「この世の生きとし生けるもの。命あふれるものたちに恋をして。
悲しみは描かない。苦しみも、恐れも。重苦しい人間関係も、きなくさい戦争も、ただれた社会も。そんなものは、何ひとつだって。
ただ、生きる喜びだけを描き続けたい。」
※ 『うつくしい墓~アンリ・マティス』 著:原田マハ より
2013年3月31日日曜日
2013年3月30日土曜日
予期せぬことが起きたら?
最近は、更なる新境地開拓へ向けて色々なアイディアを試行錯誤したり動いたりしているのですが、この一ヶ月くらいは特に人生初の試みに向けて思いを巡らせてもがいています。
それが何かは現時点でココではお話できないのですが・・・(笑)
でも、イメージしてそれに向けて動いていれば道は開ける!
と勝手に思い込んでいます。
ポジティブ万歳!
そこで!!!
もしもそれを覆すような思いがけない事が起きて、その指標が全く別の方向に強制変更されたとしたら???
それが自分が全く求めていないものだったら??
ものすごくキライなものだったら??
ポジティブに進んでいながら、いきなり何を言うんだ、と思われるかもしれませんが・・・
でも、そういうこと、あり得ますよね。
しかも私の場合、もともと慎重な性格でもあるので(幼い頃には親から「石橋を叩き過ぎて壊す」と言われました・・・汗。今ではずいぶん軽くなったとは思いますが~笑)、そんな事があれば動揺もするし、悩みます。
でも大丈夫。ポジティブな話です。
イメージしたことに向かって一生懸命進んだ先に現れた道なのであれば、それはきっと一つのチャンスというもの!
『ピンチはチャンス』
よく耳にする言葉ですねぇ。まさにそんな感じ。
もし全能の神様がいるといたら、自分のような拙い想像力なんて遥かに超えているはず。そしてそんな神様が与えてくれたものなら、少なくとも、無駄ではないでしょう。
それどころか、あたらしい価値観に目覚め、キライだったものが好きになり、知らなかった世界が開けるでしょう。なんという素晴らしいプレゼント!
そう、全ては気持ちや捉え方、向かい方次第。
タイムリーにも、こんな言葉を目にしました。
『目標を定めてキャリアを積み重ねても「予期せぬ出来事」によって方向変換しなければならなくなる時がある。そんな時でも、その偶然を前向きにとらえ、積極的な行動で前に進めば「偶然を必然として」とらえることができる。(ジョン・D・クランボルツ「計画的偶発性理論」より)』
はい。まさに同感です。
今、私がイメージして進んでいる先はどうなるでしょうか???
楽しみですねぇ♪ワクワク
さぁ!
いよいよ一ヵ月後に迫った、わたなべ音楽堂での演奏会の準備にも、いよいよ本腰を入れていきますよ~~♪
ご興味のある方、是非足をお運びくださいね!
それが何かは現時点でココではお話できないのですが・・・(笑)
でも、イメージしてそれに向けて動いていれば道は開ける!
と勝手に思い込んでいます。
ポジティブ万歳!
そこで!!!
もしもそれを覆すような思いがけない事が起きて、その指標が全く別の方向に強制変更されたとしたら???
それが自分が全く求めていないものだったら??
ものすごくキライなものだったら??
ポジティブに進んでいながら、いきなり何を言うんだ、と思われるかもしれませんが・・・
でも、そういうこと、あり得ますよね。
しかも私の場合、もともと慎重な性格でもあるので(幼い頃には親から「石橋を叩き過ぎて壊す」と言われました・・・汗。今ではずいぶん軽くなったとは思いますが~笑)、そんな事があれば動揺もするし、悩みます。
でも大丈夫。ポジティブな話です。
イメージしたことに向かって一生懸命進んだ先に現れた道なのであれば、それはきっと一つのチャンスというもの!
『ピンチはチャンス』
よく耳にする言葉ですねぇ。まさにそんな感じ。
もし全能の神様がいるといたら、自分のような拙い想像力なんて遥かに超えているはず。そしてそんな神様が与えてくれたものなら、少なくとも、無駄ではないでしょう。
それどころか、あたらしい価値観に目覚め、キライだったものが好きになり、知らなかった世界が開けるでしょう。なんという素晴らしいプレゼント!
そう、全ては気持ちや捉え方、向かい方次第。
タイムリーにも、こんな言葉を目にしました。
『目標を定めてキャリアを積み重ねても「予期せぬ出来事」によって方向変換しなければならなくなる時がある。そんな時でも、その偶然を前向きにとらえ、積極的な行動で前に進めば「偶然を必然として」とらえることができる。(ジョン・D・クランボルツ「計画的偶発性理論」より)』
はい。まさに同感です。
今、私がイメージして進んでいる先はどうなるでしょうか???
楽しみですねぇ♪ワクワク
さぁ!
いよいよ一ヵ月後に迫った、わたなべ音楽堂での演奏会の準備にも、いよいよ本腰を入れていきますよ~~♪
ご興味のある方、是非足をお運びくださいね!
2013年3月26日火曜日
パスポート区切り。
昨日2013年3月25日をもって、パスポートの期限が切れました。

まず目に留まるものは、ドイツ留学中の学生ビザや職探しビザと、2回に渡る中国の労働ビザ(オーケストラ・ツアー)。
その他、思い出深いものとしては、ポーランドのワルシャワの空港。入国してからロビーには警備にあたっている兵士がみんな長い銃を携えていたこと。緊張が走りました。
トルコのイスタンブールも初めてのイスラム圏として強烈な体験として今でも自分に大きな影響を与えてくれています。
一番多い、フランクフルト出入国の記録。フライブルクからも近く、成田への直行便が多く就航しており非常に利便性が高かったフランクフルト空港ですが、ヴァイオリンの持ち出し込みで大きな事件が続いている今では、利用する側の意識もすっかり変わってしまいました。
その他いろいろ、見れば見ただけの記憶が蘇ります。
ドイツに居たころに、近隣諸国に身軽に足を運べた経験は私の人生でも大きな財産となっています。海に囲まれた極東の国日本にいると、ちょっと電車で足を伸ばしてお隣の国の空気すってこよ~。という気軽さがないのが歯がゆいところでもありますが、これからもっともっと自分の知らないところの文化に触れたり体験できる機会がたくさん持てたらいいなあと思っています。
次のパスポートには、これからどのような新しい軌跡が刻まれていくのか・・・。
未来は希望ですね!
