2013年6月28日金曜日

妄想、いや、想像。

 写真はバッハの直筆譜の一部です(無伴奏パルティータ第3番BWV1006のプレリュード)。

 清書されていて、関心するほどとってもキレイ!!

 そしてこんなにキレイに音符が立ち並ぶ中に、一粒だけ大きなソの音符!

 どこか分かりますか?写真の右下の方です。



 いつも楽譜を見ながらいろいろなイメージを膨らませていくのですが、とくに作曲者による直筆譜はそのイメージやインスピレーションを何倍にも増やしてくれます。

 そして、この『大粒なソ』ひとつからも、勝手にいろんな想像(妄想?)をしてしまうんです。

 インクで書いているので当然消しゴムで消せないので集中して書いていたことでしょう。
 途中で子供が部屋に入ってきて、「パパ~あのね、ママがね」なんて来た瞬間には「うん?」と生返事した途端に間違えて、あ~せっかくあと一段だったのに・・・と心震わせながらも子供相手には「そうかい、パパはお仕事中だからあっちで遊んでおいで・・・」はぁ~気を取り直してまた最初から書き直し。

 このプレリュードは同じ形が何度も繰り返されているので、かなり集中して、数を間違えないように、見た目も同じようにバランス良く・・・。

 「子供たちもみんな寝て静かな夜はやっぱり仕事もはかどるなぁ。そういえば今日の散歩であそこの道の角ですれ違った女の子はかわいかったなぁ。しかも見たことのない顔だったけど、もしかして最近この街に引っ越してきたのかな?」

 なんて思っていたら、奥さんが寝ているはずの隣の寝室から音が。

 なぜかひとり動揺しながら羽にインクをつけ直して書こうとしたら、

 ボタッ・・・!

 あぁぁインクが多すぎたっ!!!

 これ以上インクが滲んで線から下にはみ出てしまったらソではなくファになってしまう~・・・そうしたらまた最初から書き直しだ・・・。。うーんでも大丈夫そうかな~とりあえず続けて書いちゃおうかな~早く仕上げたいしな~でも先まで書いたところで明日になってインクが染みてファになってしまったら無駄な労力になるしな~・・・





 ・・・明日の朝まで置いておくか。。。



 寝よう、今夜は。


 「あなたまだ書いてるの??」

 「あ、う、うん。いや、ちょうど終わった。もう寝るよ。」


 筆をおいて、奥さんと仲良く一緒に寝室へ戻っていったのでした・・・






 ・・・なんちゃって、ものすごい勝手極まりない想像(妄想)にお付き合いいただきありがとうございました!

 いや、でも人間って大昔から変わらないと思うんですよね。それにドイツ人の偉大な大作曲家バッハと言えど、所詮は(?)人間、世の男性と同じはず。

 (そして、ちなみにバッハは超子だくさんで、その数20人!)
 

 こんなこと考えちゃってぷぷぷと笑って、一方的に親近感を抱いて楽しんでしまいます。

 たかだか一つの音符でこれだけ楽しめてしまうのだから、いや~自分、お得だわ。笑


 しかしマジメな話、音楽をするのには、あらゆる想像力なしにはできません。いつもいつも、いろんなことを思い巡らせ、想像力を働かせて、その作品、作曲者、時代、国・・・などと向かい合い、それは自分自身と向き合うことにもつながります。その為に、自分自身のインスピレーションを豊かに養う必要があるのですね。


 まずは、音楽に限らず、みんなで日常的に想像力を働かせましょう!!

 大人になるほど脳みそ固くなりがちですから、なおさらです!!

 お金もかからず、日々がなんだか面白くなるなんて、こんないい事ない!

 想像が過ぎて妄想しすぎは危ないかもしれませんが・・・?笑
 
 

2013年6月21日金曜日

いろいろ

あら、気がついたらこんなに日にちが経っていました!
盛りだくさんな日々を送っております♪

リハーサル・本番、レッスン、演奏会の企画・打合せ、展覧会、とある大学のセミナー説明会、写真撮影、新しいお友達との交流、久しぶりの美容院(笑)etc......

そして一番のイベントは、母が小学生の時から交流を続けているアメリカ人のお友達アリスの日本訪問です!

実家と東京、併せて10日間の滞在。富士山エリアと東京滞在(東京では我が家に宿泊!)をみっちり接待&一緒に楽しんで過ごしました。

富士山は、世界遺産登録目前、私も10年以上ぶりに来られたのですが、世界遺産登録以降は自家用車では来られなくなるそうなので、今回はいいタイミングでした!

しかも天気予報では雨模様のはずが、富士山に着いた途端に青空!!ラッキー!これも日ごろの行い??笑

あとは、普段東京に住んでいても(いるからこそ?)まだ行ったことのなかったスカイツリーからの眺めは特に楽しめました!

遠くには富士山、東京タワーや兄が住んでいるマンション。近場では、墨田川エリアなので私の好きな東京都現代美術館、そこに隣接する木場公園に茂る緑がよく見えました。
スカイツリーソフトを食べながら時間をゆっくり潰して、夜景まで楽しみ、下界(笑)に降りて夕食を食べて、お腹いっぱい胸いっぱい!

 今回2回目の日本訪問のアリス、既に東京名所の定番は前回押さえ済み。今回は私たちの生活圏・日常を一緒に過ごしたいという彼女の意向もあり、私の母校・桐朋学園を見学したり、スーパーで一緒に買い物して夕食を家で作って食べたり・・・。

大学時代に2年続けて参加したアメリカのアスペン音楽祭以来の『アメリカ』モード!英語の文法がどうしてもドイツ語文法になりかけて四苦八苦!自分でも笑えましたが、久しぶりの感覚、凝縮した刺激を得られた数日でした!


あと、今月行った展覧会(『未来を変えるデザイン展』と、『貴婦人と一角獣展』)の、みらデザ(『未来を...』の通称らしい)について少し。
 
これは、地球上に今あるあらゆる問題を、2030年までに誰がどう変えていくのか??それに対して色々な企業が様々な分野での取り組んでいる様子を、それぞれに与えられた白いドームの穴を覗くことで見られるという面白い表現でした。なるほどデザインハブでのデザイン展。

なぜこれを観に行ったかというと、YAMAHAが参加していたというのが一つの理由です。音楽と社会の繋がり、音楽が人と社会に与えられる力と影響。その他の全ての分野も含めて、ヒントや気づき、考えるキッカケを頂けました。


今後の演奏会の打ち合わせも、それぞれ内容が濃いものばかり。
また順を追ってここでもご案内していきますのでお楽しみに!

全ての事や人々に感謝です。


あ、この盛りだくさんの時期に、バスケNBAがファイナル最終戦。そしてこれが終わったらテニスのウィンブルドン大会がすぐ始まります。どちらも一年に一度。

いろいろと、忙しいです(笑)


まだまだ色々ありますがまるで書ききれません!

みなさまも日々生きる喜びを感じられる時間をお過ごしください^^
 
 

2013年6月1日土曜日

車窓より。

 昨日から秋田入りしています。

 新幹線の中でしばし静かな時間。

 車窓からの景色がなんとも美しく、日常の雑念をスーッとキレイにしてくれました。










 自然のエネルギーに勝るものはないのかもしれませんね^^
 
 

2013年5月29日水曜日

触れよう、染みこませよう。

 関東甲信越地方も梅雨入りしましたね。5月。早いですね~!

 我が家のバルコニーでは、毎年植えているゴーヤの種が今年も芽を出し、元気に育ってきました!のびのび大きくなって欲しいです^^


 昨日は、今度新たに出版されるヴァイオリン教材本の取材を受けた後、上野の森へ足を運び『ラファエロ展』と『レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像展』を観てきました。

ラファエロ展は、実は先日、仕事の合間の1時間を利用してチャチャッと観ようと思って行ったらなんと40分待ち!で断念したものの、前売り券を買ってある手前、何が何でも!とのリベンジ。
 しかし平日午後でもやはり15分待ち。。おまけに展示室でも私の経験史上最高な混雑ぶり(--;)今週が最終週とはいえラファエロ人気、すごいです!

