2013年12月27日金曜日

10~12月へ訪れた展覧会。

なんだか最近は更新が滞ったまま、このまま2013年が終わってしまいそうな・・・!師走の慌しさもピークへ突入の世の中ですね。
10月、11月、12月に行った展覧会の事は簡単に書いておこうと思います。


《10月》

モローとルオー~聖なるものの継承と変容~ (パナソニック汐留ミュージアム)

私の好きな清春美術館にも多く所蔵されているルオー。そのお陰で身近な存在であったのでとても楽しみでしたが、実際、モローとルオーの、師弟を超えた芸術家としての交流に胸が温かくなりました。

あと、ここの美術館、パナソニック汐留ミュージアムへ足を運ぶのも初めてでしたが、私の大好きな、こじんまりとしながらも、濃い内容の展示をしてくださっている空間はとっても居心地が良かったです。
また、パナソニックならではのサービスで『4K対応スマートビエラ新製品』というものでパリのモロー美術館の映像を流しており、美しい映像を美しい画面で楽しめたのも良かったです。(詳細)


ちょうど後日、NHKの『日曜美術館』でこの展覧会についての再放送を観ることもできました。

"自己愛と傲慢には気をつけて。目に見えるもの、触れたものを信じない、自分が感じたものだけを信じる。(モロー)"

深く大きく優しく温かいモローが描きだした色彩の作品たち。
また一度観たい。
そしていつかパリのモロー美術館に行きたい。


《11月》

カイユボット展 (ブリヂストン美術館)

近代への眼差し 印象派と世紀末美術 (三菱一号館美術館)

どちらも東京駅界隈なので、一日ではしごしてきました。

カイユボット展は、ところどころに入っていたセザンヌ、モネ、ピサロ、ルノワールらの絵が程よいリズムになっていたし、有名な『ピアノを弾く若い男』の弾いているピアノ(エラール社のグランド)も展示してあり、カイユボットの世界の充実ぶりがとても伝わってきました。
ここの美術館は、所蔵品も素晴らしいので、いつ行ってもお得感が高いのもいいです。



そして三菱一号館美術館へ移動。


こちらは、カイユボットと同時代のフランスだけど、また全く違うアプローチ。ロートレックには心が踊り、初めてみたヴァロットンという人の版画ではなぜか手塚治虫が頭をよぎり、ルドンでは精神世界というか潜在意識の部分を刺激され、心の旅をふわふわしてきたみたいでした。

あと、展示室を移動する時に見えるここの中庭の景色が好き。




《12月》

五線譜に描いた夢 ― 日本近代音楽の150年 (東京オペラシティ アートギャラリー)

これはありがたい事に招待券をいただいて行くことができました。

鎖国が終わり、ペリー来航から、日本に西洋のものが著しく取り入れられていった中で、音楽もそれと同じように日本へ入り、日本で急速に発展していきました。その軌跡を多くの資料とともに辿れるというのは、非常に貴重な機会でした。

日本でのクラシックの歴史の、浅さと濃さの両面を観ることができたと思います。

また、20世紀の作曲家のところまで来ると、私の母校の元学長でもあった三善晃先生や、授業を受けた間宮芳生先生、多く演奏される武満徹、一柳彗、外山雄三などなど・・・この歴史を追った上で、次回演奏する際には、これまでとは違った意識で臨める気がしました。
 
 

2013年12月1日日曜日

初めてヴァイオリンの本に共著させていただきました♪


本当に役立つ! ヴァイオリン練習法74 12人の指導者が実践する最強のトレーニング (CD付)

まだまだ未熟者ながら、私からもいくつかのメソッドを提供させていただきました!12人の先生方の共著です。

ヴァイオリンを楽しみたい・何かヒントがほしい、などアマチュアからプロの奏者、また指導者の方々にまで幅広く、新たな発見や再確認につながる本になっていると思います。

2013年11月22日(金)に発売し、既に好評をいただいております。アマゾンのランキングでは変動はあるものの概ね1位をキープしているようで、驚きとともにとても嬉しく思います!

このような本の製作に携わらせていただいたのは初めてだったのですが、実際のレッスンや映像(DVDなど)ではなく、紙面上で文章や図だけで伝えることの難しさも実感しましたが、そのお陰で、自分の中でも考えがクリアになり、私自身とても大きな勉強となりました。こちらの意図を分かりやすくまとめてくださった編集者の方には心から敬意を表します!ありがとうございました!


ご興味のある方、ぜひお手元に一冊いかがでしょうか?

アマゾン、楽天ブックスなどでもお求めいただけます!どうぞよろしくお願いいたします!



2013年11月30日土曜日

8年ぶりの京都♪

 11月24日(日)に京都コンサートホールで行われた京都市交響楽団の演奏会に、ゲスト・アシスタント・コンサートマスター(ミストレス)として呼んでいただき、なんと8年ぶりに京都を訪れてきました。

 京都市交響楽団のコンサートマスターの泉原隆志さんは、中学生からの友人で同級生、高校3年間は同じクラス、そして同じ門下生という、同志であり縁のある存在で、桐朋を卒業して以来の共演をこのような形で果たせて感激でした!

 コンサートマスターとしてのびのびと活躍し、素晴らしい家族にも恵まれて、充実した同志の姿を見ることができて、そして並んで演奏することができて、感無量!本当に嬉しかったです。
 そして初めてのゲスト・アシコン、初めてのオケ。周囲のみなさんが温かく迎え入れてくださって、無事に楽しく終えることができ、みなさんに心から感謝です。ありがとうございました!


 名古屋滞在の京都通いのお仕事、だったので観光はまったく考えていなかったのですが、初日のリハーサルがとっても早く終わり、お天気も良かったので、泉原くんが、せっかくだから少しでもどこか観光できたらいいね!と考えてくれて、永観堂へ連れていってくれました。

 タクシーの運転手さんも仰ったとおり、タイミングも最高のモミジの紅葉最盛期!!で、あの鉄道のCMで見る世界がそこにありました!!!(観光客が多すぎで人・人・人でしたが笑)

 人間が作ったのではなく、自然が生み出した色、グラデーション、本当に素晴らしくて、感動しっぱなしでした!そして境内はまるでパワースポットのようになにやらいいパワーがあふれているような、いるだけで浄化された感覚でした。いい「気」をいっぱい浴びてきた感じです!自然のパワー、最高ですね!!

 久しぶりの同級生との共演、最高の季節に京都訪問、新しい方々との出会い。嬉しいことが詰まりに詰まった3日間でした!人との繋がりって本当に素晴らしいですね、感謝の気持ちでいっぱいです!







2013年11月25日月曜日

終了しました~ ムーティ × ヴェルディ♪

2013年10月30&31日(水・木)

すみだドリフォニーホール(大ホール) 両日とも19:00開

東京・春・音楽祭 特別公演 ヴェルディ生誕200年記念
"ムーティ conducts ヴェルディ"



指揮:リッカルド・ムーティ
管弦楽:東京春祭特別オーケストラ
ソプラノ:安藤赴美子
バス・バリトン:加藤宏隆
合唱:東京オペラシンガーズ
合唱指揮:ロベルト・ガッビアーニ、宮松重紀
♪Information♪

ヴェルディ:
歌劇《シチリア島の夕べの祈り》序曲
歌劇《シチリア島の夕べの祈り》第3幕より バレエ「四季」
歌劇《運命の力》序曲
歌劇《運命の力》第2幕より「天使の中の聖処女」
歌劇《マクベス》第4幕より「虐げられた祖国」
歌劇《ナブッコ》第3幕より「行け、わが想いよ、黄金の翼にのって」
歌劇《ナブッコ》序曲





2013年10月24日木曜日

終了しました~ BBQuintet ♪

UP !!