2013年3月23日土曜日
おもうこと。
最近おもうこと。
こんなチッポケな自分でも、もっともっと他人のために世の中のために役に立ちたいなぁ。
音楽家としても、そして一人の人間としても。
音楽を仕事にできることは世界中でも本当に幸せなことだと思うし、またたとえ私から演奏することがなくなっても、一人間として私を必要としてくれるところで自分にできることをしていきたいなぁと思う。
社会の中で芸術の力を必要としている人たち(しかもそれが一見芸術と無関係に思える世界だったり)に、音楽家としてできる方法を探っていきたいし、日々の生活でも自分以外の誰かが笑顔でいてくれるように、小さなことからひとつひとつを温かみをもって大切にしていきたいな。
最近のブームの言葉。
『考えるな、感じろ! ~ Don't think, feel! 』
ブルース・リーの有名なセリフで、感じながら行動に移していくことを教えています。
これは、ドイツ留学中に室内楽のリハーサルで、音楽を演奏する事において友達が教えてくれたのだけど、今はこの言葉が生き方全般において、再び脳裏に響いてきた。
その瞬間しゅんかんで、自分の第六感や潜在意識を大切にして、感じながら行動していく。
思考から決断・行動すると、とても理性的で理論的でありながら、実は本当に必要とされていること、本当に大切なことを自ら手放すことに繋がることにも気が付いてきたから。
自分にできること。
と言うよりシンプルに、人として生きること。
それは、ただ感じてそれに従うこと。
そうして、私という小さな存在でも、誰か、何かの為に生きられる幸せを、もっと見出していきたいと思うんだな~。
今日もみなさんに笑顔がありますように(^ ^)
こんなチッポケな自分でも、もっともっと他人のために世の中のために役に立ちたいなぁ。
音楽家としても、そして一人の人間としても。
音楽を仕事にできることは世界中でも本当に幸せなことだと思うし、またたとえ私から演奏することがなくなっても、一人間として私を必要としてくれるところで自分にできることをしていきたいなぁと思う。
社会の中で芸術の力を必要としている人たち(しかもそれが一見芸術と無関係に思える世界だったり)に、音楽家としてできる方法を探っていきたいし、日々の生活でも自分以外の誰かが笑顔でいてくれるように、小さなことからひとつひとつを温かみをもって大切にしていきたいな。
最近のブームの言葉。
『考えるな、感じろ! ~ Don't think, feel! 』
ブルース・リーの有名なセリフで、感じながら行動に移していくことを教えています。
これは、ドイツ留学中に室内楽のリハーサルで、音楽を演奏する事において友達が教えてくれたのだけど、今はこの言葉が生き方全般において、再び脳裏に響いてきた。
その瞬間しゅんかんで、自分の第六感や潜在意識を大切にして、感じながら行動していく。
思考から決断・行動すると、とても理性的で理論的でありながら、実は本当に必要とされていること、本当に大切なことを自ら手放すことに繋がることにも気が付いてきたから。
自分にできること。
と言うよりシンプルに、人として生きること。
それは、ただ感じてそれに従うこと。
そうして、私という小さな存在でも、誰か、何かの為に生きられる幸せを、もっと見出していきたいと思うんだな~。
今日もみなさんに笑顔がありますように(^ ^)
2013年3月18日月曜日
2013年3月17日日曜日
今ごろ?SKF2011中国公演リポート②
さて、上海に入りました。
空港からバスで移動。
帰宅ラッシュでさっそく渋滞。
上海に来た~!という興奮が高まる!
この中国人のバスガイドのお兄さんが面白すぎました!
写真では伝えられないのが残念!笑
ホテルに着いたのが割りと遅い時間だったので、
すぐに夕食へ繰り出しました。
ホテルのすぐ側に、上海の銀座。
さあ何にありつけるかな??
で、結局また小龍包~(笑)
しかも時間が遅かったので、焼き小龍包になってもーた。
でも味はおいしかったよ!
さて次の日から会場でリハーサル。
オペラ用のステージで、弦楽オーケストラの準備も。
指揮者なしでチャイコフスキーの弦楽セレナーデ!
ちなみにここの会場は、数年前にも公演を行ったところ。
私は熱で弾かせてもらえなかったので、今回やっとリベンジ叶いました!
突然ですが、
わたくし、このたびトロンボーン奏者に転向しました!
ウソです。もちろん。
今回初めてこのオーケストラで一緒になった、
フライブルクで共に学んだトロンボニストの友人と
共演記念の一枚♪
サマになってるとお褒めの言葉いただきましたよ♪へっへっへ
(もうひとりの方から楽器をお借りしました(笑)ありがとう!)
ホテルの部屋からの眺め。
夜景に思いふけってみたりして。
お部屋。
ここのホテルはとてもキレイで快適で、思わず写真撮影!
しかも!
バスルームがガラス張りです~~~♪
キャー☆
あ、念のため、一人部屋ですから。笑
あれ・・・写真、もう終了です。
こうして見ると、あまりの怒涛のスケジュールで、上海ではもう写真をとっている余裕もあまりなかったことが分かりました。 。苦笑
でも朝食も豊富なメニューでしっかり食べられたし、公演も無事に終了。
小澤征爾総監督不在の海外ツアーとなってしまいましたが、皆が自分のコンディション調整に努めながら、演奏に全精力を込め、各地を楽しむことも忘れず、凝縮された時間を過ごすことができ、とても貴重な経験をさせていただきました。
また、興味深かったのは、同じ北京と上海、数年前に訪れた時との変化が感じられた事です。滞在した地域が違った事もその理由の一つかもしれませんが。
まだまだ自分の知らない国や文化、未知数にあります。そしてそれらに触れることができることが、どれだけ幸せなことでしょうか?
経済発展が目覚しく、今や日本にとっても世界にとっても市場の中心として欠くことのできない中国。その国での文化交流とも言える今回の演奏旅行。経済の発展ばかりに目を向けるのではなく、こうして世界中の文化の交流がもっともっと広がって発展していくこと、そしてそれが経済の発展にも繋がっていく、という図式がどれほど大切なことなのかも実感しました。
場所を選ばない、ただそこで自分にできることをしていく。音楽に国境はないのだから、自分にできることにも国境はないのです。
もっと言えば、音楽に限らず、一人ひとりがそれぞれ自分にできる分野や方法で、お互いを認め合い交流していく粘り強さの大切さ。そしてそのパワーの偉大さを、今回僅かながら肌で感じることができたこと。
素晴らしい仲間と音楽ができて幸せだった。
それはもちろんのこと・・・、
音楽以前に自分が一人の人間としてできること。
そんな事を考えた、あらためて奥の深い体験、と言えるのでした。
それはもちろんのこと・・・、
音楽以前に自分が一人の人間としてできること。
そんな事を考えた、あらためて奥の深い体験、と言えるのでした。
松本市滞在中に、大枚叩いて『ご購入~』!
北京のホテルの部屋にて。
北京のホテルの部屋にて。
今ごろ?SKF2011中国公演リポート①
餃子ネタを書いていたら、突然気が付きました。。2年前のサイトウ・キネン・オーケストラの中国公演のリポートをしていないまま通過していたことを。。
松本でのリポートもしていないのですが(汗)、やはりせっかくの貴重な海外公演だったので、記録しておこうと思います。
しかも松本で買ったOLYMPUSのカメラで撮った写真で♪
2011年8月30日~9月9日、北京&上海ツアー。
私にとっては2度目の中国演奏旅行となります。
初めて行った数年前(小澤征爾音楽塾)では、もれなく体調を崩し、北京と上海の両・大病院で点滴を受け(しかも小澤征爾総監督と一緒に受診!)、私は本番には出られないまま帰国・・・という苦い経験を活かし(?)今度こそ万全の体制で!!気合いを持って乗り込みました(笑)
すでに一ヶ月に渡る松本滞在でメンバーの疲労は蓄積され、小沢征爾総監督も体調不良で中国公演は断念されましたが、このツアーの成功へ向けて、みんなで力を合わせました。
今回の私にとってのポイントは、北京で、ドイツ留学時代の親しい友人(中国人)との再会です。
一人は、私と同じ時に同じ師匠のクラスに入り、しかも同じ年齢で、共通の中国人の友人を持ち、いつも一緒にコンクールを受け、お互いに助け合い切磋琢磨しあってきた、戦友であり良き理解者。彼は今北京に帰国し、北京のオーケストラで第2コンサートマスターを務めているのです。嬉しかったです!!
もう一人はその彼の親友で、同じくヴァイオリニスト。彼女はフライブルクにあるオーケストラに入団して活躍していて、今回は夏休みでなんと北京に一時帰国中!
さらに、同じくフライブルクで同時期に学び、今はカールスルーエのオーケストラで活躍しているコントラバスの彼。彼も夏休みの一時帰国で、ちょうど北京に寄っているところでした!
みんな本当にステキで素晴らしい人間性の方々です。私にとってもかけがえの無い友人たちです。
今回のサイトウ・キネン・オーケストラ内で数年ぶりに会ったフライブルク留学時代の仲間が、なんと偶然3人もいたので、北京で日中のフライブルガーが集まれたことは奇跡のようだったし、フライブルガーらしい温かい心の繋がりが、世界のどこにいてもこうして生きている、ヨーロッパ文化のクラシックを志すアジア人がアジアの異国でも一つになれたことは、本当に感激の思い出になりました。
さて、あとは主に写真で追っていきましょう!