 長蛇の列に並ぶのが大の苦手な私は、列の外側からサーッと鑑賞。。本当にあまりの混雑ぶりに正直とっても疲れましたが、しかしやはりラファエロの絵は言うまでもなく魅力的で、なんというか特に、肖像画の表情の、口角が少し上がっているような(なんとなく微笑んでいるように見える)印象。思わずこっちもニヤッとしてしまいました^^


 ふ~。(笑) せっかくここまで来たから、ということで急遽、同じ上野の森の東京都美術館で開催中のダ・ヴィンチ展へ。
 ラファエロが尊敬し大いに参考にしたダ・ヴィンチなので、続けて観るには良い組み合わせでしょう。 (ついでに、このポスターにもなっている彼の絵は『音楽家の肖像』)

 こちらは会期がまだ長いおかげで空いていて静かに自分のペースで見ることができ、気持ちもクールダウン。
 しかし、内容には思わずヒートアップ!!ダ・ヴィンチの解剖学やいろいろなモノの発明設計図のメモ(と、そこへ書かれている彼の有名な鏡文字も!)をたくさん観ることができましたよ!

 作曲家の自筆譜と同じで、本人の手稿が見られるというのは実に興味深くて、そこに本人がいるような錯覚に陥ってドキドキします。



 ・・・と、こうして、時代を超えた「感性」に触れた一日。
 詳しい知識がなくてもそんなこと構わずに、とにかく色々なアートに触れてみたい。きっとそれが自分の細胞の中に染みこんでいくはず!とこれまでも思ってきましたが、先日の出口さん(ライフネット生命の社長)のお話を聞いて、やはりこれでいいのだなぁと改めて腑に落ちた気分です。

 そしてもっと言えば、自分では選ばないような経験をする機会があったらいいな~なんて思います。
 自分からはどうも選ばないような展覧会や音楽や食べ物や国や・・・。思いもかけないようなキッカケによって思いもかけない経験(楽しいことから大変なことまで!そりゃ楽しい方が嬉しいですが笑)が増えていく。

 そうそう、出口さんも仰られていました。自分の大半を占める潜在意識を養う為には、異質・多様な経験を積むこと、現場へ足を運ぶこと、と。

 そんな、さまざまな機会を得られるように、いつも自分を無限に「開いて」いられるように心がけよう思います。本当に望んでいると不思議と来るものだなぁ、なんて思うこと、みなさんもありませんか?^^

 ジャンルを問わず!それぞれの分野はそれぞれに素晴らしい!お互いにもっと求めて交流してその魅力と知り合っていけたらステキだし、言ってみれば、そうしなきゃお互いにもったいない!なんて思ったりするのでした(^^)
 
 

2013年5月27日月曜日

アートの力。いろいろな気づき。

 NBAバスケットがシーズンファイナルで白熱しているとか、昨日26日からテニスの全仏オープンが始まっているとか、そんな話で盛り上がりたい気持ちは少なからず(というかかなり?笑)あるのですが、それは置いておいて・・・

  先日25日(金)に、汐留で開催された『アート×企業=イノベーションの起こし方』というセミナーに参加してきました。
 アートとビジネスについてがテーマのこのセミナーは今回は第二回目。
 今回ゲスト講演をしてくださるライフネット生命の出口治明社長のことは偶然インターネットで見て知っていたので、とても楽しみに聞いてきました。

 心に残ったお話の一部。
 まず始めに、生きることとは自分の世界を理解すること。
 そして、人間が自分で意識できている部分は、意識全体のほんの2割(海の上に顔を出している氷山の一角)で、あとの無意識部分が8割(見えない海の下に広がる氷山全体)で、アートの感性はこの無意識レベルにインプットされるもの。「クラシック音楽よく分からないし~」というのは頭で考えている部分でそれが意識の2割、しかし実は無意識の部分に充分に浸透しているものであり、それがほとんどの8割。
 その殆どを占める無意識の部分が大切で、多様・異質な情報をそこへインプットしていくこと。それがアイディアになる。
 だから、人と同じではダメ、違うことを取り入れる。その為に旅をする=旅行という意味だけでなく、現場へ足を運ぶという意味。

 さらに、今のライフネット生命を立ち上げるにあたって、何かきっかけがあったのかという聴講者からの質問に対して、「ビジネスは恋愛のようなもの=(予期せぬ)出会い」という例えには、出口さんの人間味を大いに感じ、そんなところに多くの方々の共感を得られるのかと思いました。

 人として生きていく、より豊かに、そして成長していくには、この無意識あるいは潜在意識を豊かにするということ。そしてひらめきや直感はそこから来ている。何かを決めるときに、自分の直感が一番正しいのであり、人の意見で決めるのではない。だからこそなお無意識部分を豊かにすることが大切であり、そしてアートはその無意識部分あるいは潜在意識に大きく影響を与えるものだということ。

 どの分野でも素晴らしい方、本当の意味で成功する方というのは、その人間力が素晴らしいという共通点があると感じますが、ただただ苦しい練習やトレーニングを人より多く積んだだけでもなく、難しい勉強を人の何倍もこなすだけでなく、そこにその人のひらめきや感性というのが大きな差を生むのではと思います。
 そしてその為には、人に倣う(ならう)のではなく、自分なりのアイディア、あらゆる知識と経験が必要なのだ、ということを、改めて考えさせられました。


 それにしても、出口さんのお話は、本当にありとあらゆることを勉強されご存知(クラシック音楽のことも驚くほどご存知!)なのに、なぜかそう感じさせないシンプルでやさしい言葉で語られ、親しみやすさと溢れる人間味に感銘を受けるとともに、多くの気づきを与えていただけました。
終了後に会場に残っていた一部の方々とパシャリ!
出口さんのご提案でみんなで右手で『いいね!』しています(笑)
(セミナー終了後にも周囲の方々と気さくに交流してくださり、私も音楽についてオペラやミュージカルや本番のコンディションや影響などなど、いろんな事を会話してくださり、出口さんのその知識とご経験とお人柄にただただ感動でした。)


 クラシック音楽の世界はまだまだ閉鎖的で(特に日本)、クラシック側とクラシックを知らない側両者の壁をどうとっぱらっていくか、アートの力がもっと(経済)社会に影響していくにはどうしたらいいか、最終的に何を置いてもまず「一人の人間」としてどう生きて(成長して)いくか。

 漠然と感じてきたこと考えていることが、こうした素晴らしい機会を得て、その度に少しずつその姿を現してくる手ごたえを感じ、人として成長したいという気持ちが持てること自体がなんて幸せなことなんだろうと思います。日々つねに問うていき気づいていき、ということの積み重ねなのだと思います。



 さて、おまけ!

 一年ぶりにミシンの会に行ってきました!

 同級生の妹ちゃんがプロの洋裁師で、縫い物の楽しさを共有しようと、時々開いてくれます。
 好きな布で作りたいものを言うと、それを教えてくれながら仕上げまでサポートしてくれる!本当に楽しいです!
 これまでは、オーケストラの衣装を入れる袋や靴袋などを凝って作ったり、友達の赤ちゃんの出産祝いにスタイをいくつも作ったりと楽しんできました。
 
 今回は実家にあった余り布で、お財布やスマホが入る小さめ手提げトート!
 こだわりポイントは、リバーシブル!!
 写真は、ひっくり返した状態の2種類です!(取っ手の柄以外すべて同じ作り)


 かわいいでしょ~~♪一年ぶりで大満足の気分転換でした!

  

2013年5月18日土曜日

突然一人でスポーツ談議。

 スケジュールって、なぜか忙しいときにいろいろ予定が詰まり、暇なときは暇、と偏ることがあるのですが、それ分かるな~という方も多いのではないでしょうか?

 今月は、オーケストラのお手伝いのお仕事が、ゴールデンウィーク終盤から休み無く凝縮しています。その中には旅公演もあり各地を移動したりして、なかなかハード!でも初めてのホールで弾けたり各地のおいしいものを食べられることなど楽しめる部分もあります♪ 何事も楽しまなきゃ損ですよね~!

 しかしオーケストラで弾くというのもとってもハードで、長時間座ったまま神経フル回転で音楽するのは、心身ともにかなりのエネルギーを消耗します。なので、いいバランスで気分転換や体力維持をするのも大切な仕事の一つになってきます。

 最近は自宅から徒歩5分以内にできたフィットネスに時々通うようになって、少し体力アップを実感しているところ。


 とはいえ、何かスポーツをバシバシやれるワケでもなく・・・


 となると、スポーツ「観戦」!これホントに気分転換になります。


 というわけで、今日は私が好きなスポーツの話!

 えっと、長いです・・・しかしこれを書くのがまた気分転換てワケで!(笑) お暇な方はどうぞお付き合いくださ~い^^




 まずは、テニス!
 子供の頃から兄がテニスをやっていた影響で、テニス観戦が楽しい。
 好きな選手は、やっぱりロジャー・フェデラーですね~。31歳になりましたが、頑張って欲しいです!
Roger Federer
彼のプレーやフォームなど、素人の私から見ても、とっても参考になり尊敬させられます。他の選手とは比にならないような美しく自然なフォームは、楽器を弾く上で大切なことに通じ、改めて自分のフォーム(ヴァイオリンを弾く)の基本を見つめようという気にさえさせられてしまうんですよ!