2013年10月12日(土)

山王オーディアム"SANNO AUDIUM"(大森駅より徒歩8分)

1回目=14:00開演(13:30開場) / 2回目=18:00開演 (17:30開場)
一般3,500円 / 学生2,000円


 "BBQuintet" ~ ピアノ五重奏

 
バルトーク:
 ピアノ五重奏曲 ハ長調 BB.33 

ブラームス:
 ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34



竹原 奈津, ヴァイオリン
田村 安紗美, ヴァイオリン
宇野 友里亜, ヴィオラ
上森 祥平, チェロ
稲岡 千架, ピアノ



協力:公益財団法人 新日本フィルハーモニー交響楽団
後援:一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会、東京藝術大学音楽学部同声会


お問い合わせ:
山王オーディアム Tel.03-3774-1571 または ttuui.quintet@gmail.com


メンバー全員がドイツ留学経験を持ち、音楽、室内楽への熱い思いが、まるで赤い糸で吸い寄せられるように一つに終結しました。

その熱い思い・二つのB・Quintet、をかけて名づけられた、一見バーベキューとも取れるBBQuitet。まるで冗談のようですが、炎のように熱い魂を音楽にのせるプレーヤーたち全員のポテンシャルを、その名前からも汲み取っていただければ幸いです!

また、バルトークのこの作品は演奏機会が少ないのが勿体ない隠れた名曲でもあり、この曲を生演奏で聴けるとても貴重な機会ともなっています。

そして、今回の会場『山王オーディアム』は個人宅に併設されたホールで、建築家・室伏次郎の設計によるステキなスペースとなっています。しばし日常の喧騒から離れるにはもってこいの時空間となるはずです。

今回は100席×2回公演!で、客席数に余裕があり、時間帯も選べます(もちろん一日2回聴きたい!という方も大歓迎です!)。

お友達などお誘い合わせの上、一人でも多くの方にご来場頂ければ、心から嬉しく幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。




 またまたリポートが遅くなってしまいましたが、12日(土)に無事に終了いたしました。
 

 今回は、初めてのバルトーク(あまり弾かれない=耳なじみのない作品であり、しかもバルトーク本人も「音が多くて複雑で頭に入らない、演奏困難」と言っていたほど(おいおい!と思いますが笑 それほどの大曲で、大変な労力でした!)と、ブラームスの傑作の2本立てを、なんと一日2回というビッグ・チャレンジをしたのですが、終わってみれば、「あれ?やればできちゃうのね、もしかしたらもっと弾けるかも??」なんて思ってしまうような充実感でした。限界を広げていけるとはなんて素晴らしいのでしょうか! 

 また、室内楽の魅力のひとつに、数人での密なやりとりで音楽を作り上げていく課程で、人間としても学ぶことがとても多いことがあげられます。 精神的にも成長させてもらえる素晴らしい仲間がいることに、改めて本当に感謝です。

 連休の初日にもかかわらず多くのお客様が足を運んでくださり、会場の雰囲気にも満足してくださったようで、とっても幸せでした!本当にありがとうございました!

 さすがにこのあと疲れがどっとでましたが、余韻に浸っている暇もなく日々どんどん進んでいくんですね。これからも元気に歩んでいこうと思います。

 このあとは、東京・春の音楽祭でムーティ×ヴェルディ!ムーティ、二度目です。ドキドキ楽しみ!!

2013年9月26日木曜日

終了しました ~ 桐朋同期によるアンサンブル・ムータ Vol.2 ♪

UP !!

2013年9月26日(木)

19:00開演(18:30開場) ヤマハ銀座サロン 3,500円(会員3,000円/学生2,500円)

桐朋同期生による室内楽演奏会
"アンサンブル・ムータ Vol.2"

~ W. A. Mozart ~ 

ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 K.423
~竹原奈津 Vn、若松美緒 Vla~

2台ピアノのためのソナタ ニ長調 K.448
~中西るみ子、竹花千景~

ヴァイオリン・ソナタ ダ変ロ長調 K.378
~フレーザー・マヤ Vn、宮崎明香 Pf~

ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための三重奏曲 変ホ長調 K.498
~島田玲奈 Vn、斉藤彩 Vla、島田彩乃 Pf~





 昨年の元旦にピアニストの島田彩乃さんが発した一言から、同期生3人が集結し、その熱意と勢いで発足したアンサンブル・ムータ。それは流れを生み出し一年後の今年へと繋がっていきました。
 

 今年はヤマハさんの全面的協力を得て、銀座店リニューアルと共に新しくできたサロン会場にて、ほぼ満席のお客様に恵まれて開催することができました。
 

出演者の写真をごらんください!ドレスが、全員ムラサキ系です。驚くなかれ!これ、打ち合わせ無しです。各グループごとには一応話し合ったものの、意図があってムラサキ系にした人は一人もいないのです。まるで今回のチラシ・カラーですね!同級生の息の合い方が、こんなところにも反映していて、みんなで興奮しました(笑)

 さぁ来年はどんな顔ぶれでどんなプログラムになるのでしょうか?継続は力なり、みなさまの応援をますます得られるような演奏会になるように、日々腕を鍛えておこうと気を引き締めながら、とても楽しみです!

 応援してくださった方々ありがとうございました!これからもどうぞよろしくお願いいたします!

2013年8月4日日曜日

終了しました ~ ラッキー・ドラゴン ♪

UP !!

2013年8月4日(日)
 
四谷区民ホール 13:30開場 14:00開演
ticket 2,000円 (当日2,500円)/中学生以下1,000円


コンサート
"自由な風の歌 8"


~主な曲目~

*「アヴェ・マリア」 バッハ/グノー
*「無伴奏チェロ組曲より」 カサド
*オラトリオ「四季」より「農夫は早起き」 ハイドン/林光 訳
*「ラッキー・ドラゴン・クインテット」 林光
*「ピアノ五重奏曲」より第一楽章 ブラームス
*「ピアノ協奏曲第一番」より第二楽章(ピアノ五重奏版) ショパン
*「森は生きている」より「森は生きている」「十二月の歌」 林光


~出演~

*崔善愛 piano *三宅進 cello *飯村孝夫 bariton *戸島さや野 violin
*竹原奈津 violin *大島亮 viola *自由な風の歌8合唱団


主催者・お問い合わせ:コンサート自由な風の歌8実行委員会
Tel/Fax 03-3998-3685  jiyuunakazenouta@yahoo.co.jp
振込先:ゆうちょ銀行「自由な風の歌」 00120-5-630754


林光先生のラッキー・ドラゴン・クインテット、無事に演奏できました!またブラームスやショパンも、 お客様から喜んでいただけた感想をいただけてとても嬉しかったです。
とても多くの方の、大きな思いが集まったコンサートに、私も参加させていただけたこと、それが何より嬉しい事でした。音楽を通してメッセージを伝える場に携われることは本当に幸せです。
自分にできることをただただやっていくのみですが、そのやっていることで喜んでいただけたことを直接実感できた時は本当に嬉しいものですね。
これからも、必要とされる、役に立てる存在でいられるように、日々生き生きを歩んでいきたいと思いました。
関係者のみなさま、本当にどうもありがとうございました!