もしかしたら殆ど食べ物の写真になるかも・・・笑
松本でのリポートもしていないのですが(汗)、やはりせっかくの貴重な海外公演だったので、記録しておこうと思います。
しかも松本で買ったOLYMPUSのカメラで撮った写真で♪
2011年8月30日~9月9日、北京&上海ツアー。
私にとっては2度目の中国演奏旅行となります。
初めて行った数年前(小澤征爾音楽塾)では、もれなく体調を崩し、北京と上海の両・大病院で点滴を受け(しかも小澤征爾総監督と一緒に受診!)、私は本番には出られないまま帰国・・・という苦い経験を活かし(?)今度こそ万全の体制で!!気合いを持って乗り込みました(笑)
すでに一ヶ月に渡る松本滞在でメンバーの疲労は蓄積され、小沢征爾総監督も体調不良で中国公演は断念されましたが、このツアーの成功へ向けて、みんなで力を合わせました。
今回の私にとってのポイントは、北京で、ドイツ留学時代の親しい友人(中国人)との再会です。
一人は、私と同じ時に同じ師匠のクラスに入り、しかも同じ年齢で、共通の中国人の友人を持ち、いつも一緒にコンクールを受け、お互いに助け合い切磋琢磨しあってきた、戦友であり良き理解者。彼は今北京に帰国し、北京のオーケストラで第2コンサートマスターを務めているのです。嬉しかったです!!
もう一人はその彼の親友で、同じくヴァイオリニスト。彼女はフライブルクにあるオーケストラに入団して活躍していて、今回は夏休みでなんと北京に一時帰国中!
さらに、同じくフライブルクで同時期に学び、今はカールスルーエのオーケストラで活躍しているコントラバスの彼。彼も夏休みの一時帰国で、ちょうど北京に寄っているところでした!
みんな本当にステキで素晴らしい人間性の方々です。私にとってもかけがえの無い友人たちです。
今回のサイトウ・キネン・オーケストラ内で数年ぶりに会ったフライブルク留学時代の仲間が、なんと偶然3人もいたので、北京で日中のフライブルガーが集まれたことは奇跡のようだったし、フライブルガーらしい温かい心の繋がりが、世界のどこにいてもこうして生きている、ヨーロッパ文化のクラシックを志すアジア人がアジアの異国でも一つになれたことは、本当に感激の思い出になりました。
さて、あとは主に写真で追っていきましょう!
もしかしたら殆ど食べ物の写真になるかも・・・笑
空港からホテルへ向かうバスの中から。
窓の外が真っ白!!
これ、写真のせいではなくて実際の色と同じですよ!
今話題の午後2時50分・・・じゃなくてピーエムにぃてんご??
今回の演奏会場。
新しくできた『国家大劇院』
新しくできた『国家大劇院』
まるで東京ドーム??
なんと、この中にオペラ劇場、大ホールや中ホール?、
それに映画館などが入っているという、巨大施設!!
中に入ってからも迷子になりそうでした(笑)
それにしてもやっぱり空気が白い~~~~~!
オペラのステージのセットの準備中。クレーン車??気をつけて!
狭くて暗い。それがオーケストラ・ピット内の宿命(笑)
ステージでのリハーサル。ほら立派な劇場でしょ?
さ、お仕事の後は腹ごしらえ!
早速、もちろん北京ダックでしょ~!!
なんだかよく分からないまま、
たっくさんお料理が運ばれてきました。。笑
その向かいのお店が、いつも地元の人たちらしきお客さんでいっぱい。
おいしいに違いない!と乗り込みましたよ。
野菜に飢えていたので、お惣菜と、やっぱり小籠包♪
おいしかった!
食堂って感じもいいよねぇ~
賑わってるところ散策~♪
『撒尿牛丸』って食べ物・・・?? 叫
いろいろ売ってるよ。
『愛情温度汁』って・・・ (計じゃなくて汁)
そして自分の愛情をさっそく試すお姉さま♪
お馴染み、天安門。
この故宮の中は、前回の北京訪問のときに見学しました。
『ラスト・エンペラー』ですね!
さて!!これです!!
中国人の友人たちとの感動の再会をホテルで済ませ、
彼らの車でレストランへGO!!
我ながら、嬉しそうな表情してますねぇ
ほんとに幸せな気持ち!
総勢6人でいろんな話に花が咲きながら、おいしい中華を個室でもてなしてくれて、本当に夢のような時間でした。
また、彼らの車で地元地域を移動したりして、なんとなく日常的な雰囲気を感じることができたのも貴重な時間だったな。
北京での宿泊ホテル。
中国では5つ星らしいです。。。
多くは語らず、、、です。
そのホテルの一階にあるレストランで食べた、
これは、肉うどん??だったかな??
なぜだか、おいしくなかった・・・残念・・・
見た目は悪くないんですが(笑)
ドイツでよく食べてた子供用(笑)チョコレート。
カルシウムが豊富なのよ♪
日本よりドイツのものがすぐに手に入るのね。
北京の中心地のスーパーだからよね、きっと。
仙川でよくお世話になっていた『麻布茶房』発見。
そこで注文した、鶏飯のうな重。
味は、不味くもなく美味しくもなく。
てか、ほとんど食べてる写真ばっかり・・・・
ちゃんと仕事しましたからねぇぇぇ!!
次は上海に続きます!
2013年3月16日土曜日
ぎょうざ。
突然ですが、最近ギョーザ作りにはまっています。
留学中はよく作っていたのですが、日本ではおいしい餃子が手軽に食べられるのでメッキリ作らなくなっていました。でもやっぱり手作りはおいしさが違う!
しかしですね、いくらはまっているとはいえ、皮までは作っていません。。皮も自家製だと同じギョーザという食べ物と思えないほどおいしいものになりますねぇ。
その忘れられない思い出があるんですよ。
ギョーザを作る → 皮も作るとおいしい → 思い出すこと
ドイツ留学時代に、語学学校の学生の中国人に餃子パーティに招待してもらったことがありました。
男女数名の彼らは手分けして皮を手際よく作り、餡を包む作業は私もお手伝いしつつ彼らの手際の良さ、包む速さにも圧倒!そして大きな鍋で沸かしたお湯で豪快にゆであげる男性陣。そのまま白い服と帽子かぶせたら、完全に中華料理の厨房の料理人でした!笑
いや~~~、おいしかった~~~!!!
しかも、中国式・食べきれないほどたくさんのおもてなし。水餃子、ツルツルとどんどんお腹に入っていって、それでも食べ飽きないほどおいしかった!!
・・・という、すべて手作りのギョーザのおいしさを思い知った経験です(笑)
ギョーザというと懐かしくなる思い出。
だから次は必ず皮から手作りしよう!
と思いつつ毎回市販の皮なのですが・・・笑
いや、必ず作ります。そしてここに載せますからね~!
2013年3月10日日曜日
終了しました ~ ブラームス全曲リサイタル♪
2012年12月15日(土)
16:30開場 17:00開演 3,500円(全自由席)
カワイ表参道サロン『パウゼ』 詳細
"竹原奈津&草冬香デュオ・リサイタル"
~ブラームスのピアノとヴァイオリンの為のソナタ全曲演奏会~
ヨハネス・ブラームス:
ピアノとヴァイオリンの為のソナタ
* 第1番 ト長調 『雨の歌』Op.78
* 第2番 イ長調 Op.100
* 第3番 ニ短調 Op.108
竹原 奈津,Vn
草 冬香,Pf
もう年をまたいでしまいました。。
カワイ表参道サロン『パウゼ』でのHPで、写真つきでリポートを載せてくださっていますので、こちらも併せてご覧ください!
『竹原奈津&草冬香/ブラームス:ヴァイオリンソナタ全曲リサイタル』
実は・・・、10月半ばに左足小指を扉にひっかけてヒビが入ってしまうという、音楽家にとって一年で最もハイシーズン"芸術の秋"には痛すぎる失態!