 そして人間性というか精神面なども素晴らしいと思います。やはりどの分野でも大物というのは、その人自身が素晴らしい精神の持ち主であるということも証明してくれている気がします。
 ・・・って、褒めすぎ??笑
 
 ちなみに、私も実際に始めようと思ってラケットとシューズを入手しました!



 最近、NBAバスケットボールにはまってしまいました!
 こんなに面白いスポーツを今まで観ていなかったなんて・・・日本でももっと流行っていいはず!
 ボールや選手の動きの多彩さ・・・すごすぎます!そしてあの狭いリングを狙って戦う姿がまた実に男性的~~っ!カッコいい!!
LeBron James

 ファン歴が浅すぎて知識がほとんど無いものの、今カンファレンス・ファイナルという、東西の一位を決め、更にその一位同士が戦うという、シーズンの最終段階ってことでしょうか?(←テキトー・・・合ってますか??)かなり白熱していることは確か!
 レブロン選手すごい!素人の私が見ても惚れぼれします!

 そういえば昔、オリンピックで日本のバレーボールが盛り上がっていた時に、父が「空中だけでボールをまわすバレーよりバスケットの方がずっと面白いと思うけどな~」と言っていたのを思い出しました。
 (※バレーボールの方ゴメンなさい!バレーボールを非難しているワケではありません~!素晴らしいスポーツであるという前提であくまで趣向による話であることご理解くださいませ!)

 うーん目が離せない!!やっぱり、テニスとNBAを観るためにWOWOWに加入しようかな・・・とか本気で考えはじめました。。




 やはりフィギュアスケートでしょう~!
 というのも、音楽家はフィギュアスケートが好きな人が多いのですが、それは共通する点が特に多いことが理由に挙げられると思います。
浅田真央ちゃん♪

 どのスポーツ(や音楽家)でも厳しいトレーニング(練習)を積むことには変わりないのですが、フィギュアスケートは、音楽とともに表現しますね。確実なテクニックを要しますが、ただカンペキなだけでなく、そのスケーティングで伝えるテーマや内容が表現されていること!という点が、演奏と同じく、ただ技術がカンペキなだけでは意味がないところと通じるんですよね。

 そして更に共感を生むのが、試合でのジャッジ。例えば陸上の100メートル走などでは、タイムが機械的に数字として現われそれが事実的な記録となるのですが、フィギュアスケートは人間が「審査」しますね。おまけに、『技術点』と『芸術点』。芸術点とまでくれば、もう審査員の好みや趣向が入ってくることは否めないでしょう。技術点も、それぞれの技にポイントが決められているようですが、前回のオリンピックでもその辺りは物議を醸しました。そして裏で権力や政治が働いている様子も見受けられ、これは音楽の世界のコンクールなどとも共通することで(ぶっちゃけですが!)、そういう点でも、音楽家たちは、彼らの試合を自分たちの経験と重ね合わせて観る部分が多いのだと思います。

 オマケ。もうずいぶん前の話ですが、長野オリンピックの時にフィギュアスケートのチケットがとれず(期間中に思い立って買おうとしたら遅かった・・・当然か!)とりあえず何でもいいから生で観戦しよう!と入手したのがアイスホッケー(チェコVSフィンランド)。これもものすごい迫力でした!

 そして、その少し後に、世界フィギュア大会が長野で行われたので、これは観に行きました!ヤグディン選手が、他とまったく別次元で会場中の人々を一身に惹き付けていたことは忘れられません。

 やっぱり会場での観戦に勝るものはありませんね!演奏会もスポーツも何でも同じです!




 そして相撲。笑 ← ってなぜ笑?失礼な!
 中学生の時に、親友がキッカケで大相撲にハマりまくってました。留学を機に離れてしまったけど、あの熱中ぶりは今振り返っても感心するほど。
 なにせ、桐朋の高校への入学祝いが国技館での升席での相撲観戦だったくらいです。どれだけ好きだったか分かっていただけるでしょうか・・・笑
 場所期間中は、とにかく中継で観ないと気が済まず、自転車かっ飛ばして帰宅。その日の各力士たちの表情などで今日の調子は良さそうだな、とか緊張してるな・・・とか見たり、得意技はもちろん、趣味なども把握していました。どんだけ~??ですね!笑

 地元に巡業に来た時は観にいって、花道を引き上げる小錦関の腕を触ったのですが、見た目によらず硬かった!あの感触、忘れられないわー!

両国国技館
霧島関ともなぜか一緒にちゃんこを食べたことがあります!筋トレも見学させてもらったし・・・!霧島関、男前でしたよ~!
 なんというか、好きだとチャンスが訪れるんですねぇ??

 留学から帰国したばかりの頃、仕事で国技館で演奏する機会が訪れ、いや~まさか自分がここでヴァイオリンを弾くとは!と驚きました。しかも力士たちの控え室や、力士用の大きなお手洗い!いやはや~!言葉もありませんでした。笑




 サッカーは、特に好きというワケではないのですが、ドイツ時代には関心持っていました。というか、持たざるを得なかったというべきか。
 なにせ、ドイツはサッカー大国で、スポーツと言ったらサッカー一色というか、日常がサッカーと言っても過言でなかったかも。なのでもうその流れに乗るしかない!みたいな。

 ドイツ留学中に、ドイツVS日本という試合があり、日本人の友人と「ドイツ人に習って、これはカフェで試合観戦をするしかない!」と意気込んで実行したものの、ドイツでドイツ人に囲まれてのこのアイディアは間違っていたか・・・泣、3-0で日本が完敗、試合後にドイツ人から「悲しまないで!」と余裕の一言。あれ、私ってこんなに愛国心あったっけ???と驚かされるほど悔しがる小さな日本人2人!笑

Badenova Stadion in Freiburg
帰国する前には、せっかくだからと地元のチームの試合をスタジアムに観に行きました!すると、0-0の同点から最後のロスタイムに相手選手への超ぬる~いパスにより点を入れられるという、まさに目を疑う流れ!みんなで「コラー!」と怒り、帰宅して仲間とビールを飲む!!
 という、これも楽しすぎる思い出!思いだしただけで笑えます!一生忘れないな~!

 ちなみに、ドイツ人にとってスタジアムにサッカー観戦に行くというのはかなり日常的な娯楽で、ちょっと映画観に行くとか、今日はカフェでランチしようか、みたいな感覚です。そして演奏会に行くのもそれと同じように彼らの生活に浸透していたんです。その辺りの文化の違いをとても感じました。






 ふ~っ。なんか一人盛り上がって書き綴ってしまいました。。

 とにかくやっぱり、どんなものでも生で観るというのは最高ですね!
 その醍醐味は、なんといっても臨場感!!


 今の夢は、テニスのウィンブルドン大会の決勝戦と、NBAの試合を生で観る事ですね~!

 ちなみに、ウィンブルドンの決勝戦のチケットを取るのは宝くじ並みに難しいと聞きました(泣) NBAはアメリカまで行かなきゃだし。。

 ま、とにかく「夢」ですよ♪「夢は大きく♪」笑
 (相撲の時みたいに、もしかしたら思いがけないチャンスがめぐるかもしれないし♪)

 実際には、ウィンブルドンでもNBAでなくてもいいし、どんなスポーツでもいいので、何か観にいきたいな~。



 日常を忘れて、感動と興奮を心に残してもらえるスポーツもコンサートも、やはり会場で楽しみたいものです!

 というわけで!
 みなさんも、コンサートにも気軽に足をお運びくださいね!←強引なまとめ(笑)


 いやはや。
 ここまで読んでくださった方、私の気分転換にお付き合いいただき本当ににありがとうございましたー!(*^ ^*)
 
 

2013年5月8日水曜日

三菱一号館美術館 ~ 一駅散歩

 やっとやっと、行ってきました、三菱一号館美術館。
 今月26日まで開催中の『奇跡のクラーク・コレクション - ルノワールとフランス絵画の傑作 -

 今日はリハーサルが新小岩であり、お昼過ぎに終わったので、そのまま東京駅へ。


 初めて来た三菱一号館美術館。
 敷地内に入ったとたんになんとステキな中庭!!
 


 今日は雲もない快晴!庭にはバラも咲いていて、そこのお店のテラスでコーヒー飲んだり、中庭のベンチで寛ぐ方々・・・すぐそこが大通りだなんて思えない、癒しの空間がそこにありました!