2013年7月29日月曜日

おつかれさま(^^)



今日も一日がんばったなぁ。

駅前は夏祭りの準備中。

家に着いたらワインにしよう。

今夜の気分。

2013年7月21日日曜日

今度はこのピアノ

 参議院選挙、今日ですね。みなさん投票に行きましょうね!
 私は昨日、期日前投票を済ませてきました!


 さて、もう一週間前ですが、来年1月と3月に弾かせていただく、ベーゼンドルファー東京のサロンへお邪魔してきました。

 ベーゼンドルファーというのはオーストリアのウィーン発祥のピアノです。


 調律技師さんのお話も聞け、ベーゼンドルファーのピアノの作りや音色の特徴などを知ることができ、また実際の音を聴き、その透明感に感動しました。
 木でできている弦楽器との相性は特に良いとのお話でしたが、それも納得。

 ここでこのピアノと一緒に演奏できるのはとても楽しみになりました。どういう音色でその音楽を作り上げていくか?これはこれは、インスピレーションが刺激されます!

 みなさんも、その音色をぜひ聴きにいらしてください。

 それにしても最近は、いろんなピアノに接する機会があって、本当に面白いし興味深いです。



 さぁ。7月もあっという間に下旬に差し掛かりましたが、これから8月夏真っ盛りへと向かいます。夏はまだまだ続く・・・(笑)

 みなさん、夏バテしていませんか?早速胃もたれなんてしている場合じゃありませんよ~!

 まだまだスタミナつけて元気に過ごしたい。昨夜は、地元から大量に頂いたナスとインゲン豆を使うべく、"がっつりメニュー"を二品作りました。

どーん!



   ・鶏ひき肉と豆腐のミンチ、ナスの挟み揚げ
   ・インゲン豆とニンジンの豚肉巻き揚げ

 他の材料も全て家にあったもので。^^

 なんか見た目が茶色いですが・・・汗
 豚肉巻き揚げは、半分に切ると、インゲン豆とニンジンの緑とオレンジ色が鮮やかなんですよ!

 あ~、切ってから写真撮れば良かった・・・

 味はなかなかおいしくできました!自画自賛。

 あ、ちょうど先日のキュウリとタマネギの酢漬けも一緒に。


 さ、今日も元気に!
 みなさんも栄養つけて、心地よい日をお過ごしくださいね。
  
 

2013年7月17日水曜日

涼しい余談

本当に毎日暑いですね~!

外は暑い、電車の中は寒い、と忙しい毎日ですが(笑)、
みなさまお元気でお過ごしですか??



突然ですが、




キュウリとタマネギの酢漬け。仕込みました^^

お酢とタマネギは血液サラサラ、夏バテ防止効果もバッチリ!
キュウリなどの夏野菜は身体の熱を冷ましてくれるので、ほどよく取り入れたいですね!
他に、私の大好きなトマトも合いますよ!おススメです!


それに何よりコレ、見るだけでもう既に涼しい気がしませんか?
一石二鳥!





あと、最近の面白いもの。


ベランダで育てている緑のカーテンの中に・・・・・








ゴーヤ・リング!!      ←勝手に命名

 
これはもう立派な芸術作品でしょう!!

やってくれるね~! おかげで一瞬暑さを忘れたわ!



暑い夏。 工夫したり、見つけたりして、"おいしく" "楽しく"!!
夏バテなんて吹き飛ばして、元気に過ごしましょう!

 

2013年7月12日金曜日

どっち?どうする?

 すごい猛暑ですね。みなさま夏バテなどに負けていませんか~??

 この猛暑の中、来る10月のピアノ五重奏の演奏会でピアニストが使用(演奏)するピアノ選びに、会場の下見ついでに同行してきました。

左=スタインウェイ、右=ベヒシュタイン

 ピアノという楽器はいろいろなメーカーのものがありそれぞれ特徴があります。また同じメーカーでも種類があり、またどのくらいの年代のものかとか、既にどのくらい弾かれているのかなど、全て状態は異なります。


 そして、ピアニストという演奏家は自分の楽器を会場に持ち込めないので、演奏する会場へ行っては、そこにある楽器を初めて弾き、その楽器や会場や曲などのバランスを即時に判断してコントロールして演奏する。という、少なくとも弦楽器奏者からすると、ひれ伏すようなことをしているのですね。

 会場に二つ以上のピアノがある場合には、事前にどちらを使いたいか試奏して選ばせていただけるのですが、今回は、安定感ある発音のしっかりとした器のあるアメリカのスタインウエイと、とてもノスタルジックな響きで小ぶりのドイツのベヒシュタイン(こちらは確か半世紀くらいの年季)の2台です。



 梅雨→猛暑で、どちらのピアノも状態がかなり狂ってはいましたが、それは調律で整えていただけます。
 それぞれの特徴から、調整した時にどのくらいの状態になるかを想像し、この会場の音響と、演奏曲目、演奏者たちの個性・・・などなど、あらゆることを考慮しながら、およそ40分ほど試奏するピアニスト・・・

これは年季の入ったドイツのベヒシュタイン。丸みと深みと透明感のある音。


 いや~。客観的に聴いてみましたが、オモシロい!

 まったくタイプの違うこの2台を、同じ人が同じ曲を弾いてもまったく違う演奏になるのです!

 楽器の性格からインスピレーションが即座に反応し、まるで違う曲かというくらい演奏のアプローチが変わるんですね。

 例えば私が弾いているヴァイオリンという楽器でも、もちろん同じことが言えるのですが、今回こうしてピアノという別の楽器でその状況を目の当たりにできたこと、しかも自分も一緒に弾く楽器、とても興味深い時間でした。


 ・・・そして、ピアニスト。

 悩んでおります!(笑)


 どちらにもそれぞれの魅力と可能性があるんです!私も、どちらと一緒に弾いても、それぞれを想像しただけでワクワクします!