普段はあまりない旅公演も重なり九州から北海道まで飛び回っていました。都内の電車移動はおろか、歩くだけでも死にそうに辛かったのに、今から振り返っても一体どうやって乗り切ったのだろう?と不思議になるくらいです。
ただでさえ忙しい時期な上に足の怪我で疲労はピーク。
その頂点にこのブラームス全曲リサイタルという、よくもまぁ怖いもの知らずで挑んだと思います。さすがに自分を褒めてあげたい・・・(笑)
しかし、今回ちゃんとした共演は初めての草冬香ちゃんとは、同じフライブルクで過ごした仲間という以上になにか第六感のような部分でも共鳴し合うような、リハーサルをしていても不思議な感覚に陥ることもしばしば・・・なんというか、本当に"音楽"に没頭することができた数少ない貴重な共演者でした。
もう学生時代のように、日々練習するだけが仕事、とはいかない日々ですが、その分、まだまだ青いとは言え、重ねてきた人生経験などが大きく作用する年齢にもなってきました。今回はそれを実感するステージだった気がします。
とても辛く忍耐の要する準備期間でしたが、そんな事は吹っ飛んだ充実感を得ることができたことに感謝です。
そしてその機会を与えてくれた共演者の草冬香ちゃん、公演を支えてくれた会場の甘利さん始めスタッフのみなさん、年末の忙しい時期に足を運んでくださったお客さま一人ひとりのお陰です。
中には、お仕事がありながら、最後の曲、第3番の3楽章から!駆けつけて聴いてくださった方もいらっしゃり、どんなに嬉しく励まされたことでしょうか。
いつもみなさまに支えられて自分が存在することに心から感謝をして、これからも日々を大切に過ごしていきたいと思っています。
16:30開場 17:00開演 3,500円(全自由席)
カワイ表参道サロン『パウゼ』 詳細
"竹原奈津&草冬香デュオ・リサイタル"
~ブラームスのピアノとヴァイオリンの為のソナタ全曲演奏会~

ピアノとヴァイオリンの為のソナタ
* 第1番 ト長調 『雨の歌』Op.78
* 第2番 イ長調 Op.100
* 第3番 ニ短調 Op.108
竹原 奈津,Vn
草 冬香,Pf
もう年をまたいでしまいました。。
カワイ表参道サロン『パウゼ』でのHPで、写真つきでリポートを載せてくださっていますので、こちらも併せてご覧ください!
『竹原奈津&草冬香/ブラームス:ヴァイオリンソナタ全曲リサイタル』
実は・・・、10月半ばに左足小指を扉にひっかけてヒビが入ってしまうという、音楽家にとって一年で最もハイシーズン"芸術の秋"には痛すぎる失態!
普段はあまりない旅公演も重なり九州から北海道まで飛び回っていました。都内の電車移動はおろか、歩くだけでも死にそうに辛かったのに、今から振り返っても一体どうやって乗り切ったのだろう?と不思議になるくらいです。
ただでさえ忙しい時期な上に足の怪我で疲労はピーク。
その頂点にこのブラームス全曲リサイタルという、よくもまぁ怖いもの知らずで挑んだと思います。さすがに自分を褒めてあげたい・・・(笑)
しかし、今回ちゃんとした共演は初めての草冬香ちゃんとは、同じフライブルクで過ごした仲間という以上になにか第六感のような部分でも共鳴し合うような、リハーサルをしていても不思議な感覚に陥ることもしばしば・・・なんというか、本当に"音楽"に没頭することができた数少ない貴重な共演者でした。
もう学生時代のように、日々練習するだけが仕事、とはいかない日々ですが、その分、まだまだ青いとは言え、重ねてきた人生経験などが大きく作用する年齢にもなってきました。今回はそれを実感するステージだった気がします。
とても辛く忍耐の要する準備期間でしたが、そんな事は吹っ飛んだ充実感を得ることができたことに感謝です。
そしてその機会を与えてくれた共演者の草冬香ちゃん、公演を支えてくれた会場の甘利さん始めスタッフのみなさん、年末の忙しい時期に足を運んでくださったお客さま一人ひとりのお陰です。
中には、お仕事がありながら、最後の曲、第3番の3楽章から!駆けつけて聴いてくださった方もいらっしゃり、どんなに嬉しく励まされたことでしょうか。
いつもみなさまに支えられて自分が存在することに心から感謝をして、これからも日々を大切に過ごしていきたいと思っています。
2012年11月11日日曜日
終了しました~エリザベスサンダースホームにて♪
2012年 10月 21日 (日)
海のみえるホール(聖ステパノ学園内、大磯駅前) 14時開演
2,000円 (収益金はエリザベスサンダースホームに寄付されます)
第6回エリザベスサンダーホーム
"チャリティーコンサート"
~ピアノ四重奏の響き~ 潮風にのせて
ショパン:ノクターン
クライスラー:愛のよろこび
シューマン:ピアノ四重奏曲
島田玲:オリジナル曲『香』
ピアソラ:グラン・タンゴ
昭和の名曲:美空ひばり、石原裕次郎、ビートルズ
ピアノ:島田 彩乃
ヴァイオリン:竹原 奈津
ヴィオラ:島田 玲
チェロ:高木 慶太
昨年に引き続き、また素晴らしい会場で、素晴らしい景色のホールで素晴らしい仲間と素晴らしいお客様と事業団の素晴らしい方々と、この時間を共にすることができました!
昨年のアンケートにより、日本の曲も聴きたいというご意見をいくらか頂戴し、今回は島田彩乃・玲姉妹が自身の手で!いくつかの曲をピアノ四重奏の編成用にアレンジしてくれました!
やはりよく知られた曲や歌などは何度聴いてもいいし、本当にリラックスして聴いていただけます。またその反面というか、シューマンのピアノ四重奏曲のような本格的なクラシックでも、やはり名作であるこの作品の雄大さ、奥深さなど、本当に全身で聴いて楽しんでくださっているのが演奏している我々にも本当に強く伝わってきて、こんなにお客さんと一緒に音楽に向かって盛り上がれる雰囲気って、なかなかないかもしれません。演奏家冥利に尽きるような素晴らしい体験でした。
そして事業団のスタッフの方々も本当に心から私たちを温かく迎え入れてくださり、喜んでくださって、私たちは音楽という素晴らしいものを演奏し、それを喜んでいただけるという、なんて最高に幸せな者なんだろうと改めて感謝しました!
みなで心の豊かさを共有するという素晴らしい時間、そしてエリザベスサンダースホームのような素晴らしい環境ではぐくまれる子供たちへ私たちにできることなど、いろんな事を考え、感激させられた時間でした。みなさまに心から感謝申し上げます!
海のみえるホール(聖ステパノ学園内、大磯駅前) 14時開演
2,000円 (収益金はエリザベスサンダースホームに寄付されます)
第6回エリザベスサンダーホーム
"チャリティーコンサート"
~ピアノ四重奏の響き~ 潮風にのせて

クライスラー:愛のよろこび
シューマン:ピアノ四重奏曲
島田玲:オリジナル曲『香』
ピアソラ:グラン・タンゴ
昭和の名曲:美空ひばり、石原裕次郎、ビートルズ
ピアノ:島田 彩乃
ヴァイオリン:竹原 奈津
ヴィオラ:島田 玲
チェロ:高木 慶太
昨年に引き続き、また素晴らしい会場で、素晴らしい景色のホールで素晴らしい仲間と素晴らしいお客様と事業団の素晴らしい方々と、この時間を共にすることができました!
昨年のアンケートにより、日本の曲も聴きたいというご意見をいくらか頂戴し、今回は島田彩乃・玲姉妹が自身の手で!いくつかの曲をピアノ四重奏の編成用にアレンジしてくれました!
やはりよく知られた曲や歌などは何度聴いてもいいし、本当にリラックスして聴いていただけます。またその反面というか、シューマンのピアノ四重奏曲のような本格的なクラシックでも、やはり名作であるこの作品の雄大さ、奥深さなど、本当に全身で聴いて楽しんでくださっているのが演奏している我々にも本当に強く伝わってきて、こんなにお客さんと一緒に音楽に向かって盛り上がれる雰囲気って、なかなかないかもしれません。演奏家冥利に尽きるような素晴らしい体験でした。
そして事業団のスタッフの方々も本当に心から私たちを温かく迎え入れてくださり、喜んでくださって、私たちは音楽という素晴らしいものを演奏し、それを喜んでいただけるという、なんて最高に幸せな者なんだろうと改めて感謝しました!