 わ~なんでもっと早く来なかったんだろう・・・?いや、でも初めてきたのがこんなにステキな季節で良かった!

 美術館。外観もさることながら、内部も趣のある雰囲気。部屋を移動するときの木の床を踏みしめる時にもそれを感じます。

 展覧会も素晴らしい作品が凝縮されていて見応えがありました。そして何と言っても特筆すべきは、やはりこれらが個人(クラーク夫妻)の収集品だということでしょう!正に『奇跡』というタイトル通りです。

 この素晴らしい作品たちを、次にいつ観る事ができるのか・・・とか考えながら、しっかり楽しんできました。

 そして見終わってからこの中庭の雰囲気を楽しみたくて、遅いランチをそこのレストランで頂き腹ごしらえ完了。


 さぁここからです(笑)

 どうも最近、お天気が良くて、良い絵を観ると、気持ちも晴れるのかエネルギーが沸くのか、テクテク歩きたくなってしまうみたいで。。

 日比谷通りをまっすぐ北上すると、好きな下町エリア神保町か小川町の方にでられるな~(もちろん帰路に使う駅ですが)と目的地を見据えつつ、まだ一度も足を運んでいない丸ビルや新丸ビルを横目に、普段歩くことのない東京駅周辺のビルが立ち並ぶエリアを歩き進みました。

 ・・・う~んここはやっぱり、今度あらためて楽器無しで来るべきだわ~(笑)

 目に入ってくるお店に立ち寄りたくなり、しかし今日のリハーサル会場が駅から1.5キロ、往復3キロ徒歩。更に美術館も堪能して、その間ずっと楽器を背負い続け。そして楽器があるとあちこち見て回るには自由がない。。


 神保町まで、というプランは即変更!←あっさり

 結局、東京駅から大手町駅の一駅でしたが、普段歩かないところを散策するのはやっぱり楽しい。

 美術館もまた来たい。そして次はリニューアルした東京駅もゆっくり観たいな!


 英気もばっちり養われたし、たくさん歩いたし、心身ともにいい感じ!

 明日は演奏会本番でブルックナー。お陰でがんばれそうです!

 みなさんも良い時間を^^
  

2013年5月3日金曜日

『LOVE展』関連プログラム

 先月末、ベルネザールでの本番の翌日29日に、六本木ヒルズ内で行われたアカデミーヒルズでのセミナー『六本木アートカレッジSPRING 2013―アートでLOVEに出会う―』に参加してきました。

 これは、そこの森美術館で4月26日から開催されている企画展覧会『LOVE展』(六本木ヒルズ・森美術館10周年記念展)の関連イベントで、それに出展している方や、その他いろんな芸術家・専門家たちが、愛をテーマにそれぞれの視点から講義してくださるというものです。

 展覧会自体には、既に一ヶ月前から前売り券を買って行く気でいたのですが、このセミナーの存在に気が付いたのが2日前。本番の翌日だしコレは行くしかない!

 講義は好きなものをいくつでも選べるというもの。私は3つ聴いてきました。

 それぞれ興味深かったのですが、一番感銘を受けたのは、アルフレド・ジャーさんの活動です。
 『困難をみつめて』というタイトルでのお話を聴きました。

 タイトルは重々しいイメージですが、決してそうではなく、それはあくまでも彼の活動理念にあります。

 彼はニューヨークに住んでおられ、世界中の各地に赴き、その土地に起こっている問題と向かい合い、それを解決できるように良い方向へ導いていく方法を、実に独創的な発想と方法で提案し実践する、というものです。

 また、とても共感を覚えた、または感銘を受けた彼の考え方は、自分の発表の場を美術館や展覧会から外へ飛び出し、自分の足で外の世界、現場へ出向いていく。そして、その土地とそこの文化や人々のことを理解するためには、そこを一瞬訪問するのではなく、そこへ長く滞在し(時には何年もかけて)、そこの土地や人々、そしてその問題を理解していく、というもの。

 どこかのドラマではありませんが、事件は現場で起こっている!みたいなもので、机上であれこれこねくり回した独りよがり?な作品を閉鎖的な空間で訴えるのではなく、現場で現状を知り、それに対応していく。その通りだと思いました。


 そして、世界の各地で、そこに必要とされているものに対して彼が必要とされ、そこへ彼ならではの深い洞察力と発想で切り込んでいき人々の生活や心を動かしていく、という活動は、本当に素晴らしいと思ったし、なんと言ってもアートならではの影響力を見せ付けられました。

 今私にできることといったら音楽になりますが、これから歩んでいく人生の道に、大きな泉を与えてもらえたような、素晴らしいインスピレーションとアイディアを見せてもらえた気がしています。


 いろんな人々、いろんな活動、いろんな知識を、こうして知る・学ぶことができる場というのはとてもありがたいです。そしてこれからもっともっといろんな事を知って、そこで自分にできることを生み出していきたい、と改めて思わせてくれた時間でした。
 

2013年4月29日月曜日

終了しました ~ ベルネザール 4月28日(日)♪

2013年4月28日(日)

わたなべ音楽堂ベルネザール 14:30開演 (14時開場)
3,000円 (学生1,800円)  チケットお問い合わせは↓

takumi.tanaka@gmx.net または bellne_saal@topaz.dti.ne.jp

田中拓未サロンコンサートシリーズ Vol. 29

"デュオ・リサイタル"

J.S. バッハ : ヴァイオリンとチェンバロの為の6つのソナタより 第6番 BWV1019
L.v. ベートーヴェン : ピアノとヴァイオリンの為のソナタ 作品30-1 イ長調 第6番
R. シューマン : ヴァイオリンとピアノの為のソナタ 作品121 ニ短調 第2番

 
 
 ピアニストの田中拓未さんは、同じ留学地フライブルクで知り合ったピアニスト。彼が日本に帰国後に、「ドイツでは、音楽を楽しむことは、朝にパンを食べるように自然なこと。」と、音楽が生活の一部になって欲しいという思いから始められた彼の地元でのサロンコンサートシリーズは、なんと今年で6年目だそう。これまで何度か私にも出演依頼をいただき、今年も2年ぶりに、このわたなべ音楽堂で、いつも足を運んでくださる温かいお客様と時間を共有する機会を与えられたこと、とても嬉しく、また気の引き締まる思いもあります。今自分にできることの全てを費やせるように、そうして自分が音楽とそこにいる人々とを繋ぐ大きなパイプになれるように、当日まで進んでいこうと思います。

  今回のプログラムは私にとってどれも初めて取り組む作品ばかりでかなりのチャレンジですが、今の私にとって、やはり特筆すべきはシューマンです。

 精神障害を患っていたシューマンですが、だからこその人間の持ち得る感情の幅・可能性をここまで表現できたのではないかと感じます。まるで花びらが舞い落ちるときに表と裏が回転するように、音のひとつひとつで感情がめまぐるしく入れ替わり、それをしかし決して発作的でなく、あくまでも構成的に、そしてある意味客観的に体現している・・・ただただひれ伏す思いです。とてもエネルギーを要し、またエネルギーを与えられます。

  ・・・と、シューマンの作品の紹介はちょっと重く?なってしまいましたがっ!

 寒くて暗い冬から一気に開放され、太陽の光、木々の緑や花々の彩、生き物たち、人々の開放感、そんなドイツの春をイメージできる時間を、演奏会でみなさまと共有できることをとても楽しみにしています。
 
  

 さて!
 最高の青空と、多くの温かいお客様に恵まれて、昨日演奏会を終えることができました!
会場も2年ぶりでしたが、ますます音がなじむようになっていてとても弾き易かったです。

 個人的には、うあーまだまだだー!と思い知らされることが本当に多かったですが、私がしつこく書いてきた、シューマンの大作も何とか弾ききることができました!いや~。この曲、もっともっと弾いていきたい!
あとバッハ、全6曲中の後半4~6番は全て弾いたので、あとは前半3曲を挑戦したい。ベートーヴェンは残すは1番と4番の1楽章以外(学生時代に試験で1楽章だけ課題で弾いたという中途半端さ^^;)で全曲になります。

 あと少しだ!ベートーヴェンやっぱり本当に好きです。

そして、今回はこの田中拓未くんのサロンコンサートシリーズの常連のお客さまの中から、大きな花束とチョコレートをくださったお二方がいらして、終演後に直接お礼を申し上げられなかったのが心残りですが、そのお心に感激、そして本当に感謝の思いです・・・!ありがとうございました!