 さ~ぁ、どんな結論が出るのかなぁ?決まったら、またお知らせいたしますね!
 そしてそのピアノの音色も楽しみに聴きにきていただけたら嬉しいです♪
 
 

2013年7月3日水曜日

本来持っている感性を大切に ~ ラッキー・ドラゴン


 来月、林光先生の「ラッキー・ドラゴン・クインテット」という作品を演奏するにあたり、この曲を委嘱された『都立・第五福竜丸展示館』の館長さんから直接お話を伺ってきました。
 

 この曲への想いはもちろん、林光先生の抱いた各楽章の意味や作曲の経緯なども聞くことができ、演奏する上でも貴重な参考資料を得られたことに感謝です。

 同時に、第二次世界大戦後のビキニ諸島でのアメリカによる水爆実験と核被害の実態、福島と同じ被害を日本がこの時すでに受けていたことなども学びました。世界各国の政治や軍事対立を他人事とするのではなく、一人一人が意識を持つことの大切さ(意識を持たなければ、それは結果として我が身に降りかかってくるということ)も新たに認識。

 原発が良くないものだということは、普通に、当たり前に感じられる、分かること。今のこの状況は、人が本来持ち合せているはずの"感性"が失われつつある証拠。

 私が今音楽というものができている間は、それで何かしら役に立ちたいと思うし(それが音楽家たちの役目だとも思うのです)、また日常的に、感性を働かせて社会に生きる一人の人間としての意識を持ちながら生活していきたいと思いました。というか、その必要がある、最低限のことなんですよね。

 この日は、そのまま展示館の庭でたこ焼きパーティ!ビールを酌み合いながら、世代もジャンルも越えて同じ志を持った人たちがお互いの想いを交わしあえた幸せな時間でした、感謝。


 (また余談ですが、ついでに、まわりに中々いない貴重な『NBAファン』に出会えて(アメリカで長年暮らしたギャラリーのオーナーさん!NBAファン歴35年以上のツワモノ笑)、かなり熱いNBAトークが繰り広げられ、ファン歴たった1ヶ月の私には殆どついていけない勢いだったものの大いに盛り上がったのも楽しかったこと。共有できるって嬉しいし楽しいですね!)

6月20日(現地)に2012-2013シーズンの優勝を決めたマイアミ・ヒート

 
 

2013年6月28日金曜日

妄想、いや、想像。

 写真はバッハの直筆譜の一部です(無伴奏パルティータ第3番BWV1006のプレリュード)。

 清書されていて、関心するほどとってもキレイ!!

 そしてこんなにキレイに音符が立ち並ぶ中に、一粒だけ大きなソの音符!

 どこか分かりますか?写真の右下の方です。



 いつも楽譜を見ながらいろいろなイメージを膨らませていくのですが、とくに作曲者による直筆譜はそのイメージやインスピレーションを何倍にも増やしてくれます。

 そして、この『大粒なソ』ひとつからも、勝手にいろんな想像(妄想?)をしてしまうんです。

 インクで書いているので当然消しゴムで消せないので集中して書いていたことでしょう。
 途中で子供が部屋に入ってきて、「パパ~あのね、ママがね」なんて来た瞬間には「うん?」と生返事した途端に間違えて、あ~せっかくあと一段だったのに・・・と心震わせながらも子供相手には「そうかい、パパはお仕事中だからあっちで遊んでおいで・・・」はぁ~気を取り直してまた最初から書き直し。

 このプレリュードは同じ形が何度も繰り返されているので、かなり集中して、数を間違えないように、見た目も同じようにバランス良く・・・。

 「子供たちもみんな寝て静かな夜はやっぱり仕事もはかどるなぁ。そういえば今日の散歩であそこの道の角ですれ違った女の子はかわいかったなぁ。しかも見たことのない顔だったけど、もしかして最近この街に引っ越してきたのかな?」

 なんて思っていたら、奥さんが寝ているはずの隣の寝室から音が。

 なぜかひとり動揺しながら羽にインクをつけ直して書こうとしたら、

 ボタッ・・・!

 あぁぁインクが多すぎたっ!!!

 これ以上インクが滲んで線から下にはみ出てしまったらソではなくファになってしまう~・・・そうしたらまた最初から書き直しだ・・・。。うーんでも大丈夫そうかな~とりあえず続けて書いちゃおうかな~早く仕上げたいしな~でも先まで書いたところで明日になってインクが染みてファになってしまったら無駄な労力になるしな~・・・





 ・・・明日の朝まで置いておくか。。。



 寝よう、今夜は。


 「あなたまだ書いてるの??」

 「あ、う、うん。いや、ちょうど終わった。もう寝るよ。」


 筆をおいて、奥さんと仲良く一緒に寝室へ戻っていったのでした・・・






 ・・・なんちゃって、ものすごい勝手極まりない想像(妄想)にお付き合いいただきありがとうございました!

 いや、でも人間って大昔から変わらないと思うんですよね。それにドイツ人の偉大な大作曲家バッハと言えど、所詮は(?)人間、世の男性と同じはず。

 (そして、ちなみにバッハは超子だくさんで、その数20人!)
 

 こんなこと考えちゃってぷぷぷと笑って、一方的に親近感を抱いて楽しんでしまいます。

 たかだか一つの音符でこれだけ楽しめてしまうのだから、いや~自分、お得だわ。笑


 しかしマジメな話、音楽をするのには、あらゆる想像力なしにはできません。いつもいつも、いろんなことを思い巡らせ、想像力を働かせて、その作品、作曲者、時代、国・・・などと向かい合い、それは自分自身と向き合うことにもつながります。その為に、自分自身のインスピレーションを豊かに養う必要があるのですね。


 まずは、音楽に限らず、みんなで日常的に想像力を働かせましょう!!

 大人になるほど脳みそ固くなりがちですから、なおさらです!!

 お金もかからず、日々がなんだか面白くなるなんて、こんないい事ない!

 想像が過ぎて妄想しすぎは危ないかもしれませんが・・・?笑
 
 

2013年6月21日金曜日

いろいろ

あら、気がついたらこんなに日にちが経っていました!
盛りだくさんな日々を送っております♪

リハーサル・本番、レッスン、演奏会の企画・打合せ、展覧会、とある大学のセミナー説明会、写真撮影、新しいお友達との交流、久しぶりの美容院(笑)etc......

そして一番のイベントは、母が小学生の時から交流を続けているアメリカ人のお友達アリスの日本訪問です!

実家と東京、併せて10日間の滞在。富士山エリアと東京滞在(東京では我が家に宿泊!)をみっちり接待&一緒に楽しんで過ごしました。

富士山は、世界遺産登録目前、私も10年以上ぶりに来られたのですが、世界遺産登録以降は自家用車では来られなくなるそうなので、今回はいいタイミングでした!

しかも天気予報では雨模様のはずが、富士山に着いた途端に青空!!ラッキー!これも日ごろの行い??笑

あとは、普段東京に住んでいても(いるからこそ?)まだ行ったことのなかったスカイツリーからの眺めは特に楽しめました!

遠くには富士山、東京タワーや兄が住んでいるマンション。近場では、墨田川エリアなので私の好きな東京都現代美術館、そこに隣接する木場公園に茂る緑がよく見えました。
スカイツリーソフトを食べながら時間をゆっくり潰して、夜景まで楽しみ、下界(笑)に降りて夕食を食べて、お腹いっぱい胸いっぱい!

 今回2回目の日本訪問のアリス、既に東京名所の定番は前回押さえ済み。今回は私たちの生活圏・日常を一緒に過ごしたいという彼女の意向もあり、私の母校・桐朋学園を見学したり、スーパーで一緒に買い物して夕食を家で作って食べたり・・・。

大学時代に2年続けて参加したアメリカのアスペン音楽祭以来の『アメリカ』モード!英語の文法がどうしてもドイツ語文法になりかけて四苦八苦!自分でも笑えましたが、久しぶりの感覚、凝縮した刺激を得られた数日でした!