みなで心の豊かさを共有するという素晴らしい時間、そしてエリザベスサンダースホームのような素晴らしい環境ではぐくまれる子供たちへ私たちにできることなど、いろんな事を考え、感激させられた時間でした。みなさまに心から感謝申し上げます!
2012年11月10日土曜日
終了しました~アンサンブル・ムータ!
2012年 7月 12日 (木)
横浜みなとみらいホール(小) 19時開演 3,000円(全自由席)
桐朋43期生による
"アンサンブル・ムータ ~ Ensemble MUTA"
第一回室内楽演奏会
モーツァルト:4手の為のアンダンテと5つの変奏曲 ト長調 K.501
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
ピアノ:島田彩乃、宮崎明香
ヴァイオリン:竹原奈津、田島高宏
ヴィオラ:渡邊信一郎
チェロ:渡邊方子
桐朋時代から活発で音楽大好きで仲がよく、それでいて個性が炸裂していたような学年でしたが、卒業してそれぞれが国内外のいろんなところで学び経験を積み、今またあらためて私たちが桐朋で学んだという原点、室内楽という原点への熱い想いが募り、今年の元旦にピアニストの島田彩乃さんが「同期で室内楽演奏会をしたいなぁ」という一言に宮崎明香さんと私が賛同し、それがきっかけとなり一気にこのような演奏会の開催までに至りました。
皆それぞれが世界各地で研鑽・活動を重ねている中でのリハーサル時間の捻出も大変でしたが、その限られた中での音楽の作り上げ方、そしてこの顔合わせが一同に会するなんて高校卒業以来なのに、なんだろう?言わなくてもお互いの音楽ですぐに理解し合えるような・・・というこれがやはり皆同じ桐朋で学んだという素地・基礎であることを強く強く実感させられたのでした!
仕事ではなく(もちろん仕事でも全身全霊ですが!笑) 色んな事を忘れて、ただ最高の仲間と音楽の事だけに没頭できるなんて、こんな贅沢なことってあるんでしょうか??
実際に聴きに来てくださったお客様の感想に、「若々しくて音楽の情熱を感じて、本当に元気をもらったし、楽しかった。帰路の道中でも心がとても軽くてワクワクしていた!」というご意見を多くいただきました!私たちの楽しさが伝わったんだと思ってみんなで本当に嬉しく、これが本当に醍醐味だと実感したのです。
この企画はシリーズ化を目指して、今回は第一回目の旗揚げ公演。
同期生で作り上げるというのが全てのコンセプトです。今回はスタッフ、ステマネ、プログラム解説なども含めて全員が同期生で行うことができました。
もちろんこれから同期生以外の方も含めて、さらに多くの方々のお力をお借りいただく事になると思いますが、音楽を愛する仲間と、音楽の素晴らしさを伝えるひとつの手段として、このシリーズが細くても長く続いていきますように・・・
我々もがんばりますので、応援どうぞよろしくお願いいたします!
横浜みなとみらいホール(小) 19時開演 3,000円(全自由席)
桐朋43期生による
"アンサンブル・ムータ ~ Ensemble MUTA"
第一回室内楽演奏会

ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
ピアノ:島田彩乃、宮崎明香
ヴァイオリン:竹原奈津、田島高宏
ヴィオラ:渡邊信一郎
チェロ:渡邊方子
桐朋時代から活発で音楽大好きで仲がよく、それでいて個性が炸裂していたような学年でしたが、卒業してそれぞれが国内外のいろんなところで学び経験を積み、今またあらためて私たちが桐朋で学んだという原点、室内楽という原点への熱い想いが募り、今年の元旦にピアニストの島田彩乃さんが「同期で室内楽演奏会をしたいなぁ」という一言に宮崎明香さんと私が賛同し、それがきっかけとなり一気にこのような演奏会の開催までに至りました。
皆それぞれが世界各地で研鑽・活動を重ねている中でのリハーサル時間の捻出も大変でしたが、その限られた中での音楽の作り上げ方、そしてこの顔合わせが一同に会するなんて高校卒業以来なのに、なんだろう?言わなくてもお互いの音楽ですぐに理解し合えるような・・・というこれがやはり皆同じ桐朋で学んだという素地・基礎であることを強く強く実感させられたのでした!
仕事ではなく(もちろん仕事でも全身全霊ですが!笑) 色んな事を忘れて、ただ最高の仲間と音楽の事だけに没頭できるなんて、こんな贅沢なことってあるんでしょうか??
実際に聴きに来てくださったお客様の感想に、「若々しくて音楽の情熱を感じて、本当に元気をもらったし、楽しかった。帰路の道中でも心がとても軽くてワクワクしていた!」というご意見を多くいただきました!私たちの楽しさが伝わったんだと思ってみんなで本当に嬉しく、これが本当に醍醐味だと実感したのです。
この企画はシリーズ化を目指して、今回は第一回目の旗揚げ公演。
同期生で作り上げるというのが全てのコンセプトです。今回はスタッフ、ステマネ、プログラム解説なども含めて全員が同期生で行うことができました。
もちろんこれから同期生以外の方も含めて、さらに多くの方々のお力をお借りいただく事になると思いますが、音楽を愛する仲間と、音楽の素晴らしさを伝えるひとつの手段として、このシリーズが細くても長く続いていきますように・・・
我々もがんばりますので、応援どうぞよろしくお願いいたします!
2012年5月21日月曜日
セザンヌ展と大エルミタージュ美術館展
先日は、私の好きな美術館の一つ、国立新美術館で開催されている、セザンヌ展と、大エルミタージュ美術館展をハシゴして観てきました。
何年か前に、横浜で開催されていた印象派展を観に行った時に、セザンヌの風景画に惹きこまれて以来、彼の住んでいたエクサン・プロヴァンスにも思いを馳せるようになり、今回のこの展覧会も楽しみにしていました。
また、エルミタージュ美術館も、今最も訪れてみたいところの一つで、サンクト・ペテルブルクに行ってエルミタージュ美術館へ行く、というのが今の夢なんです、実は。自分でも不思議ですが、あの美術館を一目見て知ったその瞬間から惹きこまれています。それはきっと私だけではないでしょう。多くの人を惹き付ける、それほどの魅力がそこには確かにあるのです。
さて、そんな私の好きなものばかりが同時に味わえるという贅沢極まりない一日!
気合いを入れて平日朝から行きました!
・・・が、もう混みこみ・・・!!
特に始めに観たセザンヌ展は人が多すぎて、正直なところセザンヌの空気感やテンポ感などにどっぷり浸るまでに及ばず・・・(^^;)
彼は、度を越えるほどの頑固さと不器用さで、それゆえに周囲の理解を得られないことも多かったようですが、そこには彼の絶対的な深い深い愛情があったのだということ、筆のタッチひとつひとつに慈しみと温かみを感じました。
そして気がつけば人ごみの中に居ることも忘れ、彼が実際に使っていた絵の具のパレットからは絵に対する情熱が溢れるエネルギーを感じ、少し切なくて温かい、そんな気持ちで観終わりました。
このままエクサン・プロヴァンスの気分に浸ってもいいのですが、やはりここまで来たからには・・・!
今度は2階で同時開催されている、大エルミタージュ美術館展でGO!!