 あと、この日は両親の結婚記念日。 さらに両親の学生時代からの友人ご夫婦も、この2日後が結婚記念日・同じ年数!
 ということで、演奏会の後は、この二組の夫婦と、共通知人である先輩ピアニストと6人で、この素晴らしき記念日をおいしいディナーでお祝いしてきました~♪

 うーん、濃く充実した一日。全てに感謝です。

 もっともっと色んなことに意識を持って経験・吸収して内側に取り込んで、それを外側に還元していきたいです。

 まだまだ青い私ですが、みなさまからの叱咤激励を支えに、これからも自分なりに求めていきます!そしてそんな周囲のみなさまに感謝の気持ちを持ち続けることを忘れずに!です。
 これからもどうぞ宜しくおねがいいたします!
 

2013年4月27日土曜日

明日です!

 気が付いたらコンサートがもう明日!

 今日はピアニストのお宅で、最後のリハーサル兼ホームコンサートとして全て本番と同じように演奏してきました。
 この為に集まってくださった方々に心から感謝です!!
 そしてその中には、さらに明日の本番にも来てくださる方もいらして、なんて言ったらいいやら言葉もみつからないくらいありがたいです。やっぱりいろんな方に支えられてこうして自分がいるんだな~って感謝の気持ちあらためて!です。

 帰宅したらもう夕食の時間。昨夜チャチャっと作っておいた、チキンと野菜たっぷりのトマト煮を食べて、エネルギー補充もバッチリ!

 今回のプログラムは、全て初めてチャレンジする作品ばかりで、特にシューマンが大曲です。

 練習ではいろいろ苦しいことだらけです。でもまたお客さんと音楽・空間を共有できることが楽しみ。ほんとコレは最高の贅沢です。だから本番まで苦しくても続けられるんですね!

 さぁ、明日のドレスの確認しなきゃ!
 お天気にも恵まれそうです!
 今夜はぐっすり眠れますように。

 皆さまもどうぞ良い夢を・・・^^

2013年4月22日月曜日

一日のスタートに

 季節逆戻り?の寒い週末が過ぎて、今日はまた春の日差し!

 今朝は久しぶりにゆっくり朝ごはん。
 いつものコーヒーをカプチーノに♪

 最近流行りの豆乳で作るのだけど、成分無調整豆乳そのままだと青臭さがあるので、泡立てる時にお砂糖を少し加えます。

 このお砂糖も、黒糖やきび砂糖よりも「てんさい糖」だと臭みが消えて自然でやさしい甘みに仕上がること発見!!!うれし~♪

 ミルクフォーマーは、ドイツで400円くらいで買ってきた軽くてコンパクトなもの。良い仕事してくれます!

 いい気分で朝を過ごせると気持ちも頭もスッキリ!インスピレーションも高まる。

 一日のスタート、みなさんも良い時間を(^^)
 

2013年4月21日日曜日

大地震。

 
 先日の淡路島や三宅島での地震に続き、中国の四川省雅安市でも大地震が起き、大変な被害が及ぼされていますね。本当に胸が痛みます。

 雅安市から近い四川省の省都・成都市出身の中国人の友人(音楽家・ドイツ在住)に、ご実家は大丈夫かと問い合わせたら無事とのことで安心しました。

 成都市は私の出身地と友好都市でもあり、とても穏やかでいい所だと言う友人知人が身の回りに何人かいて、私は行った事はないものの身近に感じるところ。
 そして私の大好きなパンダのパンダ研究所もありますね。5年前の大地震でも大きな被害に見舞われていましたが、大丈夫なのでしょうか?


 さて、2011年の東日本大震災が起きたとき、演奏家は何ができたでしょうか?

 私がいた東京や首都圏でも、地震直後は予定されていた演奏会の殆どが公演中止となり、できることは何もなく、それぞれが日常をなんとか送っていくことに専念するばかりでした。なんともどかしかったこと。
 そしてそのうちチャリティコンサートで募金を集めたり、現地へ赴いて演奏をしたり、という活動へと移っていったのでした。

 私もその時の大地震のあと、3月末に長野県で出演した演奏会では、被災地へ祈りを捧げると共にそこで、被災地から届けられたある声に胸を打たれました。

  「みなさんのお陰で救援物資などがたくさん届きとても感謝しています。そして今私たちが欲しいのは合唱や音楽なんです。」

 音楽は人の心を癒したり力づけたりと、心を動かす大きな力を持っています。そこに音楽が必要とされているのなら、それが自分にしかできないことなのであれば、喜んでその役に立ちたいと改めて思うのです。

 映画『タイタニック』で船が沈没していく中で、最後まで演奏し続けた音楽家たちが話題になりましたが、あれはまさに音楽家の究極の姿と言えますね。


 東日本大震災の被害もまだまだ続く中、淡路島や雅安市の地震、そしてこれからも大地震はやってくるでしょう。

 いつ何がおきても後悔しないような日々の行き方。(・・・これって実はとても大変なことだと思います。でもそれを目指す、ということ。)

 そして、一人の人間として、また音楽家としてできること。
 
 私も、今できること、そして素直に自分がしたいと感じることを精一杯やっていこうと思います。
 
 

2013年4月13日土曜日

『The Giving Tree』

 私の大好きな絵本。 子供の頃、当時習っていた英語の先生から頂いたもの。

 「これとてもいい本なのよ、簡単だからなっちゃんでも読めるから!」
 ・・・確かに、日本の中学生以下の英語力で充分分かります。(むしろ私には丁度良い^^;)

 高校生くらいにふと思い出してこの本を開いてみて、読み進むほどに涙が溢れました。それから何度も読んでみるのだけど、そのたびに欠かさず涙が出ます。
 とにかく胸がいっぱいになるんです。

 一応、簡単に説明すると、一本の木と男の子の一生のお話で、『無償の愛』を描いています。見返りを求めず、相手が必要としているものを必要としている時に与える、自分の身の全てを捧げることを何もいとわず。

 正に、その名の通り、『与える木 - The Giving Tree』。

 わが身の全てを残らず与え、最後に本当に幸せを得るんですねぇ。残るのは物質の豊かさではなく、心の豊かさです。

 実際に、人間の人生でそれを置き換えたら、どうでしょう。
 与え続けて、最後に自分の人生は幸せだった!と思える時は、擦り切れ果ててボロボロになっている時かもしれません。。
 

 そこで、音楽を演奏することで人に何かを伝えるには、自分の身がボロボロでは残念ながら厳しいものがあります。提供するものがなければ提供できません。内面はもちろんですが、この場合、外面(ここでは体力と考えます) もです。

 しかし、作曲家で言うなら、ベートーヴェンなどの、精神も身体も極限の状態へ追い込まれてこそ、この世に生み出された傑作と言うものがたくさんあります。


 さて。この現実の難しさや厳しさは常なるテーマではあります。それを書き始めると終わらないのでココでは控えますけど(笑)


 でも、この本は、この現世の雑念にとらわれがちになる日常の中で、一番大切な気持ちを思い出させてくれる、私のバイブルみたいなもの。


 みなさんも是非読んでみてください^^

 きっと、あぁこれでいいんだ、という安堵と温かい気持ちになれるはずです。

 あと、なんと言っても、絵がかわいらしいんですよ!癒されます!
 
 

2013年4月9日火曜日

出会わないことに出会う、とは?


    GESTALT GEBET
    ゲシュタルトの祈り

   Ich lebe mein Leben und du lebst dein Leben.
   私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。

   Ich bin nicht auf dieser Welt, um deinen Erwartungen zu entsprechen -
   私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。

   und du bist nicht auf dieser Welt, um meinen Erwartungen zu entsprechen.
   そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。

   ICH BIN ich und DU BIST du -
   私は私。あなたはあなた。

   und wenn wir uns zufällig treffen und finden, dann ist das schön,
   でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。

   wenn nicht, dann ist auch das gut so.
   たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。
  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 新年度も始まり、別れもあれば出会いにも溢れる時期ですね!
 私も、最近色んな分野の色んな方との出会いが増えていて世界も広がり、日々とても新鮮な刺激を与えられています!
 そして、まだまだ出会っていない人たちもたくさんいます!