あと、今月行った展覧会(『未来を変えるデザイン展』と、『貴婦人と一角獣展』)の、みらデザ(『未来を...』の通称らしい)について少し。
 
これは、地球上に今あるあらゆる問題を、2030年までに誰がどう変えていくのか??それに対して色々な企業が様々な分野での取り組んでいる様子を、それぞれに与えられた白いドームの穴を覗くことで見られるという面白い表現でした。なるほどデザインハブでのデザイン展。

なぜこれを観に行ったかというと、YAMAHAが参加していたというのが一つの理由です。音楽と社会の繋がり、音楽が人と社会に与えられる力と影響。その他の全ての分野も含めて、ヒントや気づき、考えるキッカケを頂けました。


今後の演奏会の打ち合わせも、それぞれ内容が濃いものばかり。
また順を追ってここでもご案内していきますのでお楽しみに!

全ての事や人々に感謝です。


あ、この盛りだくさんの時期に、バスケNBAがファイナル最終戦。そしてこれが終わったらテニスのウィンブルドン大会がすぐ始まります。どちらも一年に一度。

いろいろと、忙しいです(笑)


まだまだ色々ありますがまるで書ききれません!

みなさまも日々生きる喜びを感じられる時間をお過ごしください^^
 
 

2013年6月1日土曜日

車窓より。

 昨日から秋田入りしています。

 新幹線の中でしばし静かな時間。

 車窓からの景色がなんとも美しく、日常の雑念をスーッとキレイにしてくれました。










 自然のエネルギーに勝るものはないのかもしれませんね^^
 
 

2013年5月29日水曜日

触れよう、染みこませよう。

 関東甲信越地方も梅雨入りしましたね。5月。早いですね~!

 我が家のバルコニーでは、毎年植えているゴーヤの種が今年も芽を出し、元気に育ってきました!のびのび大きくなって欲しいです^^


 昨日は、今度新たに出版されるヴァイオリン教材本の取材を受けた後、上野の森へ足を運び『ラファエロ展』と『レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像展』を観てきました。

ラファエロ展は、実は先日、仕事の合間の1時間を利用してチャチャッと観ようと思って行ったらなんと40分待ち!で断念したものの、前売り券を買ってある手前、何が何でも!とのリベンジ。
 しかし平日午後でもやはり15分待ち。。おまけに展示室でも私の経験史上最高な混雑ぶり(--;)今週が最終週とはいえラファエロ人気、すごいです!

 長蛇の列に並ぶのが大の苦手な私は、列の外側からサーッと鑑賞。。本当にあまりの混雑ぶりに正直とっても疲れましたが、しかしやはりラファエロの絵は言うまでもなく魅力的で、なんというか特に、肖像画の表情の、口角が少し上がっているような(なんとなく微笑んでいるように見える)印象。思わずこっちもニヤッとしてしまいました^^


 ふ~。(笑) せっかくここまで来たから、ということで急遽、同じ上野の森の東京都美術館で開催中のダ・ヴィンチ展へ。
 ラファエロが尊敬し大いに参考にしたダ・ヴィンチなので、続けて観るには良い組み合わせでしょう。 (ついでに、このポスターにもなっている彼の絵は『音楽家の肖像』)

 こちらは会期がまだ長いおかげで空いていて静かに自分のペースで見ることができ、気持ちもクールダウン。
 しかし、内容には思わずヒートアップ!!ダ・ヴィンチの解剖学やいろいろなモノの発明設計図のメモ(と、そこへ書かれている彼の有名な鏡文字も!)をたくさん観ることができましたよ!

 作曲家の自筆譜と同じで、本人の手稿が見られるというのは実に興味深くて、そこに本人がいるような錯覚に陥ってドキドキします。



 ・・・と、こうして、時代を超えた「感性」に触れた一日。
 詳しい知識がなくてもそんなこと構わずに、とにかく色々なアートに触れてみたい。きっとそれが自分の細胞の中に染みこんでいくはず!とこれまでも思ってきましたが、先日の出口さん(ライフネット生命の社長)のお話を聞いて、やはりこれでいいのだなぁと改めて腑に落ちた気分です。

 そしてもっと言えば、自分では選ばないような経験をする機会があったらいいな~なんて思います。
 自分からはどうも選ばないような展覧会や音楽や食べ物や国や・・・。思いもかけないようなキッカケによって思いもかけない経験(楽しいことから大変なことまで!そりゃ楽しい方が嬉しいですが笑)が増えていく。

 そうそう、出口さんも仰られていました。自分の大半を占める潜在意識を養う為には、異質・多様な経験を積むこと、現場へ足を運ぶこと、と。

 そんな、さまざまな機会を得られるように、いつも自分を無限に「開いて」いられるように心がけよう思います。本当に望んでいると不思議と来るものだなぁ、なんて思うこと、みなさんもありませんか?^^

 ジャンルを問わず!それぞれの分野はそれぞれに素晴らしい!お互いにもっと求めて交流してその魅力と知り合っていけたらステキだし、言ってみれば、そうしなきゃお互いにもったいない!なんて思ったりするのでした(^^)
 
 

2013年5月27日月曜日

アートの力。いろいろな気づき。

 NBAバスケットがシーズンファイナルで白熱しているとか、昨日26日からテニスの全仏オープンが始まっているとか、そんな話で盛り上がりたい気持ちは少なからず(というかかなり?笑)あるのですが、それは置いておいて・・・

  先日25日(金)に、汐留で開催された『アート×企業=イノベーションの起こし方』というセミナーに参加してきました。
 アートとビジネスについてがテーマのこのセミナーは今回は第二回目。
 今回ゲスト講演をしてくださるライフネット生命の出口治明社長のことは偶然インターネットで見て知っていたので、とても楽しみに聞いてきました。

 心に残ったお話の一部。
 まず始めに、生きることとは自分の世界を理解すること。
 そして、人間が自分で意識できている部分は、意識全体のほんの2割(海の上に顔を出している氷山の一角)で、あとの無意識部分が8割(見えない海の下に広がる氷山全体)で、アートの感性はこの無意識レベルにインプットされるもの。「クラシック音楽よく分からないし~」というのは頭で考えている部分でそれが意識の2割、しかし実は無意識の部分に充分に浸透しているものであり、それがほとんどの8割。
 その殆どを占める無意識の部分が大切で、多様・異質な情報をそこへインプットしていくこと。それがアイディアになる。
 だから、人と同じではダメ、違うことを取り入れる。その為に旅をする=旅行という意味だけでなく、現場へ足を運ぶという意味。

 さらに、今のライフネット生命を立ち上げるにあたって、何かきっかけがあったのかという聴講者からの質問に対して、「ビジネスは恋愛のようなもの=(予期せぬ)出会い」という例えには、出口さんの人間味を大いに感じ、そんなところに多くの方々の共感を得られるのかと思いました。

 人として生きていく、より豊かに、そして成長していくには、この無意識あるいは潜在意識を豊かにするということ。そしてひらめきや直感はそこから来ている。何かを決めるときに、自分の直感が一番正しいのであり、人の意見で決めるのではない。だからこそなお無意識部分を豊かにすることが大切であり、そしてアートはその無意識部分あるいは潜在意識に大きく影響を与えるものだということ。

 どの分野でも素晴らしい方、本当の意味で成功する方というのは、その人間力が素晴らしいという共通点があると感じますが、ただただ苦しい練習やトレーニングを人より多く積んだだけでもなく、難しい勉強を人の何倍もこなすだけでなく、そこにその人のひらめきや感性というのが大きな差を生むのではと思います。
 そしてその為には、人に倣う(ならう)のではなく、自分なりのアイディア、あらゆる知識と経験が必要なのだ、ということを、改めて考えさせられました。