うってかわって、古典的な宗教画、そして肖像画、そしてだんだんフランス印象派やキュービズムなど、いろいろな段階と画家の作品が次々と現れてきました。セザンヌのりんごも一枚ありました^^ 絵画の歴史というのは、こうして影響しあって時代と共に変化を遂げてきたんだと言う事を改めて認識し、それを楽しむことができました。
やはり今回の目玉であるマティスの『赤い部屋』、良かったな~。
TVで観たのは、始めは全て緑色で仕上げたマティスが、そのあと部屋の中の部分を赤に塗りなおし、絵の依頼主もそれを喜んだという話。赤い部屋と、窓の外の緑が、見るものへ程よい高揚感とリラックス感を与えるのだそう。
また今回の展示では、展示室の壁紙の色の演出も良かったです。セザンヌ展では緑、エルミタージュ展では赤。雰囲気とキャラクターが出ていたと思います。
絵を見ると、自分の中の想像力や精神的な部分に強く触れてくるものがあり、非常に大きな影響を受けます。
作者の中にあるイメージや思いを、自分の魂を絞って削って一筆ふとふでに託している、その創造エネルギーたるや、やはり作曲家と通じる部分があると思うし、そこにある景色を自分なりの表現で筆にのせていくあたりは演奏者と通じる部分があるのかもしれません。
今回もそんなことも改めて感じながら、とにかく大好きなふたつを偶然にも同時に堪能することができ(両手に花??笑)、嬉しい時間だったと同時に、いつか実際に訪れる事がありますように、とますます強く夢を抱く、そんな時間でした。
エクサン・プロヴァンス、そしてサンクト・ペテルブルクに思いを馳せて・・・
ステキな時間をありがとうございました♪
やはり今回の目玉であるマティスの『赤い部屋』、良かったな~。
TVで観たのは、始めは全て緑色で仕上げたマティスが、そのあと部屋の中の部分を赤に塗りなおし、絵の依頼主もそれを喜んだという話。赤い部屋と、窓の外の緑が、見るものへ程よい高揚感とリラックス感を与えるのだそう。
また今回の展示では、展示室の壁紙の色の演出も良かったです。セザンヌ展では緑、エルミタージュ展では赤。雰囲気とキャラクターが出ていたと思います。
絵を見ると、自分の中の想像力や精神的な部分に強く触れてくるものがあり、非常に大きな影響を受けます。
作者の中にあるイメージや思いを、自分の魂を絞って削って一筆ふとふでに託している、その創造エネルギーたるや、やはり作曲家と通じる部分があると思うし、そこにある景色を自分なりの表現で筆にのせていくあたりは演奏者と通じる部分があるのかもしれません。
今回もそんなことも改めて感じながら、とにかく大好きなふたつを偶然にも同時に堪能することができ(両手に花??笑)、嬉しい時間だったと同時に、いつか実際に訪れる事がありますように、とますます強く夢を抱く、そんな時間でした。
エクサン・プロヴァンス、そしてサンクト・ペテルブルクに思いを馳せて・・・
ステキな時間をありがとうございました♪
2012年5月10日木曜日
ロベール・ドアノー写真展
昨日、東京都写真美術館で5月13日(日)まで開催中の『生誕100年記念写真展 ロベール・ドアノー』展を観てきました。

どんな方なのか、この写真展の公式サイトから引用させていただきますと・・・、
『フランスの写真家、ロベール・ドアノー (Robert Doisneau, 1912年4月14日~1994年4月1日)は、生来の自由な精神と類まれな洞察力で日常の小さなドラマをとらえ、"ドアノー劇場"とでもいうべき独自の世界によって写真史上に大きな足跡を残しました。稀代の演出家ともいえるドアノーが作り出した軽妙洒脱な人間ドラマは、忌憚のない人間賛歌として見るものを幸福感に満ちた世界へいざない、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。人間に対する際限のない愛情と好奇心が生み出す忍耐と視線、写真表現に対する飽くなき実験精神。作品のどれもが、"写真の世紀"ともいわれた20世紀を見事に反映しています。』
彼の作品を初めてこうしてじっくり観ました。
人々の日常の自然なひとコマ、自然な表情、見ていて思わず笑ってしまう瞬間(しかも共感を持って!)が次から次へと、現代と違ってとてもアナログでひとつひとつがリアリティを持った時代の、そこにある匂いまで感じ取れる、本当に惹きつけられっぱなしな写真たちでした。
また見ごたえの一つに、20世紀に活躍した偉大な芸術家たちとの交流、またドアノーの人柄ゆえに、その偉大な彼らがドアノーの前ではカメラをも意識することなく素の表情を見せていて、歴史的にはこういうイメージを持たれているあんな方も、実はこんな人柄なのかも・・・と想像させられるものも。私自身も力を抜いて素の状態でそんな偉大な人と一緒にそこにいる気(錯覚)にさえ陥れる・・・、なんて幸せなんでしょう(笑)
うーん。リアリズム。20世紀。
なにか、やっぱり良い時代だったのかも。
ひとまずは、今すぐヨーロッパに行きたくなりました!昨夏に少し奮発して買ったカメラも持って!(もちろんヴァイオリンも一緒に!笑)

どんな方なのか、この写真展の公式サイトから引用させていただきますと・・・、
『フランスの写真家、ロベール・ドアノー (Robert Doisneau, 1912年4月14日~1994年4月1日)は、生来の自由な精神と類まれな洞察力で日常の小さなドラマをとらえ、"ドアノー劇場"とでもいうべき独自の世界によって写真史上に大きな足跡を残しました。稀代の演出家ともいえるドアノーが作り出した軽妙洒脱な人間ドラマは、忌憚のない人間賛歌として見るものを幸福感に満ちた世界へいざない、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。人間に対する際限のない愛情と好奇心が生み出す忍耐と視線、写真表現に対する飽くなき実験精神。作品のどれもが、"写真の世紀"ともいわれた20世紀を見事に反映しています。』
彼の作品を初めてこうしてじっくり観ました。
人々の日常の自然なひとコマ、自然な表情、見ていて思わず笑ってしまう瞬間(しかも共感を持って!)が次から次へと、現代と違ってとてもアナログでひとつひとつがリアリティを持った時代の、そこにある匂いまで感じ取れる、本当に惹きつけられっぱなしな写真たちでした。
また見ごたえの一つに、20世紀に活躍した偉大な芸術家たちとの交流、またドアノーの人柄ゆえに、その偉大な彼らがドアノーの前ではカメラをも意識することなく素の表情を見せていて、歴史的にはこういうイメージを持たれているあんな方も、実はこんな人柄なのかも・・・と想像させられるものも。私自身も力を抜いて素の状態でそんな偉大な人と一緒にそこにいる気(錯覚)にさえ陥れる・・・、なんて幸せなんでしょう(笑)
うーん。リアリズム。20世紀。
なにか、やっぱり良い時代だったのかも。
ひとまずは、今すぐヨーロッパに行きたくなりました!昨夏に少し奮発して買ったカメラも持って!(もちろんヴァイオリンも一緒に!笑)
2012年5月7日月曜日
終了しました~20世紀のパリ♪
2012年4月25日(水)
¥4,500 (シートチャージ& 1ドリンク込)
"20世紀のパリ"
~ストラヴィンスキーを取り巻く同時期のフランス音楽~
・ドビュッシー : 第一狂詩曲
Debussy : Premier Rhapsodie
・ストラヴィンスキー : 協奏的二重奏曲
Stravinsky : Duo Concertante
・ミヨー : ヴァイオリンとクラリネットとピアノの為の組曲 作品157b
Milhaud : Suite pour violon, clarinette et piano Op.157b
・ドビュッシー : 月の光
Debussy : Clair de Lune
・フォーレ : シシリエンヌ
Faure : Sicilienne
・マスネ : タイスの瞑想曲
Massenet : Meditation de Thais
・ストラヴィンスキー : 組曲『兵士の物語』
Stravinsky : Histoire du Soldat pour clarinette, violon et piano
澤田智子 Tomoko SAWADA / Piano
小川道子 Michiko OGAWA / Clarinett
竹原奈津 Natsu TAKEHARA / Violin
♪チケット予約などのお問い合わせ
THEGLEE事務局:ticket@theglee.jp 03-5261-3124、03-5261-3123
いつもいろんな方々から演奏会の出演をさせていただいておりますが、今回は久しぶりに自ら企画に携わっています!