 『出会い』というところで、興味深い文を見つけました。
 それを解説してくださっている投稿があったので是非ご覧ください。
↓↓↓↓↓


 出会いのことはちょっと置いておきますが、この解説の中で、おーっと思ったところ。

 「私たちはよりよい状態である事を願い、そうなろうとする事(ポジティヴだとか前向きだとか)を良い事だと考えるように訓練されています。しかしパールズによればこれは「自虐」であり「ポジティヴ教の信者」なのです。」

 なにしろ、私の場合はヴァイオリンですが、特に芸術やスポーツなど、終わりなくより良いもの・進化を求めて日々精進している者にとって、まさにここで言う「ポジティヴ教の信者」にもれなく当てはまるのではないかと。。
 いつも客観的に分析して改善策を見出していくということが、もはや生活全般においてもクセになっている私にとっては、この内容はある意味とても気持ちよく感じられました。

 先月の投稿"おもうこと。 "でも少し触れた、Don't think, feel!! と、私の中で繋がるものもあります。


 「私は私、あなたはあなた。」  自分を生きること。
 「出会えないことに出会っている」  すべてが出会い。

 そして、
 「今あるもの、すべてに出会う事。それが壊れているなら、治さない」   あるがままに。


 そう。あるがまま、もっともっと自分らしく、いつ天災が来ても、ミサイルが飛んできても後悔のないように、自分の気持ちに素直に自然に従って、それを求めて日々を生きていきたいなぁと改めて感じる新年度の今日このごろ^^


 出会うことも出会わないことも素晴らしい、どちらも出会い。

 みなさまにもそんなステキな出会いがたくさんありますように!
 そしてのびのびと日々を謳歌できますように!


2013年4月6日土曜日

エル・グレコ展~下町散歩。

 今日は午後から雨模様になりましたが、昨日はまるで初夏のような一日でしたね!
 昨日は、朝からのリハーサルを終えたあと、7日まで開催の『エル・グレコ展』に滑り込んできました。

 恥や批判を承知で言ってしまいますが、、、

 今までバロックやルネッサンスの宗教画には、もはや退屈で見飽きていた、というのが正直なところです(スミマセン!なんとヒドイ・・・お恥ずかしい限りです)。
 それが「最近の」私にとっての宗教画でしたが・・・。。。

 すべてを覆されました!!

 先日観たルーベンスとは30年ほどしか違わない時代に、しかもエル・グレコの方が古いのですが・・・もはや斬新ささえ感じました。

 その存在感。でも決して押し付けではない。
 展示されていたご本人のメモなどの文献によると、観る者にいかにもっとも美しいバランスで表現して伝えるか、ということを、とっても研究なさっていたようです。

 いや~、難しいことは何も言えません。
 ただただ、圧巻でした。。
 「まいりました~!」


 圧倒されながら、とても充実した気分。


 そのあと所用のため御茶ノ水から小川町の都営線へ乗り換えだったのですが、お天気の良さ、気分の良さ、なんだかそのまま歩きたくなり、小川町から神保町まで「一駅散歩」してしまいました。


 この辺りを歩いたのは生まれて初めてで、靖国通り沿いに神田小川町にはひたすらスポーツ用品店が立ち並び、神田神保町は噂通り古本屋さんがひたすら連なるという光景・・・!おもしろい!!!

 下町っていいですねえ!
 東京に住んでいながら東京をぜんぜん知らないんだなぁ、もっと知りたいなあ!って思いました。


 さぁ、長くなりましたが、ここで特筆したいこと。

 充実の一日だったので、帰宅してからの練習もいつもよりはかどった!

 気持ちが満足って言っていますよ!笑
 そして一日たった、雨の今日でもまだまだ続いています。

 これはまさに、アートの力、気候、そして軽い運動効果??

 セールで買い物するよりもずっと満足。(例えがカルくてごめんなさい~)


 そして、明日ももっと充実させますよ~!
 
 みなさまも心の充実を得て、良い日曜日をお過ごしくださいね^^
 
 

2013年4月5日金曜日

小澤さん!

 先ほど、NHKの番組に小澤征爾さんが生出演されたのを観ました。
1年以上の休養をされていて、つい先日、10分間舞台で指揮されたことも話題になりましたが、何よりお元気そうなお姿を久しぶりに見ることができて、本当~~に!嬉しくなりました!!!
  そして、今までよりも時間がある今、もっともっと勉強したい!!とおっしゃられておりました。もうどこまでも頭があがりません・・・!
また音楽を爆発させて届けてくださるのを、私たちはもういつまでだって待ちに待っています!!

 小澤さんが仰った言葉。「音楽ってすばらしいな」

2013年4月3日水曜日

ルーベンスの赤

 今日はいつもの渋谷駅乗り換えの時に、とっさに降りて、Bunkamuraで開催されているルーベンス展に寄ってきました。

 展覧会に行くのが好きです。とっさに行くのもね(笑)

 今日はなんか久しぶりな気分。一番最近行ったのは1月、東京都現代美術館で開催されていた『アートと音楽』展。その前は昨年10月にブリジストン美術館での『ドビュッシー展』か。

 ・・・好きな割りにたくさん行けてないのが現実だわ。。(笑) いやいや、だからこそ今日やっと行けて嬉しかった!

 音楽も美術も、『アート』って、受け手側が自由に感じていいもの。 誰でもいつでも、自由でいられるもの。
 そこが何よりの魅力だと思う。

 私も、詳しいこと何も知らないし分からない。絵の構図がどうだとか、どんな材質だとか、専門的なこと一切!

 でも、とにかく直接この目で見て、自分なりに「何か」を感じる。
 その感覚や空間が好き。

 今日のルーベンスの絵で私が気になったのは、絵の中に必ずといっていいほど現れる『赤』い色。
 朱色っぽい、オレンジががった、強い情熱的な赤というより、温かみのある赤っぽい色。

 とくに印象的だったのは、イエスが死後3日で復活した瞬間の絵。

 なぜインパクトあるんだろう?って思ったら、
 イエスの傍らで彼にかかった白い布を持っている天使が、全身に赤い布を纏っている!(大抵は白い布か裸)
 しかもその天使の姿は、たくましく瑞々しい青年。

 なんとも、イエスが生き返った、その生命感やエネルギーを感じたなぁ。

 そして赤って、血とか温度(温かみ)をイメージさせる、まさに命を連想させるのね。
 

 そんな事感じながら、楽しんできました(^^)


 最後に、展示作品リストのパンフレットのラストに載っていた、ルーベンスの言葉を引用しますね^^


私は平和を愛する人間であり、策略やあらゆる種類の紛争をペストのように憎悪しています。そして、心の平穏の中に生き、公的にも私的にも、多くの人々のために役立ち、誰も傷つけないことこそが、すべての名誉ある人物の第一の願いであるべきだと信じています。全ての王と貴顕たちがこのような見解であるとは限らないことを残念に思うのです。王たちが犯すいかなる過ちにも、民衆は苦しむことになるのですから。―― 1635年8月16日 ルーベンスがペレスクに宛てた手紙より
 
 

2013年4月2日火曜日

新年度♪

 昨日から新年度が始まりましたね!
 今年は4月1日が月曜日。なんとキリがいいのでしょう!

 会社では入社式が行われて、各部署などで新入生歓迎会なんかで盛り上がる時期なんでしょうね。
 新しい仲間を迎えて新しい空気が混ざり、これからまたみんなが意識をひとつに持って仕事やプロジェクトをこなしていくんですね!
 私の生活にはないことなので、そういう環境にも憧れを抱くんですよ!想像しただけでワクワクドキドキします。(かなり勝手な想像ではありますが^^;)

 今も書きましたが、私の生活には『新学期』というものはないので、ただただこれまでもこれからも続いていく、そんな感じですが、でも世の中のこのワクワクした雰囲気、そしてなんといっても日本が誇る桜!この時期はやっぱり気持ちが踊ります!


 新しいことといえばタイムリーにも、今日、今月28日の演奏会の初リハーサルが行われました。
 今回演奏する3曲は、私にとって、どれも初めて取り組む作品ばかり!!
 新しい!!!
 脳みそがビリビリ!!

 3曲ともどっぷりとドイツの作品ですが、ドイツの春と言ったら、寒くて暗い冬から一気に命を取り戻したかのように芽を吹き出す植物たち、人々のソワソワ感、生きてるぞ!!ってエネルギーに溢れるこの季節が本当~にステキで、全身で思い出されます。

 聴いていただける方々に、少しでもその生命力、生きてるってスバラシー!って気持ちになっていただけるように、練習も勉強も頑張っていきたいと、今日あらためて思いました。

 なんか、新学期って、気持ちがフレッシュで前向きになれていいですね!!
 