 それにしても、出口さんのお話は、本当にありとあらゆることを勉強されご存知(クラシック音楽のことも驚くほどご存知!)なのに、なぜかそう感じさせないシンプルでやさしい言葉で語られ、親しみやすさと溢れる人間味に感銘を受けるとともに、多くの気づきを与えていただけました。
終了後に会場に残っていた一部の方々とパシャリ!
出口さんのご提案でみんなで右手で『いいね!』しています(笑)
(セミナー終了後にも周囲の方々と気さくに交流してくださり、私も音楽についてオペラやミュージカルや本番のコンディションや影響などなど、いろんな事を会話してくださり、出口さんのその知識とご経験とお人柄にただただ感動でした。)


 クラシック音楽の世界はまだまだ閉鎖的で(特に日本)、クラシック側とクラシックを知らない側両者の壁をどうとっぱらっていくか、アートの力がもっと(経済)社会に影響していくにはどうしたらいいか、最終的に何を置いてもまず「一人の人間」としてどう生きて(成長して)いくか。

 漠然と感じてきたこと考えていることが、こうした素晴らしい機会を得て、その度に少しずつその姿を現してくる手ごたえを感じ、人として成長したいという気持ちが持てること自体がなんて幸せなことなんだろうと思います。日々つねに問うていき気づいていき、ということの積み重ねなのだと思います。



 さて、おまけ!

 一年ぶりにミシンの会に行ってきました!

 同級生の妹ちゃんがプロの洋裁師で、縫い物の楽しさを共有しようと、時々開いてくれます。
 好きな布で作りたいものを言うと、それを教えてくれながら仕上げまでサポートしてくれる!本当に楽しいです!
 これまでは、オーケストラの衣装を入れる袋や靴袋などを凝って作ったり、友達の赤ちゃんの出産祝いにスタイをいくつも作ったりと楽しんできました。
 
 今回は実家にあった余り布で、お財布やスマホが入る小さめ手提げトート!
 こだわりポイントは、リバーシブル!!
 写真は、ひっくり返した状態の2種類です!(取っ手の柄以外すべて同じ作り)


 かわいいでしょ~~♪一年ぶりで大満足の気分転換でした!

  

2013年5月18日土曜日

突然一人でスポーツ談議。

 スケジュールって、なぜか忙しいときにいろいろ予定が詰まり、暇なときは暇、と偏ることがあるのですが、それ分かるな~という方も多いのではないでしょうか?

 今月は、オーケストラのお手伝いのお仕事が、ゴールデンウィーク終盤から休み無く凝縮しています。その中には旅公演もあり各地を移動したりして、なかなかハード!でも初めてのホールで弾けたり各地のおいしいものを食べられることなど楽しめる部分もあります♪ 何事も楽しまなきゃ損ですよね~!

 しかしオーケストラで弾くというのもとってもハードで、長時間座ったまま神経フル回転で音楽するのは、心身ともにかなりのエネルギーを消耗します。なので、いいバランスで気分転換や体力維持をするのも大切な仕事の一つになってきます。

 最近は自宅から徒歩5分以内にできたフィットネスに時々通うようになって、少し体力アップを実感しているところ。


 とはいえ、何かスポーツをバシバシやれるワケでもなく・・・


 となると、スポーツ「観戦」!これホントに気分転換になります。


 というわけで、今日は私が好きなスポーツの話!

 えっと、長いです・・・しかしこれを書くのがまた気分転換てワケで!(笑) お暇な方はどうぞお付き合いくださ~い^^




 まずは、テニス!
 子供の頃から兄がテニスをやっていた影響で、テニス観戦が楽しい。
 好きな選手は、やっぱりロジャー・フェデラーですね~。31歳になりましたが、頑張って欲しいです!
Roger Federer
彼のプレーやフォームなど、素人の私から見ても、とっても参考になり尊敬させられます。他の選手とは比にならないような美しく自然なフォームは、楽器を弾く上で大切なことに通じ、改めて自分のフォーム(ヴァイオリンを弾く)の基本を見つめようという気にさえさせられてしまうんですよ!

 そして人間性というか精神面なども素晴らしいと思います。やはりどの分野でも大物というのは、その人自身が素晴らしい精神の持ち主であるということも証明してくれている気がします。
 ・・・って、褒めすぎ??笑
 
 ちなみに、私も実際に始めようと思ってラケットとシューズを入手しました!



 最近、NBAバスケットボールにはまってしまいました!
 こんなに面白いスポーツを今まで観ていなかったなんて・・・日本でももっと流行っていいはず!
 ボールや選手の動きの多彩さ・・・すごすぎます!そしてあの狭いリングを狙って戦う姿がまた実に男性的~~っ!カッコいい!!
LeBron James

 ファン歴が浅すぎて知識がほとんど無いものの、今カンファレンス・ファイナルという、東西の一位を決め、更にその一位同士が戦うという、シーズンの最終段階ってことでしょうか?(←テキトー・・・合ってますか??)かなり白熱していることは確か!
 レブロン選手すごい!素人の私が見ても惚れぼれします!

 そういえば昔、オリンピックで日本のバレーボールが盛り上がっていた時に、父が「空中だけでボールをまわすバレーよりバスケットの方がずっと面白いと思うけどな~」と言っていたのを思い出しました。
 (※バレーボールの方ゴメンなさい!バレーボールを非難しているワケではありません~!素晴らしいスポーツであるという前提であくまで趣向による話であることご理解くださいませ!)

 うーん目が離せない!!やっぱり、テニスとNBAを観るためにWOWOWに加入しようかな・・・とか本気で考えはじめました。。




 やはりフィギュアスケートでしょう~!
 というのも、音楽家はフィギュアスケートが好きな人が多いのですが、それは共通する点が特に多いことが理由に挙げられると思います。
浅田真央ちゃん♪

 どのスポーツ(や音楽家)でも厳しいトレーニング(練習)を積むことには変わりないのですが、フィギュアスケートは、音楽とともに表現しますね。確実なテクニックを要しますが、ただカンペキなだけでなく、そのスケーティングで伝えるテーマや内容が表現されていること!という点が、演奏と同じく、ただ技術がカンペキなだけでは意味がないところと通じるんですよね。

 そして更に共感を生むのが、試合でのジャッジ。例えば陸上の100メートル走などでは、タイムが機械的に数字として現われそれが事実的な記録となるのですが、フィギュアスケートは人間が「審査」しますね。おまけに、『技術点』と『芸術点』。芸術点とまでくれば、もう審査員の好みや趣向が入ってくることは否めないでしょう。技術点も、それぞれの技にポイントが決められているようですが、前回のオリンピックでもその辺りは物議を醸しました。そして裏で権力や政治が働いている様子も見受けられ、これは音楽の世界のコンクールなどとも共通することで(ぶっちゃけですが!)、そういう点でも、音楽家たちは、彼らの試合を自分たちの経験と重ね合わせて観る部分が多いのだと思います。

 オマケ。もうずいぶん前の話ですが、長野オリンピックの時にフィギュアスケートのチケットがとれず(期間中に思い立って買おうとしたら遅かった・・・当然か!)とりあえず何でもいいから生で観戦しよう!と入手したのがアイスホッケー(チェコVSフィンランド)。これもものすごい迫力でした!