今回は桐朋の高校からの同級生のピアニスト澤田智子さんとの初共演。それもこれもフライブルク時代からの仲間、小川道子さんを通じて高校以来の再会と共に実現したという・・・。ご縁というのは不思議であります。
また会場は昨年末にオープンしたばかりのライブハウスTheGLEE神楽坂。ここでのコンサートもどんな雰囲気になるのか楽しみです。テーブルと1ドリンク込で、リラックスして寛いでいただける事と思っています。
お仕事帰りにも間に合う、19:30開演となっております。お酒と共に、ステキな空間で音楽を聴きながら日常を忘れてみませんか??是非足をお運びください!
終了しました♪
小さな会場だったとはいえ、満員のお客様に恵まれ、みなさまのお陰でコンサートを無事に終えることができました!応援してくださった方々、本当にありがとうございました!
今回のような会場、そしてこのようなスタイルは初めての試みで、試行錯誤しながらといった部分も多かったのですが、経験できるあらゆる事が糧になるので心から感謝です。
今回は、会場にあるプロジェクターを使わせていただけるということで、『兵士の物語』では少し、聴いて頂く方々へのストーリーのイメージの助けにと、絵本の絵を流しながら演奏という事も試みてみました。しかしある程度、演奏時間に合わせて編集した上映とはいえ、生演奏という生ものに毎回カンペキに一致させるまでの事は難しく、どのくらいお客様に伝えることができたのか、またこの会場でそれをするのであれば更なる工夫や別の方法も模索しても良かったのでは、という貴重なご意見もいただき、音楽以外の演出でもいかにお客様にシンプルかつ想像力をかきたてるものを提供できるか、という事についても勉強させられました。 音楽でも絵でも、奏者や描き手の世界がそのまま聴衆に伝わるもの。また演奏家は作曲家の世界を伝えるパイプのよう役目でもあり、その世界をどれだけ自分の中で咀嚼・消化できているかが最大の仕事となります。伝えることがどれだけの大仕事であり大きな責務であるのか、改めて骨にまで染みるありがたい経験となりました。
いつも応援してくださる方がた、足を運んでくださる方々、貴重なご意見をいただける方々に心から感謝いたします。ありがとうございます!
さてさて!次は来月のプログラムに向けての準備です。曲がコマコマと多いので、ますます準備の質を問われそうです!さぁがんばろう!
しかしながら、単純な自分が今回も改めて思ったこと。音楽はやっぱりいい!!
2012年4月14日土曜日
あっという間・・・ 4月25日(水)
あまりにブログ更新をさぼりすぎて、昨年の夏のサイトウキネンあたりからの事も書けてないうちに桜の満開のピークも過ぎようとしています・・・この調子だとあっという間に一年が経ってしまう・・・!?
4月25日(水)の夜19:30からです。昨年末に新しくできたばかりのライブハウス TheGLEE 神楽坂 というところで、飯田橋駅から徒歩2~3分です。
そんな頼りない私のブログをも、時々のぞいてくださる方もいるようで、ありがたい気持ちと申し訳ない気持ちでなんと心が痛いやら。。
でもそこで、「がんばって更新しなきゃ」と力みすぎずに、少しずつでもやっていこうと思い直しているところです。相変わらずマイペース更新ですが、それでも見てあげてもいいよという方、どうぞ宜しくお願いします。
ひとまず、今月の演奏会のインフォメーションをページの冒頭に載せさせていただきました。

テーブルと1ドリンク付でライブハウスでの公演というのは初めての体験で、今からどうなるかドキドキです。
もともとストラヴィンスキーの『兵士の物語』をやりたい・・・というところからイメージが広がり、今回の様なテーマ "20世紀のパリ" と落ち着きました。
ピアノ・クラリネット・ヴァイオリンという編成の作品は限られていてあまり聴く機会も少ないかもしれませんが、鍵盤楽器、管楽器、弦楽器なので最小オーケストラのような機能も果たせるような・・・聴いていて楽しいと思います。
また、他にもそれぞれのデュオやソロも織り交ぜ、音楽とお飲み物で気分転換していただくにはバッチリ!な内容になることを期待しています。
お仕事帰りにも間に合う19:30開演です。是非足をお運びください!
お問い合わせ:THEGLEE事務局
ticket@theglee.jp 03-5261-3123、03-5261-3124
2011年10月2日日曜日
観光!でパリ。
さて、そんなこんなで、7月末に一週間、パリ滞在です!
久しぶりにヨーロッパ。
今回はガッツリ旅行が目的!
旅と言うとたいてい音楽関係。移動といったら、楽器と荷物をひきずりながら、乗り物、ホテル、ホール・・・観光なんて殆どありません。
しかし、今回は、レッキとした旅行!とにかくリフレッシュ!
空港や搭乗口への移動など、とにかく楽器がないことに、いちいち反応する自分。わー楽器がないって、なんて身軽・・・!
思い返せば、楽器を持たずに日本を出るのは、13歳の時に家族で旅行した時以来です。それ以外は、常にヴァイオリンと共に移動してきました。
それに、留学時代のドイツと日本の往復を思い出して、それと比較して身軽さ・気軽さを噛み締めてしまいました。30キロ近いスーツケースに、パソコンも入った重たい手荷物カバン、そして丈夫で重たい四角ケース(楽器の)を背負って、よく頑張ったなぁ、なんてちょっと感慨にふけってみたりして・・・笑
さぁ!飛行機が飛びたつ、それはもう日常生活を忘れられる瞬間です。
そして、旅にはテーマを決めたい私です。
今回は、
絵を見る。 (特に、今回はモネをメインに。)
そしてカフェでたたずむ。
そして、その13歳の時にパリを訪れたのですが、その時に観たり行ったりしたところはなるべく避けて、初めてのところへ行くことを心がけました。なので、ルーブル、オルセー、エッフェル塔、凱旋門、モンマルトル・・・などなどは後回しです。
まずはオペラ座(ガルニエ宮)の内部見学。もう夏休みでオペラ公演はなかったのですが、そのお陰で内部まで見学ができました。なにせ、シャガールの天井画が観れないことには、オペラ座に来た意味がない!いや~・・・あの色彩感、いま思い出しても息をのんでしまいます。
今回のテーマのモネ。パリ郊外のジヴェルニーという街にある、モネの家と庭。ここへは絶対に足を運ぼうと決めていました。サン・ラザール駅の窓口で、つたないフランス語で切符を買い(感激~!)、ローカル線に乗り込んでの移動は、ドイツでの生活を思い出して、本当に嬉しくなりました。留学を終えてから3年以上経つけど、やっぱりあの生活は私の身体に染み込んでいるんだな~って。今すぐ住めるなぁなんて実感です。
モネの庭は本当に日本を思わせるつくりで、あまりに有名な睡蓮と太鼓橋 の絵の景色がそのまま目の前に広がり、感無量でした。アノ絵は、イメージを誇張したものではなくて、本当にその景色そのものなんだという事。光や風、水の動きなんかまで描き表現したモネは本当にすごいな~!
テレビでこのモネの庭の存在を知った時に、いつか行ってみたいなぁとは思っていたものの、まさかそれが実現するなんて、その時は思ってもいませんでした。夢って描くと叶うんだなぁ。すごいぞ!
ここまで来たので、やっぱり行っておこうと思ったのが、オランジュリー美術館。ここは一度来た事があった場所ですが、今回はテーマがテーマ、庭まで見てきたので、やはり外せません。
さらに、モネの絵がたくさん所蔵されているマルモッタン美術館。ここには、美術の教科書でもおなじみ、印象派のさきがけ的作品である『印象・日の出』がありました!(写真無し)
うわー・・・!ホントに、すごい印象的!太陽が・・・!あまり大きい絵ではなかったのも意外だったなぁ・・・。感動。
あ~もうすでに充実!!でもまだまだ行くぞー!!
もちろんモネばっかりじゃありません。
ロダン美術館。ロダン・・・同じテーマの作品を狂ったようにいくつも作っています。そして作品が黒か白。エロスと地獄。そちらもかけ離れているようで紙一重、とても極端で深い世界観・・・。いや~、濃かった!!