 みなさまにもたくさんの希望がありますように♪
 
 
 

2013年4月1日月曜日

中学3年間。

 最近あらためて感じること。

 ミッションスクールの中学校での生活。

 私はキリスト教徒でもないし、なるつもりも予定も無いけど、あの3年間の生活が今の自分に大きな影響を与えてくれているんだなぁと改めて思う今日この頃。

 3年間、毎日毎日行われた礼拝。クラスで朝礼と帰りの礼拝、定期的に中学合同、時に全校礼拝(高校まで一貫教育)など。その礼拝のお祈りの中で、必ずといっていい繰り返された言葉。

 例えば「世界には飢えや渇きに苦しんでいる人たちがいますが、その方たちにわたくしたち以上の恵みがありますように・・・」

 正直、定形文のように、決まり文句のように、「とりあえず」唱えていたかもしれない(笑)。それでも、いつもそういう気持ちや考えに触れながら生活していた事で、それは自分の細胞に染み込んでいくものなんだと思う。

 漠然とした大きな発言かもしれないけど、世界から戦争がなくなって欲しい。みんなお互いを認め合って助け合って仲良くなれたらいいのに。音楽にはその力があるはずだし、自分も音楽をやっている以上何かその役に立ちたい、どんな小さなことでも。っていつも思ってきた。

 「自分の人生や幸せ」について考えて悩むことは当然あるし、むしろそれは日常のことでもあるけど、『自分が幸せになること』と、『人のために』ということは、正反対のようで同じことなんだという事も、最近改めて感じるようになり、そこでもあの3年間がふと頭をよぎるようになった。

 もちろん、このようなキッカケでなくても、あらゆる体験から同じ考えを持つことはできるし、キリスト教に限らず、世界中に共通する考え方だと私は思う。

 私の場合はそれが偶然ミッションスクールでの体験によって、よりスムーズに導いてもらえたと思っているし、毎日教えられてきたことが、年齢を重ねてきたことで、実感として結びついてきたのかもしれない。
 
 さぁ、今の自分にできることを精一杯やっていこう。ワクワクしながら!
 
 

2013年3月31日日曜日

アンリ・マティスの目

 「この世の生きとし生けるもの。命あふれるものたちに恋をして。

 悲しみは描かない。苦しみも、恐れも。重苦しい人間関係も、きなくさい戦争も、ただれた社会も。そんなものは、何ひとつだって。
 
 ただ、生きる喜びだけを描き続けたい。」


※ 『うつくしい墓~アンリ・マティス』 著:原田マハ より
 
 

2013年3月30日土曜日

予期せぬことが起きたら?

 最近は、更なる新境地開拓へ向けて色々なアイディアを試行錯誤したり動いたりしているのですが、この一ヶ月くらいは特に人生初の試みに向けて思いを巡らせてもがいています。
それが何かは現時点でココではお話できないのですが・・・(笑)

でも、イメージしてそれに向けて動いていれば道は開ける!
と勝手に思い込んでいます。

ポジティブ万歳!


そこで!!!

もしもそれを覆すような思いがけない事が起きて、その指標が全く別の方向に強制変更されたとしたら???

それが自分が全く求めていないものだったら??

ものすごくキライなものだったら??

ポジティブに進んでいながら、いきなり何を言うんだ、と思われるかもしれませんが・・・
でも、そういうこと、あり得ますよね。

しかも私の場合、もともと慎重な性格でもあるので(幼い頃には親から「石橋を叩き過ぎて壊す」と言われました・・・汗。今ではずいぶん軽くなったとは思いますが~笑)、そんな事があれば動揺もするし、悩みます。

でも大丈夫。ポジティブな話です。

イメージしたことに向かって一生懸命進んだ先に現れた道なのであれば、それはきっと一つのチャンスというもの!

『ピンチはチャンス』

よく耳にする言葉ですねぇ。まさにそんな感じ。

もし全能の神様がいるといたら、自分のような拙い想像力なんて遥かに超えているはず。そしてそんな神様が与えてくれたものなら、少なくとも、無駄ではないでしょう。
それどころか、あたらしい価値観に目覚め、キライだったものが好きになり、知らなかった世界が開けるでしょう。なんという素晴らしいプレゼント!
そう、全ては気持ちや捉え方、向かい方次第。


タイムリーにも、こんな言葉を目にしました。

『目標を定めてキャリアを積み重ねても「予期せぬ出来事」によって方向変換しなければならなくなる時がある。そんな時でも、その偶然を前向きにとらえ、積極的な行動で前に進めば「偶然を必然として」とらえることができる。(ジョン・D・クランボルツ「計画的偶発性理論」より)』


はい。まさに同感です。


今、私がイメージして進んでいる先はどうなるでしょうか???

楽しみですねぇ♪ワクワク


さぁ!

いよいよ一ヵ月後に迫った、わたなべ音楽堂での演奏会の準備にも、いよいよ本腰を入れていきますよ~~♪

ご興味のある方、是非足をお運びくださいね!
 
 

2013年3月26日火曜日

パスポート区切り。

 
 昨日2013年3月25日をもって、パスポートの期限が切れました。

 これを見ているとこの10年の自分史(?)が詰まっているな~なんて感慨深くなります。

 まず目に留まるものは、ドイツ留学中の学生ビザや職探しビザと、2回に渡る中国の労働ビザ(オーケストラ・ツアー)。

 その他、思い出深いものとしては、ポーランドのワルシャワの空港。入国してからロビーには警備にあたっている兵士がみんな長い銃を携えていたこと。緊張が走りました。

 トルコのイスタンブールも初めてのイスラム圏として強烈な体験として今でも自分に大きな影響を与えてくれています。

 一番多い、フランクフルト出入国の記録。フライブルクからも近く、成田への直行便が多く就航しており非常に利便性が高かったフランクフルト空港ですが、ヴァイオリンの持ち出し込みで大きな事件が続いている今では、利用する側の意識もすっかり変わってしまいました。

 その他いろいろ、見れば見ただけの記憶が蘇ります。

 ドイツに居たころに、近隣諸国に身軽に足を運べた経験は私の人生でも大きな財産となっています。海に囲まれた極東の国日本にいると、ちょっと電車で足を伸ばしてお隣の国の空気すってこよ~。という気軽さがないのが歯がゆいところでもありますが、これからもっともっと自分の知らないところの文化に触れたり体験できる機会がたくさん持てたらいいなあと思っています。

 次のパスポートには、これからどのような新しい軌跡が刻まれていくのか・・・。

 未来は希望ですね!
 
 
 

2013年3月23日土曜日

おもうこと。

 最近おもうこと。

 こんなチッポケな自分でも、もっともっと他人のために世の中のために役に立ちたいなぁ。
 音楽家としても、そして一人の人間としても。

 音楽を仕事にできることは世界中でも本当に幸せなことだと思うし、またたとえ私から演奏することがなくなっても、一人間として私を必要としてくれるところで自分にできることをしていきたいなぁと思う。

 社会の中で芸術の力を必要としている人たち(しかもそれが一見芸術と無関係に思える世界だったり)に、音楽家としてできる方法を探っていきたいし、日々の生活でも自分以外の誰かが笑顔でいてくれるように、小さなことからひとつひとつを温かみをもって大切にしていきたいな。


 最近のブームの言葉。

 『考えるな、感じろ! ~ Don't think, feel!

 ブルース・リーの有名なセリフで、感じながら行動に移していくことを教えています。


 これは、ドイツ留学中に室内楽のリハーサルで、音楽を演奏する事において友達が教えてくれたのだけど、今はこの言葉が生き方全般において、再び脳裏に響いてきた。

 その瞬間しゅんかんで、自分の第六感や潜在意識を大切にして、感じながら行動していく。
 思考から決断・行動すると、とても理性的で理論的でありながら、実は本当に必要とされていること、本当に大切なことを自ら手放すことに繋がることにも気が付いてきたから。


 自分にできること。
 と言うよりシンプルに、人として生きること。

 それは、ただ感じてそれに従うこと。

 そうして、私という小さな存在でも、誰か、何かの為に生きられる幸せを、もっと見出していきたいと思うんだな~。
 
 
 今日もみなさんに笑顔がありますように(^ ^)
 
 

2013年3月18日月曜日

備忘録

  
自分勝手に生きるのではなく

その行動が誰かを喜ばせるように

誰かに喜んでもらえるように



友人から、彼女の尊敬する佐藤剛史先生の言葉を聞きました。
とても響いたので、忘れないように書いておこう。
 

2013年3月17日日曜日

今ごろ?SKF2011中国公演リポート②

さて、上海に入りました。

空港からバスで移動。
帰宅ラッシュでさっそく渋滞。
上海に来た~!という興奮が高まる!

この中国人のバスガイドのお兄さんが面白すぎました!
写真では伝えられないのが残念!笑



ホテルに着いたのが割りと遅い時間だったので、
すぐに夕食へ繰り出しました。
ホテルのすぐ側に、上海の銀座。

さあ何にありつけるかな??

で、結局また小龍包~(笑)
しかも時間が遅かったので、焼き小龍包になってもーた。
でも味はおいしかったよ!


