカス」の38点が展示。

 

 おっ!ヴァイオリニストの女性を発見♪シャガールのモノクロ版画は初めて観ました。
 

 湖畔にある美術館、一階のテラスにはカフェもあって、静かにくつろげる所でしたよ。シャガールは旅先での思いがけないヨロコビとなりました☆☆☆
 

2009年8月1日土曜日

Klavier Trio♪

 
 先月30日に、またまた樫本大進くんの演奏会へ行ってきました。今回は母が早々チケットを取っていてくれました!行けてよかった~^^

 この日は、演奏会の前に2つほど他の用事もあって密度の濃い日でしたが、その一日の最後を締めくくるこの演奏会は最高に楽しめました!

  『夢のトリオ2009 ~Maestro & friends~』 (紀尾井ホール 19時)

  シューベルト:ピアノ三重奏曲 第1番 変ロ長調 D.898
  ブラームス:ピアノ三重奏曲 第1番 ロ長調 Op.8

  ピアノ:チョン・ミョンフン
  ヴァイオリン:樫本 大進
  チェロ:趙 静

 実はメンバー3人それぞれに個人的な思いがあるんです。

 ミョンフン氏は桐朋時代にあった第一回別府アルゲリッチ音楽祭での指揮者。当時の桐朋にミョンフン旋風を巻き起こし、みなが彼の音楽と人柄に心から感動と敬意を持って過ごしたあの期間は一生の思い出です!
 チェロの趙静は、彼女は日本へ来て間もない頃に、二人一緒にソリストとしてヴィヴァルディのデュオやヘンデルのパッサカリアを演奏したのを機に、アノ頃から変わらず家族ぐるみで彼女との関係が続いていること。
 ヴァイオリンの樫本大進くんについては以前に書きましたが(「聴いてきました♪」参照)、主にはフライブルクで共に一番充実して過ごした時期の事。

 3人が融合して「夢のトリオ」として素晴らしい音楽を聴かせてくれました!そんな舞台は、見ていても楽しかった!

 ミョンフン氏は言わずと知れた巨匠指揮者ですが、本来はチャイコフスキーコンクールピアノ部門第2位という輝かしい経歴を持つ、実際に超実力派ピアニストなんですね~!神は二物をを与えてしまった・・・すごすぎ!

 トリオ全体としては、大進くんがノビノビとキレのある演奏と音楽運びで全体をリードしていた感じでした。とは言え、トリオとして本当に素晴らしかったです!いい演奏を聴けると本当に幸せになれるから音楽ってすごいわ~。

 終演後に楽屋で戯れて(?)きました笑。特に静ちゃんには久しぶりに会えて嬉しかった~!両手で手を握られて、思わず私は微妙な体勢になっております・・・?ハハハ

 そういえば大進くんはベルリン・フィルのコンマスに就任!9月から正式スタートとの事。今後の活躍にも幅が増し、ますます楽しみです♪



 そうだ、この日は、フライブルクでも散々仲良くお世話になった同級生のピアニストねーちゃん(※あだ名)が一時帰国中だったので、新宿で会って話に花を咲かせまくってきました!来年あたり、彼女とドイツでの演奏会が実現しそう!ワクワクだ~♪

 ・・・と将来に希望を抱きながら、まずは日々を元気に乗り切らねば!だって日々の積み重ねが将来を作るから。もう8月、今年もあっと言う間に過ぎそう・・・だけど、いつも感謝して、地道な毎日、月日、年月・・・と続いていきますように♪