それから、最近私が大好きなリサとガスパールが住んでいる(!)、というポンピドゥー・センター。
ココは実に大きかったです!モダンミュージアムというだけあって、現代モノが得意なドイツをもちょっと感じさせるような施設でした。ここでは大好きなシャガールの絵にも出会えて嬉しかったな。あとマティスの絵、ヴァイオリンを弾く後姿を描いた絵がかわいかったー!
あと、割と新しいピナコテーク美術館、街中にありますが、静かで充実した作品展が開催されています。この時はラファエロの『エステルハージの聖母』画とご対面!
細かい下調べはしていないので、何の作品が観られるかは特に把握せずに訪れている分、思いがけない傑作との出会いはより喜びを高めてくれます!
美術館ばかりではありません。
マリー・アントワネットが入れられていた牢獄のある最高裁判所(汗)、その隣にある、繊細で壮大でステンドグラスのサント・シャペル教会、モネの墓のある小さな教会、ホテルの近くにあったサン・ローラン教会、マドレーヌ寺院、定番のノートルダム寺院、そこから歩いて、唯一地下鉄の走っていないサン・ルイ島、歴史のある骨董品市場クリニャンクール・・・あとどこに行ったかな・・・??
あ、やっぱり観光で忙しく、お気に入りのカフェを探し歩く時間まで足りず。。結局以前にも来た思い出のカフェ・ドゥ・マゴーでバゲットをほおばりました。
そうそう、13歳の時に家族で入ったポトフ専門店のレストラン、行きました!もう店主のおじいさんはいらっしゃらなくて、多分息子さんなのかな・・・?に代わっていたけど、あのポトフはそのまま!自家製ワインもそのまま・・・!(って何で分かるんだぁ?当時13歳・・・笑) いや~感慨深いです。
そして、変えがたい喜びがありました。旧友との再会です。パリに滞在している同級生。更に、ロンドンに滞在している親友が、私に会う為にわざわざ日帰りで来てくれたのです・・・!
やっぱり心の栄養は何にも変えられません。あまり物欲がないので、ブランド品の買い物などには殆ど興味が無くて、どうしても欲しいモノが決まっている時か、偶然の出会いがあった時以外は旅行中に買うことは殆どありません。それよりも精神的充実に費やしたいと思うからです。そしてその充実は色あせることも壊れることも消えることもないのです。
さぁ・・・パリはいくらでもまだまだ見るところがあります。一度や二度の滞在ではまったく収まりません。見れば見るほど、もっともっと・・・!と思わせる魅力がありました。また来たい。きっと来るぞ!そんな満足した気持ちで、名残惜しくも帰国・・・
最後のサプライズは、なんと空港のチェックインカウンターで、突然ビジネスクラスへ回された事!夏休みの観光ピークで混んでいた事は確かですが・・・!なんてなんてラッキー!!人生初のビジネスクラス!!!全てのサービスを満喫するには短すぎる11時間のフライトをウキウキで過ごし、今回思いきって決行した『旅行』を最高のものへといざなってくれた帰路でした。
本当に行って良かった。
そう思わせてくれることばかりの、サイコーな時間でした。
あ、帰国してから、私が手ばなしで旅を楽しんでいる間もイイ子でお留守番していてくれた私の楽器ちゃんとも再会。この存在の大きさを実感させてくれた対面、やっぱり時には離れてみることも大切??人間と一緒でしょうか・・・笑
そしてこの後まもなく、サイトウ・キネン・フェスティヴァルが開幕、松本→中国のツアーが始まります。
久しぶりにヨーロッパ。
今回はガッツリ旅行が目的!
旅と言うとたいてい音楽関係。移動といったら、楽器と荷物をひきずりながら、乗り物、ホテル、ホール・・・観光なんて殆どありません。
しかし、今回は、レッキとした旅行!とにかくリフレッシュ!
空港や搭乗口への移動など、とにかく楽器がないことに、いちいち反応する自分。わー楽器がないって、なんて身軽・・・!
思い返せば、楽器を持たずに日本を出るのは、13歳の時に家族で旅行した時以来です。それ以外は、常にヴァイオリンと共に移動してきました。
それに、留学時代のドイツと日本の往復を思い出して、それと比較して身軽さ・気軽さを噛み締めてしまいました。30キロ近いスーツケースに、パソコンも入った重たい手荷物カバン、そして丈夫で重たい四角ケース(楽器の)を背負って、よく頑張ったなぁ、なんてちょっと感慨にふけってみたりして・・・笑
さぁ!飛行機が飛びたつ、それはもう日常生活を忘れられる瞬間です。
そして、旅にはテーマを決めたい私です。
今回は、
絵を見る。 (特に、今回はモネをメインに。)
そしてカフェでたたずむ。
そして、その13歳の時にパリを訪れたのですが、その時に観たり行ったりしたところはなるべく避けて、初めてのところへ行くことを心がけました。なので、ルーブル、オルセー、エッフェル塔、凱旋門、モンマルトル・・・などなどは後回しです。
テレビでこのモネの庭の存在を知った時に、いつか行ってみたいなぁとは思っていたものの、まさかそれが実現するなんて、その時は思ってもいませんでした。夢って描くと叶うんだなぁ。すごいぞ!
さらに、モネの絵がたくさん所蔵されているマルモッタン美術館。ここには、美術の教科書でもおなじみ、印象派のさきがけ的作品である『印象・日の出』がありました!(写真無し)
うわー・・・!ホントに、すごい印象的!太陽が・・・!あまり大きい絵ではなかったのも意外だったなぁ・・・。感動。
あ~もうすでに充実!!でもまだまだ行くぞー!!
もちろんモネばっかりじゃありません。
それから、最近私が大好きなリサとガスパールが住んでいる(!)、というポンピドゥー・センター。
あと、割と新しいピナコテーク美術館、街中にありますが、静かで充実した作品展が開催されています。この時はラファエロの『エステルハージの聖母』画とご対面!
細かい下調べはしていないので、何の作品が観られるかは特に把握せずに訪れている分、思いがけない傑作との出会いはより喜びを高めてくれます!
美術館ばかりではありません。
マリー・アントワネットが入れられていた牢獄のある最高裁判所(汗)、その隣にある、繊細で壮大でステンドグラスのサント・シャペル教会、モネの墓のある小さな教会、ホテルの近くにあったサン・ローラン教会、マドレーヌ寺院、定番のノートルダム寺院、そこから歩いて、唯一地下鉄の走っていないサン・ルイ島、歴史のある骨董品市場クリニャンクール・・・あとどこに行ったかな・・・??
あ、やっぱり観光で忙しく、お気に入りのカフェを探し歩く時間まで足りず。。結局以前にも来た思い出のカフェ・ドゥ・マゴーでバゲットをほおばりました。
そして、変えがたい喜びがありました。旧友との再会です。パリに滞在している同級生。更に、ロンドンに滞在している親友が、私に会う為にわざわざ日帰りで来てくれたのです・・・!
やっぱり心の栄養は何にも変えられません。あまり物欲がないので、ブランド品の買い物などには殆ど興味が無くて、どうしても欲しいモノが決まっている時か、偶然の出会いがあった時以外は旅行中に買うことは殆どありません。それよりも精神的充実に費やしたいと思うからです。そしてその充実は色あせることも壊れることも消えることもないのです。
最後のサプライズは、なんと空港のチェックインカウンターで、突然ビジネスクラスへ回された事!夏休みの観光ピークで混んでいた事は確かですが・・・!なんてなんてラッキー!!人生初のビジネスクラス!!!全てのサービスを満喫するには短すぎる11時間のフライトをウキウキで過ごし、今回思いきって決行した『旅行』を最高のものへといざなってくれた帰路でした。
本当に行って良かった。
そう思わせてくれることばかりの、サイコーな時間でした。
あ、帰国してから、私が手ばなしで旅を楽しんでいる間もイイ子でお留守番していてくれた私の楽器ちゃんとも再会。この存在の大きさを実感させてくれた対面、やっぱり時には離れてみることも大切??人間と一緒でしょうか・・・笑
そしてこの後まもなく、サイトウ・キネン・フェスティヴァルが開幕、松本→中国のツアーが始まります。
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