さて次の日から会場でリハーサル。
オペラ用のステージで、弦楽オーケストラの準備も。
指揮者なしでチャイコフスキーの弦楽セレナーデ!

ちなみにここの会場は、数年前にも公演を行ったところ。
私は熱で弾かせてもらえなかったので、今回やっとリベンジ叶いました!



突然ですが、
わたくし、このたびトロンボーン奏者に転向しました!

ウソです。もちろん。

今回初めてこのオーケストラで一緒になった、
フライブルクで共に学んだトロンボニストの友人と
共演記念の一枚♪

サマになってるとお褒めの言葉いただきましたよ♪へっへっへ

(もうひとりの方から楽器をお借りしました(笑)ありがとう!)




ホテルの部屋からの眺め。
夜景に思いふけってみたりして。



お部屋。
ここのホテルはとてもキレイで快適で、思わず写真撮影!

しかも!
バスルームがガラス張りです~~~♪

キャー☆

あ、念のため、一人部屋ですから。笑




あれ・・・写真、もう終了です。



 こうして見ると、あまりの怒涛のスケジュールで、上海ではもう写真をとっている余裕もあまりなかったことが分かりました。 。苦笑

でも朝食も豊富なメニューでしっかり食べられたし、公演も無事に終了。

 小澤征爾総監督不在の海外ツアーとなってしまいましたが、皆が自分のコンディション調整に努めながら、演奏に全精力を込め、各地を楽しむことも忘れず、凝縮された時間を過ごすことができ、とても貴重な経験をさせていただきました。

 また、興味深かったのは、同じ北京と上海、数年前に訪れた時との変化が感じられた事です。滞在した地域が違った事もその理由の一つかもしれませんが。

 まだまだ自分の知らない国や文化、未知数にあります。そしてそれらに触れることができることが、どれだけ幸せなことでしょうか?

 経済発展が目覚しく、今や日本にとっても世界にとっても市場の中心として欠くことのできない中国。その国での文化交流とも言える今回の演奏旅行。経済の発展ばかりに目を向けるのではなく、こうして世界中の文化の交流がもっともっと広がって発展していくこと、そしてそれが経済の発展にも繋がっていく、という図式がどれほど大切なことなのかも実感しました。

 場所を選ばない、ただそこで自分にできることをしていく。音楽に国境はないのだから、自分にできることにも国境はないのです。
 
 もっと言えば、音楽に限らず、一人ひとりがそれぞれ自分にできる分野や方法で、お互いを認め合い交流していく粘り強さの大切さ。そしてそのパワーの偉大さを、今回僅かながら肌で感じることができたこと。
素晴らしい仲間と音楽ができて幸せだった。
それはもちろんのこと・・・、
 
音楽以前に自分が一人の人間としてできること。

そんな事を考えた、あらためて奥の深い体験、と言えるのでした。
 
 
 

最後!

今回の写真撮影に活躍してくれたMyカメラと♪
 松本市滞在中に、大枚叩いて『ご購入~』!

北京のホテルの部屋にて。
 
 

今ごろ?SKF2011中国公演リポート①

 餃子ネタを書いていたら、突然気が付きました。。2年前のサイトウ・キネン・オーケストラの中国公演のリポートをしていないまま通過していたことを。。

 松本でのリポートもしていないのですが(汗)、やはりせっかくの貴重な海外公演だったので、記録しておこうと思います。
 しかも松本で買ったOLYMPUSのカメラで撮った写真で♪


 2011年8月30日~9月9日、北京&上海ツアー。

 私にとっては2度目の中国演奏旅行となります。
 初めて行った数年前(小澤征爾音楽塾)では、もれなく体調を崩し、北京と上海の両・大病院で点滴を受け(しかも小澤征爾総監督と一緒に受診!)、私は本番には出られないまま帰国・・・という苦い経験を活かし(?)今度こそ万全の体制で!!気合いを持って乗り込みました(笑)

 すでに一ヶ月に渡る松本滞在でメンバーの疲労は蓄積され、小沢征爾総監督も体調不良で中国公演は断念されましたが、このツアーの成功へ向けて、みんなで力を合わせました。


 今回の私にとってのポイントは、北京で、ドイツ留学時代の親しい友人(中国人)との再会です。

 一人は、私と同じ時に同じ師匠のクラスに入り、しかも同じ年齢で、共通の中国人の友人を持ち、いつも一緒にコンクールを受け、お互いに助け合い切磋琢磨しあってきた、戦友であり良き理解者。彼は今北京に帰国し、北京のオーケストラで第2コンサートマスターを務めているのです。嬉しかったです!!

 もう一人はその彼の親友で、同じくヴァイオリニスト。彼女はフライブルクにあるオーケストラに入団して活躍していて、今回は夏休みでなんと北京に一時帰国中!

 さらに、同じくフライブルクで同時期に学び、今はカールスルーエのオーケストラで活躍しているコントラバスの彼。彼も夏休みの一時帰国で、ちょうど北京に寄っているところでした!

 みんな本当にステキで素晴らしい人間性の方々です。私にとってもかけがえの無い友人たちです。

 今回のサイトウ・キネン・オーケストラ内で数年ぶりに会ったフライブルク留学時代の仲間が、なんと偶然3人もいたので、北京で日中のフライブルガーが集まれたことは奇跡のようだったし、フライブルガーらしい温かい心の繋がりが、世界のどこにいてもこうして生きている、ヨーロッパ文化のクラシックを志すアジア人がアジアの異国でも一つになれたことは、本当に感激の思い出になりました。


 さて、あとは主に写真で追っていきましょう!

 もしかしたら殆ど食べ物の写真になるかも・・・笑




空港からホテルへ向かうバスの中から。
窓の外が真っ白!!
これ、写真のせいではなくて実際の色と同じですよ!
今話題の午後2時50分・・・じゃなくてピーエムにぃてんご??



今回の演奏会場。
新しくできた『国家大劇院』
 まるで東京ドーム??
なんと、この中にオペラ劇場、大ホールや中ホール?、
それに映画館などが入っているという、巨大施設!!
中に入ってからも迷子になりそうでした(笑)

それにしてもやっぱり空気が白い~~~~~!


オペラのステージのセットの準備中。クレーン車??気をつけて!


狭くて暗い。それがオーケストラ・ピット内の宿命(笑) 


 ステージでのリハーサル。ほら立派な劇場でしょ?



 さ、お仕事の後は腹ごしらえ!

早速、もちろん北京ダックでしょ~!!



なんだかよく分からないまま、
たっくさんお料理が運ばれてきました。。笑


その向かいのお店が、いつも地元の人たちらしきお客さんでいっぱい。
おいしいに違いない!と乗り込みましたよ。


野菜に飢えていたので、お惣菜と、やっぱり小籠包♪
おいしかった!
食堂って感じもいいよねぇ~


 賑わってるところ散策~♪
 『撒尿牛丸』って食べ物・・・?? 叫


いろいろ売ってるよ。

『愛情温度汁』って・・・ (計じゃなくて汁)

そして自分の愛情をさっそく試すお姉さま♪



お馴染み、天安門。
この故宮の中は、前回の北京訪問のときに見学しました。
『ラスト・エンペラー』ですね!



さて!!これです!!

中国人の友人たちとの感動の再会をホテルで済ませ、
彼らの車でレストランへGO!!


我ながら、嬉しそうな表情してますねぇ
ほんとに幸せな気持ち!

総勢6人でいろんな話に花が咲きながら、おいしい中華を個室でもてなしてくれて、本当に夢のような時間でした。
また、彼らの車で地元地域を移動したりして、なんとなく日常的な雰囲気を感じることができたのも貴重な時間だったな。


北京での宿泊ホテル。
中国では5つ星らしいです。。。
多くは語らず、、、です。

そのホテルの一階にあるレストランで食べた、
これは、肉うどん??だったかな??
なぜだか、おいしくなかった・・・残念・・・
見た目は悪くないんですが(笑)



あとはオマケ。




中心地のスーパーでドイツのビール大量に発見!!
しかも日本よりずっと安いし・・・!!
日本じゃこんなに買えないよ~
うらやましい!!


ドイツでよく食べてた子供用(笑)チョコレート。
カルシウムが豊富なのよ♪

日本よりドイツのものがすぐに手に入るのね。
北京の中心地のスーパーだからよね、きっと。


仙川でよくお世話になっていた『麻布茶房』発見。
そこで注文した、鶏飯のうな重。
味は、不味くもなく美味しくもなく。



てか、ほとんど食べてる写真ばっかり・・・・

ちゃんと仕事しましたからねぇぇぇ!!



次は上海に続きます!