 そして、その少し後に、世界フィギュア大会が長野で行われたので、これは観に行きました!ヤグディン選手が、他とまったく別次元で会場中の人々を一身に惹き付けていたことは忘れられません。

 やっぱり会場での観戦に勝るものはありませんね!演奏会もスポーツも何でも同じです!




 そして相撲。笑 ← ってなぜ笑?失礼な!
 中学生の時に、親友がキッカケで大相撲にハマりまくってました。留学を機に離れてしまったけど、あの熱中ぶりは今振り返っても感心するほど。
 なにせ、桐朋の高校への入学祝いが国技館での升席での相撲観戦だったくらいです。どれだけ好きだったか分かっていただけるでしょうか・・・笑
 場所期間中は、とにかく中継で観ないと気が済まず、自転車かっ飛ばして帰宅。その日の各力士たちの表情などで今日の調子は良さそうだな、とか緊張してるな・・・とか見たり、得意技はもちろん、趣味なども把握していました。どんだけ~??ですね!笑

 地元に巡業に来た時は観にいって、花道を引き上げる小錦関の腕を触ったのですが、見た目によらず硬かった!あの感触、忘れられないわー!

両国国技館
霧島関ともなぜか一緒にちゃんこを食べたことがあります!筋トレも見学させてもらったし・・・!霧島関、男前でしたよ~!
 なんというか、好きだとチャンスが訪れるんですねぇ??

 留学から帰国したばかりの頃、仕事で国技館で演奏する機会が訪れ、いや~まさか自分がここでヴァイオリンを弾くとは!と驚きました。しかも力士たちの控え室や、力士用の大きなお手洗い!いやはや~!言葉もありませんでした。笑




 サッカーは、特に好きというワケではないのですが、ドイツ時代には関心持っていました。というか、持たざるを得なかったというべきか。
 なにせ、ドイツはサッカー大国で、スポーツと言ったらサッカー一色というか、日常がサッカーと言っても過言でなかったかも。なのでもうその流れに乗るしかない!みたいな。

 ドイツ留学中に、ドイツVS日本という試合があり、日本人の友人と「ドイツ人に習って、これはカフェで試合観戦をするしかない!」と意気込んで実行したものの、ドイツでドイツ人に囲まれてのこのアイディアは間違っていたか・・・泣、3-0で日本が完敗、試合後にドイツ人から「悲しまないで!」と余裕の一言。あれ、私ってこんなに愛国心あったっけ???と驚かされるほど悔しがる小さな日本人2人!笑

Badenova Stadion in Freiburg
帰国する前には、せっかくだからと地元のチームの試合をスタジアムに観に行きました!すると、0-0の同点から最後のロスタイムに相手選手への超ぬる~いパスにより点を入れられるという、まさに目を疑う流れ!みんなで「コラー!」と怒り、帰宅して仲間とビールを飲む!!
 という、これも楽しすぎる思い出!思いだしただけで笑えます!一生忘れないな~!

 ちなみに、ドイツ人にとってスタジアムにサッカー観戦に行くというのはかなり日常的な娯楽で、ちょっと映画観に行くとか、今日はカフェでランチしようか、みたいな感覚です。そして演奏会に行くのもそれと同じように彼らの生活に浸透していたんです。その辺りの文化の違いをとても感じました。






 ふ~っ。なんか一人盛り上がって書き綴ってしまいました。。

 とにかくやっぱり、どんなものでも生で観るというのは最高ですね!
 その醍醐味は、なんといっても臨場感!!


 今の夢は、テニスのウィンブルドン大会の決勝戦と、NBAの試合を生で観る事ですね~!

 ちなみに、ウィンブルドンの決勝戦のチケットを取るのは宝くじ並みに難しいと聞きました(泣) NBAはアメリカまで行かなきゃだし。。

 ま、とにかく「夢」ですよ♪「夢は大きく♪」笑
 (相撲の時みたいに、もしかしたら思いがけないチャンスがめぐるかもしれないし♪)

 実際には、ウィンブルドンでもNBAでなくてもいいし、どんなスポーツでもいいので、何か観にいきたいな~。



 日常を忘れて、感動と興奮を心に残してもらえるスポーツもコンサートも、やはり会場で楽しみたいものです!

 というわけで!
 みなさんも、コンサートにも気軽に足をお運びくださいね!←強引なまとめ(笑)


 いやはや。
 ここまで読んでくださった方、私の気分転換にお付き合いいただき本当ににありがとうございましたー!(*^ ^*)
 
 

2013年5月8日水曜日

三菱一号館美術館 ~ 一駅散歩

 やっとやっと、行ってきました、三菱一号館美術館。
 今月26日まで開催中の『奇跡のクラーク・コレクション - ルノワールとフランス絵画の傑作 -

 今日はリハーサルが新小岩であり、お昼過ぎに終わったので、そのまま東京駅へ。


 初めて来た三菱一号館美術館。
 敷地内に入ったとたんになんとステキな中庭!!
 


 今日は雲もない快晴!庭にはバラも咲いていて、そこのお店のテラスでコーヒー飲んだり、中庭のベンチで寛ぐ方々・・・すぐそこが大通りだなんて思えない、癒しの空間がそこにありました!



 わ~なんでもっと早く来なかったんだろう・・・?いや、でも初めてきたのがこんなにステキな季節で良かった!

 美術館。外観もさることながら、内部も趣のある雰囲気。部屋を移動するときの木の床を踏みしめる時にもそれを感じます。

 展覧会も素晴らしい作品が凝縮されていて見応えがありました。そして何と言っても特筆すべきは、やはりこれらが個人(クラーク夫妻)の収集品だということでしょう!正に『奇跡』というタイトル通りです。

 この素晴らしい作品たちを、次にいつ観る事ができるのか・・・とか考えながら、しっかり楽しんできました。

 そして見終わってからこの中庭の雰囲気を楽しみたくて、遅いランチをそこのレストランで頂き腹ごしらえ完了。


 さぁここからです(笑)

 どうも最近、お天気が良くて、良い絵を観ると、気持ちも晴れるのかエネルギーが沸くのか、テクテク歩きたくなってしまうみたいで。。

 日比谷通りをまっすぐ北上すると、好きな下町エリア神保町か小川町の方にでられるな~(もちろん帰路に使う駅ですが)と目的地を見据えつつ、まだ一度も足を運んでいない丸ビルや新丸ビルを横目に、普段歩くことのない東京駅周辺のビルが立ち並ぶエリアを歩き進みました。

 ・・・う~んここはやっぱり、今度あらためて楽器無しで来るべきだわ~(笑)

 目に入ってくるお店に立ち寄りたくなり、しかし今日のリハーサル会場が駅から1.5キロ、往復3キロ徒歩。更に美術館も堪能して、その間ずっと楽器を背負い続け。そして楽器があるとあちこち見て回るには自由がない。。


 神保町まで、というプランは即変更!←あっさり

 結局、東京駅から大手町駅の一駅でしたが、普段歩かないところを散策するのはやっぱり楽しい。

 美術館もまた来たい。そして次はリニューアルした東京駅もゆっくり観たいな!


 英気もばっちり養われたし、たくさん歩いたし、心身ともにいい感じ!

 明日は演奏会本番でブルックナー。お陰でがんばれそうです!

 みなさんも良い時間を^^
  

2013年5月3日金曜日

『LOVE展』関連プログラム

 先月末、ベルネザールでの本番の翌日29日に、六本木ヒルズ内で行われたアカデミーヒルズでのセミナー『六本木アートカレッジSPRING 2013―アートでLOVEに出会う―』に参加してきました。

 これは、そこの森美術館で4月26日から開催されている企画展覧会『LOVE展』(六本木ヒルズ・森美術館10周年記念展)の関連イベントで、それに出展している方や、その他いろんな芸術家・専門家たちが、愛をテーマにそれぞれの視点から講義してくださるというものです。

 展覧会自体には、既に一ヶ月前から前売り券を買って行く気でいたのですが、このセミナーの存在に気が付いたのが2日前。本番の翌日だしコレは行くしかない!

 講義は好きなものをいくつでも選べるというもの。私は3つ聴いてきました。

 それぞれ興味深かったのですが、一番感銘を受けたのは、アルフレド・ジャーさんの活動です。
 『困難をみつめて』というタイトルでのお話を聴きました。

 タイトルは重々しいイメージですが、決してそうではなく、それはあくまでも彼の活動理念にあります。

 彼はニューヨークに住んでおられ、世界中の各地に赴き、その土地に起こっている問題と向かい合い、それを解決できるように良い方向へ導いていく方法を、実に独創的な発想と方法で提案し実践する、というものです。

 また、とても共感を覚えた、または感銘を受けた彼の考え方は、自分の発表の場を美術館や展覧会から外へ飛び出し、自分の足で外の世界、現場へ出向いていく。そして、その土地とそこの文化や人々のことを理解するためには、そこを一瞬訪問するのではなく、そこへ長く滞在し(時には何年もかけて)、そこの土地や人々、そしてその問題を理解していく、というもの。

 どこかのドラマではありませんが、事件は現場で起こっている!みたいなもので、机上であれこれこねくり回した独りよがり?な作品を閉鎖的な空間で訴えるのではなく、現場で現状を知り、それに対応していく。その通りだと思いました。


 そして、世界の各地で、そこに必要とされているものに対して彼が必要とされ、そこへ彼ならではの深い洞察力と発想で切り込んでいき人々の生活や心を動かしていく、という活動は、本当に素晴らしいと思ったし、なんと言ってもアートならではの影響力を見せ付けられました。

 今私にできることといったら音楽になりますが、これから歩んでいく人生の道に、大きな泉を与えてもらえたような、素晴らしいインスピレーションとアイディアを見せてもらえた気がしています。


 いろんな人々、いろんな活動、いろんな知識を、こうして知る・学ぶことができる場というのはとてもありがたいです。そしてこれからもっともっといろんな事を知って、そこで自分にできることを生み出していきたい、と改めて思わせてくれた時間でした。
 

2013年4月29日月曜日

終了しました ~ ベルネザール 4月28日(日)♪

2013年4月28日(日)

わたなべ音楽堂ベルネザール 14:30開演 (14時開場)
3,000円 (学生1,800円)  チケットお問い合わせは↓

takumi.tanaka@gmx.net または bellne_saal@topaz.dti.ne.jp

田中拓未サロンコンサートシリーズ Vol. 29

"デュオ・リサイタル"

J.S. バッハ : ヴァイオリンとチェンバロの為の6つのソナタより 第6番 BWV1019
L.v. ベートーヴェン : ピアノとヴァイオリンの為のソナタ 作品30-1 イ長調 第6番
R. シューマン : ヴァイオリンとピアノの為のソナタ 作品121 ニ短調 第2番

 
 
 ピアニストの田中拓未さんは、同じ留学地フライブルクで知り合ったピアニスト。彼が日本に帰国後に、「ドイツでは、音楽を楽しむことは、朝にパンを食べるように自然なこと。」と、音楽が生活の一部になって欲しいという思いから始められた彼の地元でのサロンコンサートシリーズは、なんと今年で6年目だそう。これまで何度か私にも出演依頼をいただき、今年も2年ぶりに、このわたなべ音楽堂で、いつも足を運んでくださる温かいお客様と時間を共有する機会を与えられたこと、とても嬉しく、また気の引き締まる思いもあります。今自分にできることの全てを費やせるように、そうして自分が音楽とそこにいる人々とを繋ぐ大きなパイプになれるように、当日まで進んでいこうと思います。

  今回のプログラムは私にとってどれも初めて取り組む作品ばかりでかなりのチャレンジですが、今の私にとって、やはり特筆すべきはシューマンです。

 精神障害を患っていたシューマンですが、だからこその人間の持ち得る感情の幅・可能性をここまで表現できたのではないかと感じます。まるで花びらが舞い落ちるときに表と裏が回転するように、音のひとつひとつで感情がめまぐるしく入れ替わり、それをしかし決して発作的でなく、あくまでも構成的に、そしてある意味客観的に体現している・・・ただただひれ伏す思いです。とてもエネルギーを要し、またエネルギーを与えられます。

  ・・・と、シューマンの作品の紹介はちょっと重く?なってしまいましたがっ!

 寒くて暗い冬から一気に開放され、太陽の光、木々の緑や花々の彩、生き物たち、人々の開放感、そんなドイツの春をイメージできる時間を、演奏会でみなさまと共有できることをとても楽しみにしています。
 
  

 さて!
 最高の青空と、多くの温かいお客様に恵まれて、昨日演奏会を終えることができました!
会場も2年ぶりでしたが、ますます音がなじむようになっていてとても弾き易かったです。

 個人的には、うあーまだまだだー!と思い知らされることが本当に多かったですが、私がしつこく書いてきた、シューマンの大作も何とか弾ききることができました!いや~。この曲、もっともっと弾いていきたい!
あとバッハ、全6曲中の後半4~6番は全て弾いたので、あとは前半3曲を挑戦したい。ベートーヴェンは残すは1番と4番の1楽章以外(学生時代に試験で1楽章だけ課題で弾いたという中途半端さ^^;)で全曲になります。

 あと少しだ!ベートーヴェンやっぱり本当に好きです。

そして、今回はこの田中拓未くんのサロンコンサートシリーズの常連のお客さまの中から、大きな花束とチョコレートをくださったお二方がいらして、終演後に直接お礼を申し上げられなかったのが心残りですが、そのお心に感激、そして本当に感謝の思いです・・・!ありがとうございました!



 あと、この日は両親の結婚記念日。 さらに両親の学生時代からの友人ご夫婦も、この2日後が結婚記念日・同じ年数!
 ということで、演奏会の後は、この二組の夫婦と、共通知人である先輩ピアニストと6人で、この素晴らしき記念日をおいしいディナーでお祝いしてきました~♪

 うーん、濃く充実した一日。全てに感謝です。

 もっともっと色んなことに意識を持って経験・吸収して内側に取り込んで、それを外側に還元していきたいです。

 まだまだ青い私ですが、みなさまからの叱咤激励を支えに、これからも自分なりに求めていきます!そしてそんな周囲のみなさまに感謝の気持ちを持ち続けることを忘れずに!です。
 これからもどうぞ宜しくおねがいいたします!